2024/11/07 - 2024/11/07
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bajicoさん
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11月7日、今日はウフィツィ美術館よりずっと小さいけれど、とても個性的な美術館を訪れます。修道院のほとんどの部屋に、フラ・アンジェリコの絵が飾られている、サンマルコ美術館です。多くの絵が修道院から出たことがないので、保存状態がとても良いとのこと、楽しみです。
サンマルコ美術館は午後2時頃には閉まってしまいます。昼食後はフィレンツェの街を散歩しながら、ミケランジェロ広場まで行って来ました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日は少しゆっくり、8時30分頃ホテルを出発した。街角の普通の建物にも、模様や彫刻が施され、素敵な感じだ。
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9時頃、サンマルコ美術館に到着した。
チケットは当日窓口で買った。ひとり8ユーロ(1320円)。私たちは朝早かったせいか、窓口で混みあうこともなく、すんなり買うことができた。 -
サンマルコ美術館は、ドメニコ会の修道院が美術館になっている。修道院の建物は、コジモ・デ・メディチの資金援助、建築家ミケロッツォの設計で、1443年に完成した。イタリアの他の美術館と同様、建物自体が素晴らしい文化財だ。
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沈黙を促す殉教者の聖ピエトロ
フラ・アンジェリコ 1441年~43年
ドメニコ会は清貧や神学研究などを旨としている。修道院に入ったらお静かにってことだね。他にもシーッてやってる絵があったので、ここは規則に厳しい修道院だったのかな。 -
シエナの聖カタリナ
フラ・バルトロメオ 1509年頃
フラ・アンジェリコ以外の絵もある。フラ・アンジェリコと同じ修道士の画家、フラ・バルトロメオのフレスコ画が何枚もあった。フィレンツェ近郊フィエーゾレの修道院から持ってきたらしい。皆優しいお顔で、すてきだ。 -
悲しみの聖母
ウッッチェロ 1452年
30年以上前、この絵が画集に載っていて、模写したことがある。ここで会えるとは思わなかった。感激だ。 -
修道院の建物だから、時々迷路のような一角にでる。
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最期の晩餐
ドメニコ・ギルランダイオ 1479年~80年
お客様用の小食堂に描かれたフレスコ画、迫力の大画面だ。 -
手前に座っているのがユダ。頭の輪っかがないでしょ。
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猫はユダの手下、悪者で、不誠実や裏切りの象徴なんだって。そんなのないよ。
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テンペラ画などで、金箔を貼る道具。私の家にも同じ物があるのを思い出した。何十年も使わずにしまったままだ。
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受胎告知
フラ・アンジェリコ 1440年~45年
2階に上がると、目の前にこの絵がある。大傑作だ。サン マルコ美術館 (修道院) 博物館・美術館・ギャラリー
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2階の修道士たちの個室には、どの部屋にも、フラ・アンジェリコや彼の指導の下に描かれたフレスコ画が残っている。それぞれがみんな良い。私はどの部屋に住もうかな、なんて選びたくなるが、当時の修道士の生活は、そんな甘っちょろいものではなかっただろう。
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ゲッセマネの祈りだ。キリスト様が苦しんでいるのに、三人の使徒はみんな眠っちゃっている。
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Noli me tangere(ノリ・メ・タンゲレ)
「私に触れるな」の意味、復活したキリストがマグダラのマリアに行った言葉 -
聖母マリアの戴冠だ。この絵はなかなか豪華。
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個室の絵にも受胎告知がある。装飾のないシンプルな絵だ。マリア様はすべてを受け入れた優しい姿。
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2階の個室は廊下を挟んで、こんな感じで並んでいる。
サンマルコ美術館は、ウフィツィ程ではないが、それなりにお客さんが多い。規模が小さくて開館時間が短いことが、影響しているかもしれない。
ここには地元の学生が、授業の一環で見学に来ていた。中学生位かな。自分のお気に入りを見つけて、レポートを書いていた。 -
フィレンツェで厳しい神権政治を行い、最後は処刑されたサヴォナローラ、彼はサンマルコ修道院の院長を務めていた。このマントは、確証はないが、彼のものだと言われている。
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聖なる会話(影の聖母)
フラ・アンジェリコ 1443年~45年または1450年以降
この絵は廊下に掲げられていた。背景の壁や柱に影が描かれて、リアルに見えるので、「影の聖母」とも呼ばれているらしい。 -
階段を上がった先に見える受胎告知。
エレベーターなどない、バリアフリーに対応していない(対応できない?)建物だが、杖のおばあさまもがんばって上がっていた。それだけすばらしい絵なんだ。 -
フィレンツェの教会や美術館によくあった陶器製の浮彫。こういうのを彩釉テラコッタと言うらしい。15世紀から建築装飾として広まったようだ。
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聖母子
フラ・バルトロメオ 1516年~17年
これはフラ・バルトロメオのフレスコ画だ。何とも愛らしいマリア様とキリスト様だ。 -
フラ・アンジェリコのフレスコ以外の絵は、回廊に面した大きな部屋にまとめて飾られていた。この部屋は圧巻。
太鼓を演奏する天使(部分)
フラ・アンジェリコ 1433年~36年
この絵は「リナイオーリの壁祭壇」と呼ばれる祭壇画の一部だ。リナイオーリとはリネン製造業者の組合。太鼓だけでなく、タンバリンやラッパなど様々な楽器を演奏する天使がいて、ホント楽しい。 -
死せるキリストへの哀悼
フラ・アンジェリコ 1440年頃 -
フラ・アンジェリコの肖像
カルロ・ドルチ 1648年
フラ・アンジェリコは14世紀末にフィレンツェ近郊で生まれ、1455年にローマで死去している。フラ・アンジェリコは本名ではなく、天使のような修道士を意味する通称だ。聖人に準ずる「ベアト」の尊称をもらっているので、ベアト・アンジェリコと呼ばれることもある。若い頃から絵の才能を認められていて、教皇の依頼でローマでも仕事をしている。また、性格的にもりっぱな人物だったようで、フィエーゾレの修道院長を務めたこともある。 -
最後の審判(部分)
フラ・アンジェリコ 1420~30年頃
最後の審判の天国の部分だ。みんな何の憂いもなく、ただ楽しく踊っている。この無邪気な感じが良い。 -
キリストの磔刑
フラ・アンジェリコ
この絵と次の絵は、メダイオン(円形の浮彫装飾)の両面になっていた。細密画と言っても良い位小さくて、背景の青がきれい。 -
聖母の戴冠
フラ・アンジェリコ -
修道院に残されていたフレスコ画などの断片かな。
午後1時頃にサンマルコ美術館を出た。フラ・アンジェリコをたっぷり、思いがけなく、ウッチェロ、フラ・バルトロメオ、ギルランダイオも見て、充実の美術館訪問だった。 -
アカデミア美術館近くの小さなカフェで軽食を食べた。シンプルなハムとチーズとトマトのパニーノ。
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今日もシニョーリア広場を通過、ここにも馬車がいるのね。
シニョリーア広場 広場・公園
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ヴェッキオ橋を渡って、向こう側を歩く。対岸から見たウフィツィ美術館。
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ヴェッキオ橋から30分位歩いて、ミケランジェロ広場の下に到着、ここから坂を登る。三重塔みたいなサン・ニッコロ門。
サン ニッコロ門 建造物
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途中には洞窟みたいな泉もある。
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シニョーリア広場から1時間位歩いて、ミケランジェロ広場に着いた。フィレンツェを見渡す風景は素晴らしい。
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フィレンツェを囲む城壁が見える。そう言えば、フィレンツェはイタリア内外の国とよく戦争していたっけ。
ミケランジェロ広場 広場・公園
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帰りはバラ園の方に下りる。名残のバラだ。
ローズ庭園 広場・公園
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ミケランジェロ広場から見えた城壁の門を通り抜ける。サン・ミニアート門かな。
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このあたりは観光客が少なくて静かだ。
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グラツィエ橋を渡った。街角の花屋さんもちょっとお洒落。
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また、サンタ・クローチェ教会の前にやって来た。広場にはダンテの像。
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ちょうどこの頃、アメリカ大統領選だった。
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旧市街のかなり東の方、サンタンブロージョ市場の先に、骨とう品やヴィンテージ品を売っているマーケットがある。軽く、見るだけのお買い物をした。
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来た道を引き返し、川は渡らず、ドゥオーモに向かって歩いて行くと、可愛らしい店がいくつもある。ここは紙製品のお店だ。ノートを一冊だけ買った。
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イタリアにスターバックスはないと、以前息子が言っていたが、結構あっちこっちで見かけた。フィレンツェの路地にもちゃんとある。今回訪れたのがイタリアの大観光地ばかりだったので、よけい目についたのかもしれないが。
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前日から気になっていた屋台の焼き栗を買った。味もさることながら、大いに感心したのがこの袋だ。写真だとわかりずらいが、この袋の後ろにもう一つ袋がくっついていて、食べかすを入れられるようになっている。ゴミのポイ捨てを防ぐ、賢いやり方だ。
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夕食は中央市場(メルカートチェントラーレ)の2階のフードコートだ。鳥のローストとポテトを二人で分けて食べた。もちろんおいしくて大満足だったが、もう一つ良い所がある。私たちのような老人は一皿を二人で分けても十分だってこと。それぞれが一品ずつ注文すると、正直多すぎって思うこともあるからね。
明日もフィレンツェだ。ドゥオーモに入る。セントラルマーケット 市場
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