2024/06/08 - 2024/06/08
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この旅行記のスケジュール
2024/06/08
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「エル・ムーラディ・パーム・マリナ(El Mouradi Palm Marina)」ホテルを出発したバスは「ナブール(Nabeul)」に向かいます。この日も海岸線の道を北上するような形になります。すると街道沿いには羊の姿を多く見るようになります。これは2024年の場合は6月の中旬から行われる犠牲祭、イード・アル=アドハー(Eid al-Adha)というイスラム教の宗教的な祝日のためのものです。イブラーヒーム(アブラハム)が進んで息子のイスマーイール(イシュマエル)をアッラーフへの犠牲として捧げようとした事を記念する日で、ムスリムの巡礼月の10日に行われるイード(祝祭)です。この祝祭に初めて出会ったのは30年以上前のイスタンブールで、町外れの「テオドシウスの城壁」に登ったらその向こう側の空き地では牛や羊が生贄として殺されているところでした。到着した「ナブール(Nabeul)」の町でバスを降りたところでも、近隣の農家の人がたくさんの羊を連れてきていて、町の人が品定めをしていました。ここではガイドさんに連れられてファルハット・ハシェド通りのメディナの入り口のゲートまで歩きます。ここで30分ほどのフリータイムになります。メインストリートだけを歩くように言われているので15分進んで15分で戻ってくるという目安を付けます。道幅は広く開放感もあり、昨日通ってきた「スース(Sousse)」の旧市街とは全く違う雰囲気です。特に買いたいものはありませんでしたが、ずいぶん立派なインテリアのショップが多いのには驚きました。革製品の店で1本1TDNの皮を編みこんだミサンガを10本買い求めただけでした。一応値切ってみようと試みましたが、こんなに安いんだよと言われて、それもそうだなと気の毒になりました。この町はオレンジと陶器が有名な町なので、バスの乗降場には巨大なオブジェが置かれてありました。ここで記念写真を撮って、町外れの工房へ向かいます。モロッコを旅した際は陶器のあまりの値段の高さに買う気が失せましたので、モロッコより経済水準の高いチュニジアも同じだろうと思っていました。ところが連れていかれた工房というかショップの陶器はそんなこともなく、素朴でとても良いものでした。大きなものは妻の反対で諦めましたが、気に入ったものを手ごろな値段で買うことが出来て大満足です。バスはボン岬の東海岸の北上を続けますが、車窓から海岸線を眺めているとフラミンゴが見えてきます。その数がどんどん増えていくので写真を撮っていると、ガイドさんが「皆さんフラミンゴがいますよ。」と寝ている人を起こします。頭の中で子供の頃に観た「ジャングル大帝」のオープニングの曲が浮かんできます。フラミンゴが舞う冨田勲の素晴らしい曲でした。子供時代にアフリカという大陸を初めて意識したのはこの番組だったと思います。そんなことを思い出しながらバスは海岸線を走り、「ケルクアン遺跡(Kerkouane)」に到着します。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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「エル・ムーラディ・パーム・マリナ(El Mouradi Palm Marina)」ホテルを出発したバスは「ナブール(Nabeul)」に向かいます。
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途中には小さな町がいくつもあり、このような看板がいくつも見られますが、観光客が行くようなところではなさそうです。
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海岸線に沿って北上を続けますが、海岸との間に細長い塩湖のようなものが見え始めます。
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今までとは違って大きな料金所が現れました。この辺りの高速道路A1はチュニジアの重要な幹線道路なのだと感じます。
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「エンフィダ・ハマメット国際空港(Enfidha-Hammamet International Airport)」が右手に見えました。2011年1月15日までの空港の名称はチュニジア元大統領のザイン・アル=アービディーン・ベン・アリーからとったものでしたが、ジャスミン革命によって彼が国外へ逃亡したは空港から彼の名前は排除されました。チュニジアの観光地へ訪れるヨーロッパからの旅客はこの空港を使うことが多いようです。
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北に向かうにつれて再びコウノトリの営巣地のエリアに入ったようです。
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送電線の上にはつがいのコウノトリの姿をみることができます。コウノトリを見ると1992年公開のテオ・アンゲロプロス監督の「こうのとり、たちずさんで」という映画を思い出してしまいます。
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映画の中ではクルーを案内してくれた大佐が飛び立つ寸前のコウノトリのように片足で立ちながら「一歩含み出せば異国か、死か、それが国境だ」というセリフが頭に浮かび、コウノトリが飛ばないかずっと眺めていましたが、空を舞う姿は一度も見ることはありませんでした。
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2人のおじいさんがそれぞれの羊を連れて歩いています。お互いの羊が混ざってしまわないかが気になります。
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枝を広げた木の下の木陰で同じ制服を着た少年たちは毎日ここで行き交う車を眺めているのでしょうか。その座る位置も決まっているような気がします。
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しばらくすると「ナブール(Nabeul)」を示す看板がロータリーに現れてきます。
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ここでも犠牲祭のための羊の市が立っていました。彼らに残されたのは1週間ほどの命です。
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「ナブール(Nabeul)」の町に入り、メインストリートでハビブ・タムール通り(Av. Habib Thameur)でバスを降りました。
ナブールのスーク 市場
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バスを降りた目の前で羊飼いの連れていた羊の値踏みが始まり、値段交渉になります。
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おばちゃんはこの羊が気に入ったようでしたが、最終的には交渉成立しなかったようです。
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「ナブール(Nabeul)」はオレンジと陶器で有名な町だということが分かります。
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陶芸については17世紀にアンダルシア移民が製陶をもたらしたということです。モロッコでも同じような話を聞きました。フェズの町外れの巨大な陶器工房を見学しましたが、値段が高くて買う気に慣れませんでした。
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同じような羊ですが、顔の色が白や黒や茶色と違っているのが面白いです。40年ほどいろいろな国を旅していますが、一番恐ろしい思いをしたのはシチリア島のピアッツァ・アルメリーナを旅した時でした。シーズンオフで遺跡まで行くバスが運休で、タクシーをチャーターするお金も無いので歩いて行くことにしました。その途中で大きなヤギの群れに出くわし、真っ黒な顔に黒目だけのボスヤギに威嚇された時のことはいまだに忘れられません。
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麦わら帽子とベルベルの毛糸のタッセルの付いたバックはどこでも売っています。ここでは巨大な「ファーティマの目」が付いています。これはわざと売れなくしているのではないかと思ってしまいます。「20世紀少年」を思い出してしまいます。
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この通りの街路樹は芸術的な美しさがありました。
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通りの先には旧市街との境になる門があります。
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ここから先はファーハット・ハキド通り(Farhat Hached St)という歩行者天国の通りになります。ここでフリータイム30分が与えられます。メインストリートだけを歩くように言われるので15分進んで、15分で戻ってくることになります。
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門をくぐった左手にはナブールフレッシュジュース(Jus de fruits frais Nabeul)というジューススタンドがあります。ここのジュースが美味しいですよとガイドさんのおすすめでしたが、飲んでくるのを忘れました。
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通りを歩いてみますがどこも同じような商品を扱っているようでした。これまで歩いてきた旧市街メディナとは道幅が違います。
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皮革製品の店で1本1TDNの皮を編みこんだミサンガを見つけました。1本50円なので10本買うことにしました。一応値段交渉してみましたが、これを値切るの?みたいな顔をされたのでそのまま買いました。
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昔は風情のあるフランス植民地の雰囲気の町並みだったのではないだろうかと感じます。
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おしゃれなインテリアの店が並んでいましたが、購買欲を刺激するようなものは並んでいません。
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15分ほど進んで通りがクランクするあたりで戻ることにします。モスクが近くにありますが、ムスリムでなければ入れないし時間もありません。
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興味はチュニジアらしい通りの扉に移っていきます。よくチュニジアン・ブルーという言葉を聞きますが、その定義は何で、具体的な色については曖昧だと思います。
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一見観光客向けの商売をしているようですが、その合間では地元の人向けの商売をしている店も数多くありました。
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「ファーティマの目」は周囲からの邪視を避けるためのものですが、これを着て表を歩いたら視線くぎ付けになると思います。家で妻が来ていたら目をそらすしかないですね。
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ヒトコブラクダとフタコブラクダの人形がたくさん吊られています。これもガイドさんに教えてもらった話ですが、ヒトコブラクダはキャメルと呼ぶがフタコブラクダは全く違う名前だということでした。後で調べてみましたが、英語でヒトコブラクダ(Camelus dromedarius)とフタコブラクダ(Camelus bactrianus)とどちらもキャメルのようです。
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結局30分散策しただけでナブール市内の観光は終わりました。
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づ他旅バスに乗って町外れにある陶器の工房へ向かいます。
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青い空に水色の塀、真っ赤なバス停と青いゴミ箱を引きずっている赤い制服に黄色いベストのおばさん。
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町外れの「セント・ダウラ・ナブール(Ste DAWLA NABEUL)」というショップの前でバスを降ります。
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入口の周りには大型の鉢や壺が並んでいるので、ここもダメかななんて諦めが頭を横切ります。
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陶器工房でのお約束のロクロの実演を見せてもらいました。
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400年以上歴史のあるチュニジア伝統の絵付け陶器皿はテプシTebsiと呼ばれます。
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ロクロの実演が終わった後はショッピングになります。嬉しいことに特に時間制限もありませんでした。
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妻が40年くらい前に買ったというイエローとグリーンの掛け分けの食器も並んでいます。買った当時は結構高かったようですが、ここではお手頃な値段です。
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魅了されたのはこの棚にあるような放射状の模様の入ったものです。下に並んでいるような大きな鉢も欲しかったのですが、妻の反対にあってしまいます。
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モロッコのフェスの工房ではとんでもない値段でしたが、ここでは中くらいの鉢でもどれも数百円から千円台で買えてしまいます。
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トランクに入れても割れないものを考慮しながら10点ほど買い求めました。
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1月のモロッコ旅行で成しえなかった陶器の買い物が出来て大満足です。
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ナブールから門岬を北上すると緑はさらに濃くなり、農業が盛んなことが分かります。
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民族衣装のジェッバ(Jebba)を着た女性たちが野菜を収穫しています。
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バスの中は皆さんお昼寝中でとても静かです。その間もずっと車窓の景色を眺めていたのですが、海岸線に塩湖が現れてきます。グーグルマップで見てみるとフラミンゴ・ソルトレイクとあり、自然保護区だと分かります。
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バスの中から200ミリの望遠レンズで、さらに4倍のデジタルズームにしてフラミンゴを狙います。
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アフリカのフラミンゴの群れについて初めて感じたのは子供の頃に観た手塚治虫の「ジャングル大帝」でした。冨田勲の曲とともに舞い飛ぶフラミンゴが印象に残っています。残念ながら飛んでいるフラミンゴはいませんでしたが。
https://www.youtube.com/watch?v=IECB5He08hw -
湖を通り過ぎると再び畑とヒツジとヤギといった風景が続きます。
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通り過ぎる小さな町のロータリーにはフラミンゴのオブジェが置かれてありました。
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山のように積み上げられた真っ赤なサクランボが美味しそうでした。1キロ250円ほどの値段です。バスを停めてもらえたら買いたいと思います。
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再び大きな塩湖に差し掛かり、ガイドさんがねているひとたちに「右側にフラミンゴが見えますよ。」と声を掛けます。
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この長いコルバ湖(Lac de Korba)は延々と続きましたが、そのどこにでもピンクフラミンゴの姿を見ることが出来ました。
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フラミンゴ(flamingo)という名前はラテン語で「炎」を意味するflammaに由来していると聞いたことがあります。ここで見る限りそれほど赤いようには見えませんでした。
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塩湖で大量に発生する浮遊性の藍藻を食物としていて、食物を巡る競争者や捕食者の接近が困難な乾燥地の塩湖で巨大な群を形成して生活する習慣があります。
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フラミンゴが紅色なのは餌であるエビやカニ由来のβ-カロテンなど食物に由来するものです。
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ボン岬でフラミンゴを見たのはここまでで、再び農地や放牧地が続きます。
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フラミンゴが見えなくなるとバスの中は再び静かになります。
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ガイドさんも自慢していましたが、チュニジアで食べる食事はどれも美味しかったのですが、特に野菜が美味しく感じました。そんな野菜はこんな畑で収穫されているのだろうと思いました。
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機械化されている小麦畑を見ることがありましたが、オリーブをはじめ野菜などはほとんどが手作業で収穫しているようでした。
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チュニジアでは赤毛の牛を見る事はありましたが、ホルスタインのような暑さに弱い牛もいるのだなと思います。チュニジアでも牛乳や乳製品は多いので乳牛もたくさんいるのだと思いますが、見掛けたのはここだけでした。
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バス停でジャガイモを売っているおじさんとロバの荷車。見る限りバスが来る様子もバスに乗る人もいなさそうです。
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ケリビア(Kelibia)の町に差し掛かりました。高台に東ローマ帝国時代の城塞が残っているのでこのオブジェの形なのでしょうか。白ワインの名産地として有名だそうです。
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そのまま町を抜けると低木の松林に風景は変わり、ようやく「ケルクアン遺跡(Kerkouane)」に到着です。
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