2019/07/19 - 2019/07/19
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毎年夏に開催される「奈良・西ノ京ロータスロード」。蓮の寺として知られる奈良・西ノ京の唐招提寺、薬師寺、西大寺、喜光寺を巡り、仏教で神聖な花とされる蓮を観賞するイベントだ。この四つのお寺を結ぶ道をロータスロードと呼び、4カ寺共通の拝観券や特別な御朱印が授与される。今回のツアーでは蓮が咲くお寺を回って見ごろの花を満喫したほか、明日香村や紅葉の名所である吉野山の青紅葉など初夏ならではの奈良を楽しんだ。雨に苦戦したが、この時季の古都は人が少なく、ゆっくりと観光できたのはよかった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
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ロータスロードのスタートは唐招提寺。午前8時半過ぎだ。この日はしとしと降る梅雨時らしい雨だった。境内にはまだ人が少ない。
唐招提寺 寺・神社・教会
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寺域のハスは池で栽培されているものや鉢に植わっているものなど多数。品種もいろいろあるようだ。
唐招提寺 寺・神社・教会
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ピンクのハス。背景には唐招提寺の筋塀が。
唐招提寺 寺・神社・教会
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はすっぱの水滴。葉の表面に油が塗ってあるかのように水滴が浮かぶ
唐招提寺 寺・神社・教会
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唐招提寺の古瓦にハスの花が映える。
唐招提寺 寺・神社・教会
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雨に打たれて少ししんなりと咲く。境内の池だが、少し時季が早く、一面に咲いているわけではなかった
唐招提寺 寺・神社・教会
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続いて薬師寺へ。唐招提寺からは歩いて行ける距離だ。金堂や講堂の周辺にハスの鉢植えが並べられていた
薬師寺 寺・神社・教会
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よく手入れされたハスが咲く
薬師寺 寺・神社・教会
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端正な形の花が咲く
薬師寺 寺・神社・教会
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朱塗りのお堂に映えるハスの花々。
薬師寺 寺・神社・教会
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昼食は夏らしくウナギ丼だ。奈良市の「うなぎの豊川」へ。午前11時半の開店と同時に予約で席が埋まっていた
うなぎの豊川 グルメ・レストラン
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午後はマイカーで明日香村へ。途中、橿原市の「だんご庄」に寄っておやつも。ここのきなこだんごは最高だ。
だんご庄 本店 グルメ・レストラン
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藤原宮跡へ。それまでの首都は宮殿と関連施設で構成されていたが、藤原宮は初めて条里制を敷いた本格的な首都として知られる。持統天皇から3代にわたって約16年間日本の中心地だった。いまは広大な史跡公園として整備されており、基壇や柱の跡などが往時の隆盛をなぞる。現代的にはハスやコスモスなどの花畑が整備されている。律令国家体制を強力に推進した意義ある土地だが、観光的には考古学ファンでないと少しつらいかもしれない。
藤原宮跡 名所・史跡
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おふさ観音。ちょうど風鈴が飾ってある時季に参拝したが、目を引く数の多さだ。ここまでくれば現代アートのような。真言宗のお寺で、ご本尊は十一面観音。江戸時代、おふさという娘が観音様を祭ったことが開創だという。
おふさ観音 寺・神社・教会
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おふさ観音は通称で、正式には観音寺。境内は広く、本堂背後にはカフェも。女性に人気の出そうなお寺だ。参拝した時はバラの時季ではなかったが、その枝振りには少し驚いた。駐車場はあるが、そこまでのアクセス道路は少し狭い。
おふさ観音風鈴まつり 祭り・イベント
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マイカー移動による明日香村ツアースタート。最初は何といっても石舞台へ。この年の初春に観光しようとしたが、観光客が多くて駐車場に入れなかった。この日は雨。誰もいなかったので簡単に入れた。当たり前だが。
石舞台古墳 名所・史跡
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土に覆われていたはずの古墳が姿を変えて独自のメッセージを発信しているような遺跡だ。なぜ、この古墳だけ覆土が流出してしまったのだろう。独特のフォルムが何かを物語るようだ。
石舞台古墳 名所・史跡
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墓室内部に壁画などの遺物がなかったことから内部が開放されていることもこの遺跡の魅力だろう。蘇我馬子の墓とされ、近くの甘樫の丘、飛鳥寺など蘇我氏関連の遺跡とあわせて飛鳥時代の出来事に思いを馳せることができる。明日香村に行ったとき、一度は足を運びたい遺跡だ。
石舞台古墳 名所・史跡
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キトラ古墳の壁画がカビの被害で危機に瀕し、保護するために持ち出された時、東京国立博物館で公開された。この機を逃してはならぬと見に行ったが、3時間並んでも入れなかった。ようやく入館できたが、壁画の前はあっという間に通り過ぎざるを得なかった思い出がある。おまけに、会議に遅れてしまった。キトラ古墳は高松塚古墳同様、きれいに埋め戻してあり、想像を働かせるしかないが、概要は近くの「四神の館」で現代的に見ることができる。
キトラ古墳 名所・史跡
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キトラ古墳壁画体験館「四神の館」。 国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区内にある施設だ。1階から入り、順路をたどると地下に展開するタイプだ。この日は壁画の公開日ではなく、見ることはできなかった。地下1階の展示室はキトラ古墳や壁画を分かりやすく学べる内容。最近の施設だけに、観光的に楽しめる設備だ。
キトラ古墳壁画体験館 四神の館 美術館・博物館
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夫婦でもある天武、持統両天皇の合葬墳墓だ。天皇陵は発掘調査がなされないケースが多く、被葬者は推測の域を出ないが、この古墳は鎌倉時代に盗掘された時の記録が残存していることから被葬者が特定されている。石室は八角形、墳丘墓も円墳か八角形墳とされ、天皇陵に見られる「聖なる八角形」をしている。幹線道路から階段をしばらく上った丘に石室の入り口があり、ちょうど神社仏閣に参拝するような感じがする。
天武 持統天皇陵 名所・史跡
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帰途、天理市の「中西ピーナッツ」へ。個人的には天理のピーナッツ天国と呼んでいる。非日常の観光で日常の買い物をするのはどうかという意見もあるかと思うが、ここのピーナッツはそうした指摘を乗り越えるほどいい。
中西ピーナッツ お土産屋・直売所・特産品
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ディナーは奈良ホテルの夏季限定ビアガーデン。宿泊はしないが(できないが)名門ホテルの雰囲気を気軽に味わえるイベントだ。
奈良ホテル 宿・ホテル
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