2024/04/06 - 2024/04/06
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FUKUJIROさん
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この旅行記スケジュールを元に
土曜日ですが、朝から仕事です。
高齢者になったら「きょうよう」と「きょういく」が大事なんだよ。とは先輩の言葉です。
「きょうよう」は今日の用事、「きょういく」は今日行く所のことで、毎日何もしないと、あっという間にボケるぞと聞かされています。
ありがたいお仕事はお昼で完了したので、午後は赤羽界隈を街歩きしましょう。
赤羽と言えば、センベロの聖地でありますが、お酒をやめてからは赤羽に来る機会もありませんでした。かなり久しぶりの赤羽でした。
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赤羽駅の西口。
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赤羽駅の西口にはちょっと奇抜な姿をしている七福神がいます。
この辺りは再開発事業で新しい街並みになっています。 -
毘沙門天。ちょっと見栄を切っています。
新しい街の象徴として、駅前の広場に平成7年(1995年)から七福神を祀ることになったそうです。当時は東口で飲んでいたので、西口には来たことありませんでした。
理由はよくわかりませんが、ありがたく七福神を参拝しましょう。 -
福禄寿。お供の鶴はいませんが、鶴よりも長生きの亀に乗っています。
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大黒天。
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布袋尊。袋が軽々しいのが惜しい。
この七福神は、米国人彫刻家のD.O.フリーマン氏が製作したSEVEN LUCKY GODSです。
平成7年の7と七福神がかかっているらしいです。 -
寿老人。
モーゼみたいなポーズです。お供の鹿はいません。 -
弁財天。
なんとなく異国っぽいのは、元来ヒンドゥー教の女神様だからでしょう。 -
恵比寿天。鯛もビックリした顔をしています。
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駅に戻ったら10人位のお坊さんが、この飴を配っていました。
私は3人のお坊さんから一つずつ貰いました。1人で三つも貰ってはダメじゃないかとお叱りを受けそうですが、見ているとほとんどの人が受け取らないのです。御仏の気持ちをありがたく受け取るのがマナーだと思ったのですが、皆さんはどう思いますか。 -
西口のロータリーには、川崎普照(かわさき ひろてる)氏の「未来への讃歌」が建てられています。
田端駅の側には、川崎普照氏の塑像「華」がありますが、あちらは裸婦像です。 -
こちらも平成7年に設置された男性裸体像です。等身大より少し大きな身長2.7mのブロンズ像です。
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第25回日展で内閣総理大臣賞を受賞した作品です。
もう少し近くで見たかったのですが、交通量が多いし、人目も気になってしまいました。 -
赤羽駅西口を出たら線路沿いを北方向へ進みます。
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左手の台地が赤羽台で、上には東洋大学赤羽台キャンパスがあります。ここに移転したので、群馬県板倉町にあった板倉キャンパスは3月で閉鎖になりました。
まだまだ真っ直ぐ進みます。 -
赤羽台下停留所まで歩きました。
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正面の斜路を進むと駐車場に行ける裏参道(車道)です。車に気をつければ、歩いて上ることもできます。
左手の道路も上り坂になっていて、師団坂といいます。かつては、坂の上に広大な軍事施設がありました。 -
斜路の麓に社号柱。
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大きな案内看板があり、右に進むと表参道です。
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線路の下には遊具も置かれていました。
薄暗いですが、雨に濡れないという利点もあります。 -
表参道にある一の鳥居。
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一の鳥居。昭和2年4月に建立。
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赤羽八幡神社が「八幡宮」と呼ばれていた社号柱。天保11年(1840年)建立。
「八幡宮 是ヨリ左ヘ一丁」とあるので、別の場所から移されたものでしょう。
「坂上大宿稲田村麻呂延暦三年東征之時創建」と彫られています。 -
日露戦役紀念碑。
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各種樹木境内奉納紀念碑。
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こちらも日露戦役紀念碑。
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赤羽台は、武蔵野台地が関東平野に突き出している東北端に当たり、標高約20mほどあります。
昭和初期までは、赤羽山八幡宮と呼ばれていました。表参道の56段の石段。 -
石坂碑。
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右手にも階段がありますが、行き先は不明です。
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石段を見上げます。
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縄文海進の頃には、ここから下は海の底でした。
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二の鳥居。
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新幹線工事に伴って、昭和56年に境内が整備された経緯が記されています。
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二の鳥居(内側)。
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赤羽八幡神社の境内です。
右が拝殿、右奥が神楽殿、左の高くなっている場所に社務所があります。
社務所の真下を新幹線が通っています。
室町時代、岩淵領には5つの村(岩淵、稲付、赤羽根、袋、下)があり、八幡神社が総鎮守でした。江戸時代には敷地が4000坪もありました。
中世から江戸時代まで、赤羽の中心は岩淵宿で、一帯は岩淵領でした。 -
手水舎。「洗心」=心を洗ってお参りしましょ。
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赤羽八幡神社の拝殿。
平安時代に東北征伐に向かう坂上田村麻呂が武運を祈願して創建しました。
御祭神は八幡三神と呼ばれる品陀和気命(ほんだわけのみこと)、帯中津日子命(たらしなかつひこのみこと)、息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと)の三柱です。
八幡三神は武力・知力に優れていたことから、勝負事の神様とされています。
大正12年の関東大震災で社殿は倒壊してしまい、昭和6年に再建されました。昭和63年に改築されています。 -
狛犬(阿形)。
通常とは左右の配置が逆になっています。
鞠を持っています。 -
狛犬(阿吽形)。
昭和63年(1988年)1月に奉納。 -
向拝。
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昭和57年9月奉納の扁額。
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神楽殿。社殿に向かって右側ににあります。
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倉庫。
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神輿庫。
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赤羽招魂社。
かつて赤羽台には陸軍工兵隊が置かれており、その関係者と赤羽出身の戦没者を慰霊しています。以前は赤羽招魂社奉賛会によって盛大に慰霊祭が行われていました。 -
忠魂の碑。昭和42年4月29日建立。
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お稲荷さんがありました。
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天祖神社と春日神社。
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駅名標みたいな案内板。
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社殿の左側には鳥居があります。
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狛犬と八社殿。
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狛犬(阿形)。昭和63年に移築されたようですが、詳細はわかりません。
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狛犬(吽形)。
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左から大国主神社、疱瘡神社、稲荷神社、住吉神社、大山神社、阿夫利神社、御嶽神社、北野神社です。
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北野神社(天神様)の側には撫で牛があります。
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もう少し小さい撫で牛。
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金精石。子宝の御利益があります。
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稲荷神社の前にはお狐様がいます。
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大国主神社の側には大黒天。
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大国主神社の御祭神は大国主大命(おおくにぬしのおおみかみ)。大黒天と習合されています。
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古峰神社。
明治36年に赤羽に大火があり、赤羽のほぼ4分の3を焼失しました。その後、火防せの神として知られていた栃木県の古峰神社を勧請しました。
よろしければ、古峯神社の旅行記もご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11859564
また古峰神社講が起こり、現在も古峰神社赤羽代参講が続いています。 -
大国主大命といえば、因幡の白うさぎもいます。
よろしければ、出雲大社を訪問したときの旅行記もご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11836211 -
猿田彦庚申塔。
これらの石塔は、赤羽台団地の猿田彦神社にあったもので、平成29年(2017年)4月に団地の再開発工事が行われた際にこの場所に集められました。 -
明治百年祭記念碑。
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古井戸の跡でしょうか。
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社務所。
境内の一段高いところに社務所があり、その下に東北・上越新幹線のトンネルが造られました。
神域の下を新幹線が通過することは他に例がありません。 -
大々御神楽奏上記念の碑。
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社務所。
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社務所。
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社務所前から見える境内の様子。
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社務所前から見える社殿の様子。
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たどり着けないお稲荷さんとして知られていた作徳稲荷大明神から移設された狛狐様です。
作徳稲荷大明神があったビルの解体に伴い、御神体は西東京市にある東伏見稲荷神社に移されました。 -
たくさんの狛狐様です。
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伊勢奉拝記念の碑。
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境内の南端に建つ神域整備記念碑。
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桜と神域整備記念碑。
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トンネルに進入する埼京線下り電車。
境内の南端から新幹線と埼京線がトンネル内に進入していく様子が見えます。 -
トンネルから出てきた新幹線上り。
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新幹線上り。
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境内の東側には、京浜東北線・宇都宮線・高崎線の線路が敷かれています。
京浜東北線の電車。 -
高崎線か宇都宮線の電車。
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埼京線下り電車。
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桜と新幹線。
かろうじて同時撮影できました。 -
桜。
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桜と京浜東北線上り電車。
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社務所を真横から見たところ。
この真下を長さ585mのトンネル(赤羽台トンネル)が貫通しています。 -
桜と裏参道の鳥居。
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鳥居の先に下り新幹線。でも桜が入りません。
東北・上越新幹線工事においては、当初の設計から何度も変更され、昭和57年(1982年)6月23日に大宮~盛岡間が暫定開業しました。上越新幹線は同年11月15日に大宮始発で暫定開業しました。
昭和60年(1985年)3月14日に大宮~上野が延伸開業しました。 -
裏参道の桜。
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裏参道の鳥居と桜。下側から。
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裏参道の途中で見上げると、赤羽台トンネルの入り口が見えました。
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このあと、赤羽八幡神社の別当寺だった宝幢院へ向かいます。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
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