ひたちなか海浜鉄道、焼肉冷やし、SAZA and so on.

2024/03/30 - 2024/03/30

今回は2年半前に「ときわ路パス」を使った旅の残りピースを嵌めに行った日帰り旅です。
（他路線遅延でひたちなか海浜鉄道全線に乗れなかったのが一番ですね）

①関東鉄道常総線の未乗車区間に乗る
②ひたちなか海浜鉄道全線に乗る＆那珂湊駅で会いたい車両がある
③日立駅を見る＆シーバーズカフェを訪問する
④茨城県水戸・ひたちなかのローカルフード「スタミナラーメン」を食べる
⑤特急ひたち（657系）に乗る

そんなミッションを自身に課した「ときわ路パス」を使った日帰り旅を考えて実行しました
結果は旅行記本文をご覧いただけると幸いです

エリア ひたちなか(茨城)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

早起きして、まずは取手駅へ行き「ときわ路パス」を購入します
（茨城県内フリーエリア内のみで発売されているので‥）
まずは関東鉄道常総線未乗車区間の取手ー守谷間に乗ります

取手駅 駅

水海道行き、キハ2100形2両編成
関東鉄道は常総線、竜ヶ崎線ともに非電化路線
でもICカード（PASMOなど）対応かつ守谷までは複線という近代的な感じです

取手駅 駅

守谷駅
ここでTX（つくばエクスプレス）と連絡していて、関東鉄道の利便性が急上昇！
ただちょっと運賃は高めですが

守谷駅 駅

常総線守谷駅は２面４線と大手私鉄並みの設備
帰りも同じキハ2100形でした
ちなみに取手ー守谷は18分です

守谷駅 駅

予定では勝田まで普通列車のグリーン車でゆったり行こうと思いましたが‥
土浦でグリーン車を含む10両が切り離しになるという事実が発覚！
土浦で「特急ときわ」に乗り換えることにしました～

取手駅 駅

予定外でしたが、初の657系の乗車となりました
常磐線特急は「ひたち」が水戸以北対応、「ときわ」が水戸までの途中駅停車と
タイプが分かれています

土浦駅 駅

657系はシートがブラックのベロア風モケットでとてもオシャレな感じ

遠くに見えるのは筑波山？

JR常磐線 乗り物

水戸偕楽園は梅から桜への端境だったようです

JR常磐線 乗り物

657系ときわは最高130km /hの快速ぶりを発揮して、土浦ー勝田は何と38分！
駅前には何故か「ROCK」のオブジェ

勝田駅 駅

茨城県水戸周辺で大人気ローカルグルメ「スタミナラーメン」
勝田駅近くの「手打らーめん大進」さんは、中でも老舗店舗らしい
食べログでの評価も3.6と高めのお店です
（食べログは絶対ではなく参考程度と思っています）

手打らーめん 大進 グルメ・レストラン

路地の反対側には「現代」さんもあり、そちらでもいただけますが、
折角なので「大進」さんの列に並びます

30分位待って入店できました
カウンター6席、テーブル4卓10名の小さなお店です
お店の方の応対は本当に感じが良い！

手打らーめん 大進 グルメ・レストラン

レバーが入った通常のスタミナもありますが、店主がレバー苦手な人向けに考案した
「焼肉スタミナラーメン」がこちらのシグネチャーです
通常の汁麺に餡が掛かったものと冷やした麺に餡を掛けた「冷やし」があります
「焼肉冷やし」と略されます（大盛りやダブルもありました）

私は「焼肉冷やし」の並盛り（770円）
餡はピリ辛甘じょっぱい感じです＝結構中毒性があります
具材は揚げた豚肉（焼肉）、わかめ、コーン、ネギです
味は濃いめですが、美味い旨い～！
揚げた肉がとても美味！
麺は縮れ太麺で歯応えがいい感じで、勝田で降りたら絶対また来ると思います
食欲に自信ない方は麺少なめがいいかも知れませんね
大満足！

手打らーめん 大進 グルメ・レストラン

勝田駅に戻り、12：01発のひたちなか海浜鉄道に乗ります
キハ11形でした

勝田駅 駅

ラッピングトレインです

勝田駅 駅

終点阿字ケ浦駅構内には、
キハ222を御神体とした「ひたちなか開運鐵道神社」があります
鳥居は廃レール
テツ運向上を祈願しました

ひたちなか開運鐵道神社 寺・神社・教会

ひたちなか海浜鉄道の駅名標は面白い
ここは温泉とあんこうがモチーフです

阿字ヶ浦駅 駅

御神体の奥には羽幌鉄道から来た車両が売店となっています

阿字ヶ浦駅 駅

ここはネモフィラやコキアで有名な「国立ひたち海浜公園」最寄駅です
業績が比較的好調で、公園付近まで延長構想が進行中
３セク鉄道の優等生ですね

阿字ヶ浦駅 駅

線路道床もしっかりと整備されているため、乗り心地も上々です

阿字ヶ浦駅 駅

中間点は拠点駅の那珂湊
ここで私には２つのミッションがあります

那珂湊駅 駅

ミッション１
明治創業の大丸屋でお土産購入

大丸屋 専門店

干し芋専門店
紅あずまとシルクスイートを買いました

大丸屋 専門店

ミッション２
ケハ600に会う

1960（昭和35）年製造の旧茨城交通オリジナル車両
ステンレス製外板という当時は最先端
顔つきは東急5000形（通称青ガエル）に似た湘南顔です
（東急5000形にもステンレス外板の銀カエルがいました）

ステンレス外板は腐食に強いようで、60年以上経った今でも輝いていました

那珂湊駅 駅

時が止まっているような錯覚を覚えます

那珂湊駅 駅

道床がKATOのＮゲージ線路みたいに盛り上がっています

那珂湊駅 駅

Ｎゲージジオラマを作るとしたら、ここをモチーフにしたと思いました

那珂湊駅 駅

ミッション・コンプリートで駅へ戻ります

那珂湊駅 駅

待合室にケハ600の模型が‥

那珂湊駅 駅

駅猫おさむは5年前に亡くなっているそうです
会いたかった～

那珂湊駅 駅

昭和レトロな駅名標

那珂湊駅 駅

勝田行きキハ37100が来ました

那珂湊駅 駅

中根駅で花見を

ひたちなか海浜鉄道 乗り物

銅（あかがね）ラッピング
輝き方が上品で美しい

勝田駅 駅

茨城発祥のブティック珈琲店「サザコーヒー本店」
京都三条堺のイノダコーヒ本店と佇まいが似ているような

サザ コーヒー 本店 グルメ・レストラン

店内も落ち着いています
テラス席も良さげでした

サザ コーヒー 本店 グルメ・レストラン

女性スタッフおすすめの「ゲイシャ・コールド・ブリュー」（800円）
初めてゲイシャ種のコーヒーをいただきました
香りがカカオみたいな甘い感じで、軽やかな酸味とともに爽やかな飲み口でした

サザ コーヒー 本店 グルメ・レストラン

E531系赤電復刻塗装車がいました！
開運鐵道神社の御利益でしょうか

勝田駅 駅

通常の531系青帯塗装車両で日立へ向かいます

勝田駅 駅

建築家妹島和世氏設計、2011年竣工の美しい造形の駅舎

妹島氏は日立出身、建築界のノーベル賞と呼ばれるプリツカー賞受賞者です
（日本人では丹下健三、安藤忠雄、坂茂、磯崎新氏などが受賞しています）
主な作品として、金沢21世紀美術館、西武特急001系ラヴューなどがあります

日立駅 駅

駅舎の先端からは眼下に太平洋！

日立駅 駅

まるでリゾートホテルにいるような気分になります

日立駅 駅

日立の新しい名所「シーバーズカフェ」へ
15時過ぎということもあり、数分待ちで入店できました

シーバーズカフェ グルメ・レストラン

アサイーバナナスムージー（680円）をいただきました
カップを見ると「サザコーヒー」が運営しているようです

シーバーズカフェ グルメ・レストラン

周りを見渡すと、パンケーキを食べている方が多かったようですね

いわゆる観光地のカフェでした

シーバーズカフェ グルメ・レストラン

１枚くらいは記念写真を

日立駅 駅

山側の出口は少し離れているため、ムービングウォークがありました

日立駅 駅

駅周辺は再開発されてます
旧イトーヨーカドーらしき「ヒタチエ」に入ってみました
渋谷ヒカリエのパクリ？ダジャレ？
ちょっと寂しげなショッピングビルだと感じました

日立駅 駅

夕暮れの日立駅も絵になります

日立駅 駅

18:01発特急ひたち24号で帰ります
1本前の22号は仙台発で強風の影響とかで50分遅れ

日立駅 駅

ひたち24号はほぼ定刻
（東京駅到着は4分遅れでした）

日立駅 駅

意外と空いていたのでゆったりと飲食しながら乗り鉄を楽しみます

なかなかに濃い日帰り旅でした

ご覧いただきありがとうございました

特急 ひたち 乗り物