2018夏、猛暑の笠間へ窯元巡り（小田急新ロマンスカーＧＳＥ初乗車も）

2018/07/21 - 2018/07/21

35度超の猛暑日の中、高速バス「関東焼きものライナー」で茨城県の笠間へ行きました。
秋葉原から笠間・益子（かさましこ）の陶芸の街を結ぶ茨城交通の高速バスは、快適で運賃もリーズナブル。
４月の松山旅行で砥部町（砥部焼）で窯元巡りをして以来、陶芸の街歩きは私達夫婦の共有事項になりつつあるようです。
笠間は陶器、砥部は磁器と焼物素材の違いはありますが、決まりごとはあまり無い自由闊達という共通点があるようですね。
笠間は芸術の森公園や茨城県陶芸美術館をコアとして、その近くにギャラリロードがあって窯元＆ギャラリーが整備されています。
そしてお洒落なカフェやパン屋さんが何軒もあってとてもいい感じでした。

笠間と言えば、笠間稲荷神社（日本三大稲荷だそう）と参道でいただく稲荷寿司も外せません！
結論＝笠間はまた行きたくなる良いデスティネーションでした！！

エリア 茨城

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 徒歩

朝8：00の秋葉原駅前（中央広場：ヨドバシカメラ前）。
既に真夏日（30度超）となっていました。
今年の７月は酷暑という異常気象。

秋葉原駅 駅

8:20発、茨城交通関東焼きものライナー笠間＆益子行きに乗車します。
運賃は往復で2800円（片道1600円）とリーズナブル。
４列シートですが、シートピッチは比較的ある方かも。
電話で事前に予約し、チケットは広場内のセブンイレブンで事前購入すると便利。
笠間駅前までの予定所要時間は１時間４５分。

秋葉原駅 駅

向島から首都高に乗り、常磐道（友部JCT）・北関東道を友部で降ります。
笠間市内は停留場が５ヶ所あり便利ですね。
私たちは笠間駅前でオンタイムに降車します。
ゆったりと快適な高速バスでした。
帰りは16:45ですので、６時間半ほど過ごせます。

笠間駅 駅

事前調査により、駅前の観光案内所でレンタサイクルをしているようです。
普通自転車（ママチャリ）が300円、電動自転車が500円と格安！（１日料金）
バス降車時に貰ったクーポンチケットで更に100円オフの400円。
周遊バスは本数が少なく、歩いては厳しいので正解だと思いました。

建物右に見えるのがレンタル電動サイクル。
ギャラリーロードは結構アップダウンが有りましたので、電動にして良かった。
（嫁はマイチャリが電動ですので慣れてますが、私は電動スイッチをオンする事を途中まで気付かず、「電チャリでもこんなものなんだ‥」と思いながら３段ギアをフル活用してました‥。直後に結構な登り坂があり、ギリセーフでした）

１奥田製陶所さん。

なかなかいい感じでしたが、まずは廻ることを優先しました。

２向山窯。
３きらら館。
大手のギャラリーです。

きらら館 (笠間店) 専門店

別室で三人展開催中。
すべて女性作家です。

きらら館 (笠間店) 専門店

個人的には「佐藤愛子さん」の作品が好みです。
レインボーカラー、チェックやストライブなどなど。

きらら館 (笠間店) 専門店

レインボーの磁器がとても良い感じですが。
今回は予算オーバー。

きらら館 (笠間店) 専門店

こちらでは奥のカフェスペースで、好きな陶器カップでお茶がいただけます。
それも無料って！

きらら館 (笠間店) 専門店

黒猫のカップでコーヒーをいただきました。
ありがとうございます。

きらら館 (笠間店) 専門店

ゆっくりと窯元巡りの作戦会議を開けました。

きらら館 (笠間店) 専門店

種類も多く、価格帯も広めですので良いですね。

きらら館 (笠間店) 専門店

４回廊ギャラリー門。
こちらも興味深い作品が多かったと思います。

回廊ギャラリー門 名所・史跡

回廊部分は暑くてチラ見で完了。

回廊ギャラリー門 名所・史跡

お昼の良き時間となってきたので、笠間稲荷神社参道へ行きました。
「稲荷寿司＆蕎麦」を食べたくて、女将らしき方の声かけもあり「柏屋」さんへ入店です。

流石にお稲荷さんの参道で、狐のお面が。
左下は石ちゃんの「まいう～」色紙です。

稲荷寿司（120円）を３個とざる蕎麦（756円）２枚発注！
汗を一杯かいたんで、冷たい麦茶の美味しいこと！

稲荷寿司は甘辛味付けが強過ぎず、とても美味しくて満足。

ざる蕎麦は美味しい部類では無いでしょうか。
箸休めに茄子・隠元・昆布の煮浸しをサービスでいただきました。

女将さんの柔らかな茨城弁がとても和む（茨城南部の言い方では「しみじみする」）良いお店でした。（お手伝いのお姉さんも可愛かったしね）
曰く、笠間は盆地なので茨城県内でも、夏は県内有数の高温地帯だそうです。

昨年夏の伏見稲荷に続いて、三大稲荷を参拝します。
あと一ヶ所は豊川稲荷なんでしょうか。

笠間稲荷神社 寺・神社・教会

伏見の鮮やかな朱色（オレンジ色）とは趣の違う渋めの赤。
大人のお稲荷さんでしょうね。

笠間稲荷神社 寺・神社・教会

二礼二拍手一礼で参拝。
おみくじが５種類あって面白かった。

笠間稲荷神社 寺・神社・教会

東日本大震災で廃業になった旅館を笠間市が買い取り、歴史交流館井筒屋として今年４月に開館したんですって。

２階は歴史資料館、３階ではレコードカフェが開かれています。

坂本九さんは、川崎生まれですが笠間に集団疎開した縁で第二の故郷としていたそうです。結婚式も笠間稲荷で挙げ、ちょくちょくこの地を訪れて「井筒屋」さんを定宿にしていたよう。
1985年8月12日にJAL123便に搭乗して旅立たれました。
本当に惜しい方を亡くしたと思います。

５ギャラリー舞台。お茶をご馳走になったりしてしまいました。

カフェ・ワスガゼンで一息入れます。

cafe wasugazen 笠間店 グルメ・レストラン

ギャラリーロードにはお洒落なお店が結構あります。
午前中に見て気になっていたお店です。

cafe wasugazen 笠間店 グルメ・レストラン

山荘風の落ち着いた店内。
ご飯もおいしそうでしたが、今回はお茶を。

cafe wasugazen 笠間店 グルメ・レストラン

私は豆かんとブレンドコーヒー。
黒蜜は自家製でした。
去年夏、京都銀閣寺近くの喜み家でいただいたものと遜色ない感じでした。

cafe wasugazen 笠間店 グルメ・レストラン

嫁さんはエンジェルフードケーキ（卵の黄身を使わないシフォンと生クリーム）とアールグレイ紅茶。
食感と風味が初体験のケーキでした。

とっても癒されるカフェでしたね。

cafe wasugazen 笠間店 グルメ・レストラン

きらら館と向山窯に立ち寄って、皿・湯呑み・ご飯茶碗などを購入。
クーポンパスで10％オフになりました。
バスの出発時間20分前に自転車を返却しました。
帰りのバスは、首都高速渋滞時に八潮パーキングでTX（つくばエクスプレス）に100円プラスで乗り継ぐことが出来ますが、渋滞も無く行きと同じ所要時間で秋葉原駅に着きました（予定時間から40分早着）。

cafe wasugazen 笠間店 グルメ・レストラン

新宿からロマンスカーで帰ろうとチケットを買うと、何と新型ロマンスカーGSE！！
70000型という3月と今月に１編成ずつ投入されたバリバリの新車です。

そして私たちも初の乗車！

小田急ロマンスカー 乗り物

かなり上げてきてます！

小田急ロマンスカー 乗り物

写真を撮っている人が多かった！

小田急ロマンスカー 乗り物

ホームウェイ号箱根湯本行きに町田まで乗車です。
それにしても窓の縦サイズが大きい！

小田急ロマンスカー 乗り物

車内も50000型VSE（白いロマンスカー）同様にアーチ天井＆間接照明。
クールなインテリアの電車ですね！

小田急ロマンスカー 乗り物

今年度末には西武鉄道にも新型特急車両がデビューするので、今からとても楽しみです。昨年は東武鉄道にリバティが走り始めて、良い車両が増えて楽しいですね。
（今月は仕事で中央線の新型383型特急にも初乗車出来たし、当たり月でしょうね）

小田急ロマンスカー 乗り物