両国で月島もんじゃ＆サヨナラ山陽新幹線の車内販売【親子で東京往復記2024年3月編その4】

2024/03/04 - 2024/03/05

　横浜で遊んだ我が家族は、横須賀線で両国へワープ！ 歴史ある駅舎での夕ご飯を楽しみました。
　帰路も新幹線。いよいよ終焉迫る、東海道・山陽新幹線の普通車の車内販売で、車内カフェタイムです。

エリア 両国(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

　エアキャビンを降り、桜木町駅から横浜駅へ。京浜東北線がバンバン走っている区間ですが…

桜木町駅 駅

　あえて横浜線に乗りました。というのも年始から、我が子が横浜線に異常な（？）関心を示していたからです。幼稚園での今年の目標に「横浜線に乗る」と掲げたほど(笑)。

JR横浜線 乗り物

　念願の横浜線、１駅だけど楽しんでくれたかな。
　とりあえず満足だったようで、次なる目標は南武線らしいです。なんで九州人にとって微妙にマイナーな路線ばっかり攻めてくるのよ(笑)。

　横浜駅で横須賀線に乗り換え。JREポイントが潤沢にあるので、グリーン券を確保しておきました。
　次の横須賀線は１１両と案内されていたのに、列車が入って来たところで「本日は１５両に変更」とアナウンス。グリーン車の位置が盛大にずれ、４両分走りました。

横浜駅 駅

　ここまで、どの駅でも同じ騒動があったようで、２両のグリーン車のうち横須賀側だけが混雑。空いている東京側の２階席をゲットしました。
　新型のE235系で、落ち着いた内装が好ましいです。

JR横須賀線 乗り物

　付添幼児は１人無料で座れるという裏ルールがあり、遠慮なく座らせていたら、車掌さんが何も言わずに、緑ランプ（使用中）へ切り替えてくれました。スマート！
　車窓には、君の大好きな横浜線も映っておるぞ。

　京急に…

　すれちがう横須賀線の姿も。乗り入れが盛んな路線なので、埼京線や成田エクスプレスも姿を見せ、我が子は大喜びでした。
　品川あたりからは、早めの帰宅ラッシュとなり、グリーン車も７割くらいの乗車率に。普通車はもっと混んでいたはずで、グリーン車は子連れの貴重な逃げ場です。

　地下トンネルを抜けた錦糸町で、総武線に乗り換え。千葉方には改札につながらない、乗り換え専用通路がひっそりと存在していました。
　昼夜問わずに人が多い錦糸町の、エアポケットのような空間です。

錦糸町駅 駅

　１駅、両国へと上りました。

　両国駅は、いにしえのターミナル駅。房総半島方面の優等列車用ホームが残され、時々イベント会場にも活用されています。
　今日は麦焼酎いいちこのイベントがあるみたい。行き交う電車を見上げながらの焼酎、たまらんだろうな。

両国駅 駅

　我が子は、駅舎内に展示されていたプラレールの方が楽しそう。

　旧両国駅舎を再生した商業施設「江戸NOREN」の暖簾をくぐります。ターミナルの機能を失ってから、空き家同然だった駅舎の活用です。

両国江戸NOREN 名所・史跡

　万世橋然り、歴史的遺産を商売につなげようというJR東日本の姿勢は、好感を持っています。成功例ばかりではないのが、残念ではありますが。

　両国という土地柄、土俵を真ん中に据えた和テイストな内装です。インバウンドのウケもよさそう。
　ただはじめて来た2019年に比べると、ずいぶんガランとした印象を受けます。月曜日ということで、店休日の店が多いのも影響してそう。

　選べるほど開いている店がなく、必然的に「月島もんじゃ もへじ」に入りました。あつあつの鉄板焼きは少し怖かったけど、注意する他ありません。
　そもそも、我が子にとってもんじゃは未知の食べ物。食べてくれるかな？

月島もんじゃ もへじ 両国 グルメ・レストラン

　ちゃんと言い聞かせれば不用意にさわることはなかったし、目の前で料理が出来上がって行く様子が、かなり面白かったようです。
　味も気に入ったようで、へらを器用に使ってパクパク食べていました。お野菜も食べてくれて、こりゃいいや。

　僕も初挑戦。東京の庶民の酒こと、ホッピーを試してみました。味についてはまぁ置いておいて、僕にとってもいい経験になりました。

　２枚目も焼いて、満足満足。今度は月島に行って食べるのもいいかも。

　ぐっすり眠って３日目、今日も新幹線で帰ります。大好きな総武線と山手線を乗り継ぎ、東京駅へ。

浅草橋駅 駅

　１５分ばかり余裕があったので、在来線ホームで電車ウオッチング。
　東京に来る機会の多い我が子にとって、「はやぶさ」も「じょうばんせん」も見慣れたもの。遠い場所だという感覚すらないかもしれません。

JR常磐線 乗り物

　踊り子を見物していたら、車掌さんがカードをくれました。

特急 踊り子 乗り物

　八重洲口の売店をのぞいてみたら、駅弁ではない普通の弁当が並んでいました。５００円～と、さすがに安いです。
　ここまでちょっと贅沢してきたので、親のお弁当はこれを買って節約しました。

東京駅 駅

　新幹線ホームには、車内販売終了の代替措置として設置されたアイスの自販機があります。我が子はじっと見つめるだけですが、ほしがっているのは気配で分かります。
　どうしようか、まだ午前中だし、新大阪から先の車内販売でも買うつもりだし。

　カッテシマイマシタ。

　１０時３０分発ののぞみ２５号で、九州へ帰ります。

東海道新幹線 乗り物

　品川を発車したところで、さっそくアイスタイム。お腹もふくれた我が子は、旅疲れもあるのか、珍しく寝てしまいました。
　５時間の長丁場、少しくらい寝てもらえるとこちらも助かります。我が子を抱っこしたまま、僕もうつらうつらしました。

　起きたところでランチタイムです。
　僕はハンバーグ弁当。安くてうまいけど、旅気分は盛り上がりません。

　我が子には大好物の、駅弁の「深川飯」をおごりました。
　パクパクと全部食べてしまう勢い。江戸の味が大好きなんだね。

　新大阪を出ると、車内販売が回って来ました。昨秋の東海道新幹線での終了後も続いてきた山陽新幹線の車内販売ですが、２週間後の廃止がアナウンスされています。
　正確には、グリーン車では継続。普通車の乗客も車販準備室まで行けば買えるので、東海道新幹線と違って飲まず食わずは避けられます。

山陽新幹線 乗り物

　しかし普通車の椅子に座ったまま飲み食いできるのは、今回が最後。コーヒーやスイーツを買い込み、車内カフェタイムとしゃれこみました。

　我が子には、アイスのお代わり(笑)。
　小さい頃には車内販売があったこと、忘れないでいてね。

　博多で九州新幹線に乗り継ぎ、午後４時前には久留米着。陸路でも早いものです。
　実は今年、花粉症を発症してしまった我が子。でも旅の道中では、楽しさでだいぶまぎれたようでした。再来月も、たっぷり予習してから上京しようね！

久留米駅 駅