2024/03/04 - 2024/03/04
3552位(同エリア9500件中)
ちゃんさん
横浜・新高島は「鉄」なみどころいっぱい! 京急ミュージアムから歩いて行ける、原鉄道模型博物館へ はしごしました。
さらにタクシーで移動して、日本初の都市型ロープウェイに搭乗です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- タクシー 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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京急本社から原鉄道模型博物館へ行くには、横濱ゲートタワーを通って行くのが近道。プラネタリウムの球体がシンボリックです。
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原鉄道模型博物館は、超高層オフィスビル「横浜三井ビルディング」の中にあって意表を突かれます。
横浜三井ビルディング 名所・史跡
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幼児連れではちょっと気がひける雰囲気ですが、いざ、入館。
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ゆったりしたホール。
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エスカレーターを上がれば…
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博物館のエントランスでした。
入場券はここでは買えず、事前にコンビニでの購入が必須。当日に1階のファミマでも買えますが、人数制限があるので、確実に行きたければ早めの購入が吉です。原鉄道模型博物館 美術館・博物館
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重厚な雰囲気はまさに私設博物館で、子連れで来てよかったのかとドギマギしてしまいます。お値段も1,200円と、なかなかお高めだし…
実際は子ども料金も設定されているし、障害児と付添は半額で歓迎してくれます。空いていて、少々声を出してもお咎めなしだったのは助かりました。 -
おお、これが「或る列車」の模型の実物(?)か! 戦前、民鉄の「九州鉄道」が発注したものの、ヨーロッパから航送中に国有化されたため走ることはなかった、幻の列車です。
JR九州の観光列車「或る列車」はこの模型がモデル。しかし「或る列車」の名前は鈍行気動車の改造車なんかじゃなく、「ななつ星」にこそ名乗ってほしかったと今も思います。 -
実際に動き回る、ヨーロッパの鉄製モノレールの模型。まるでジブリの世界観です。
原信太郎氏の作った模型の精巧さには、感嘆するばかり。 -
模型だけではなく、実物の鉄道への造詣も深かった原氏。様々な鉄道路線の「一番切符」入手エピソードは、今なら炎上しかねない過激さがありました(笑)。
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いよいよメイン展示「いちばんテツモパーク」へ。ジオラマの規模も段違いなら、走る模型の大きさもビッグサイズ。ヨーロッパ建築の重厚さそのままの建物・土木構造物も必見です。
ヨーロッパ旅行に行った時の「ホンモノに触れた」感動が蘇ってくるようでした。 -
大きさはもちろん、材質も本物の鉄道車両そのもの。架線から動力の電気を取り、惰性走行まで再現されているのだとか。
展示場外まで響いて来る「音」からして、もう普通のジオラマとは違います。 -
海外の鉄道にはさして興味がなかった子どもの頃も知っていた、ヨーロッパの列車たち。TEEのドーム車、憧れだったなぁ。
「知っている電車」がない我が子も最初は退屈そうでしたが、次第に興味を示し、最終的には「ティ・イィ・イー」と呼んでいました。 -
唯一の日本車として箱根の登山電車が混じっていますが、不思議と違和感ありません。
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お隣には横浜のジオラマがあり、一世代前の京浜東北線が走り回っていました。
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我が子には、こちらが楽しかったかな。
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2つの鉄道ミュージアムをじっくり巡り、我が子も満足だったみたい。
1階のプロントで一休みして、次なる目的地へ。まだまだ1日は終わらないよ! -
赤レンガやワールドポーターズのある、新港エリアにやって来ました。運河を渡る汽車道が延び、背景にはランドマークタワーがそびえる横浜らしい景観。
そこに3年前(2021年)に誕生した日本初の都市型ロープウェイ「横浜エアキャビン」が、よいアクセントとして加わりました。YOKOHAMA AIR CABIN 乗り物
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日本では山岳部やスキー場の足としての印象が強いロープウェイも、諸外国では都市交通として採用される例があるんだとか。
断続的にやって来るので待ち時間が少ないし、建設にあたって用地もさほど必要としません。博多でも、駅から港を結ぶ路線が構想された時期がありました。 -
足元を走る汽車道は、臨港鉄道の跡。ビルをくぐって、赤レンガ倉庫方面へと延びます。
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このあたりに来るのは僕もはじめてで、お散歩しようよと我が子に言ってみたものの、空を行き交うロープウェイに釘付け。
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早く行こうと急かされ、乗り場へ走って行くことになりました。予習の効果まざまざです。
運賃は片道1,000円と、都市交通としてとらえればお高め。障害者と付添1名までは半額になります。 -
3月初旬の平日、しかも上り方向にも関わらず、乗り場には列ができていました。海外からの観光客も多く、すっかり観光名所の一つになっています。
それでも循環式ロープウェイの輸送力は高く、5分も待たずして順番が回って来ました。 -
全面ガラス張りのゴンドラに乗って、出発!
ふわりと浮かぶような感覚に、足元がぞぞーっとします。 -
すぐさま、運河の上に飛び出しました。
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ランドマークタワーを横目に、音もなく飛んでいきます。
眺望が広がるようにあえて高さをつけているようで、まずはぐんぐんと「高度」を稼いでいきます。横浜ランドマークタワー 名所・史跡
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汽車道の鉄橋を見下ろしながら、ゆっくりと降下。
時間があれば、片道は汽車道の散歩にしたいところです。 -
足元まで広がる景色に、我が子も興味津々です。
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飛んでいくようにすれ違うゴンドラも面白いみたい。
汽車道(港1号 2号 3号橋梁旧臨港線護岸) 名所・史跡
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背後を見れば、ベイブリッジを背景に新港エリアの景色が広がっていました。
桜木町発は混むという情報を得て逆方向で乗って見たけど、みなとみらい観光の高揚感を味わうなら往路にも乗っておきたいところです。 -
公道をまたぐのもユニーク。足元に車の屋根が映ります。
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京急バスを見下ろしながら、桜木町駅に到着。
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実用的な移動に、横浜らしい景色を楽しめて、一石二鳥な乗り物でした。1,000円という運賃も、考えようによってはお得でもあるのでは?
博多での構想が、政争の具になり日の目を見なかったのが、かえすがえすも残念。ぜひ成功例になってもらって、博多での導入にもつながってくれればと思います。桜木町駅 駅
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