草津温泉スキー場と品木ダムカード、そして四万ブルーを求めて★草津温泉ホテルニュー紅葉2024年3月③

2024/03/05 - 2024/03/05

群馬県の草津温泉ホテルニュー紅葉に2泊3日で宿泊しました。この宿は５回目の滞在です。
前回、2023年6月の滞在中に転倒して右手首を骨折したので、今回は雪で転倒しないように気をつけなくちゃ。
あと、2か月前の1月に救急搬送された、突発的で大量の動脈からの鼻血が再発しないように、入浴ののぼせやアルコールの飲み過ぎにも注意です。
旅行記は3冊に分けました。
【1日目】敷島公園→福満軒→八ッ場ダム→道の駅八ッ場ふるさと館→道の駅草津運動茶屋公園→ホテルニュー紅葉（泊）
　⇒ https://4travel.jp/travelogue/11889028

【2日目】温泉門→地蔵乃湯→西の河原公園→湯畑→ホテルニュー紅葉（泊）
　⇒ https://4travel.jp/travelogue/11889372

本編は【3日目】草津温泉スキー場→品木ダム中和工場→浅間酒造観光センター→中之条ダム→四万の甌穴群→四万温泉･積善館→四万川ダム･奥四万湖→福満軒→帰路へ
【表紙写真】奥四万湖

【参考】Google画像検索（Googleレンズ）、Wikipedia

エリア 群馬

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

【3日目】3月5日（火）曇り・-4℃
ホテルニュー紅葉（群馬県吾妻郡草津町）
最終日、朝食前に最後の温泉に入ります。

草津温泉　ホテルニュー紅葉 宿・ホテル

雪景色を眺めながらの露天風呂を、しみじみ味わいます♪

源泉名：万代鉱
泉質　：酸性-塩化物･硫酸塩温泉（酸性低張性高温泉）
　　　　硫化水素を含まず。
pH　 ：1.5
泉温　：96.0℃
効能　：筋肉疲労、冷え性、慢性皮膚病、慢性婦人病、切り傷、糖尿病、高血圧症など。
その他：加水･加温・入浴剤・消毒処理・循環ろ過はせず。

7:00　朝食（2階レストラン）
昨日の朝食バイキング料理と入れ替わった料理はあまりありません。魚の種類や煮物の野菜の種類が変わったくらいです。

野菜も豊富だし、ヨーグルト、フルーツ、牛乳、コーヒーもあるので、満足です。

9:10　チェックアウト　曇り・-6℃
草津温泉スキー場に行ってみます。

今回はスキーはやりませんが、ホテルの駐車場内にスキーやスノーボード、ウェアのレンタルショップがあります。
また、ホテルからスキー場までの無料送迎バスが出ています。

草津温泉スキー場（群馬県吾妻郡草津町白根国有林）
子どもや幼児も雪遊びができるし、ファミリーゲレンデもあります。
駐車場は無料です。

草津温泉スキー場 スキー場

初心者から経験者まで楽しめるように、ゲレンデは変化に富んでいます。

下の方は、天狗山ゲレンデです。
ゲレンデも、リフトも、レストランも空いています。

品木ダム水質管理所（群馬県吾妻郡草津町）
品木ダムのダムカードをいただきにきました。

まだ新型コロナウィルス感染拡大防止のために、庁舎内は入れません。
玄関の外に、各自でダムカードや各種資料を持ち帰れるようになっています。

品木ダムカードと草津中和工場カード
それぞれ日本語バージョンと英語バージョンがあります。

草津中和工場
品木ダム自体はこの管理所から離れた中之条町（旧六合村）にあります。魚も棲めない強酸性の水を中和するための大規模なダム湖です。

環境体験アミューズメント
品木ダムや草津中和工場の役割や工程をパネルで展示したり、短期間で錆びた釘などを展示してあります。

環境体験アミューズメント 名所・史跡

また自分のオリジナル表札などを作れる『百年石制作』体験も無料で出来ます。
でも、冬期閉館中です。

10:10-10:35　浅間酒造観光センター（群馬県吾妻郡長野原町）曇り・4℃
乗用車100台、観光バス30台が駐車できる広さがあります。

浅間酒造観光センター お土産屋・直売所・特産品

浅間酒造の代表的な日本酒『秘幻』

奥に、酒造所として、若干の展示品とパネルがあります。ガラス越しにタンクも見えました。

ちょうどひな祭りの時季で、大きなひな壇が飾られていました。

『花豆タルトケーキ』（780円）2箱をお土産に購入。
沖縄の『紫いもタルト』に似ていますが、吾妻郡の名産「花豆」が使われています。

浅間酒造観光センター グルメ・レストラン

11:10　吾妻発電事務所（群馬県吾妻郡中之条町）
中之条ダムのダムカードをいただきに寄りました。
階段下のインターホンで用件を伝えると、玄関先でカードをいただけました。

中之条ダムカード
ダム自体は離れていて、事務所から四万温泉に向かって行きます。そこは無人のため、カードは先にここでいただきました。

11:17-11:25　中之条ダム（群馬県吾妻郡中之条町）
河川名：利根川水系四万川
目　的：農業用水・発電
型　式：アーチ式コンクリート
堤　高： 42.0m
堤頂長：118.2ｍ
竣　工：1960年（昭和35年）

下を覗くと、42mもあるので、足がすくみます。（というか股間がキュ～ンとします）

四万湖 (しまこ)（群馬県吾妻郡中之条町）
透明度が高くて、湖水がコバルト色をした独特の色をしています。

四万湖 自然・景勝地

11:30　森のカフェKISEKI（群馬県吾妻郡中之条町）
鹿覗きの湯 つるやという宿が運営するカフェで、「四万の甌穴」の駐車場にもなっています。

森のカフェKISEKI グルメ・レストラン

コーヒー、ケーキ、ソフトクリーム、トーストなどの他に、お土産に『セキサブレ』もあります。

駐車場には、地元でとれた花豆やキノコ類などの加工食品を売っています。

四万の甌穴(おうけつ)（群馬県吾妻郡中之条町）
甌穴は、数万年もかけて、川底に沈む石が水流で回転することによって、開けられた穴。

四万の甌穴 自然・景勝地

大小８つの穴が点在していて、大きいもので直径3m、深さ４ｍ。
水の色もきれいな濃いブルーをしています。

県の天然記念物指定の景勝地になっているここも四万温泉も、新潟、長野、群馬の3県にまたがる「上信越高原国立公園」に入っています。

11:50-12:17　四万(しま)温泉（群馬県吾妻郡中之条町）
「四万温泉」は、「国民保養温泉地」として全国第一号に指定されています。
古代に開湯、鎌倉時代から知られていて、 「四万の病を癒す霊泉」とも言われています。
右の四万川と、左の新湯川が合流地点に共同浴場があります。

正面の建物は四万温泉一の大型旅館、四万グランドホテルです。四万たむらとは姉妹館です。

四万温泉 温泉

河原の湯共同浴場（群馬県吾妻郡中之条町）
設備メンテナンスのため利用できませんでした。

積善館（群馬県吾妻郡中之条町）
左の建物が1694年（元禄4年）に建てられた本館で、昔ながらの湯宿建築として歴史的価値も高いことから、群馬県指定重要文化財。

四万温泉 積善館 宿・ホテル

赤い慶雲橋を渡った正面に本館入口・フロントがあります。
その裏には、山荘と佳松亭があります。
1936年（昭和11年）建築の積善館山荘には多くの偉人も利用したらしい。
1985年（昭和60年）建築の佳松亭積善は高級宿です。

アニメ『千と千尋の神隠し』で千尋が働く湯屋「油屋」のモデルになったとか。

この建物には、「元禄の湯」と飲泉所があります。
1930年（昭和5年）建築の「元禄の湯」は、大正浪漫が感じられるタイル張りの内装で、国登録文化財に指定されています。

新湯川には慶雲橋と、館内から「薬膳や向新」へと渡れる専用橋があります。

薬膳や向新（むこうしん）
『薬食同源』を理念にしたメニューで、薬膳粥や薬膳茶、薬膳酒などの食事や飲み物がいただけます。

薬膳や向新 グルメ・レストラン

メニュー

慶雲橋ポケットパーク
慶雲橋のたもとに四阿があります。

四万たむら（群馬県吾妻郡中之条町）
室町時代から創業500年の老舗旅館。
たむらの森敷地内に7ヶ所の源泉があって、6種類も浴場があります。
ここの女将と料理長は、即席みそ汁のテレビCMに出ていましたよね。

四万温泉　温泉三昧の宿　四万たむら 宿・ホテル

敷地内の飲泉所
泉質：ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉（低張性中性高温泉）
pH ：7.5
泉温：70-80℃
効能：神経痛・関節痛・慢性消化器病・慢性皮膚病・慢性婦人病等。
飲用：萎縮性胃炎・胆道系機能障害・高コレステロール血症等。

落合通り（群馬県吾妻郡中之条町）
昭和レトロな雰囲気の路地。
おそば、うなぎなどの飲食店や、温泉場らしい遊技場などが並んでいます。

落合通り 名所・史跡

手打ちそば 小松屋
清流に育まれたお豆腐やおそばは人気があります。

手打ちそば 小松屋 グルメ・レストラン

中島屋
石臼挽きの手打ちそばを食べられます。
石臼で低速で挽くと熱を持たないから水分が抜けない。すると風味も逃げないのが特徴。

中島屋 グルメ・レストラン

12:25-13:00　四万川ダム（群馬県吾妻郡中之条町大字四万）
河川：利根川水系四万川
目的：洪水調節・取水の安定と環境保全・上水道用水・発電
型式：重力式コンクリート
堤高：89.5
堤頂長：330m
竣工：1999年（平成11年）

四万川ダム 自然・景勝地

オリジナルダムカードになります (^O^)／

下流側をのぞくと足がすくみます。

四万川ダムせせらぎ資料館（群馬県吾妻郡中之条町）
ダム資料館とカフェ。
以前はここでダムカードをいただけたんですが、今はダムの向こうの管理事務所で配布しているらしいです。

四万川ダムせせらぎ資料館 美術館・博物館

奥四万湖（群馬県吾妻郡中之条町）
『四万ブルー』と呼ばれています。
透明で綺麗な水ほど青色を反射して、鉱物などが混ざってより青く見えるそうです。

奥四万湖 自然・景勝地

場所、季節、天気、時間帯によって色が変わる。
特に奇麗なのは、雪解け水が流れ込む4月から5月で、晴れて湖面に日が射している午前中が一番良いらしい。

四万川ダムのダム湖は奥四万湖で、中之条ダムのダム湖は四万湖と、まぎらわしい。

ダムの上の欄干に二ホンカモシカの絵が描かれています。

マンホールのふたもニホンカモシカです。

インクラインは、管理用の船の上げ下ろしに使われるようです。

四万川ダムカードをゲットしました (^o^)V

雪が降り始めました！

13:20　福満軒 原町店（群馬県吾妻郡東吾妻町原町）
一昨日、行きに中之条店で刀削麺を食べましたが、原町にもあると知って、帰りはここで食べることにしました。
外観がお城のような洋館で、台湾料理店とは思えません。

福満軒 原町店 グルメ・レストラン

中華風の飾りもありますが、明るい洋風の店内です。

メニューは中之条店と同じでした。

『酸辣湯麺セット』（825円）
ご飯と漬物に、油淋鶏2切れとサラダがついています。
初めて食べた酸辣湯麵は、酸味と辛みのバランスが程良くて、とろみがあるスープは、最後まで熱々でいただけて、冷えた体がよく温まります。
中太縮れ麵は、コシがあって、もちもちして食感が良いです。
カリカリの油淋鶏をスープに入れて、美味しくいただきました。

14:00　帰路につきました。
前回の草津温泉旅行の「転倒による手首の骨折」がトラウマになっていましたが、今回は無事に過ごせて、また鼻血も出ることなく過ごせて、安心しました /(;^ω^)ﾔﾚﾔﾚ