草津温泉街★草津温泉2泊3日ドライブ②

2020/01/15 - 2020/01/17

2泊3日で群馬県の草津温泉にドライブ。
翌月に連れが孫達を草津温泉に案内するための下見を兼ねて行きました。孫が映画『アナと雪の女王』にハマって「雪の中で遊びた～い！」と夢見ているというので･･･

①は、1日目～2日目朝 『キッズパーク、HANAYADO ベルツ★草津温泉2泊3日ドライブ①』⇒ https://4travel.jp/travelogue/11713729

本編②は、2日目『草津温泉街★草津温泉2泊3日ドライブ②』

③は、2日目夜～3日目 『湯畑ライトアップ、八ッ場ダム★草津温泉2泊3日ドライブ③』⇒ https://4travel.jp/travelogue/11714043

エリア 草津温泉(群馬)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

【2日目続き】

草津温泉「ホテルおおるり」到着。
前日に宿泊したHANAYADO ベルツのすぐ近くです。（徒歩６分）
チェックインはまだできないけど、車をここの駐車場に置いて、草津温泉街を散策します。

草津温泉 ホテルおおるり 宿・ホテル

「西の河原公園」
ホテルおおるりから徒歩３分です。
「西の河原大露天風呂」、「ビジターセンター」、神社、いくつもの文学碑やベルツ博士記念碑などがあります。

西の河原公園 公園・植物園

「草津穴守稲荷神社」
明治40年頃、東京の染物店のご主人が草津に通って湯治をして、病気が治ったそうです。それで羽田の「穴守稲荷」をこの場所に分霊してもらったそうです。
それだけ草津の湯には効能があるということすね。

草津穴守稲荷神社 寺・神社・教会

温泉の香りのする川沿いには、いくつか大きな足湯所もあります。
この公園に来るときは、タオルを1本もってくると良いですね。
私は、草津温泉街を散策するときは、手提げ袋にフェイスタオルを入れて持ち歩きます。温泉街のあちこちに、足湯、共同浴場などがあるからです。

「西の河原露天風呂」
「西の河原公園」の一番奥にあります。
男性用の露天風呂は、林の中からもちらりと見えます。かなり広いので、開放的な気分は他に変えがたいものがあります。
女性用のは、塀の向こう側で、見られることはありません。

西の河原露天風呂 温泉

高台には四阿もあって、散策の休憩に助かります。
行く度に新たな足湯所や四阿が出来て、公園内が綺麗に整備されています。

「かねいちや山菜佃煮店」
「西の河原公園」の入り口付近にあるお土産屋さんです。公園に向かって歩いている人に、声をかけて、試食を差し出しています。
自家製の漬物や、佃煮、煮豆、乾燥した山菜（『山クラゲ』とか）などが安く売られています。連れは豆類が大好きで、いつも自宅で煮ているので、煮ていない花豆を購入。

「長寿店」
”元祖温泉饅頭専門店”と書いてあります。
このお店の人は、この「西の河原通り」を歩いている観光客全員に、温泉饅頭を差し出しています。試食なのに丸ごと1個ずつ配る、太っ腹なお店です。1つ受け取ると、もう1人がお茶を渡してくれます。
緑色をした抹茶あんのおまんじゅうが珍しくて、柔らかくて美味しかったです。

長寿店 グルメ・レストラン

「草津どんぐり共和国」
『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『千と千尋の神隠し』など、スタジオジブリ作品のキャラクターグッズを専門に扱っているショップです。
店頭にあるトトロとバス停が目印です。

「寺子屋本舗 草津温泉店」
いろいろなおかきやお煎餅が並んでいて、お土産用にも自分用にも。店内では腰掛けて、試食をしたり、セルフサービスのお茶も飲めます。
店先で焼いている香ばしさにつられて、串に刺したぬれおかきを買って、食べ歩きしました。

寺子屋本舗 草津温泉店 グルメ・レストラン

「西の河原通り」
このように、「西の河原公園」から「湯畑」を結ぶ商店街で、一番楽しい散歩道です。

共同浴場「関の湯」
そんな一角にも無料共同浴場があります。

関の湯 温泉

右と左に分れて男女別になっていて、中は狭いですが源泉掛け流しの温泉を楽しめます。
こういう時のためにフェイスタオルを1本持ち歩いています。

「湯畑」
湯畑に突き当たると、左に歩を進めて、時計回りに回りました。

湯畑 自然・景勝地

硫化水素の香りが立ちこめていますね。
子どもの頃は、「玉子が腐った臭い」とか言っていました。年をとると、温泉が大好きになって、中でもこの硫化水素の香りの温泉がやっぱり一番良い温泉だなあと変化しました。

木枠を流れてきた源泉が自然に温度を下げられます。加水によって温泉を薄めることをしないという、大切な働きがあるんですね。

「本家ちちや 湯畑店」
湯畑の目の前にある温泉まんじゅう屋さんです。
ここで買って、目の前の足湯所「湯けむり亭」で足を浸けて、まんじゅうをいただくと、雪の降る中でも幸せな時間になります。

本家ちちや 湯畑店 グルメ・レストラン

左は『2色餡まんじゅう』（120円）で、白い皮に包まれた皮の中に、上品な栗餡が入っていて、さらにその中に小豆餡が入っています。皮が薄くて、柔らかくて、いろいろと味変を楽しめます。
右は通常の温泉まんじゅうで、食べ比べをしました。

「湯けむり亭」
無料足湯所です。昔はここに「湯けむり亭」という共同浴場があったそうです。

「将軍お汲み上げの湯枠」
100年以上前に、徳川将軍のために草津温泉を汲み上げて江戸まで運ばせたということのなごりです。
それほど前の木枠が朽ちてなくならないんですかね?　
強酸性の草津温泉は、鉄の釘などは1週間でさびてなりますから。

将軍お汲み上げの湯枠 名所・史跡

「湯畑」は、加水せずに温泉の温度を下げるのがひとつ。
もうひとつは、木枠の樋を通るうちに硫黄成分が沈殿するので、1週間に一度それを取り除きます。それが『湯ノ花』として販売されています。

「徳川将軍お汲み上げの湯」の石碑
きっと、木枠がいつか消滅しても、この石碑によってずっと歴史に残りますね。

「熱乃湯」
伝統の湯もみと踊りが見られる施設です。
「草津良いとこ一度はおいで（ドッコイショ）･･･」の草津節に合わせて、長い木の板をお湯に入れてかき混ぜることで、温度を下げられるんですね。
草津温泉の特徴は、湧出量が多いことと、湯畑や湯もみによって、加水せずに源泉を最大限に活かしている文化もあるんですね。

熱乃湯 名所・史跡

草津温泉「ホテル一井」
「湯畑」に面したホテル。
連れの娘一家が翌月に来るときは、このホテルに決めました。
本館、新館ともう一つ建物がありますが、全て館内で繋がっています。
バイキングプランを選べるので、好き嫌いがある人がいても大丈夫とのこと。

ホテル一井 宿・ホテル

「そばきち 湯畑店」
湯畑の前の2階にあるので、最高のロケーションです。湯畑や湯路広場を見晴らせます。

そばきち 湯畑店 グルメ・レストラン

ロケーションと、メニューは魅力的ですが、料理はちょっと残念でした。

『5種の野菜天丼ミニそば付き』(1100円)
普通のおそばで、手打ちではありませんでした。めんつゆも市販のめんつゆを薄めた感じで、あまり出汁の味はしませんでした。
天ぷらのさつまいもは若干生でした。丼つゆも少なくて、天丼としての全体のバランスもイマイチでした。
でも、半分はロケーションの代金だと思ったら、不満は消えました。

「光泉寺」
とても古い歴史のあるお寺。
長い階段がちょっと大変でした！

光泉寺 寺・神社・教会

でも階段を上ると、「湯畑」の全体を見晴らせて、良かったです。

茅葺き屋根の「釈迦堂」が目を引きます。
元禄16年に江戸の医師外嶋玄賀宗静の発願による建立。

『光泉寺の御朱印』
寺務所に入ってお願いすると、奥様らしき方が丁寧な字で、力強く書いてくださいました。良い記念になりました。

歴史はかなり古くて、721年に行基によって開基され、「日本温泉三大薬師」の一つ。
境内に、井上円了の筆による「行基開湯1200年記念之塔」もあります。

「白旗湯畑（源泉）」
源頼朝も徳川将軍も、そして現代の私たちまで、ずっと草津温泉は絶えることなく、脈々と湧出し続けて、恩恵を与えてくれているんですね。

「頼朝宮」
「白旗源泉」が出ている中で、小さな石の祠が見つかりました。これが「頼朝宮」の目印なんですね。片隅で小さいので、最初気がつきませんでした。

頼朝宮 名所・史跡

源頼朝がこの湯で傷を癒やしたそうです。

共同浴場「白旗の湯」
源泉は隣の「白旗源泉」で、目の前の「湯畑源泉」とは別。
草津には19の共同浴場があって、一般の人が入れる3つの浴場の1つで、ここが一番広いです。

白旗の湯 温泉

中に湯温の異なる湯船が2つあります。熱くて、強酸性の濁り湯は、草津温泉らしく、源泉掛け流しです。
無料で入れるのが嬉しくて、草津に行けば必ずここで入ります。

入り口から入ると、中に扉は一切なく、左手に脱衣所、右手に浴室になります。
貴重品の管理はしっかりした方が良いです。

今回も、「白旗の湯」に入れて満足でした！

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この続きは『湯畑ライトアップ、八ッ場ダム★草津温泉2泊3日ドライブ③』⇒ https://4travel.jp/travelogue/11714043

この旅行記へのコメント （2）

• こたままさん 2022/08/29 13:44:42

  お邪魔します～。。

  RON3さま
  こんにちは！
  いつも旅行記にご訪問とコメントをありがとうございます(^-^)。
  
  私が湯畑の存在を知ったのはこの旅行記を拝見して、と記憶しています。
  関東の観光地に全く知識が無く草津温泉がどこにあるかも知らなくて、え？この面白い建造物は何？湯畑って何？と不思議でした。
  行ってみたいと思っていますが、草津温泉は今は凄ーく人気の様ですね。
  
  「こういう時のためにフェイスタオルを1本持ち歩いています。」
  私は全く用意が悪くて、足湯を見つけると喜んで入るくせに、あ！タオル持ってなかった(^^;になるんですよね（笑）。RON3さまを見習って、旅行では常にタオルを持ち歩くようにします('◇')ゞ。。
  
  こたまま
  
  

  RON3さん からの返信 2022/08/29 19:23:31

  Re: お邪魔します～。。

  こたままさん、こんばんは　(^o^)／
  
  訪問、投票、コメントまでいつもありがとうございます　m(_ _)m
  
  たった今、先日こたままさんがやったことを私もやってしまいました　(^^;)
  最後に投稿しようと思ったら、何かのキーを押してしまい、全て消えてしまいました　(^_^;)ｶﾞ～ﾝ
  
  草津温泉は、年寄りばかりと思いきや、最近は、若いカップルが非常に多く訪れていますね。
  そういうのもあって、どんどんカフェとか、お洒落な足湯とか、お洒落な空間作りに頑張っているようです。
  
  温泉地ならばいつもタオルを持ち歩いていますね。今日も持ち歩いていて、箒川沿いの露天風呂「もみじの湯」に入ってきました。
  
  そういえば、夏場に出かける時は温泉地でなくてもタオルを持っていますね。先日の公園散策でもそうでした。暑い中歩くと汗をかくので、途中で水で濡らして、首に巻いていましたね。熱中症対策です。
  女性は、よくパンストを履くでしょ。足湯があってもそれだと入りづらいですよね。タオルどころの話じゃなくなりますよね。
  
  あと、今日は、お昼に塩原温泉名物の『ソース焼きそば』をやっと食べることが出来て、満足でした。
  
  どうも話が止まらなくなるので、そろそろ･･･
  
  どうもありがとうございました　(^o^)V
  
  　　　　　RON3