2022/04/09 - 2022/04/10
23位(同エリア836件中)
葵さん
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2022年の春の週末、桜が見頃の福井県と滋賀県を、1泊2日の弾丸で巡る旅へ。
今回最初に訪れたのが、滋賀県の湖北エリアの中心都市「長浜」で、天下統一を果たした豊臣秀吉が、初めて城持ち大名となった出世の地でもあります。
その秀吉が築いた「長浜城」の城跡一帯は「豊公園」として整備され、園内には約550本のソメイヨシノが植えられおり、桜の名所として知られています。
天守を模した「長浜城歴史博物館」の展望台は360度の眺望が開けていて、琵琶湖に面する公園を包み込むように咲く桜を一望しつつ、さらに広い公園内を満開の桜を眺めながら散策していくことに♪
ここ「長浜」は桜をメインとした限られた滞在時間となりましたが、この日はお天気も良く、青空の下で咲き誇る桜を満喫でき、幸先のよいスタートとなりました。
〔2022福井&滋賀へ弾丸さくら名所巡りの旅(2022年4月)〕
●1日目①:長浜城跡/豊公園(日本さくら名所100選)【この旅行記】
●1日目②:福井城跡(続日本100名城)/養浩館庭園(名勝庭園)
https://4travel.jp/travelogue/11883807
●1日目③:足羽川桜並木(日本さくら名所100選)/足羽神社
https://4travel.jp/travelogue/11886006
●2日目①:丸岡城(日本100名城)、霞ヶ城公園(日本さくら名所100選)/永平寺
https://4travel.jp/travelogue/11887653
●2日目②:越前大野城(続日本100名城)
https://4travel.jp/travelogue/11891018
●2日目③:一乗谷朝倉氏遺跡(日本100名城)
https://4travel.jp/travelogue/11892348
〔さくらの名所を巡る旅(北陸・近畿エリア)〕
●松川公園(富山県富山市):https://4travel.jp/travelogue/11511007
●高岡古城公園(富山県高岡市):https://4travel.jp/travelogue/11741823
●兼六園(石川県金沢市):https://4travel.jp/travelogue/11743001
●姫路城(兵庫県姫路市):https://4travel.jp/travelogue/11593194
https://4travel.jp/travelogue/11601496
●奈良公園(奈良県奈良市):https://4travel.jp/travelogue/11615907
●郡山城址公園(奈良県大和郡山市):https://4travel.jp/travelogue/11613989
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
●東京駅
週末の土曜日、頑張って早起きし「東京駅」の東海道新幹線ホームへ。
ここから7時33分に発車する「ひかり633号」に乗り、今回の旅の目的地である福井県へと向かいます。 -
●長浜駅
東海道新幹線の「米原駅」で北陸本線へ乗り換え、午前10時過ぎに、滋賀県の湖北エリアの中心「長浜駅」へと到着しました。
このまま鉄道で福井県に向かうのが1番効率的なんですが、どうしてもここ「長浜」に寄り道をしたかったので。。。長浜駅 駅
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駅舎の中にある「長浜駅観光案内所」のコインロッカーに荷物を預け、散策用の地図もいただき準備万端整いました。
今回の旅では日程をキツキツに詰め込んだ関係で、「長浜」の観光にあまり時間を取れないのですが、メインとなるスポットが駅周辺の徒歩圏内にあるのがありがたいところです。 -
駅西側の「びわこ口」を出発し、「琵琶湖」に面した「豊公園」の方へと歩いていくと、唐突にひょうたんがデザインされたモニュメントが(笑)
戦国時代の英雄・豊臣秀吉の馬印が千成瓢箪(ひょうたん)なので、ちょうど後ろに見えるお城と合わせてるんでしょう。。。 -
イチオシ
さっそく公園へ入っていくと、桜がまさに満開に!
ここ「豊公園」は桜の名所としても有名で、お城とのコラボを愉しむべく、今回わざわざ途中下車してみました。 -
●長浜城/長浜城歴史博物館
ということで、まずはこちらのお城から。
ここ「長浜城」は、戦国時代の1573年、豊臣秀吉(当時の羽柴秀吉)が浅井氏攻めの功績によりこの地を拝領した際に築いた城で、現在は模擬天守が「長浜城歴史博物館」として利用されています。
☆長浜城歴史博物館ホームページ☆
https://www.city.nagahama.lg.jp/section/rekihaku/長浜城歴史博物館 美術館・博物館
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イチオシ
1階の受付(入館料@410円)から入城し、建物の2~4階には、ここ長浜のあゆみや豊臣秀吉に関する展示がなされています。
そして最上階の5階の望楼(展望台)まで上ってくると、桜に包まれた「豊公園」の景色が広がってます! -
ここ「豊公園」の桜の見頃は、例年4月上旬から中旬だそうで、この日はお天気も良く絶好のタイミングだったですね~。
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展望台からは360度の眺望となっていて、こちら南西側のすぐ近くに「琵琶湖」が迫っており、城内の水門から直に船の出入りができるという、湖の水運を活かした水城だったそうです。
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真下をのぞき込むと、そこはもう桜の絨毯のよう♪
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お城の北西側にも桜とともに「琵琶湖」の湖面が広がっていて、湖の広さが実感できます。
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備え付けの案内表示に従いズームにしてみると、あそこに見える小さな島が、2021年の10月に訪れた「竹生島」のよう。
●秋めく近江歴史紀行《Part.4》~琵琶湖に浮かぶ神々が棲む島・竹生島巡拝記~
https://4travel.jp/travelogue/11720347 -
東側は長浜の市街地になっており、左奥には「伊吹山」の姿も。
公園内にある建物のため視界を遮るものがなく、展望台からは「琵琶湖」の眺望や桜を好きなだけ楽しめます。 -
博物館1階の受付で「長浜城」の御城印を販売してます。
通常版(@300円)の御城印ではなく、博物館の再オープン記念として、金色の透かし彫り加工がなされた限定1,000枚(@1,500円)の方に、ついつい手を出してしまった。。。 -
●豊公園
博物館を出て、引き続き「長浜城跡」に整備された「豊公園(ほうこうえん)」を散策していくことに。
といっても、もちろん咲き誇る桜がメインになりますが♪豊公園 公園・植物園
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公園内には約550本のソメイヨシノが植えられているそうで、「日本さくら名所100選」にも選定されています。
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(模擬天守とはいえ)やっぱり白亜の天守と桜のコラボがいいですね~。
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天守台の真下から見上げるとこんな感じで、国宝天守の1つである愛知県の「犬山城」を参考にした設計だそうです。
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天守を取り囲むように桜が咲き誇り、どこを切り取っても絵になります♪
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その天守から少し離れた奥まったところに、この地に「長浜城」を築いた豊臣秀吉の立像と、天守閣跡と記された石碑がひっそりとあります。
この街の産みの親にあたるので、もうちょっと目立つ場所でもいいような気がしますけども。 -
こんなふうに桜が広がる園内を眺めながら、今度は「琵琶湖」の湖畔の方へ行ってみましょう。
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いや~、どこも満開の咲きっぷり!
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そのまま湖畔へと出てみると、築城時に掘ったとされる「太閤井戸」の石囲みと石碑がありますが、湖の水位が高く水に浸かってますな。。。
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湖畔からちょっと離れ、湖の水平線と桜のコラボを。
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イチオシ
振り返ると、桜の花の上に天守最上階の望楼部分が♪
やっぱりお城と桜のコラボは最強です。 -
そのまま公園内を進み、展望台から眺めた際にも目を引いた「噴水広場」のあたりまで歩いてきました。
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ここ「豊公園」のお花見の最後に、望遠を効かせて「長浜城」の雄姿を♪
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●長浜鉄道スクエア/旧長浜駅舎
「豊公園」からJR北陸本線の線路の方へと向っていくと、線路沿いの一角に、見るからにレトロな外観の「旧長浜駅舎」が残されています。
現在は、併設されている「北陸線電化記念館」と「長浜鉄道文化館」とともに、「長浜鉄道スクエア」として、鉄道に関する様々な展示がなされており、こちらへ立ち寄っていくことに(入館料@300円)。
☆長浜鉄道スクエアホームページ☆
https://kitabiwako.jp/tetsudou/長浜鉄道スクエア 美術館・博物館
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この「旧長浜駅舎」は、明治時代の1882年に完成した石灰コンクリート造りの建物で、なんと現存する日本最古の駅舎なんだとか。
駅舎内部には、当時の時刻表と運賃表も掲げられています。 -
こちらは明治時代の駅周辺を再現したジオラマで、1882年にここ長浜と日本海側の敦賀との間は鉄路で結ばれたものの、現在の東海道線にあたる長浜~大津間は建設途中だったため、駅のすぐ隣から、琵琶湖を船で結ぶ鉄道連絡船が運航されていたんだとか。
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お、一等二等待合室では皆さん次の列車待ちですかね~。
旧長浜駅舎 名所・史跡
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その奥には当時の駅長室の様子も再現されており、机や備品、制服などを展示してます。
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ではぼちぼち、改札口を抜けて列車に乗り込みましょう(笑)
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(もちろん動く列車は通ってませんが)改札口の先にある「北陸線電化記念館」には、デゴイチの愛称で知られるD51蒸気機関車と、電車に切り替わった際に登場したED70形交流電気機関車が保存・展示されています。
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車両の運転室内部は見学できるようになっており、ついつい入ってしまいますな。。。
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イチオシ
SLはこの黒光りする無骨な姿がいいですよねぇ。
隣の「長浜鉄道文化館」には、長浜駅周辺を模したHOゲージのジオラマがあり、(模型鉄ではないので)ちらっと見た程度にしときました。 -
●豊国神社
ぼちぼちここ「長浜」を出発する時間も近づいてきたのですが、あとちょっとだけなら大丈夫そうなので、最後、駅から徒歩数分のところに鎮座する「豊国(ほうこく)神社」へお参りを。豊国神社 寺・神社・教会
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「豊国神社」は豊臣秀吉の遺徳を偲んで創建された神社で、鳥居を抜けた先に、秀吉子飼いの将・加藤清正の像が建っており、その特徴的な長烏帽子兜と十文字槍ですぐに誰か分かりますね。
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また、境内の一角には、「長浜城」が築城された際、加藤清正が寄進したとされる庭園の庭石「虎石」が今も残されているなど、当時の長浜町民が豊臣秀吉の遺徳を偲んで創建された神社なんだなぁと。
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イチオシ
境内奥の社殿は江戸時代中期の建物だそうで、主祭神に豊国大明神たる豊臣秀吉が祀られています。
・・・と、このあたりで時間切れのようなので、駅まで戻ることに。 -
●秀吉 三成 出逢いの像
「長浜駅」の「伊吹口」(東口)へと戻ってくると、ロータリーに「秀吉 三成 出逢いの像」というモニュメントが。
長浜城主であった秀吉と佐吉(のちの石田三成)との出会いとして知られる「三献の茶」の逸話をモチーフとしたもので、やっぱりいつの時代でも心配りが重要ってことですよね。秀吉 三成 出逢いの像 名所・史跡
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●長浜駅
そして「長浜駅」から北陸本線の特急しらさぎ号に乗り、今回メインとなる福井県へと移動していくことに。
結局、ここ「長浜」では「豊公園」の桜を中心に、2時間30分程度の滞在となりました。
桜の方は十分満足できましたが、他にも「黒壁スクエア」や「大通寺」などなど、訪れてみたいスポットには行けずじまいだったので、また次の機会を狙いたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。長浜駅 駅
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この旅行記へのコメント (2)
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- tya−tyaさん 2024/03/05 19:46:26
- 桜満開の長浜城が絵になります
- 葵さん、こんばんは、はじめまして。
私のモンサンミシェルの旅行記にイイネありがとうございます。
長浜城の桜は、本当に見事ですね。満開で天守閣とのコラボは絵になります。滋賀というと彦根城が有名ですが、長浜城もいいなぁ、と行きたくなりました。駅からも近く便利で、琵琶湖もあり景色も素晴らしい。滋賀にはお寺も多いのでお寺巡りも良さそう。いつか行こうと思いました。
旅をするとそこの歴史が学べます、葵さんも落ち着いた場所が好きとのこと、私も同じように思っています、フォローさせていただきたいです、よろしくお願いします。
tya−tya
- 葵さん からの返信 2024/03/07 00:16:45
- RE: 桜満開の長浜城が絵になります
- tya−tyaさん
こんばんは、ご訪問ありがとうございます。
長浜を訪れてみるとちょうど桜が満開で、白亜のお城と桜のコラボを十二分に楽しめました。2022年に訪れたのでもう2年くらい前の旅行になりますが、個人的にも印象に残っているので、今更ながら取りまとめてみました。
ちなみに滋賀県は私好みのお城や寺社仏閣など歴史スポットが多く、かつ、京都ほど混雑しないので、個人的にお気に入りのエリアです。
旅行記グループ「滋賀県への旅」でまとめてますので、よろしければご覧ください。
モンサンミシェルはド定番のスポットですが、やっぱり素敵ですね〜。
海外にも行ってみたいと思いつつ、なかなか時間と勇気がなくて。。。
私もtya−tyaさんをフォローさせていただいて、他の海外の旅行記も拝見させていただきます。
よろしくお願いします。
葵
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