永平寺・丸岡旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2022年の春の週末、桜が見頃の福井県と滋賀県を、1泊2日の弾丸で巡る旅へ。<br />旅の2日目は、朝の8時前に「福井駅」近くのホテルをチェックアウトし、ここからはレンタカーにて、福井近郊の気になるスポットを順に訪れてみることに。<br /><br />最初に訪れたのが、江戸時代初期に建てられた天守が今も現存する「丸岡城」で、お城が築かれた小高い丘一帯が「霞ヶ城公園」として整備されており、約400本のソメイヨシノが咲き誇る桜の名所でもあります。<br />そして引き続き、曹洞宗の大本山で禅の修行道場として知られる「永平寺」へと向かい、広大な境内に建ち並ぶ「七堂伽藍」を中心に参拝していきます。<br /><br />色鮮やかな桜に包まれ華やかな景色が広がる城跡と、古色で凛とした雰囲気漂う修行の場たる禅寺という、対照的なコントラストを描くスポットを巡ることができました♪ <br /><br /><br />〔2022福井&滋賀へ弾丸さくら名所巡りの旅(2022年4月)〕<br />●1日目①:長浜城跡/豊公園(日本さくら名所100選)<br /> https://4travel.jp/travelogue/11883015<br />●1日目②:福井城跡(続日本100名城)/養浩館庭園(名勝庭園)<br /> https://4travel.jp/travelogue/11883807<br />●1日目③:足羽川桜並木(日本さくら名所100選)/足羽神社<br /> https://4travel.jp/travelogue/11886006<br />●2日目①:丸岡城(日本100名城)、霞ヶ城公園(日本さくら名所100選)/永平寺【この旅行記】<br />●2日目②:越前大野城(続日本100名城)<br /> https://4travel.jp/travelogue/11891018<br />●2日目③:一乗谷朝倉氏遺跡(日本100名城)<br /> https://4travel.jp/travelogue/11892348<br /><br />〔現存12天守登城記〕<br />●彦根城(滋賀県彦根市):https://4travel.jp/travelogue/11718422<br />●姫路城(兵庫県姫路市):https://4travel.jp/travelogue/11593194<br />             https://4travel.jp/travelogue/11601496<br />●松江城(島根県松江市):https://4travel.jp/travelogue/11478799<br />●宇和島城(愛媛県宇和島市):https://4travel.jp/travelogue/11644895<br />●高知城(高知県高知市):https://4travel.jp/travelogue/11567369

2022福井&滋賀へ弾丸さくら名所巡りの旅《4》~桜に包まれる丸岡城登城記&曹洞宗大本山永平寺参拝~

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2022/04/09 - 2022/04/10

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旅行記グループ 福井県への旅

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葵

葵さん

この旅行記のスケジュール

2022/04/10

この旅行記スケジュールを元に

2022年の春の週末、桜が見頃の福井県と滋賀県を、1泊2日の弾丸で巡る旅へ。
旅の2日目は、朝の8時前に「福井駅」近くのホテルをチェックアウトし、ここからはレンタカーにて、福井近郊の気になるスポットを順に訪れてみることに。

最初に訪れたのが、江戸時代初期に建てられた天守が今も現存する「丸岡城」で、お城が築かれた小高い丘一帯が「霞ヶ城公園」として整備されており、約400本のソメイヨシノが咲き誇る桜の名所でもあります。
そして引き続き、曹洞宗の大本山で禅の修行道場として知られる「永平寺」へと向かい、広大な境内に建ち並ぶ「七堂伽藍」を中心に参拝していきます。

色鮮やかな桜に包まれ華やかな景色が広がる城跡と、古色で凛とした雰囲気漂う修行の場たる禅寺という、対照的なコントラストを描くスポットを巡ることができました♪


〔2022福井&滋賀へ弾丸さくら名所巡りの旅(2022年4月)〕
●1日目①:長浜城跡/豊公園(日本さくら名所100選)
 https://4travel.jp/travelogue/11883015
●1日目②:福井城跡(続日本100名城)/養浩館庭園(名勝庭園)
 https://4travel.jp/travelogue/11883807
●1日目③:足羽川桜並木(日本さくら名所100選)/足羽神社
 https://4travel.jp/travelogue/11886006
●2日目①:丸岡城(日本100名城)、霞ヶ城公園(日本さくら名所100選)/永平寺【この旅行記】
●2日目②:越前大野城(続日本100名城)
 https://4travel.jp/travelogue/11891018
●2日目③:一乗谷朝倉氏遺跡(日本100名城)
 https://4travel.jp/travelogue/11892348

〔現存12天守登城記〕
●彦根城(滋賀県彦根市):https://4travel.jp/travelogue/11718422
●姫路城(兵庫県姫路市):https://4travel.jp/travelogue/11593194
             https://4travel.jp/travelogue/11601496
●松江城(島根県松江市):https://4travel.jp/travelogue/11478799
●宇和島城(愛媛県宇和島市):https://4travel.jp/travelogue/11644895
●高知城(高知県高知市):https://4travel.jp/travelogue/11567369

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
3.0
グルメ
4.0
ショッピング
3.0
交通
3.0
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
レンタカー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • ●福井駅<br /><br />旅の2日目の朝、この日も早起きして朝食をサクッと食べたのち、8時前に「福井駅」近くのホテルをチェックアウト。<br />同じく駅前にあるレンタカーの店舗で車をピックし、この日はここから福井近郊に点在する気になるスポットを順に巡っていきます。

    ●福井駅

    旅の2日目の朝、この日も早起きして朝食をサクッと食べたのち、8時前に「福井駅」近くのホテルをチェックアウト。
    同じく駅前にあるレンタカーの店舗で車をピックし、この日はここから福井近郊に点在する気になるスポットを順に巡っていきます。

    福井駅 (福井県)

  • ●丸岡城/霞ヶ城公園<br /><br />最初に訪れたのが、福井市の北隣りの坂井市にある「丸岡城」で、車で30分ほどの距離になります。<br />お城の近くにある「一筆啓上 日本一短い手紙の館」の駐車場が広かったので、こちらに車を止めて、さっそくお城の方へと向かいます。<br /><br />☆丸岡城ホームページ☆<br /> https://maruoka-castle.jp/

    ●丸岡城/霞ヶ城公園

    最初に訪れたのが、福井市の北隣りの坂井市にある「丸岡城」で、車で30分ほどの距離になります。
    お城の近くにある「一筆啓上 日本一短い手紙の館」の駐車場が広かったので、こちらに車を止めて、さっそくお城の方へと向かいます。

    ☆丸岡城ホームページ☆
     https://maruoka-castle.jp/

  • お、小高い丘全体が桜に包まれ、天守がちょこんと顔を出してますね。<br /><br />「丸岡城」は「日本100名城」に選定され、また城跡一帯は桜の名所である「霞ヶ城公園」として整備されており、4月上旬が見頃の桜も一緒に楽しめるこのタイミングで、今回訪れてみることにしました。

    イチオシ

    お、小高い丘全体が桜に包まれ、天守がちょこんと顔を出してますね。

    「丸岡城」は「日本100名城」に選定され、また城跡一帯は桜の名所である「霞ヶ城公園」として整備されており、4月上旬が見頃の桜も一緒に楽しめるこのタイミングで、今回訪れてみることにしました。

  • ちなみに周囲の地図はこちらで、城跡を中心にいくつかの施設や広場などが集まっていて、駐車場もきちんと整備されています。

    ちなみに周囲の地図はこちらで、城跡を中心にいくつかの施設や広場などが集まっていて、駐車場もきちんと整備されています。

  • まずは「丸岡城」の天守を目指すべく城跡(公園)へ入っていくと、ちょうど4月上旬ころの桜の見頃に合わせ開催される、「丸岡城桜まつり」の案内表示が出てました。

    まずは「丸岡城」の天守を目指すべく城跡(公園)へ入っていくと、ちょうど4月上旬ころの桜の見頃に合わせ開催される、「丸岡城桜まつり」の案内表示が出てました。

    丸岡城桜まつり 祭り・イベント

  • ちなみにここ「霞ヶ城公園」には約400本の桜が植えられてるそうで、すぐ近くには「日本さくら名所100選」に選ばれたことを示す記念プレートも(文字がだいぶかすれてますが)。

    ちなみにここ「霞ヶ城公園」には約400本の桜が植えられてるそうで、すぐ近くには「日本さくら名所100選」に選ばれたことを示す記念プレートも(文字がだいぶかすれてますが)。

  • 天守は小高い丘に上にあるので、咲き誇る桜を眺めながら、ゆっくりと石段を上っていきましょうか♪

    天守は小高い丘に上にあるので、咲き誇る桜を眺めながら、ゆっくりと石段を上っていきましょうか♪

  • おおっ、昨日訪れた「足羽川桜並木」と同様、こちらの桜も満開のようですね~。

    おおっ、昨日訪れた「足羽川桜並木」と同様、こちらの桜も満開のようですね~。

  • しばらく石段を上っていったところに管理事務所が設けられており、ここに置かれている「日本100名城スタンプ」を無事ゲット。<br /><br />それにしても、「日本100名城」かつ(霞ヶ城公園として)「日本さくら名所100選」というダブル選定なのが素晴らしい!

    しばらく石段を上っていったところに管理事務所が設けられており、ここに置かれている「日本100名城スタンプ」を無事ゲット。

    それにしても、「日本100名城」かつ(霞ヶ城公園として)「日本さくら名所100選」というダブル選定なのが素晴らしい!

  • ●丸岡城(天守)<br /><br />管理事務所から先は有料エリア(大人@450円)となっており、そのまま歩いていくと、ついに「丸岡城」の天守の前へ!<br />「丸岡城」は戦国時代の1576年、越前国に封じられた柴田勝家の甥の柴田勝豊が、一向一揆への備えとして築城したのが始まりだそうです。

    ●丸岡城(天守)

    管理事務所から先は有料エリア(大人@450円)となっており、そのまま歩いていくと、ついに「丸岡城」の天守の前へ!
    「丸岡城」は戦国時代の1576年、越前国に封じられた柴田勝家の甥の柴田勝豊が、一向一揆への備えとして築城したのが始まりだそうです。

    丸岡城 名所・史跡

  • 武骨に積み上げられた石垣の上に、2階3層の小ぶりな望楼型天守が!<br />こちらの天守は江戸時代初期の1620年代に建てられたものと推定されており、日本全国に12城しかない貴重な現存天守となります。

    武骨に積み上げられた石垣の上に、2階3層の小ぶりな望楼型天守が!
    こちらの天守は江戸時代初期の1620年代に建てられたものと推定されており、日本全国に12城しかない貴重な現存天守となります。

  • ちょっと場所を変えて、天守に桜をまとわせる感じの絵に♪

    イチオシ

    ちょっと場所を変えて、天守に桜をまとわせる感じの絵に♪

  • ではでは、さっそく天守の内部へと入っていきましょう。

    ではでは、さっそく天守の内部へと入っていきましょう。

  • こちらが1階部分で、板張りの床や上部を支える柱や梁などが、現存天守らしい年季を感じさせます。

    こちらが1階部分で、板張りの床や上部を支える柱や梁などが、現存天守らしい年季を感じさせます。

  • 中央には精緻な模型があり、当時は城を取り囲むように内堀が設けられていたものの、明治時代に入り埋め立てられています。

    中央には精緻な模型があり、当時は城を取り囲むように内堀が設けられていたものの、明治時代に入り埋め立てられています。

  • 天守2階の窓からは瓦がよく見えるのですが、北陸の強い風雨や冬の寒さから守るため、ご覧のとおり石瓦が葺かれており、天守にかかるその重さは何と100トンを超えるんだとか。

    天守2階の窓からは瓦がよく見えるのですが、北陸の強い風雨や冬の寒さから守るため、ご覧のとおり石瓦が葺かれており、天守にかかるその重さは何と100トンを超えるんだとか。

  • 現存天守あるあるですが、最上階の3階へと上る階段がまた急になってて、これだと何度くらいになるんですかねぇ(苦笑)

    現存天守あるあるですが、最上階の3階へと上る階段がまた急になってて、これだと何度くらいになるんですかねぇ(苦笑)

  • そして3階の高さは麓から約35メートルほどあり、四方に設けられた大きな窓から周囲を見渡せます(回廊に出ることはできない仕様です)。

    そして3階の高さは麓から約35メートルほどあり、四方に設けられた大きな窓から周囲を見渡せます(回廊に出ることはできない仕様です)。

  • 天守の入口側(東側)は、さっき見てきた咲き誇る桜とともに、周囲に広がる丸岡の町並みも見下ろすことができますね~。

    イチオシ

    天守の入口側(東側)は、さっき見てきた咲き誇る桜とともに、周囲に広がる丸岡の町並みも見下ろすことができますね~。

  • なお、3階部分はさほど広くはなく、見上げると天井板は無く梁がむき出しのままとなっています。

    なお、3階部分はさほど広くはなく、見上げると天井板は無く梁がむき出しのままとなっています。

  • 反対の西側はこんな感じで、お天気が良いと遠く三国の海岸まで見渡せるそうですが、今日はどうでしょうか。。。

    反対の西側はこんな感じで、お天気が良いと遠く三国の海岸まで見渡せるそうですが、今日はどうでしょうか。。。

  • ぐぐっとアップにしてみると、できたばかりの北陸新幹線の高架が一直線に延びています。

    ぐぐっとアップにしてみると、できたばかりの北陸新幹線の高架が一直線に延びています。

  • ではでは足元に気をつけて、天守から降りていきましょう。<br />(急な階段は上りよりも下りの方が怖いですね・・・)

    ではでは足元に気をつけて、天守から降りていきましょう。
    (急な階段は上りよりも下りの方が怖いですね・・・)

  • 天守から降りてさらに奥へと行ってみると、当時の井戸が残されており、城が攻められた際、この井戸から大蛇が現れ城に霞をかけて危機を救ったという伝説から、別名「霞ヶ城」と呼ばれるようになったんだとか。

    天守から降りてさらに奥へと行ってみると、当時の井戸が残されており、城が攻められた際、この井戸から大蛇が現れ城に霞をかけて危機を救ったという伝説から、別名「霞ヶ城」と呼ばれるようになったんだとか。

  • このあたりで天守から離れ、周りに設けられている散策路を歩き、スタート地点へと戻っていくことに。

    このあたりで天守から離れ、周りに設けられている散策路を歩き、スタート地点へと戻っていくことに。

  • お、このあたりも桜がいい感じですね~。

    お、このあたりも桜がいい感じですね~。

  • 一部ソメイヨシノとは違った雰囲気の桜だったので近づいてみると、花が白くて新葉も出ているので、こちらはオオシマザクラでしょうか。

    一部ソメイヨシノとは違った雰囲気の桜だったので近づいてみると、花が白くて新葉も出ているので、こちらはオオシマザクラでしょうか。

  • 「霞ヶ城公園」の東側にはちょっとした庭園も整備されており、桜とともに噴水を見下ろす絵に。。。

    「霞ヶ城公園」の東側にはちょっとした庭園も整備されており、桜とともに噴水を見下ろす絵に。。。

  • こんな桜に包まれた散策路を抜けて、最初に上っていった石段の道へと合流し、下城していきます。

    イチオシ

    こんな桜に包まれた散策路を抜けて、最初に上っていった石段の道へと合流し、下城していきます。

  • そして最後、先ほど見下ろした東側の庭園から、今度は天守を見上げるアングルで1枚♪

    そして最後、先ほど見下ろした東側の庭園から、今度は天守を見上げるアングルで1枚♪

  • 「丸岡城」は本丸の天守と石垣が残るのみと比較的コンパクトな印象ですが、何といっても貴重な現存12天守の1つであり、かつ、この時期は見事な桜も一緒に楽しむことができますね~。

    「丸岡城」は本丸の天守と石垣が残るのみと比較的コンパクトな印象ですが、何といっても貴重な現存12天守の1つであり、かつ、この時期は見事な桜も一緒に楽しむことができますね~。

  • ●永平寺<br /><br />「丸岡城」からさらに車を走らせ、次に訪れたのは、曹洞宗大本山の「永平寺」で、創建から700年以上の歴史と伝統を受け継ぐ禅の道場で、こちらも福井観光の定番スポットかと。<br /><br />☆永平寺ホームページ☆<br /> https://daihonzan-eiheiji.com/

    ●永平寺

    「丸岡城」からさらに車を走らせ、次に訪れたのは、曹洞宗大本山の「永平寺」で、創建から700年以上の歴史と伝統を受け継ぐ禅の道場で、こちらも福井観光の定番スポットかと。

    ☆永平寺ホームページ☆
     https://daihonzan-eiheiji.com/

    曹洞宗大本山永平寺 寺・神社・教会

  • 境内に入ってすぐのところあったお寺の全景図がこちら。<br />さすが曹洞宗の大本山だけあって、山間の立地にもかかわらず、広い境内に伽藍が所狭しと建ち並んでいます。

    境内に入ってすぐのところあったお寺の全景図がこちら。
    さすが曹洞宗の大本山だけあって、山間の立地にもかかわらず、広い境内に伽藍が所狭しと建ち並んでいます。

  • しばらく参道を進んだ左手に「通用門」があり、参拝者はこちらから中へと入っていくことになります(参拝料@500円)。

    しばらく参道を進んだ左手に「通用門」があり、参拝者はこちらから中へと入っていくことになります(参拝料@500円)。

  • そして、道の左右にまだ雪が残る「吉祥閣(きちじょうかく)」へ。<br />まずはこちらの一室で、お寺の雲水(修行僧)から「永平寺」の概要や参拝時の注意事項などの説明を受けます。<br /><br />

    そして、道の左右にまだ雪が残る「吉祥閣(きちじょうかく)」へ。
    まずはこちらの一室で、お寺の雲水(修行僧)から「永平寺」の概要や参拝時の注意事項などの説明を受けます。

  • 廊下を進み隣接する「傘松閣(さんしょうかく)」へ移動すると、2階大広間の天井には、何と230枚もの天井絵がはめ込まれてます!

    イチオシ

    廊下を進み隣接する「傘松閣(さんしょうかく)」へ移動すると、2階大広間の天井には、何と230枚もの天井絵がはめ込まれてます!

  • 「吉祥閣」と「傘松閣」を抜けると、いよいよ昔ながらの建物が並ぶ修行の中心エリアに入っていき、その中でも「七堂伽藍(しちどうがらん)」と呼ばれる修行に欠かせない重要な建物をメインに見て回ります。

    「吉祥閣」と「傘松閣」を抜けると、いよいよ昔ながらの建物が並ぶ修行の中心エリアに入っていき、その中でも「七堂伽藍(しちどうがらん)」と呼ばれる修行に欠かせない重要な建物をメインに見て回ります。

  • 「七堂伽藍」の中心にご本尊の釈迦牟尼仏を祀る「仏殿」があり、ちょうどお堂の手前に咲く紅い梅の花が彩りを添えてますね~。

    「七堂伽藍」の中心にご本尊の釈迦牟尼仏を祀る「仏殿」があり、ちょうどお堂の手前に咲く紅い梅の花が彩りを添えてますね~。

  • 美しい紅梅とお堂(扁額を狙って)のコラボでもう1枚♪

    美しい紅梅とお堂(扁額を狙って)のコラボでもう1枚♪

  • ということで、まずはご本尊へお参りしていきましょう。<br />お堂内部の中央には釈迦牟尼仏、その右側に弥勒仏と左側に阿弥陀仏が祀られ、それぞれ過去、現在、未来を表しているそうです。

    ということで、まずはご本尊へお参りしていきましょう。
    お堂内部の中央には釈迦牟尼仏、その右側に弥勒仏と左側に阿弥陀仏が祀られ、それぞれ過去、現在、未来を表しているそうです。

  • ご本尊へお参り後、「仏殿」を背にして右手を見ると、座禅修行の場である「僧堂」が建ち、多くの雲水がいるだけあってかなりの規模です。

    ご本尊へお参り後、「仏殿」を背にして右手を見ると、座禅修行の場である「僧堂」が建ち、多くの雲水がいるだけあってかなりの規模です。

  • 正面手前には重層造の「中雀門(ちゅうじゃくもん)」と、(重なってて分かりづらいですが)その奥に「山門」の屋根が見えます。

    正面手前には重層造の「中雀門(ちゅうじゃくもん)」と、(重なってて分かりづらいですが)その奥に「山門」の屋根が見えます。

  • そして左側には、紅梅の対となる白梅と「大庫院」も。

    そして左側には、紅梅の対となる白梅と「大庫院」も。

  • ここから登廊を進み、さらに奥へと向かっていきます。

    ここから登廊を進み、さらに奥へと向かっていきます。

  • そして、曹洞宗を開いた道元禅師の御真廟にあたる「承陽殿」の前へ。<br />ただ、ちょうど中で修行か何かを行っているようだったので、邪魔にならないよう撤収しましょう。。。

    そして、曹洞宗を開いた道元禅師の御真廟にあたる「承陽殿」の前へ。
    ただ、ちょうど中で修行か何かを行っているようだったので、邪魔にならないよう撤収しましょう。。。

  • 引き続き、朝のお勤めなどの各種法要が行われる「法堂」へ。

    引き続き、朝のお勤めなどの各種法要が行われる「法堂」へ。

  • 堂内は380畳敷の広さとなっており、その中央に「聖観世音菩薩」をお祀りしています。

    堂内は380畳敷の広さとなっており、その中央に「聖観世音菩薩」をお祀りしています。

  • ちなみに「法堂」はここ「永平寺」の中で一番高い場所に位置しており、境内の伽藍群を見下ろすことができます(ただ、屋根と山並みがメインになっちゃいますが・・・)。

    ちなみに「法堂」はここ「永平寺」の中で一番高い場所に位置しており、境内の伽藍群を見下ろすことができます(ただ、屋根と山並みがメインになっちゃいますが・・・)。

  • 先ほど上ってきた時とは反対側の登廊を下っていき、台所などがある「大庫院」へ入ると、柱にあの有名な「大すりこぎ棒」が架かっています。<br />これを女性がなでると料理が上手に、男性だとご機嫌取りが上手になるという、曰くつきの棒です(笑)

    先ほど上ってきた時とは反対側の登廊を下っていき、台所などがある「大庫院」へ入ると、柱にあの有名な「大すりこぎ棒」が架かっています。
    これを女性がなでると料理が上手に、男性だとご機嫌取りが上手になるという、曰くつきの棒です(笑)

  • その「大庫院」から外を眺めると、向かって右側に「仏殿」、左側に「中雀門」という配置になります。

    その「大庫院」から外を眺めると、向かって右側に「仏殿」、左側に「中雀門」という配置になります。

  • そしてさらに下っていくと「山門」へ。<br />この門は修行僧が正式に入門する際に通る玄関にあたるとのことで、この石段の坂道をどういう思いで上ってきたのでしょうかねぇ。。。<br /><br />これで「七堂伽藍」と呼ばれる修行に欠かせない建物(山門、仏殿、法堂、僧堂、大庫院)をひと通り回ってきたことに・・・ちなみに浴室と東司(トイレ)は見てませんが(笑)

    そしてさらに下っていくと「山門」へ。
    この門は修行僧が正式に入門する際に通る玄関にあたるとのことで、この石段の坂道をどういう思いで上ってきたのでしょうかねぇ。。。

    これで「七堂伽藍」と呼ばれる修行に欠かせない建物(山門、仏殿、法堂、僧堂、大庫院)をひと通り回ってきたことに・・・ちなみに浴室と東司(トイレ)は見てませんが(笑)

  • 参拝順路に従って「吉祥閣」へ戻り、ここで御朱印をいただきました。<br />ちなみに参拝前に、閣内にある受付所に御朱印帳を渡しておき、帰りにいただけるシステムになってました。

    参拝順路に従って「吉祥閣」へ戻り、ここで御朱印をいただきました。
    ちなみに参拝前に、閣内にある受付所に御朱印帳を渡しておき、帰りにいただけるシステムになってました。

  • そして最後、「通用門」を出てさらに奥へと進むと、杉の巨木がそびえる先に立派な門の姿が!

    そして最後、「通用門」を出てさらに奥へと進むと、杉の巨木がそびえる先に立派な門の姿が!

  • こちらの「唐門」はかつて「勅使門」とも呼ばれ、その名前のとおり皇室から使者を迎える時に開かれた門で、石段から先へは立ち入りできないため、ズームにして雰囲気だけでも味わっときましょう。

    イチオシ

    こちらの「唐門」はかつて「勅使門」とも呼ばれ、その名前のとおり皇室から使者を迎える時に開かれた門で、石段から先へは立ち入りできないため、ズームにして雰囲気だけでも味わっときましょう。

  • これにて、ここ「永平寺」への参拝も終わりに。<br />さすが曹洞宗の大本山だけあって、山深い地の広大な境内には数多くの伽藍群が建ち並んでおり、「七堂伽藍」を中心に見どころも多いです。<br /><br />また、そもそもは禅の修行の地であり、雲水と呼ばれる修行僧たちが修行に励む姿も垣間見ることができ、日常とは違った凛とした雰囲気を味わえるスポットでした。

    これにて、ここ「永平寺」への参拝も終わりに。
    さすが曹洞宗の大本山だけあって、山深い地の広大な境内には数多くの伽藍群が建ち並んでおり、「七堂伽藍」を中心に見どころも多いです。

    また、そもそもは禅の修行の地であり、雲水と呼ばれる修行僧たちが修行に励む姿も垣間見ることができ、日常とは違った凛とした雰囲気を味わえるスポットでした。

  • ●てらぐち<br /><br />朝から「丸岡城」と「永平寺」を巡ってきて、いつの間にかお昼の時間も近づいてきました。<br />(煩悩にまみれた人間なので)さっそく食欲をみたすべく、門前にあった「てらぐち」というお店でお蕎麦をいただくことに。

    ●てらぐち

    朝から「丸岡城」と「永平寺」を巡ってきて、いつの間にかお昼の時間も近づいてきました。
    (煩悩にまみれた人間なので)さっそく食欲をみたすべく、門前にあった「てらぐち」というお店でお蕎麦をいただくことに。

    てらぐち グルメ・レストラン

  • 店内はとてもきれいで明るい雰囲気で、福井県産の蕎麦を使用した二八そばの中から、「天おろしそば(冷)」(@1,100円)をいただきました♪<br /><br />ここからもう少しだけ福井の気になるスポットへと足を延ばしていきますが、その模様はまた別の旅行記で。<br />最後までご覧いただきありがとうございました。

    店内はとてもきれいで明るい雰囲気で、福井県産の蕎麦を使用した二八そばの中から、「天おろしそば(冷)」(@1,100円)をいただきました♪

    ここからもう少しだけ福井の気になるスポットへと足を延ばしていきますが、その模様はまた別の旅行記で。
    最後までご覧いただきありがとうございました。

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