2024/03/20 - 2024/03/20
621位(同エリア836件中)
pikaさん
2024年最初の一人旅は関西方面へ。
雪の時期も終わったので滋賀県内の山城を攻略しておこう、ついでに奈良の寺巡りもしたいなということで、以下のルートで旅をすることにしました。
変更前
1日目:観音寺城⇒小谷城⇒湖西線乗りつぶし⇒奈良宿泊
2日目:大和郡山城⇒唐招提寺⇒室生寺⇒関西本線経由で名古屋へ
が、
当日は強風に雨にまさかの雪とかなりの荒天(><)
最初の目的地到着前にいきなり計画は破綻しました。。。
思い付きでルートを変更していった結果、滋賀と奈良ということに変わりはないですが、全く異なるルートになりました。
変更後
1日目:小谷城⇒長浜⇒草津線&信楽高原鉄道乗りつぶし⇒奈良宿泊
波乱のスタートとなった1泊2日の旅スタートです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
のぞみとこだまを乗り継ぎ米原までワープします。
朝食の横濱チャーハンを食べている時にはまだこの先の波乱になるとは思ってもいませんでした。
名古屋の手前あたりから雨が降り始め、雨雲レーダーや天気予報を見ると観音寺城付近は終日雨模様。。。
さすがに無理と判断し、時間によっては雨雲が切れそうな小谷城へ向かうことに。 -
米原で乗り換え。
次に乗る電車のホームに行くと、1日1往復というレアな大阪発の特急ひだがちょうど来ました。 -
ここから乗るのはJRの車両としてはレアになった521系。
2両編成の車内は立ち客も出る程の混雑でしたが、余裕を持った乗り換えだったため、無事に席は確保出来ました。 -
年季の入ったホームの雰囲気の田村や、
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少し遠くに見える琵琶湖などを眺めながら、
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25分程の乗車で木ノ本に到着。
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待合室にはかつて走っていたSL北びわこ号の記念の駅名標が飾ってあります。
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駅舎はこのように立派ですが、駅としての機能は2階部分のみで、1階部分はふれあいステーションが入居しています。
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ここに来た理由はスタンプを押すこと。
改札内に設置されているスタンプ台で押印した後、ホームに戻ります。 -
ホームで待っていると、数日前に敦賀止まりに変わってしまった特急しらさぎが通過していきました。
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2駅戻って河毛で下車します。
小谷城の最寄り駅ということで、駅前には浅井長政とお市の銅像が設置されています。 -
雨がパラついていますがギリいけると判断してレンタサイクルを借りることに。
このレンタサイクルの受付の方がいい人で、カッパは貸してくれるし小谷城や周辺の支城や小谷城の戦いについての説明を丁寧にしてくれるしで非常に助かりました。 -
自転車で10分ほど行くと小谷城跡の大きな看板が。
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麓の小谷城跡ガイド施設には大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」を記念した大きな兜が飾られています。
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そこから電動自転車で2キロほど登り、番所跡からは徒歩で登ります。
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主郭部の最先端の曲輪である御茶屋
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井戸があった御馬屋(馬小屋があったかは不明とのこと)
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六角氏に内通した今井秀信の首を据えた石を見つつ
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黒金御門を登ると
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浅井長政の妻子が暮らした大広間に出ます。
番所跡からここまではそれほど急ではありませんでした。 -
そしてこちらが本丸。
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構造については不明ですが、いわゆる天守閣があったわけではなく、鐘丸がその役目を担っていたようです。
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小谷城は本丸が一番上ではなく、その先にも曲輪が作られていたようです。
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こちらは大堀切。
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京極丸や浅井久政が切腹した小丸を経て最上部の山王丸に到着。
こちらは曲輪というよりは山王権現が祀られていた場所のようです。 -
山王丸の脇には大石垣が残っています。
この大石垣はレンタサイクルの受付の方にぜひ見て欲しいと言われていましたが、おっしゃる通り素晴らしい石垣でした。 -
小谷城の戦いによって落城したあとは再建されていないため所々に石垣や門の跡があるだけではありますが、まさに落城した城という感じで結構好きな城跡でした。
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城の所々で見晴らしがいい場所があるのですが、そこからは琵琶湖やそこに浮かぶ竹生島なんかを見ることが出来ます。
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真ん中にある小高い山は虎御前山城と言い、織田信長が布陣した場所のようです。
この後下山し戦国歴史資料館に寄ってから駅に戻りました。
この時点の写真では少し青空が見えているのですが、資料館の手前あたりから雨が本降りになったため写真は撮れませんでした。。。 -
駅に戻って少し時間があったので駅舎内見学。
河毛の駅舎内はコミュニティハウスを兼ねており、このような鉄道関連の展示もされていました。 -
ホーム側から駅舎を撮影。しゃちほこが屋根上にあるお城風の駅舎です。
もっと全体を撮りたかったのですが、雨というか雪と風がひどくてこれが限界です。
ここから先の予定なのですが、観音寺城付近は相変わらず雨、未乗区間の湖西線も強風で運転見合わせということで全く予定が立てられない状態。。。 -
ということでお腹もすいたので長浜でお昼ご飯を食べることに。
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長浜はスタンプ設置駅なので押印。
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黒壁スクエアにある翼果楼へ。
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こちらでいただくのは長浜名物の焼き鯖そうめんと焼き鯖寿司。
そうめんも寿司もとてもおいしくあっという間に完食しました。多分滞在時間20分もなかったんじゃないかな(笑) -
お店を出ると雨がやんでいたので黒壁スクエアをぶらりとします。
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食べ歩きも出来る通りなので誘惑が多く迷いましたが、
今日のおやつは芋平の極芋きんつばに決定。
これ大正解でもっと買えばよかったといい意味で後悔しました。。。 -
再び雨が降り始めたため、今日観音寺城に行くのは断念。
ということで、少し遠回りして宿泊地の奈良を目指すことにしました。
長浜から新快速に乗って1時間ほどで草津に到着。 -
草津線に乗り換えて25分で貴生川に到着。
ここで途中下車します。 -
乗ってきたのはこちらの223系。
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ここから信楽高原鉄道に乗って終点信楽を目指します。
改札内で繋がっており、乗車する際には整理券を取って、車内or信楽で運賃を払うという形式でした。 -
滋賀県立陶芸の森で行われている「リサ・ラーソン展」に合わせて車内はリサ・ラーソン展仕様になっていました。
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運転台の横にはこのような展示も。
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あと、信楽は朝ドラスカーレットの舞台なので、戸田恵梨香さんのサインも掲示されていました。
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信楽高原鉄道は貴生川と信楽を結ぶ旧国鉄から第三セクターに移管された14.7キロという短い路線です。
貴生川周辺の住宅街を抜けるとひたすら森の中を走ります。
最初の紫香楽宮跡までは15分もかかります。 -
紫香楽宮跡の少し手前には1991年に発生した信楽高原鉄道列車衝突事故の慰霊碑が設置されています。
この事故は子供の頃の出来事ではありますが凄く覚えています。 -
途中駅で唯一駅舎がある雲井。
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その他の駅はベンチと屋根があるのみのシンプルな駅ですが、どの駅にもホーム上に信楽焼のたぬきが置かれています。
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玉桂寺前も元々はシンプルな駅なのですが、クラウドファンディングで昭和レトロな感じの待合室に改装されたようです。
ちなみに駅名標の下の看板は架空の店のようです。 -
25分の乗車で終点信楽に到着。
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駅を出てすぐ左側には巨大なたぬきが!
(何気に公衆電話が設置されています。) -
そしてホーム上にもたぬき
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たぬき
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大量のたぬき
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そして巨大な茶碗と言った感じで信楽焼のアピールがすごいです。
じっくり駅見学もしたいのですが、折り返しまで5分しかないので鉄印を購入して急いで列車に乗ります。
(時間もそうでしたが、この日は雪も降っていたので屋根がないところにはあまり行けませんでした。。) -
貴生川に戻って一旦改札を出てスタンプを押印します。
行きはスカスカでしたが、帰りは学生も乗って全席埋まる感じでした。 -
近くのドラッグストアで買い出しをしてから駅に戻り、柘植行の電車に乗ります。今度は221系でした。
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20分程の乗車時間ですが長浜で購入した日本酒で飲み鉄スタート♪
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あっという間に終点柘植に到着。これにて草津線完乗です。
いい雰囲気の跨線橋を通って関西本線のホームに向かいます。 -
ここは三重県伊賀市ということで、跨線橋の端には忍者が隠れていました。
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昔ながらの木造駅舎なので見学したかったのですが、乗ってきた草津線が遅れたためすぐの乗り換えになってしまいました。
ここからは関西本線で加茂方面へ向かいます。
オールロングシートのキハ120はお茶の京都トレインラッピングでした。 -
ちょっと分かりづらいですが、3月後半だというのにうっすら雪がつもっています。
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途中伊賀上野で停車時間があったため改札の外へ。
エネオスの看板の奥にぼんやりとライトアップされた伊賀上野城を見ることが出来ました。 -
終点の加茂で乗り換え、本日の宿泊地奈良に到着です。
自分史上一番の行き当たりばったりの旅になりましたが、目的地も一か所行け、信楽高原鉄道の鉄印購入と草津線完乗も出来たので、結果オーライという感じではないでしょうか。
こうなったら明日もパターンをいくつか作って、起きた時点で決めるということにします。さぁどこに行くことになったのでしょうか。
つづく
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