2019/04/12 - 2019/04/14
98位(同エリア1464件中)
葵さん
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2019年の4月も半ばに入り、桜前線はそろそろ北陸まで到達したようで、今回は2泊3日をかけて、北陸エリアの桜の名所(+お城)を巡っていくことに。
ということで、北陸新幹線に乗り最初に訪れたのが、富山県の県都・富山市です。
市街地のど真ん中を流れる「松川」の両岸に沿って約460本の桜が植えられており、この時期はスプリングクルーズと題し、川をゆっくりと走る遊覧船から風流なお花見と洒落込むとともに、お城と桜という最強コラボの景色を眺めるべく、「富山城址公園」内にある「富山城」にも登城していきます。
駅からも近いエリアに見どころがコンパクトにまとまっていて、限られた時間でも十分に桜見物を楽しむことができました♪
〔2019.4 さくらの名所を巡る旅・北陸編〕
●Part.1(1日目①):松川公園(日本さくら名所100選)/富山城(続日本100名城)
【この旅行記】
●Part.2(1日目②):高岡古城公園(日本さくら名所100選/日本100名城)/射水神社(越中國一之宮)
https://4travel.jp/travelogue/11741823
●Part.3(2日目①):兼六園(日本さくら名所100選/日本三名園)
https://4travel.jp/travelogue/11743001
●Part.4(2日目②):金沢城(日本100名城)
https://4travel.jp/travelogue/11743925
●Part.5(2日目③&3日目):高田城址公園/高田城跡(日本さくら名所100選/続日本100名城)
https://4travel.jp/travelogue/11754564
〔日本さくら名所100選でお花見〕
●隅田公園(東京都墨田区):https://4travel.jp/travelogue/11683954
●小田原城址公園(神奈川県小田原市):https://4travel.jp/travelogue/11685392
●小諸城址懐古園(長野県小諸市):https://4travel.jp/travelogue/11535605
●姫路城(兵庫県姫路市):https://4travel.jp/travelogue/11593194
https://4travel.jp/travelogue/11601496
●奈良公園(奈良県奈良市):https://4travel.jp/travelogue/11615907
●郡山城址公園(奈良県大和郡山市):https://4travel.jp/travelogue/11613989
●松江城山公園(島根県松江市):https://4travel.jp/travelogue/11478799
●鶴山公園(岡山県津山市):https://4travel.jp/travelogue/11484252
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 交通手段
- 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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●東京駅
4月12日の金曜日、頑張って朝早く起き、「東京駅」7時20分発の北陸新幹線かがやき号に乗り、旅の最初の目的地である富山県の「富山駅」へと移動していきます。 -
●丸の内停留場
約2時間ほどで「富山駅」へと到着し、まずは駅構内のコインロッカーに荷物を預けて身軽になり、さっそく駅周辺を散策していくことに。
目的のスポットまで徒歩でも行ける距離なんですが、ついつい市内を走る路面電車(富山ライトレール)に乗りたくなり、3駅先の「丸の内停留場」まで利用しました。丸の内停留場 駅
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●富山城址公園
停留場を降りてすぐのところに、富山藩主・前田家の居城であった「富山城」があり、現在は「富山城址公園」として整備されていて、今回はこの公園周辺がメインとなります。富山城址公園 公園・植物園
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近くにあった地図がこちら。
公園は富山市街のど真ん中に位置し、南側には往時の水堀が一部残り、北側の「松川」沿いは桜の名所「松川公園」となっています。 -
お、お堀の向こうには白亜の天守も♪
ただやっぱり桜の方も気になるので、お城は後ほど訪れることにし、まずは「松川」の方へと行ってみることに。 -
●景雲橋
公園の中をどんどんと歩いていき、園内の池に架かる朱色の「景雲橋」を渡ってさらに進むと・・・。景雲橋 名所・史跡
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●松川辺り/松川公園
かつて市街を流れていた「神通川」の旧河道である「松川」へ。
この川の両岸(松川辺り)には約450本のソメイヨシノが植えられているそうで、このタイミングで富山市を訪れた1番の目的はココの桜です。松川辺り 公園・植物園
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「松川」に架かる「七十二峰橋」からの眺めはというと・・・う~ん、これは期待以上の光景ですね~。
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川に沿うように設けられた遊歩道は、桜のトンネルに♪
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お、向こう(東側)に架かる「塩倉橋」のたもとに、赤い遊覧船が停まっているので行ってみましょうか。
松川公園 公園・植物園
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●塩倉橋
で、その名前のとおり、江戸時代に富山藩の塩の倉があったことから名付けれた「塩倉橋」へ。 -
イチオシ
アップにしてみると、薄紅色の桜が水面に映り込む感じがいいですね~。
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川辺りは「松川公園」として整備され、橋の近くには「日本さくら名所100選」に選ばれたことを示す記念のプレートもありました。
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●松川遊覧船
そしてここからは、この日のメインイベントである「松川遊覧船」に乗り込み、船から桜を眺めていくことに♪
この時期はスプリングクルージングと題し、ちょうど繁忙期で運行間隔も短いためか、あまり待たずに乗ることができました。
◇松川遊覧船ホームページ◇
https://matsukawa-cruise.jp/松川遊覧船 乗り物
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遊覧船の席に座ると、やっぱりこれまでよりも目線が低くなりますな。
満席になったところで、「神通川」本流とつながっている上流側(西側)へといざ出発! -
お、さっきいた「七十二峰橋」のたもとには、常夜燈とともに1本だけソメイヨシノとは違う種類の桜が。
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見上げると両岸の土手には桜並木が続き、ところどころに彫刻も置かれているよう。
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江戸時代の旧神通川には、64艘もの舟同士を一列につなぎ、その上に板を敷いた船橋があったそうで、これにちなんだ「舟橋」を抜けていきます。
で、橋のデザインも舟(船尾?)を形どったものでした。 -
「舟橋」を抜けた先あたりから川幅が狭まり、ここでUターン。
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川面の上にまで桜の枝が広がり、まさに桜のトンネル♪
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船はそのまま乗降所の横を通り、さらに下流側へと進んでいきます。
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そして、向かって右側から流れてくる「いたち川」との合流地点で再びUターンし、乗降所へと引き返していきます。
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イチオシ
その途中、正面には1935年に竣工した重厚感のある「桜橋」が架かっており、橋の名前のとおり周囲の桜に彩られ、とってもいい絵に♪
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橋の下を通るときはけっこうギリギリです(汗)
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こんなふうに、下流側もひたすら桜並木が続いてます!
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橋の向こうに乗降所が見えてきたので、クルーズもそろそろ終わりに。
遊覧船はゆったりとしたスピードで約30分かけて「松川」を進み、両岸に続く桜並木を船から眺めることができ、特にこの桜の季節には外せないスポットかと思います。 -
●千歳御門
ここで「松川辺り」からいったん離れ、今も残された石垣の間に建つ「千歳御門」を通り、再び公園の中へと向かいます。千歳御門 名所・史跡
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●富山城/富山市郷土博物館
そして、公園に到着した際にちらっと見えた「富山城」の天守へ。
こちらは戦後の1953年に建てられた模擬天守で、現在は「富山市郷土博物館」として利用されており、こちらを見学していきます。富山城 名所・史跡
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ここ「富山城」は「続日本100名城」に選定されており、博物館の2階受付そばにスタンプが置いてあるので、忘れずに押印しときました。
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「富山城」は戦国時代の1543年に越中国西部の守護代・神保氏により築城され、江戸時代には加賀藩前田氏の分家として10万石が与えられて富山藩が立藩し、明治維新に至りました。
常設展示(観覧料@210円)では中世以来の富山城の歴史を紹介しており、ビジュアル的にとても分かりやすく展示されてました。富山市郷土博物館 美術館・博物館
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で、最後に天守最上階からの景色はどんなものかと上ってみたものの、金網で覆われちょっと残念な感じ。。。
まぁしゃーないので、今度は下に見える水堀と枡形虎口によって守られていた、お城の南側へ行ってみることに。 -
先ほど上から見下ろしたこのあたりには、本丸の正門にあたる「鉄御門」があったそうで、正面には鏡石と呼ばれる巨大な石も置かれています。
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水堀にはすでに散ってしまった桜の花びらが浮かんでて、これはこれでまた風情がありますね~。
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そして、お堀越しの天守と桜のコラボという定番の絵。
さっきまではちょっと曇り気味でしたが、博物館を見学している間に青空が広がってきて、背景もいい感じに。 -
イチオシ
お堀の外側を回り込み、別アングルからもう1枚♪
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お堀の上まで桜の枝が張り出していて、このあたりも見応えがあるスポットになっています。
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最後、「富山市役所」へ寄り道するべく、再び「塩倉橋」のあたりまで移動してきました。
なぜわざわざお役所なんかに行くのかといえば、あそこに見える高い塔が無料の展望所になっているからです。 -
イチオシ
橋を歩いていると、たまたま向こう側から遊覧船が♪
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市役所の前あたりもきれいな桜並木になってますね~。
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●富山市役所展望塔
そして市役所へと入り、エレベーターで高さ約70メートルの展望塔へ上がると、先ほどいた「富山城」も見下ろすことができます!富山市役所展望塔 名所・史跡
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で、川沿いに咲き誇る桜たちを、上から眺めるのもまた一興♪
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ここからは富山市街を360度見渡すことができ、東側には立山連峰の山並みが続いています。
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イチオシ
アップにしてみると、4月に入っても残雪をまとう山々が美しい。。。
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反対の西側の方に目を転じると、市街地の少し先の方に、(ちょっと分かりづらいですが)「神通川」が流れてます。
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そして北側の方は「富山駅」を中心にビルが建ち並ぶエリアで、やっぱり北陸新幹線の開業効果もあるんでしょうか。
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●富山駅
富山市街の眺望を楽しんだところでそろそろタイムアップとなり、そのまま歩いて「富山駅」へと戻ってきました。
今回は駅南側の限られたエリアの観光となりましたが、城址公園を中心に見どころがまとまっていて散策し易く、1番の目的だった「松川辺り」の桜とお城を十分に堪能できました♪富山駅 駅
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このあと、北陸新幹線開業により3セクになった「あいの風とやま鉄道」に乗り、次の目的地へと向かいますが、その模様はまた別の旅行記で。
今回も最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。
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