滞在時間45時間で松江、出雲王道観光２泊３日の旅②

2024/01/26 - 2024/01/28

55歳、オヤジの一人旅です。
島根県松江市と出雲市に行ってきました。
２泊３日の旅ですが、現地滞在時間は実質45時間ほど。
それでも、十分楽しむことができました。
１日目は午後に松江に到着して、松江城を中心に市内観光。
２日目は、出雲大社にお参り、出雲そばを満喫しました。
３日目は、お昼の飛行機で帰京したので、観光はゼロ。
宿泊は、天然温泉だんだんの湯御宿野乃松江と野津旅館です。
その２日目、出雲市内の旅行記です。

エリア 出雲市(島根)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: ANAグループ JRローカル 私鉄 徒歩

大好きなドーミーインで熟睡できました。
朝６時から朝風呂に入って、目を覚ましました。
それでは、朝食をいただきましょう。
メニューが豊富でした。

天然温泉 だんだんの湯 御宿 野乃松江 宿・ホテル

海鮮丼は自分でつくります。
いくら、カニ、ネギトロ、ブリです。
どれも新鮮で美味しかったです。

天然温泉 だんだんの湯 御宿 野乃松江 宿・ホテル

朝から揚げたての天ぷらを食べれるなんて、すごいですよね。
レンコンはサクサクでした。

天然温泉 だんだんの湯 御宿 野乃松江 宿・ホテル

松江と言えば、宍道湖のしじみです。
しじみ汁は味が濃くて、胃に沁みる味。
毎日、このしじみ汁を飲んだら、健康になりそうです。

天然温泉 だんだんの湯 御宿 野乃松江 宿・ホテル

出雲そばもありました。
この日のランチは出雲そばのお店に行く予定ですので、ここは一段のみ。
山菜ともみじおろしでさっぱりといただきました。

天然温泉 だんだんの湯 御宿 野乃松江 宿・ホテル

ホテルをチェックアウトして、松江しんじ湖温泉駅へ向かいました。
途中で、神社があったので、お参りしました。
「すえつぐ」と読みます。
旅の安全をお願いしました。

須衛都久神社 寺・神社・教会

一畑電車の松江しんじ湖温泉駅に到着しました。
映画RAILWAYSの舞台になった鉄道ですね。
中井貴一さん主演でしたね。

松江しんじ湖温泉駅 駅

駅前には足湯がありました。
土曜日の朝早い時間だったので、入っている人はいませんでした。
そりゃそうだよね。
湯気がもうもうとしていました。
入ったら温かいんだろうけど、電車に乗る前だけに、さすがに入れないよね。

お湯かけ地蔵足湯(一畑電車松江しんじ湖温泉駅) 名所・史跡

こちらの電車で出雲大社へ向かいます。
渋すぎます。。。
１時間ちょっと乗車、途中駅で乗り換えが必要でした。

一畑電車 乗り物

終点の出雲大社前駅に到着しました。
とてもコンパクトでかわいい駅です。
出雲大社をイメージしているようには見えないですけどね。

出雲大社前駅 駅

駅舎内には、カラフルなステンドグラスがありました。
色の配置が何ともかわいいです。

出雲大社前駅 駅

出雲大社前駅のすぐ近くにあったタクシープールから、タクシーに乗って、稲佐の浜に行きました。
往復徒歩だと、時間がもったいないので、行きはタクシーで、帰り（稲佐の浜から出雲大社）は歩きました。
タクシー料金は920円でした。

稲佐の浜 自然・景勝地

稲佐の浜は、全国の神様をお迎えする場所です。
この岩は弁天島と呼ばれています。
旧暦10月10日には、全国八百万の神様がここから出雲へ上陸してきます。
神様って、海から来るんですね、初めて知りました。

稲佐の浜 自然・景勝地

豊玉毘古命を祀る祠があります。
何だか基礎がはみ出していますけど、大丈夫ですか。。。

稲佐の浜 自然・景勝地

こちらの浜の砂を採取しました。
この砂を出雲大社に持っていきます。
袋を持っていくと便利です。
私は、普段、持病の薬を入れている袋を持っていきました。

稲佐の浜 自然・景勝地

ついにやって来ました、出雲大社です。
「いずもおおやしろ」が正式名称です。
55歳にして、ようやく来ることができました。

出雲大社 寺・神社・教会

境内にあちこちに、かわいい白兎の像がたくさんありました。
因幡の白兎の伝説です。
たくさんあり過ぎて、全てを写真撮影するのは無理でした。

出雲大社 寺・神社・教会

大きな鳥居をくぐると、下り参道になっています。
普通は、昇り参道なので、珍しい造りです。
色々な説があるようですが、元々の地形という説が一番分かりやすかったです。。。

出雲大社 寺・神社・教会

参道の右側にある祓社に先ずはお参りです。
ここで邪念を払います。

出雲大社 末社 祓社 寺・神社・教会

こちらは、参道の左側にある野見宿禰神社です。
相撲の神様ということでした。
目の前には大きな土俵がありました。

野見宿禰神社 寺・神社・教会

出雲大社と言えば、縁結びの神様です。
夫婦となった大国主大神と勢理毘売神が描かれていました。
手前にいる二匹の白兎もかわいいです。

出雲大社 縁結びの碑 名所・史跡

ムスビの御神像の像です。
大国主神が、幸魂、奇魂のお蔭を頂いてれ『ムスビの大神』になられたときを表しているそうです。

出雲大社 寺・神社・教会

こちらは拝殿です。
二礼四拍一礼でお参りします。
二礼二拍一礼に慣れているので、ちょっと不思議な感じでした。

出雲大社 寺・神社・教会

立派な注連縄だなぁ～と思って見ていました。
こちらが日本一かと思いきや、ここじゃないんですよね～。

出雲大社 寺・神社・教会

この門の奥に御本殿が鎮座しています。
自分のお願いしたいことばかりをしてはいけないそうです。
先ずは普段、健康に無事に生きていられることに感謝します。
いつも見守っていただきありがとうございます。

出雲大社御本殿 名所・史跡

御本殿の前には、この３つの円がありました。
これは古代の出雲大社の柱はあった場所だそうです。
こんな大きな木の柱があったなんて。
その昔の出雲大社のイメージは、古代出雲歴史博物館で見学できるので、後で行きます。

出雲大社御本殿 名所・史跡

御本殿の左右の両側に十九社があります。
左右とも十九の部屋があり、 旧暦の10月、出雲大社の神在祭の期間に全国から集まった神様がこちらにお泊りになります。
大混雑になるんだろうね。

出雲大社 末社 十九社本殿 名所・史跡

「そがのやしろ」です。
御祭神は、素戔嗚尊です。
天照大御神の弟で、八岐の大蛇退治をした神様です。

素鵞社 寺・神社・教会

こちらで、先ほど、稲佐の浜から持ってきた砂を交換します。
いただいた砂は自宅に持ち帰り、自宅の四方の角に撒きます。
そうすることで、出雲大社のご加護に授かることができるんですよ。

素鵞社 寺・神社・教会

御本殿です。
天下無双の大廈（二つと同じものが無い壮大な神殿）と称えられています。
御本殿にお参りはできませんが、ここから拝むことができました。
立派な御本殿を見ることができて、とても感動しました。

出雲大社御本殿 名所・史跡

白兎も御本殿に何だかお願いをしています。
何をお願いしているんですかねぇ～？

出雲大社御本殿 名所・史跡

神楽殿です。
遠くから見ても、注連縄の大きさが凄いです。
えぇ～、こんなに大きいのぉ～という感じです。

出雲大社 寺・神社・教会

近づいてみると、さらに大きさに驚きます。
重さは５トン以上あるそうです。
作っているところを見たいですよね。

出雲大社 寺・神社・教会

出雲大社から歩いて10分くらいのところにある古代出雲歴史博物館に来ました。
入場料は620円、Suicaが使えました。
古代の巨大神殿が並んでいます。
歴史家によって、色々な意見があるそうです。
まあ、正解は誰も分からないので、言いたい放題なんでしょうね。

島根県立古代出雲歴史博物館 美術館・博物館

この神殿だけは大きく展示されていたので、最も有力な案みたいです。
しかし、こんな大きな神殿、どうやって作ったんだろうか？
大型クレーンもない時代、古代の技術者はすごいなぁ～。

島根県立古代出雲歴史博物館 美術館・博物館

出雲大社の屋根の上にあった千木・勝男木です。
1953年の式年遷宮のときに、役目を終えたものです。
合わせて、１トン以上あるんだって。

島根県立古代出雲歴史博物館 美術館・博物館

青銅の宝剣が尋常ではない量が展示されていました。
圧巻でした。
でも、これだけたくさん展示されていると、かえってありがたみがないような。。。

島根県立古代出雲歴史博物館 美術館・博物館

本日は全て実物です。。。
ということは、レプリカ？　偽物？　を展示する場合もあるってことかしら？
何だか不思議な看板だったので、撮影しちゃいました。

島根県立古代出雲歴史博物館 美術館・博物館

ロビーには３本の大木を鉄輪で束ねた宇豆柱（うづばしら）がありました。
３本をまとめると直径６ｍにもなるそうです。
こんな大きな柱で建てた本殿はさぞかし大きかったんだろうなぁ～。

島根県立古代出雲歴史博物館 美術館・博物館

お昼を過ぎたので、そろそろランチの時間です。
出雲大社の近くにも、出雲そばのお店がたくさんありますが、少し移動します。
どうしても行ってみたい、出雲そばのお店があるんです。

一畑電車 乗り物

出雲市駅に到着しました。
写真はJRの方の駅ですけどね。

出雲市駅 駅

出雲市駅から徒歩５分ちょっとで到着しました。
今回の旅でどうしても行きたかった出雲そばの名店です。
土曜日のお昼過ぎなので、混雑しているかと思いましたが、運よくすぐに席に座ることができました。

献上そば 羽根屋 本店 グルメ・レストラン

お一人さま用のカウンター席が２席ありました。
玄関のすぐ脇ですけど、これはありがたいです。

献上そば 羽根屋 本店 グルメ・レストラン

３段か５段か迷いましたが、そば好きなので、５段の割子そばを選びました。
しかも、５色にしました。
５段の割子に、色々な薬味が入っています。

献上そば 羽根屋 本店 グルメ・レストラン

ちょっとだけ、広げてみても、こんな感じでかなり豪華。
めちゃくちゃ、楽しいです！

献上そば 羽根屋 本店 グルメ・レストラン

先ずは、山菜そば。
つゆを入れて、一気にズルズルといただきます。
コシもあって、とても美味しいです。

献上そば 羽根屋 本店 グルメ・レストラン

２段目は油揚げです。
意外と太い麺でした。

献上そば 羽根屋 本店 グルメ・レストラン

３段目は、揚げ玉と大根おろしです。
関東でいうところの冷やしたぬきだね。
つゆは結構濃かったです。

献上そば 羽根屋 本店 グルメ・レストラン

４段目は大好きなとろろです。
とろろが少ないように見えますが、ちょうどいい量でした。
各段でそばを食べ終わったら、余ったつゆは次の段に注いでいくシステムです。

献上そば 羽根屋 本店 グルメ・レストラン

最後の５段目は大好きな生卵です。
薬味も全て入れて、食べました。
５段は多いかなと思いましたが、一気に食べ切りました。
この旅で一番楽しみにしていた食事でした。
美味しくて大満足でした。
５色割子そばは、1750円でした。

献上そば 羽根屋 本店 グルメ・レストラン