2024/07/26 - 2024/07/27
219位(同エリア423件中)
キズナさん
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55歳、オヤジの一人旅です。
岡山県に行ってきました。
1泊2日のショートトリップです。
羽田空港から岡山空港にIN、岡山空港からOUTです。
1日目は、吉備津神社を見学して、この時期が旬の桃パフェをいただきました。
岡山城、岡山後楽園の王道観光地を巡りました。
宿泊は、もちろんいつものドーミーイン、夕食は部屋で一人飲み大会を開催です。
2日目は、現存12天守唯一の山城、備中松山城に登城です。
その2日目、念願の備中松山城の旅行記です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス ANAグループ JR特急 JRローカル 徒歩
-
前日は、かなり歩いたので、ぐっすりと寝ることができました。
2日目は山城を攻めることになっていたので、体力回復に努めました。
朝5時に起きて、朝風呂を満喫してリフレッシュ。
ホテルはいつものドーミーイン、天然温泉 吉備の湯 ドーミーイン岡山です。
意外と外国人観光客が少なった印象でした。
無料サービスの乳酸菌飲料で腸を活性化したら、朝ご飯です。
ドーミーインのこの手書きの看板を見るだけで、ワクワクしますよねぇ~。
猿、犬、雉のイラストがやけにリアルで驚きました。
「ご当地一品料理」は何だろうね。天然温泉 吉備の湯 ドーミーイン岡山 宿・ホテル
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どうです、今回のラインアップは?
海老と穴子のばら寿司、お味噌汁、牛鍋(備前牛)、鰆(さわら)のたたき、サラダ、お漬物、レンコンとゴボウ、鯖、小鉢(温泉卵、もずく)のスターティングメンバ―です。
結構、彩が素晴らしい仕上げになっていますよね(自画自賛)天然温泉 吉備の湯 ドーミーイン岡山 宿・ホテル
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先ずは、海老と穴子のばら寿司です。
江戸時代は、「一汁一菜」の慎ましい生活を送っていましたが、祭事のときくらいは御馳走を食べたいという庶民の知恵がつまったのがこのばら寿司です。
酢飯は赤酢を使っているとのこと。
穴子がたっぷりで嬉しいです。天然温泉 吉備の湯 ドーミーイン岡山 宿・ホテル
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こちらは鰆のたたきです。
前日食べたお寿司のネタにもなっていましたっけね。
岡山では、鰆をよく食べるそうです。
瀬戸内海は春になると、鰆、鯛、平目などが産卵のために集まってくるとか。
鰆って、今までは西京焼きとかでしか食べたことなかったです。
濃厚で上品な脂が美味しかったです。
創業100年以上の老舗の醤油さんのポン酢でいただきました。天然温泉 吉備の湯 ドーミーイン岡山 宿・ホテル
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朝から牛鍋も食べよっか!
最近、ドーミーインに宿泊すると、いつも朝から牛鍋を食べている気がします。
備前牛の牛鍋、これも美味しかったです。
紅ショウガ、入れ過ぎかしら?
牛肉も食べて体力チャージ!天然温泉 吉備の湯 ドーミーイン岡山 宿・ホテル
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出ました、定番のもずくと温泉卵!
小鉢は数種類あったのですが、今回も迷わず(というか無意識)、この2つをチョイス。
もちろん、この後、温泉卵は牛鍋にオンしました。天然温泉 吉備の湯 ドーミーイン岡山 宿・ホテル
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デザートは、桃ゼリーもあったので、食べました。
少ししか入っていなかったけどね。
この桃ゼリー、濃厚で美味しかったです。天然温泉 吉備の湯 ドーミーイン岡山 宿・ホテル
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コーヒーを部屋にテイクアウトして、荷造りを開始。
荷造りと言っても、いつもリュックサック1個の身軽な旅です。
出発時間まで少しだけゆっくりしました。
チェックアウトしたら、徒歩10分弱で岡山駅に到着です。岡山駅 駅
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グーグル先生に教えてもらった場所に行ったら、こんな看板が。。。
桃太郎像移動しています、なんだと~。
確かに、岡山駅前は工事中でした。
どうしても桃太郎さんを見たいので、ちょっと探してみました。岡山駅 駅
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おぉ~、いらっしゃいましたよ、桃太郎さん!!!
猿、犬、雉のお供3人衆も揃い踏みです。
何だか、仮移転しています感があんまりじゃないですか?
基礎の造りがかなり雑です(かわいそう)。
土曜日の朝、地元の高校生は皆さんは見事にスルー。
55歳のオヤジだけが、写真撮影していたとさ。。。岡山駅 駅
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岡山駅からJR西日本の各駅停車で行きました。
車窓を見ながら、約50分、こういう時間って好きなんですよね。
スマホはポケットの中に入れて、何も考えず田舎の景色を眺めていました。
備中高梁駅に到着です。備中高梁駅 駅
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立派な橋上駅舎でしたよ。
自由通路の幅は相当小さかったけどね。
それにしても、立派な駅舎です。
ちょっと身の丈に合わないような。備中高梁駅 駅
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駅舎の2階は、図書館になっていました。
いわゆる自治体、鉄道会社、民間会社が協力する合築駅ですね。
この図書館も有名です。
入り口だけ見たら、何の変哲もない図書館に見えますよね。
でも、一歩入ったら、めちゃ驚きました。高梁市図書館 名所・史跡
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この図書館は、TSUTAYAを展開する会社が運営する図書館です。
以前、見に行った佐賀県武雄市の図書館もそうでした。
それと同じ運営形態ですね。
入り口を入ったところに、見上げたら首が痛くなるような大迫力の本棚がありました。
2~4階が図書館になっていて、入り口付近には、スタバもありました。高梁市図書館 名所・史跡
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図書館の入り口にある観光協会で乗合タクシーの受付を済ませます。
備中松山城は山の中にあり、途中の道も非常に狭いです。
マイカーも入れませんし、路線バスもありません。
個人タクシー、乗合タクシー、徒歩が交通手段です。
まあ、徒歩という選択肢はないと思うけど。
乗合タクシーの予約は電話のみでした。
一ヶ月前に予約しておきました。
その電話をした際、とても丁寧で優しい女性の方で、スムーズに予約できました。高梁市観光案内所 名所・史跡
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観光案内所のカウンターで受付すると、確認表をいただきました。
帰りの乗合タクシーの集合時間が書いてありました。
今のデジタルな時代、こんな紙での案内は、それはそれで新鮮な印象を受けました。
乗合タクシーは、1日4往復ありましたが、朝一番の便を選びました。
備中高梁駅から、備中松山城の入り口のふいご峠までは、約10分くらい。
山道の往復時間も含めて、現地の滞在時間は1時間30分くらいになる計算です。高梁市観光案内所 名所・史跡
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乗合タクシーは予約人数によって、車両が大きく変わるそうです。
今回は、予約した人は、5人だったので、ジャンボタクシーでした。
30歳代のご夫婦が1組、後は私と同じ50歳代の男性が3人でした。
年齢層はかなり高めです。
そりゃ、こんな山奥の山城を見に行く若い人は少ないよね。
備中高梁駅から10分くらいで到着しました。
途中から細い山道になりました。
すれ違いができない道幅だったので、上と下で無線でやり取りをしていました。
車両で入ることができる限界地点のふいご峠の駐車場に到着しました。
ここには、マイカーは入れません。備中松山城 名所・史跡
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おぉ~、この看板を見ただけで、テンションMAXです!
ようこそ!!日本一高い山城 備中松山城へ
いやぁ~、よく来れたなぁ~。
来てみたかったんだよねぇ~、備中松山城!備中松山城 名所・史跡
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ここからの道のりがまだまだ長いんですよ。
距離700m、標高差140m、所要時間20分です。
この日は、小雨でしたが、気温が高く、かなり湿気もありました。
500mlの水を2本準備しておきました。
着替えも多めに持っていったのも結果的には大正解でした。
汗ダラダラになったからね。備中松山城 名所・史跡
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それでは、いよいよ備中松山城へ登っていきますよ。
昔の人は登るだけでなく、こんな山奥に石垣を積んで、お城を建てたなんて、凄いなぁ~。
そんなことに思いを馳せながら、山道をゆっくりゆっくり登りました。備中松山城 名所・史跡
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一緒に乗合タクシーに乗ってきた方は、かなりのスピードで前に行ってしまいました。
待ってくれぇ~。
私は、ふいご峠の駐車場や看板の写真を撮っていたら、置いていかれちゃいました。。。
山道を歩き始めたら、すぐにこんな山道に突入です。
まだまだお城は遠そうです。
まさか、熊なんて出てこないよね。
警戒度MAXで山道を登りましたよ。備中松山城 名所・史跡
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途中、登城心得という看板がいくつかありました。
あわてず、ゆっくり歩むべし
はい、分かっております。
慌てて転んだりしたら、元も子もありません。
誰も助けに来てくれないですもんね。
足元を見ながら、ゆっくりと登りますよ~。備中松山城 名所・史跡
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およ、また登城心得がありました。
この先足もと悪しきにつき気をつけて歩むべし
優しいなぁ~。
城主のさんじゅーろーさんの心遣いですね。
しかと承ったでござる!備中松山城 名所・史跡
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5分ほど、歩きました。
途中階段も結構ありました。
こんな山の奥、階段を造るだけでも大変だよね。
階段を登るのは辛いけど、この石を運ぶことと比較したら、登るだけで弱音なんて吐いちゃだめだよね。備中松山城 名所・史跡
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あれれ、まだ200mしか歩いていないのか。。。
まだまだ先は長いのぉ~。
この時点で、汗ダラダラです。
背中や脇に汗がつぅーって流れていました。
水分を補給しながら、黙々と山道を登りました。備中松山城 名所・史跡
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すると、突然現れました!
大手門横にある石垣群です。
ついに備中松山城へ到着です!
こんな山奥にいきなり飛び出てジャジャジャジャーン!
備中松山城です。
ついに来たどぉ~!
ついに現存12天守で唯一の山城である備中松山城へ到着です。
ここから天守まではさらに10分弱歩きます。この時点で感動しています。
この石垣に胸キュンキュンです。
元からある岩盤の上に石垣を積んで、さらにその上に石垣や土塀を積み重ねています。
自然と人工のコラボレーション、極まれり!って感じです。備中松山城 名所・史跡
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イチオシ
ふいご峠から歩くこと15分くらいで、大手門跡に到着しました。
ついに来ましたよ、備中松山城!
現存天守は、まだこの先ですが、この立派な石垣を見惚れてしまい、ここで足踏み状態。
すごいなぁ~、この石垣。
段々畑にみたいにきっちりと積まれています。
天然の岩盤を石垣に組み込んでいます。
天守や櫓の基礎も天然の岩盤を上手に利用しています。
10m以上はあるであろう岩盤と石垣群は、とても雄大です。
秋は紅葉が見事だそうですよ。備中松山城 名所・史跡
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この石垣群のすぐ横は崖になっていました。
崖の際のところの岩盤の上に石垣を正確に積み、さらにその上に階段状に石垣を積み重ねています。
最後に土塀を建てて、防御を固めています。
いやいや、どんだけ石垣を積んでるのよぉ~。
ここで、労働災害は絶対に発生しているよね。備中松山城 名所・史跡
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この石垣の造り、萌えます。
自然の地形を利用していることがよく分かります。
段々になっています。
あの尖がっているところ、カクカクとなっているところ、こだわったんだろうなぁ~と考えながら、しばらく見上げていました。備中松山城 名所・史跡
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石垣に近づいて写真を撮影。
もちろん、周りに誰もいないことを確認してから、写真を撮りましたよ。
一歩間違えば、というより、ほぼ変質者に近いです。
でも、そんな楽しみを持つのも悪くないですよ。
会社の部下には見せることはできないですけど。。。備中松山城 名所・史跡
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ちょっと見てくださいよ、この反り具合。
萌えますね。
こんな山奥の険しいところ、足場もろくにないところに、こんなたくさんの石をきれいに積んで、この反りを完成させるなんて。
昔の人の技術力、尊敬します。備中松山城 名所・史跡
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いかん、いかん、石垣ばかり見ていちゃいかん。
さらに、奥に攻め込まねば、時間切れになっちゃう。
石垣に圧倒されながら、歩を進めます。
曲がりくねった階段を登ります。
万が一、戦になったら、石垣の上から狙われている、怖い怖い。備中松山城 名所・史跡
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これまた立派な土塀です。
この土塀は昔のままだそうです。
弓を射るための四角い狭間、鉄砲を撃つための丸い狭間が並んでいます。
ここからさらに登っていきます。
道が狭くなったり、曲がりくねったり、これは攻め込むことは無理です。
途中で、何度も矢か鉄砲で討ち死にしています。
正に天然の要害ですね。
しかし、こんなところに城を築こうと思った発想が凄いよね、脱帽です。備中松山城 名所・史跡
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おぉ~、かなり登って来ました。
後ろを振り返ると、高梁の街が一望できました。
絶景かな、絶景かな。
ずっと雨が降っていたけど、この時だけ、少し雲の切れ間が出来て、街を見ることができました。備中松山城 名所・史跡
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二の丸に着きました。
備中松山城の曲輪の配置は、本丸、二の丸、厠曲輪、三の丸と連なる連郭式の山城です。
この二の丸、かなり広い空間でした。
お弁当を広げて、花見もできそう。
山のてっぺんにこんな空間があるなんて。
一番高いところにある建物が現存天守になります。備中松山城 名所・史跡
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現存天守に入る前に、その手前にある石垣をさらに見に行きます。
手間にあるのは、五の平櫓です。
右奥にあるのが天守です。
櫓の武者返し、あそこから石とか投げられたら、ひとたまりもないな。。。
この五の平櫓は、今は、備中松山城を管理する事務所になっていました。
実は、ここに城主のさんじゅーろーさんがいましたよ。備中松山城 名所・史跡
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それでは、現存天守に攻め込むぞぉ~!
エイエイオー!
こちらの階段(見ずらいけど)から、天守のある本丸に登ります。
写真にある櫓は、五の平櫓で、平成9年に復元したものです。
入城料500円を支払って、本丸の中に入りましょう。備中松山城 名所・史跡
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来たぁ~、やっと着いたぞぉ~!
備中松山城の天守です。
現存12天守、これで7つめです。
今年1月の松江城以来の現存12天守です。
備中松山城は、標高480mの臥牛山(がぎゅうざん)にあります。
現存12天守の中で唯一の山城です。
臥牛山という名前は牛が横たわったように山が連なっているからです。
木造本瓦葺き、二層二階建てです。
見た目では三層にも見えるデザインです。
この天守は、1683年水谷勝宗によって、大修復されたものが残っています。備中松山城 名所・史跡
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備中松山城の歴史は、鎌倉時代に始まります。
1574年に起こった「備中兵乱」の時には、砦が21も築かれていて、臥牛山全体が一つの要塞になっていました。
当時の城主だった三村氏が滅んだ後は、毛利氏が支配。
その後は、小堀氏、池田氏、水野氏、水谷氏、浅野氏、安藤氏、石川氏、板倉氏と城主が変わります。
うん、浅野氏だって?
忠臣蔵で知られている播州赤穂の浅野氏のことで、大石内蔵助が城代として、備中松山城に赴任しています。
歴史って、こうやって勉強すると面白いよね。
55歳になっても、まだまだ勉強したい。備中松山城 名所・史跡
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天守の脇のこの小さな入り口から入ります。
中は土足厳禁、靴を脱いではいります。
この日は、天守内も蒸していて、さらに汗ダラダラ状態。
ついつい、汗拭きシートで身体を拭きまくりました。備中松山城 名所・史跡
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こちらは装束の間です。
敵に攻められて、囲まれた際、この部屋に城主は立てこもりました。
床下には石が敷き詰められており、忍者の侵入を防ぎました。
ていうか、この小さいお城で敵に囲まれちゃったら、どうにもならないと思うけど。備中松山城 名所・史跡
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なんと驚き、囲炉裏(いろり)がありました。
長さ一間(180cm)、幅三尺(90cm)のこの囲炉裏は、籠城戦の城主の食事を準備したり、暖を取ったりしたそうです。
備中松山城は、何度も攻められて、戦に備えるためだったんだって。
この囲炉裏の火で火事にならなくてよかったね。
火事になったら、現存しないもん。備中松山城 名所・史跡
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それでは、二階に上がりましょう。
これまた急な階段を慎重に上がります。
転んだら恥ずかしいので、とにかく慎重に、ゆっくりと自分に言い聞かせて一歩ずつ足を踏み出しました。
この山奥で怪我したら、洒落にならないです。備中松山城 名所・史跡
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二階の正面には、御社壇(ごしゃだん)が設けられています。
三振の宝剣、天照皇大神など10の神々をお祀りしています。
それにしても立派な梁だなぁ~びっくり
こんなに大きな梁を、どこから切り出して、どうやって運んできて、さらに吊って組み上げたんだろう?
石垣を積む技術力も素晴らしいけど、この梁や柱を組み上げる技術力も素晴らしい。
コンパクトな天守の中は、日の光が差し込んで明るかったです。
お城って、暗い雰囲気のところが多いけど、備中松山城はちょっと雰囲気が違いました。
気のせいでしょうか?備中松山城 名所・史跡
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天守からの眺めです。
高梁市方面を見ています。
絶景かな、絶景かな。
余は満足じゃぁ~。備中松山城 名所・史跡
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北側の窓からは、二重櫓が見えました。
この櫓も国指定の重要文化財に指定されています。
天守同様に現存する建物です。備中松山城 名所・史跡
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この櫓は、非公開でした。
近くまで行くことはできました。
備中松山城にある櫓では、唯一の二階建てになっています。備中松山城 名所・史跡
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櫓の反対側に回ってみました。
天然の岩盤の上に建てられていることがよく分かります。
山城の櫓って、感じがしますね。
上の写真と下の写真を見ても分かるように、入り口が両側にあります。
これは、万が一のとき、天守側から裏山方向に逃げるためだそうです。
逃げるって、、、そりゃ非常事態じゃん。。。備中松山城 名所・史跡
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備中松山城を大満喫しました。
楽しかったなぁ~。
でもちょっと待った、さらに見どころがあるんですよ。
そうです、城主のさんじゅーろーにご挨拶をしなくてはなりません!備中松山城 名所・史跡
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かわいいポスターがありました。
さんじゅーろーと申す。
かわいいなぁ~。
はてさて、どちらにいらっしゃるのでしょうか?備中松山城 名所・史跡
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本丸の六の平櫓で、さんじゅーろーが出迎えていただけるようです。
よく来たにゃん!
って、いらっしゃらないですよ(泣)
小さい座布団が何とも虚しいです。
雨が降っているので、出社(?)拒否のようです。
うんうん、分かるよ、その気持ち。備中松山城 名所・史跡
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と思ったら、隣の五の平櫓の事務所の中にいらっしゃいました。
さんじゅーろーだぁ~。
やっぱり雨が降ったり止んだりで、気分が乗っていないそうです。
そうそう、その気持ち分かりますよ。備中松山城 名所・史跡
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さんじゅーろーは、オスで体長50cm、しっぽ27cmだそうです。
平成30年7月、西日本で大規模な豪雨災害が発生しました。
その災害直後、備中松山城をさまよっていたところを保護されました。
ちょっとぽっちゃりした愛くるしい体型と人懐っこい性格から一躍人気者に。
さんじゅーろーという名前は、備中松山藩出身の新選組隊士、谷三十郎にちなん名付けられました。
優しい人に出会うことができてよかったね。備中松山城 名所・史跡
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職員の方に、撫でてて大丈夫ですよとお声を掛けていただきましたが、ここは丁重にお断り。
なぜなら、犬や猫など、動物を触ることができません。
動物恐怖症だからです。。。
写真もちょっと遠めから撮影しているくらいですし。
この日のさんじゅーろーは、ちょっと暇を持て余している感じ。
ゴールデンウィークとかは、観光客の相手で大忙しらしいです。備中松山城 名所・史跡
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イチオシ
あらあら、眠たくなったみたいですね。
かわいい~ラブ
そうだよねぇ~、人間の相手なんてしていられないよ。
ほっといてくれってね。備中松山城 名所・史跡
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石垣、天守、さんじゅーろーと見どころたくさんの備中松山城。
ようやく行くことができてよかったです。
乗合タクシーを降りてから、集合時間まで2時間は時間を余すかなと思いましたが、見どころたっぷりでちょうどよかったです。
乗合タクシーが迎えに来てくれるふいご峠の駐車場まで山を下ります。
備中松山城からふいご峠に下りてきました。
集合時間の5分前に到着、ギリギリでした。
危なかったぁ、こんな山奥に取り残されたら、えらいこっちゃ。
雨は小雨になったけど、汗で全身ずぶぬれ状態。
駐車場の端っこの方、誰も見ていないことを確認して、ポロシャツを着替えました。
蚊が多くて、ちょっと大変でした。
最後の登城心得です。
またの登城 心よりお待ちいたす
また、いつか来たいなぁ~。備中松山城 名所・史跡
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乗合タクシーで約10分、備中高梁駅に戻ってきました。
予めネット予約しておいた特急に乗って、岡山駅まで戻ります。
特急やくもです。
かっこえぇ~。
今年の4月にデビューしたばかりの新しい車両です。特急 やくも 乗り物
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特急やくもは、岡山と出雲を結んでいます。
車体の色は、「やくもブロンズ」という色だそうです。
出雲をイメージしたような雲のマークもかわいいです。
しかし、相変わらず、動いてくる車両を撮影するのが下手くそですいません。特急 やくも 乗り物
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岡山駅に到着したのはいいものの、ランチ難民になりかけました。
グーグル先生に教えてもらおうと思いましたが、中々ピンとくるランチが見つかりません。
こりゃ、困ったぞ。
岡山駅から、ある方向へ人の波が続いていました。
何だ、この波は?と思ったら、大型スーパーイオンが駅前にあり、皆さん、そこに向かわれていました。
時間も13時を過ぎていたし、選択肢もたくさんあるだろうから、イオンに行ってみよう。
こちらのイオン、めちゃ巨大でした。
レストラン街も何フロアもあって、お店もたくさん、逆に選べない。。。
お寿司もいいなぁ~、そばも好きだしなぁ~、もつ鍋もあるぞ、ステーキでスタミナ回復する、、、って決められないぞ。
レストラン街を徘徊して、優柔不断の本領発揮。。。
そうだ、土用の丑の日がもうすぐだ。
備中松山城でスタミナをかなり使ったので、精をつけなきゃ!
そうだ、鰻にしよう!
鰻せいろう 多幸うにしました。
徘徊すること約15分、ようやくお店が来まりました、よかった、よかった。イオンモール岡山 百貨店・デパート
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うな重、ひつまぶし、せいろう蒸しとメニューは豊富です。
ここは、お店の名前にもなっている、せいろう蒸しを頼もうかな。
サイズも、並、上、特とありました。
単品、定食、天ぷらやそばとのセット、オプションもこれまた多い。。。
よしっ、決めた!
鰻せいろう蒸し定食の上にしました。
店内に漂う鰻のタレの匂いが最高、お腹がかなり減ってきました。
待つこと15分、待っていたぜ。イオンモール岡山 百貨店・デパート
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めちゃいい匂いがします。
鰻せいろう蒸し定食上(2680円)です。
それでは、ふたを取りますよ。
ご対面です。
来たぁ~、鰻がたっぷりだぁ~!
こりゃ贅沢です。イオンモール岡山 百貨店・デパート
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鰻のせいろう蒸し、うざく、肝吸い、茶碗蒸し、お漬物のラインアップです。
うざくも美味しいですよね。
夏にぴったりの料理です。
鰻ときゅうりの組合せを考えた人、えらいなぁ~。イオンモール岡山 百貨店・デパート
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肝吸いも美味しい、これは1リットルくらい飲めそうでしたよ。
鰻は結構な量が入っていました。
折り重なって入っているなんて、これまた嬉しい。
それでは、一口いただきます。
ちょっと味が濃いけど、鰻の味もしっかり。
味が濃いのを中和する役で、錦糸卵があるんだね、なるほど、なるほど。
こりゃ、美味しいぞ。
えちゃ美味しいぞ。イオンモール岡山 百貨店・デパート
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せいろうで蒸しているので、鰻はふっくらと出来上がっています。
しかも、熱いです。
食べ終わるまで、ホカホカでした。
鰻の下に敷かれているごはんも熱々です。
タレを絡めたごはんが蒸されているので、ごはんにタレの味が染みまくりです。
うまい、熱い、うまい、熱い、うざくで冷やす、うまい、熱いの無限ループですプンプン初体験の鰻のせいろう蒸し、これまたヤバい食べ物を知ってしまったぞ。
うな重でもなく、ひつまぶしでもなく、これは鰻のせいろう蒸しです。
鰻のせいろう蒸しは、福岡県柳川の郷土料理です。
柳川と聞くと、どじょうの柳川鍋を思い浮かべるけどね。
これはぜひ、地元、本場の名店で食べてみたいものです。
タレが染みたごはんが、最高にうまいです。
ごちそうさまでした。イオンモール岡山 百貨店・デパート
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楽しかった岡山の旅も終わりです。
リムジンバスで岡山空港に到着しました。
ここにもやっぱり桃太郎さんです。
やっぱり、雉は飛行機に乗せてもらえないんだね、かわいそう。岡山空港 空港
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今回も翼の後ろ、窓側席をゲットです。
飛行機がバックを始めると、悲しくなるよね。
当然、機内には、ANAのあの音楽が流れていました。
チャ~ラララ、ラ~ララ~、チャ~ララララ~ラララララ、ラララララララ~。
葉加瀬太郎さんの「Another Sky」
帰りの飛行機が飛び立つまでの時間って、何だか悲しいね。岡山空港 空港
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飛行機がバックをすると、ANAの整備士さんが何かを訴えています。
夏の思い出作ってこられ!
ちょっと字が上手じゃないのはご愛敬。
岡山から旅行に行く人が対象なのね。
私は、岡山で夏の思い出を作りましたよ、ありがとう。岡山空港 空港
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裏面もありました。
トウモロコシがおいしい時期ですよ
えぇ?
どういう意味?
東京でトウモロコシは生産していないと思いますよ。
まさか、搭乗した飛行機、東京じゃなくて、北海道に行くの?
この後、先輩らしき人が、相方を説教するみたいなコントをしていました。
何だかほっこりしました。岡山空港 空港
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他に離着陸する飛行機は全くいないので、滑走路に出たら、一気にテイクオフ。
急上昇&急旋回で高度をグングン上げていきます。
岡山空港は山の中です。岡山空港 空港
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旋回したら、岡山市内の方向に向かっているみたいです。
遠くに見えるのは、瀬戸内海かなぁ~。
やっぱり飛行機に乗るなら、窓側だね。
あれは、絶対に岡山城と後楽園だ。
昨日、行ったもん!
旭川が湾曲しているのがよく分かります。
岡山、バイバイ、また来るねぇ~。岡山空港 空港
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1時間ちょっとであっという間に羽田空港に到着です。
いつもの見慣れた滑走路。
帰ってきちゃったぁ~。
この後、電車で1時間ちょっとで自宅に到着しました。羽田空港 第2旅客ターミナル 空港
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それでは、岡山のお土産を発表です!
ジャジャジャジャーン!
またがちゃがちゃしています。。。
お酒のおつまみばかりですいません。おみやげ街道 サンフェスタ グルメ・レストラン
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