2023/12/26 - 2023/12/27
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かすぱるさん
2023年の年末にフィンエアーでロンドンへ行ってきました!
機内での様子やヘルシンキでの早朝散策を併せてご紹介します。
【フライト情報】
AY62 東京/羽田 21:55 →ヘルシンキ 4:00(3:30)
所要 13時間5分(12時間35分)
AY1331 ヘルシンキ 7:50 →ロンドン/ヒースロー 9:10
所要 3時間20分
※機体はいずれもA350-900
※()内は実際の時刻/時間
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まずは羽田→ヘルシンキから。
フィンエアーのチェックインカウンターは出発3時間前からオープンします。
第3ターミナル21:55出発に合わせて、19:40頃に出発カウンターに着きました。
ほぼ待ち時間なく、予想以上に快適でした。
チェックイン開始から時間が経っていたことが列の少ない理由だったのかもしれません。羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
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クリスマス休暇の時期なので、パネルにはHappy Holidays の表示が。
雪原にトナカイ、フィンランドらしいですね笑 -
手荷物検査、出国審査もほとんど並ぶことなく、プライオリティパスが使えるTIATラウンジへ。
繁忙期なのでこちらは待ち列ができていました。
受付の待ち列はTIATとスカイラウンジ合同ですが、隣接するスカイラウンジの方はすぐ入れたようです。
TIATは満席とのことだったので、一旦受付を済ませ、TIATの待ち列の椅子で待機。 -
結局5分もせずに入れたので、拍子抜けしました笑
ゆったりとしたソファ、静かな空間。快適そのものです。
出国前ということで、焼きそばや唐揚げなどの日本食をいただきました笑羽田空港国際線 TIAT LOUNGE 空港ラウンジ
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今回のチケットは少し特殊で、
①フランクフルト→東京(JAL)
②東京→ヘルシンキ経由→ロンドン(フィンエアー)
がペアになった、ヨーロッパ起点の「複数都市」の航空券です。
発券時は東京→ロンドンをブリティッシュエアウェイズの直行便で予約していましたが、当該便が運休となり、同じワンワールドのフィンエアーに替えてもらったのでした。
このためか、フィンエアーのチェックインでは「ロンドンにお住まいですか?」と聞かれました笑 -
21:15のボーディング開始にあわせて、21:05頃にラウンジを退出。
ゲート145は端の方でTIATラウンジから意外と距離があったので、せかせか早歩きで行きました。
出発までラウンジで休まれる場合は注意が必要です笑 -
席は33C。自動で割り振られました。
北極圏を通るのでもしかしたらオーロラが見えるかも…!と思って窓際を指定しようかとも思ったのですが、110ユーロくらい追加料金がかかるので断念…。
ですが、実際座ってみると運良く3列貸し切りでした!これはありがたい…!! -
テイクオフ!東京の夜景ってほんと美しいですね
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スクリーンの起動画面。
これから北欧へ行くんだ!という高揚感があります笑 -
ホーム画面では出発地/到着地の時間だけでなく、お食事のタイミングなども分かる仕様でとっても便利です。
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機内食のメニューを確認することができる他、
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提供されるドリンクも分かります。
こういうのは配られるタイミングに聞く場合が多いので、事前に分かるのはとっても便利です笑 -
エンターテイメントの中にフィンエアー100周年記念動画があったので視聴することに。
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フィンエアーにとって東京はアジア初の就航地。
冷戦下の当時はソ連上空を避けて飛んでいたのですが、2022年にロシアが上空飛行を禁止したことで、この「伝統的な」ルートが復活した、と紹介されていました。
かつてフィンエアーはロシア上空を飛ぶことで日欧最短フライトを担い、コロナ前は羽田/成田/関空のみならず中部、新千歳、福岡にまで就航していました。
いわば日本が同社にとっての最重要市場となっていたのです。
ロシア上空を飛べなくなったことは同社にとってかなりの痛手のはずですが、それを「伝統的」というのはポジティブだなと感じました笑 -
ちなみに東京就航と同年から、サンタクロースのオフィシャルエアラインとなったそうです。結構歴史古いんですね!
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離陸1時間後くらいに1回目の機内食。
カツ丼とそばの日本食セットでした!カツ丼が温かくて美味しかったです笑
おまけのブラックサンダーもいいですね笑
ドリンクはフィンエアー名物のブルーベリージュースを頼みました。このジュースが本当に美味しくて、フライト前から楽しみにしていました。 -
カムチャツカ半島沖。
3席横一列使えるので、この辺で一旦横になりました。やはりこの方がゆったり眠れます。 -
ベーリング海峡。シベリアとアラスカの間、いわばロシアとアメリカが相対する最前線ともいうべきエリアを通り抜けます。
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ふと窓の外を見るとお月さまが。
肉眼では兎の餅つきがくっきり分かるほど輝いていました。
眼下に広がる黒銀の雲海とのコントラストが趣深かったです。 -
先ほどベーリング海上空辺りで、CAさんから北極圏証明書を受け取りました。
消灯中なので寝ている人も多いのですが、起きている人には配布していたようです(点灯時に撮影) -
喉が乾いたので、ドリンクを貰いに機内後方へ。
各種ソフトドリンクとお菓子がセルフ式で置いてありました。
この後ろで休憩しているCAさん達を煩わすこともないので、この方式はありがたいです笑 -
北極海上空を飛行し、人類が定住可能な最北の地、スヴァールバル諸島上空へ。
なんと北緯80度です!
スヴァールバル諸島に行こうとすると、ノルウェーのオスロからトロムソを経由してようやく辿り着けるのですが、上空を通るだけなら案外近いんだなと感じました。いつかぜひ行ってみたいものです...! -
スヴァールバル諸島を過ぎたあたりで機内が徐々に明るくなり、朝食が配られました。ホッカホカのエッグマフィンとソーセージ、ナゲットです。
機内食が温かいと、とても美味しく感じられます笑
夕食もそうでしたが、食器、カトラリーは北欧らしく環境に配慮した紙製/木製なのが印象的でした。 -
フライトマップの観光案内を見てみることに。
これから行くヘルシンキはヘルシンキ大聖堂、ウスペンスキー大聖堂などが載っています。
それよりなにより、ヘルシンキの人口が50万人しかいないということにびっくりしました。人口規模に対しての世界的知名度がすごい…! -
東京はどこをオススメしてるんだろう?と見てみると、皇居や築地場外、浅草寺、スカイツリー、新宿御苑など。
ちょっと面白いなと思ったのは三鷹の森ジブリ美術館。 -
食後には100周年の包み紙のお菓子が貰えました。中身はキャラメルで、甘すぎず食べやすい味でした笑
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この便は欧州各地へ乗り継ぐ乗客が多いので、乗継便ごとにゲートまでの行き方を見ることができます。
こうしてマップで表示されるのはとても分かりやすくて良いなと感じました笑 -
ヘルシンキ・ヴァンター空港に到着。定刻4:00に対し、3:27に着きました。
Flightraderで見たところ、これ以外の日も同様に定刻より早く着くのが慣例化しているようでした。ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港
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7:50発のロンドン便に乗り継ぐのですが、時間があるので一旦フィンランドに入国します。
この空港、乗継特化型の構造なので入国審査までまあまあ歩きます… -
予め早く着いた場合のプランを考えておきました。それは、3:57発のバスで市内中心部へ行き、1時間ほどぶらぶらして戻ってくるというもの。鉄道の始発は5時台なので、このバスに間に合うかが肝となります。
入国審査はほとんど並ぶことなく通過、出発5分前には空港出てすぐのバス乗り場に辿り着きました!市内中心部までは?4.1です。 -
路線バスタイプですが途中でバイパスを通るので、電車と遜色ない所要時間です。朝4時台にも拘らず、途中のバス停から意外と人が乗ってきました。
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中央駅前で下車。この時気温は-4℃、めちゃくちゃ寒いです。
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メインストリートだけはしっかり除雪されていました。この時間は通行人もほとんどいないので、ライトアップされた街並みを思う存分楽しめます。
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ヘルシンキ大聖堂と元老院広場。町一番の観光地ですが、やはり人っ子一人いません。
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ウスペンスキー大聖堂。こちらもライトアップされていました。
手前の川は表面が凍って、その上に雪が積もっています。
前来たときは単なる風景の一部としか認識してなかったのですが、正教会が好きになった今としてはじっくり外装を見たい対象になっていました笑 -
海沿いのエリア。水色の可愛らしい市庁舎などがあります。
景色としてはとても好きなのですが、この辺りが一番寒かったです。 -
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もと来た道を戻り、中央駅へ。5時半を過ぎると、トラムの運行が始まりました。
ストックマン 百貨店・デパート
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トラムの行き交う様子を見てたら空港行きの列車までギリギリの時間になったので、結構急ぎ目でホームへ向かいます。
(空港行きの列車はエントランスを抜けてすぐのホームではなく、右奥の少し遠いホームから発着するので要注意です!) -
なんとか間に合いました。空港までの路線はラケットのような環状線になっており、この列車は右回りで向かいます。
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ヴァンター空港駅に到着!
ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港
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搭乗券は既に羽田で受け取っているので、手荷物検査へ向かいます。
が、ここがまさかの大混雑!この写真の奥に長蛇の列ができていました。
しかもなぜか引っかかってしまい、時間をロスしてしまいました... -
手荷物検査を出ると、シェンゲン圏内のコンコースに入ります。
ここにプライオリティパスが使えるラウンジが2つあるのですが、搭乗時刻が迫ってきたので泣く泣く断念。出境審査へ。 -
シェンゲン圏外のフライトを利用する場合は、ここを通ります。
手荷物検査とは対照的に全く並ぶことなく通過できました。 -
搭乗8分前なのでゲートへ向かいます。
コンコースにクリスマスらしい小屋がありました笑 -
ロンドン行きの機体はA350-900。欧州域内のフライトにしては大型です。
機体上部にはうっすら雪が積もっていました。 -
今回の席は31H。真ん中の島の右通路側最前です。
目の前に席がないので広々とした感じはありますが、足がめいっぱい伸ばせなかったり、離着陸時にモニターが使えなかったり、サイドテーブルが少し邪魔だったりと少し不便な席ではあります。 -
ちょうどヨーロッパ各地への出発便が集中する時間なので、搭乗からタクシングまで30分ほど要しました。
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ロンドン便で無料で提供されるのはジュース類のみ。
コーラやビールなど缶類、スナックは有料でした。ここは長距離線との違いです。
近いようで3時間もあるので、少し小腹が空くところではあります。 -
離陸から1時間ほどして、朝日が機内に差し込みました。とはいえ窓の景色は見えないので、フィンエアーの提供してる音楽を聞くなどしながら仮眠をとっていました。
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ロンドン・ヒースロー空港に到着!
アメリカン航空の隣だったためワンワールド繋がりかと思いましたが、その後ろをスカイチームのデルタ航空が通り去っていきました。ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港
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非シェンゲン圏なのでここでも入国審査があるのは少し面倒ではありますが、日本のパスポートなら自動ゲートを利用できるので快適です笑
この後はロンドン市内に行き、大英博物館を訪れました!
ディズニー・オン・アイスのロンドン公演!~欧州最大のアリーナで楽しむ圧巻のパフォーマンス~
https://4travel.jp/travelogue/11875161
イージージェット ロンドン・ガトウィック→ヴェネツィア 搭乗記
https://4travel.jp/travelogue/11884743
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フィンエアーにはコロナ前の2019年末にも搭乗したので、その際の搭乗記も併せてご覧ください!
フィンエアー バンコク→ヘルシンキ→オスロ 搭乗記
https://4travel.jp/travelogue/11575714
冬のヘルシンキでトランジット観光!
https://4travel.jp/travelogue/11575711
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