2024/02/22 - 2024/03/03
214位(同エリア247件中)
かすぱるさん
ルフトハンザでドイツ・フランクフルトからイランの首都テヘランまで往復してきたので、その様子をご紹介します!
〈フライト情報〉
2024/2/22
便名:LH600
発着地・時刻:フランクフルト(FRA)14:30(15:01)→テヘラン/イマーム・ホメイニ(IKA)22:00(22:09)
飛行時間:4時間38分
機材:A340-300(D-AIGX)
2024/3/3
発着地・時刻:テヘラン/イマーム・ホメイニ(IKA)2:25(2:18)→フランクフルト(FRA)5:35(5:23)
飛行時間:5時間35分
便名:LH601
機材:A340-300(D-AIGS)
※()内は実際の時刻
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フランクフルト中心部からSバーンで空港駅に到着。
第1ターミナルのZを目指しますフランクフルト空港近距離駅 駅
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搭乗口Z番台はルフトハンザやスターアライアンスのシェンゲン圏外長距離便が発着します。
今回乗るテヘラン便だけでなく、日本やアメリカ向けの便もここから出発します。 -
出国審査、手荷物検査を経て制限エリアへ。
搭乗口Zは時間帯あたりの便数が少ないので、スムーズに通過できました -
ガラス張りの吹き抜けが特徴的です
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搭乗口Zの出発案内。
米州、東アジア方面の他、同じ中東方面としてダンマーム(サウジアラビア)・クウェート便がありました -
コンコースを進むと、向こうにB747が。
紺を基調とした、新しい方の塗装です。 -
見渡すとB747がなんと4機も!
さすがルフトハンザ。私もこの後の帰国便でB747の羽田便を利用しました。 -
搭乗口ヘ向かうと、コールが始まってもいないのに人だかりができていました。
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搭乗開始!
見渡すといわゆるドイツ系の見た目の人達は少なく、乗客のほとんどがイラン人のようでした。
それもそのはず、ドイツ政府はイラン全土に対して「退避勧告」を出しており、ドイツ人にとって気軽に渡航できる国ではないのです -
沖止めの機体までバスヘ向かいます
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使用機材はA340-300。
昔ながらの4発エンジンです!
複通路の大型機ゆえ前後2箇所からタラップが出ていました
ルフトハンザのA340は、長距離国際線のうちジャンボ機のB747を使うほどでもない航路で運用されます -
荷物棚がとにかく高く、普段よりもう一段階背伸びしないと押し込めませんでした。そのうえ収納できるスペースも狭めです。
シートピッチは余裕があります -
雨で水滴がついていますが、主翼がよく見えます。
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アメニティはブランケット、枕、イヤホン。
これは帰国便のテヘラン→フランクフルト→羽田でも同様でした。 -
モニター画面にルフトハンザのロゴマーク。
背景は目的地テヘランのゴレスタン宮殿です
A340はやや古めの機体ですが、リニューアルされたのかモニターは最新で快適でした笑 -
フライトマップ。
Google Earth かと見紛うほどの精細さです -
テイクオフ!
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離陸後30分ほどでドリンクと軽食。
ドイツらしくプレッツェルでした笑 -
続いて離陸後1時間40分ほどで機内食。
全体的に美味しかったです笑
チキンのソースが日本人の舌にも合うな~と感じていたら、それもそのはず、照り焼きソースでした笑 -
さすがヨーロッパだけあって、チーズも絶品です笑
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スイーツと食後の紅茶。
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この辺りでちょうど日の入りとなりました。
蒼く染まる空に差す一筋の夕陽が美しいです -
機内ムービーの中にイランが題材の映画があったので視聴することに。
『ペルシアン・バージョン(The Persian Version)』という、アメリカに移住したイラン系移民の母と、移民2世の娘が主人公の映画です。
イラン社会でのしがらみや革命を契機に渡米した家族が、アメリカの習慣とイラン系としての生活習慣とのギャップに戸惑いながらも命を紡いでいく、という内容でした。
印象的なシーンとして、アメリカの小学校では小さい娘が周りの生徒から「テロリスト!」と揶揄され、一方イランの小学校では「アメリカかぶれ!」といじめられるカットがありました。
日系人もアメリカ社会で差別的な扱いを受ける瞬間はあるでしょうが、中東系だとこうも直接的な言葉でいじめられるのか、と驚愕。
またイランの習俗を知るという意味でも、勉強になりました。 -
トルコ上空からイラン上空へ入りました。
後で調べたところ、イランで最初に見えたこの町は、オルーミーイェという西アゼルバイジャン州の州都でした。 -
大きな湖を越えます
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カスピ海からイランに入ったかと思っていたのですが、どうやらイラン領内のオルーミーイェ湖という湖のようでした
イラン最大の湖らしいです。 -
テヘランより南に差し掛かったところで、急旋回して空港へ
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テヘラン・イマーム・ホメイニ空港に到着。
入国審査はイラン人と外国人で分かれていました。
案の定乗客の大部分がイラン人だったようで行列ができていましたが、外国人側は私ともう一人しか並んでなかったのでほぼ待ち時間なく通過できました笑
日本人はちょうどこの2月からビザ無し入国が可能になったのですが、入国審査官は日本のパスポートを見て、ペルシャ語で書かれた紙のリスト(おそらくビザ免除対象国リスト?)を確認すると特に質問などもせずすんなり通してくれました笑 -
ここからはテヘラン→フランクフルト便のご紹介!
丸8日後の深夜1時、再びテヘラン・イマーム・ホメイニ空港へやってきました -
行きに乗ったLH600便の折り返しに当たる、LH601便に乗ります
さて、この空港、建物に入ってからチェックインカウンターに向かう途中に荷物検査があります。
途上国の空港あるあるですが、ここで30人ほどの列ができており、思わぬタイムロスが発生するので要注意です。
このとき預け入れ荷物の締切ギリギリで結構焦りました。
なんとか間に合い搭乗券を受け取り、出国審査と手荷物検査(2回目)へ。 -
搭乗開始。イランには割と長く滞在したように思えたので、少し名残惜しい気持ちもありました笑
機体は行きと同じくA340-300です -
ボーディングブリッジから機内へ入る際、"Lufthansa Technik" と書かれたゼッケンを着た係員さんを見て、謎の安心感がありました。
エコノミー席は2-4-2配列です。 -
荷物棚は下からカバーを上げる方式。
今の飛行機は上から回転するように降りてくる方式なので荷物が取りやすいですが、この機材ではいつもより背伸びして取り出す必要があります。 -
こういう座席案内表示も、ちょっと昔の機材な雰囲気
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安全ガイドにもちゃんとエンジンが4つ描かれています
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免税品販売にはA340のグッズもありました。
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行き同様、アメニティはブランケット・枕・イヤホンです。
イヤホンだけはCAさんが巡回して配ります。 -
イマーム・ホメイニ空港のターミナルは遠目に見ると青が映えてきれいです笑
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モニターには目的地フランクフルトのレーマー広場が映し出されました
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フライトマップ。
イマーム・ホメイニ空港は荒野の中にあるように見えます。 -
タクシング。
他の国では滅多に見られないイラン独自のエアラインとも、これでお別れです -
テヘラン都市圏の夜景。
イランでの色々な思い出が駆け巡りました
イランではテヘランの他にも、イスファハーン、マシュハド、ヤズド、シーラーズ、ケルマーンシャー、コムなど国内各地を周遊したので、後日別の旅行記でまとめたいと思います!笑 -
フライトマップは面白く、操縦室からの景色を再現した画角もあります。
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軽食としてパンが配られました
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続いてドリンク。
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深夜ですが機内食もしっかり出ました。
ドイツらしくソーセージが美味しかったです笑 -
ドナウ川を横目に、いよいよドイツ上空へ
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横アングルもあります
深夜便ゆえ外を見てもどこを飛んでるのか分からないので、ありがたいです笑 -
目的地フランクフルト空港までもう少し!
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眼下にはフランクフルトの夜景が広がります
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午前5時23分、フランクフルト国際空港に到着!
フランクフルト国際空港 (FRA) 空港
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搭乗口に停止!降機までは少し時間がかかりました。
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降りるタイミングでふと隣席を見ると、A340-300の安全ガイドが。
私の席には -600のが入っていたので、「あれ?この機材どっちだっけ…?」と困惑しました笑
どうやら-300の方が正しかったようです笑 -
やはり -300でした笑
機体には「Belgisch Gladbach」という愛称がついていました。調べたところケルン近郊の町の名前のようです。 -
4発エンジンの機体。
少々古めかしい部分もありましたが、見栄えがするので好きです笑
この後は空港からほど近いマインツの街をトランジット観光した後、ルフトハンザが誇るB747-8で羽田へ帰還しました!
圧巻のB747!ルフトハンザ LH716 フランクフルト→羽田 搭乗記
https://4travel.jp/travelogue/11888913
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