100カ国からの世界一周【4】ウドーン・ターニー(プー・プラ・バート歴史公園、バーン・チアン国立博物館)

2023/02/07 - 2023/02/08

ウドーン・ターニー滞在中にふたつの世界遺産関連の観光をします。

「プー・プラ・バート歴史公園」は2022年に世界遺産に推薦されたので
いずれ世界遺産に登録されるでしょう。浸食で出来たキノコ型の奇岩や壁画などが見られます。
広大な公園で、ひとり迷って戻って来られず恐怖を味わいました。
世界遺産に認定されたら観光客も増えるでしょう。

「バーン・チアン」は先史時代の遺跡で、縄で模様をつけた独特な彩文（さいもん）土器が有名です。ウドーン・ターニー市内にこの土器の大きなモニュメントが何カ所にも飾られていて、市を代表する観光名所であることが分かります。
黄河文明やメソポタミア文明とは違う違う東南アジア独特の文明です。
「バンチェンの考古遺跡」（世界遺産検定での呼び名）として1992年に登録れました。

ウドーン・ターニーには方向別にバスターミナルが3カ所あります。

「新バスターミナル]
市内西に位置し、スコータイ（ピッサヌローク経由）、チェンマイやルーイ方面。

「長距離バスターミナル」は市内中心の駅にほど近く、バンコク、　バーン・チアンなど南や東北地方方面。

「ラーンシーナー市場ターミナル」は市街北で「プー・プラ・バート歴史公園」など郊外行きバスやソンテオ。

ノック・エアー
UTH BKK　11：55　12：55
UTH=ウドンターニー
BKK=バンコク（ドンムアン）
HB2162（8648円）（25キロ機内預け含む）

エリア ウドーン・ターニー(タイ)

ウドーン・ターニーの観光2日目、プー・プラ・バート歴史公園へ出かけます。

6：50　トゥクトゥクに乗り15分、市街北のラーンシーナー市場ターミナルへ。

「ここだよ」と。

どこよ、バス停は？確かにガイド本の地図を見ると位置的には合っているけれど・・。こんなところで降ろされても・・・

周辺にお店があったので聞いてみると、バイクで案内してくれました。徒歩でも行けそうでした。
ウドーンドゥサディ通りを少し戻り、中に少し入った場所にあります。

地図で示さずに「ラーンシーナー市場」と告げた方が良かったです。

ラーンシーナー市場に停まっていた、このバスらしい。バスの運転手に出発時間を確認。

ラーンシーナー市場。市街北にあります。

発車時間までかなりあるので朝食を。またまたパッタイ、THB40（160円）。
郊外に行くと地元価格で安いですね。

トイレもTHB5（20円）

バスの運転手が呼びに来て、「ソンタオが出発するからそっちに乗れば」と。
早く出れるのは有難い。

乗客は私以外に２人の女性、次々と降りていき私一人になりました。

8：30-9：40　THB50（200円）
１時間10分で公園の分岐点に到着。
このポリスの看板が目印。

ソンテオの運転手がポリスの建物を覗いてくれましたが、誰もいない。
本来は待機しているモーターサイに乗るらしいけれど。

少し待てば誰か来るよ、とソンテオの運転手は去っていきました。

しばらくするとバイクが来たので乗り込みます。良かった！

往復（プー・プラ・バート歴史公園で待機も含めて）THB100（400円）。

ワット・プラ・タート・プッタバート・プアボックに寄るならプラスTHB50（200円）と言うので、予定にはなかったけれど、ワット・プラ・タート・プッタバート・プアボックまで行く事にしてTHB150（600円）

プー・プラ・バート歴史公園　入場料はTHB100（400円）
「プー」は山、「プラバート」は聖足跡を意味するらしい。

インフォメーションで、壁画の場所を聞いて出かけます。パンフレットはインフォメーションで貰ったと思います。
トイレは無料。

聞かなかったら絶対たどり着くことは出来なかったでしょう。
何しろ、中は広すぎて迷います。実際迷子になりかけました。

これが鮮明に映っている壁画です。

紅い塗料で描かれたウシかな。この時代の貴重な食糧源だったのでしょうか、労働源？

先史時代の岩絵。雨風をしのぐ岩の下だったから残っていたのか。

パンフレットの表紙になっている観光の目玉ともいえる雨で浸食されたキノコ型の奇岩を目指します。

すぐわかりました。

人工的に彫ってあるところもあるよね。

先史時代のの家屋だったものか。

いくつか見どころを見て回ったのは良いけれど、方向音痴な私は現在地を把握できない(;´Д｀)

誰もいないし。

この広大な公園で迷いに迷って遭難する恐怖をおぼえました。冗談抜きで本当に。

世界遺産に認定されれば、観光客も押し寄せる事でしょう。

ようやく戻って来られました。
のどがカラカラ、冷たい飲み物で喉を潤します。THB25（100円）

待ってもらったバイクにまたがり、ワット・プラ・タート・プッタバート・プアボックへ。

有名な仏足石のあるプー・バーン山の寺院。

歴史公園から１キロほど山に登ったところにあります。

ワット・プラ・タート・プッタバート・プアボック。

バイクでポリスのある分岐点に戻って来ました。
帰りのバスは反対側の道路との事。

バス停ってないのよね。
それらしきものが来たら手を挙げて乗せてもらう方式。
待てど暮らせどそれらしき乗り物は来ないし！

それらしき貴重な１台を見送ってしまったかもしれません。

難易度高しの帰りのウドーンターニー行きのミニバス。

ようやくそれらしきものを見つけて、元気よく手を挙げます。１時間40分も待ちました。もうタクシーで帰るしかないかと諦めかけました。

13：40-15：00　1時間20分でウドーン・ターニー、クーラー付きのミニバス、THB100（400円）

ウドーン・ターニーに着くとトゥクトゥクに乗り換えて市内へ行くようにと、

途中でノーン・プラチャックで写真タイム。

寄り道したから駅までTHB140（560円）だと。(-_-;)

駅のマーケットで抹茶パフェTHB50（200円）と、屋台で美味しそうなサツマイモのお饅頭のようなものを。

今日は日本から持ってきた食材で。パスタやらお湯を入れて作るおにぎりとか。
この時から薄々気が付いていました。わずか２か月弱の旅行で、ただ嵩張るだけの食材は要らなかったって。持参した調味料だってついぞ使わなった。

最終地点のハワイは食料は持ち込めないから、それまでに何とかしないと。

ウドーン・ターニー最終日です。
タクシーでバーン・チアンに観光しつつ空港に向かいます。
これがチャーターしたタクシー。

英語は話しませんが宿の主人が説明してくれていたので何とかなるでしょう。

7：20-8：10　50分で到着。

まだ国立博物館の開館に時間があるので周辺を散策。お土産屋さんが軒を連ねていています。

8：45から入場出来ました。THB100（400円）

トイレのドアが先史時代の人になっていました。

バーン・チアン国立博物館。

バーン・チアン国立博物館。

良くある昔の暮らし的な。

バーン・チアン国立博物館。

出土した彩文土器。

退出してから気が付きました。パンフレットの壺は見たっけ？
戻ってこの壺が見たいと言うと学芸員さんが連れて来てくれました。

側にずっといるのでフラッシュ禁止だから見張っているのかと思いきや、もう一つの壺に案内してくれました。これもパンフレットの壺なんですね。

唯一人間が描かれた貴重な壺だと、ゆっくりとした英語で説明してくれました。
そんなに貴重な壺だってこと、説明を聞かないと分かりませんでした。

本当は発掘された遺跡跡も行きたかったのですが、フライト時間の都合で行けませんでした。また次回ここに来る事があればぜひ訪れましょう。

ここから車で５分位の場所らしいです。

記念に周辺のお店で小さな壺を購入。THB10（40円）
汚かったので拭いたら色が抜けましたが、帰国まで割れることなく持ち帰れました。

空港着。バーン・チアンから50分位。

ノック・エアー
ウドーン・ターニー空港11：55発バンコク行き　12：55着。

長距離バスもありますが、スコータイからの長距離バスを思いだして、あれをもう一回かぁ～、と心が折れてタイに来てから予約しました。25キロの荷物預けを含んでTHB2162（8648円）

可愛い機体。

初ノック・エアー。

待合室には小さな売店が2つあり、サンドイッチ的なものも売っていました。

LCCなので全く期待していませんでしたが、まさかの機内食が出ました。

ほぼ定刻にバンコク、ドンムアン空港に到着。