100カ国からの世界一周【6】セイシェルの夕陽に憧れて　マヘ島

2023/02/10 - 2023/02/12

セーシェルと言えば何を思い浮かべますか？

「インド洋の真珠」？
「ウィリアム王子とキャサリン妃の新婚旅行先」？

松田聖子の「セイシェルの夕陽」を思い浮かべたアナタ！年がばれますよｗ

一大リゾート地のセーシェルです、安宿なんて一つもありません、あったら教えて欲しい。こんな場違いな世界一周者が一週間も滞在します。
どんだけお金を使うやら・・恐ろしい。
掛かった費用などは世界一周の最後にまとめます。2カ月間世界一周するとどれだけ費用が掛かるのでしょうか？

さて、ここはインド洋、一応東アフリカの115からなる島国でイギリス連邦加盟国です。国民所得はアフリカでも高水準、だからか犯罪の少ない国。まぁ島国って逃げ場がないですからね。
でも気になるのは平均寿命が73.3歳、所得の高い国って寿命が長いってイメージだけどね。日本がとりわけ長いだけで標準的なのかもしれません。

一時は行けないかもしれないと思ったセーシェルですが、行ってしまえば何をそんなに苦労したんだってハナシです。

つまずいた【セーシェル電子渡航申請】は以下です。
　セーシェル入国に際しては、出発前に電子渡航申請システムSeychelles Electronic Border System（https://sneychelles.govtas.com/ ）から渡航申請を行い、入国許可を得る必要があり、英語表記あり。
10.9ユーロ　1580円
緊急申請の場合は84.2ユーロ、12000円

【宿】
Beau Valln Residence
80ユーロ×2泊
1泊11000円、ここでは安宿です。
キッチン付きアパートで寝室別の広いお部屋で洗濯機も完備。ボウ・ヴァロンビーチまで400ｍで徒歩圏内、家族でまた来たいです。

【両替レート】
１セ―シェル・ルピー=9.22円

【AIR】
エチオピア航空
2/10　
ET0629 BKK(バンコク) 01:35- ADD（アディスアベバ） 06:05 .09:30 -SEZ（セーシェル・マヘ） 14:20

【wifi】
自前のGlocal Meでセーシェル7日間2GB 26ドル（3485円）
ちなみに空港でもSIMカードは売っていましたが、これより高かったです。
楽天モバイルは適用外。

【言語】
クレオール語、英語、フランス語

エリア マヘ島(セーシェル)

• 旅行の手配内容: 個別手配

バンコクからエチオピアのアディスアベバを経由してセーシェルの首都ビクトリアのあるマヘ島に到着しました。リゾート地なので、この国に一人で入国するのは珍しいでしょうね。

入国にはセーシェル電子渡航申請の確認。
コロナの保険加入証はいるとの情報でしたが、求められず。（クレカの保険会社がコロナ対応だったのでPDFで送ってもらい、他の国でも使うため自宅で印刷し何枚か持参）
150ドル×日数分相当の現金が必要、それも確認されず。ドルとユーロを足したらその位は現金はありました。
ただしホテルの予約バウチャーの提示は求められました。

入国厳しめと聞いていましたが、意外と簡単に入国出来ました。

夜便だったので眠いです。

島国らしくのどかな空港。

空港のATMで3500セーシェル・ルピーをキャッシング。33600円分。
１セ―シェル・ルピー　=9.6円

宿までは荷物もあるのでタクシー一択です。50分程度。配車アプリはないですが、バスはありそう。
タクシー代は8000セーシェルルピー（7680円）、いきなり物価高に怯えます。

Beau Valln Residence
奥の平屋の建物が私の部屋です。
途中でドライバーが宿に電話をしてくれたので、オーナーが
待っていてくれました。

寝室が別になっていてキッチンも広いです。一人では勿体ないですね。
セーシェルにしては安宿の部類の11000円/泊。ここに2泊します。
口コミも抜群に良いせいか、空いていたのはラッキーでした。

女性オーナーがモデルさんのようにお洒落で綺麗でした。

宿の従業員の女の子がビーチまで案内してくれました。
徒歩10分弱。
ボウ・ヴァロンビーチ、午後5時です。

こんな素敵なビーチだったとは。
のんびりする機会がなかったのは残念。

平日だから？空いていますね。

宿の看板が道路沿いにあります。
宿に戻る前に近くのスーパーに寄ります。

やはり、何もかも高いです。輸入しているものも多いのでしょう。

スーパーと言うより商店って感じ。

２日間の飲み物を確保。

野外に洗濯機、蚊と闘いながら。

リビングの外にはイスとテーブル。

やけに強力そうな虫よけスプレー発見！こんな虫が出るんだ、出会わなかったけれど。

フマキラーの「おすだけベープ」は持参してきました。ワンプッシュで蚊を撃退。
世界一周では必須。重宝しました。

缶詰ソーセージを買ったので今日は持参したパスタを茹でて、混ぜるだけのパスタソースを絡めます。

しかし、半年以上世界一周する人なら日本から当面の食材を持参しても良いでしょうけれど、たった2ヶ月では必要なかったね。

今日は疲れたので休みます。

翌日の朝食はレンチンの赤飯と、昨日スーパーで買ったパンと缶詰ソーセージ。
この赤飯は電子レンジのある場所では持って行って良かったと思いました。
尾西にもお湯や水を注ぐだけの赤飯があるよね、スプーンも付いたもの、あれも好き、でも一回分が多すぎ。

右奥にあるのは小分けにした醬油、酒、油。ほとんど使わず、要らなかったな。

宿の近くにバス停があるので、これに乗って首都のヴィクトリアに出掛けます。
明日のプララン島へのフェリーチケットも買いたいし。

ビーチ目的じゃなiいからビクトリアに宿を取っても良かったけれど、もうどこも埋まっていたのよね。

車窓から。

珍しくヒンズー教寺院。
セーシェルは90％がキリスト教国家。
クレオール（欧州とアフリカの混血）多数を占めるらしい。

30分も掛からずヴィクトリアのバスターミナルに到着。
バスは1回1.2セーシェル・ルピー（115円）
公共バスは安くて助かる。

明日はフェリーに乗るけれど、スーツケースを乗せられるかな？

20番バスね。

意外にも大きなバスターミナル。行き先別にバス乗り場が分かれているので結構バスで網羅されているのかもしれないね。

フェリー乗り場までダウンロードした地図アプリのmaps.me頼りに向かいます。
この10年で便利になったよね。それまでは紙を何枚も印刷したっけ。

明日のフェリーのチケットを購入しておきます。マヘ港ープララン港、ネットでもフェリーのチケットは買えるはずですが、なぜか決算できず。
以前は日に３本くらいあったようですが、今はコロナの影響か２本に減少。

Cat Cocos
マヘ島（ヴィクトリア）-プララン島　往復1680セーシェル・ルピー（16128）円、ビザカードが使えました。
これに荷物代？だったかな30R（288円）片道
当日支払います。

荷物を入れて往復16704円、高い、1時間しか乗らないのに、セーシェルの洗礼続き。

ビクトリア中心地に徒歩で移動。
面白いモニュメントがあります。

100周年記念碑です。３枚の翼はアジア、アフリカ、欧州の３大陸を表す。ロレンツォ・アッピア―ニ制作。

今日は土曜日、まさかのインフォメーションが休み。日曜が休みじゃなかった？
色々な資料が欲しかったのに。

途端に雨まで降って来て。
11～4月までは雨季、ベストシーズンは5～10月と言われます。
今は２月、結局降られたのはこの日だけだったのは幸い。

雨が止んだので街の散策に出掛けます。

セーシェル自然史博物館、休館。
今日は祭日？それとも土曜日休館？

ヴィクトリア時計塔。街の中心部に位置します。1877年から1901年までイギリスを統治していたヴィクトリア女王の記念碑として1903年に建設されたものらしい。
ミニビッグ・ベン？

お土産屋さん。
フタゴヤシのデザインが多い。世界遺産「メ渓谷自然保護区」に生息しています。
明日向かうプララン（プラスリン）島で訪れます。

ヴィクトリアマーケット。

山積みバナナ。

金額を商品に直接マジックで書かれています。
昨日のスーパーでもそうだったので、ここでは普通なのかな？

品数はどこも少ないです。
高水準と言われるセ―シェルですが、リゾートホテルに行かなければ発展途上国を旅しているようです。

アイスとチキン　350円位。

ケーキとクッキーをテイクアウト。300円位。

よく見かけたゴミ箱、何だかオシャレじゃない。

ヴィクトリア市内。

市バスに乗って宿に帰ります。
２日もいると慣れたもの。

来た時と違うルートのバスに乗ります。
ドライバーは「時間が掛かるけれど良いのか」と念を押します。
問題ないです、最終的に目的地に着けば。

しっかり地図アプリで現在地を把握。
なるほど、右手に海を見ながらのコースですね。

ボウ・ヴァロンビーチが右手に見えました。
ここまで来ると帰って来たようなもの。

近くで降ろしてもらいます。バスは定額の12R（115円）、安くて助かるけれど、このバスにあの大きなスーツケースを乗せるのは厳しいかな。

そこらにいたタクシーに交渉して明日の港までの値段を交渉します。
350R（3360円）、30分も掛からないですがタクシー代の高い国なので妥当かな。

宿で買ってきたケーキとクッキーでお茶タイム。

もう一度ビーチを見たくなりました。出かけます。

頭がオレンジの変わった鳥です。

山もあり海もあり、素朴な島国です。
一大リゾート地という事を忘れてしまいそう。

ビーチ近くのホテルで国旗を降納する所だったので広げて見せて頂きました。
放射状に広がる５色の旗の意味は
「青」は澄んだ空とインド洋
「黄色」は太陽
「赤」は人々の決意と情熱
「白」は社会主義と調和
「緑」は自然豊かな国土
なんだそうです。

今日は土曜日、夕方６時。
さすがに賑やかです。

まさしくセイシェルの夕陽。
マヘ島の有名なボー・ヴァロンビーチです。

あと1日あったらビーチでのんびりしたかった。

素敵なシルエット。

ビーチバレーを楽しんでいます。

ビーチ沿いのホテル。
セーシェルに来たならこんなホテルも良いですね。

今夜の夕食はタイで買ったトムヤムクン。
タイのインスタントラーメンって小さくて良いです。

それと尾西のエビピラフ。お湯を注ぐだけ。
これ量が多すぎ、おにぎりタイプの小さめの方が良かったね。

でも何度も言いますが持ってこなくても良かった。２か国目ですが、持参した食材を早く終わらせたい一心。食堂だって、売店だって、どの国にもあるからね。

翌朝。

今日はプララン島へ渡ります。
宿の庭にバナナの木、南国だなぁ～

時間通りに昨日予約したタクシーが迎えに来てくれました。

フェリーターミナルでスーツケースを預けて出航を待ちます。

レストランがあるので寄ってみます。

軽く朝食。

出航、自由席。

1時間弱でプララン島に着きます。

体調崩している人がいましたが、それほど揺れていませんでした。
船内にはエチケット袋を置いています。

セーシェルの国旗がなびきます。一般の家でも国旗を掲げているのを見かけました。愛国心と言うより、これが当たり前の国なのかな。
日本って祝日以外はあまり国旗を掲げないですよね。

スーツケースを引き取ってホテルに向かいます。
タクシーは拾えるでしょうか、マヘ島同様高いのでしょうか。

プララン島に続く。