100カ国からの世界一周【13】リスボンと言えばファド♪

2023/02/27 - 2023/03/02

今回の世界一周で欧州はポルトガル以外は予定していません。なるべく良い季節に訪れたいので。
欧州で未訪問国の3カ国（アイスランド、ブルガリア、ルーマニア）はいずれ行きたいと思います。

ポルトガルは再訪したい国だったので非常に楽しみでした。前回の旅行は８年も前だったんですね。
https://4travel.jp/travelogue/11010271
2015.5

今回のミッションは3つ。
「ファド」を聴く
「サクランボのリキュール」を飲む
「クリスト＝レイ像」を見る
以上です、市内観光＆シントラ観光は済んでいるので欲張りません。

【航空券】
FR6489（Ryanair）
2/27 TER LIS 14:00 17:20
TER=テルセイラ　ラジェス空港
LIS=リスボン・ウンベルト・デルガード国際空港

テルセイラ島よりリスボンの方が1時間進んでいる。

【宿】
ホーム リスボンホステル
8人女子ドミトリー
洗濯機完備、個室にカーテンあり、比較的掃除が行き届いている、繁華街で食事に困らない
＠3466円×3（泊）

エリア リスボン(ポルトガル)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

リスボンが見えてきました。
テルセイラ島からリスボンは2時間20分のフライトです。

午後2時にテルセイラ島を発ちましたが、1時間の時差があるので時計の針を進めました。もう夕方の5時です。テルセイラで入国手続きは済んでいるのでパスポートのみで簡単に到着出口に。

ここから宿まではUberを使います。楽天モバイルの海外ローミングを使用。
Uber乗り場は右手に5分ほど歩いた建物の2階です。少し分かり難いので人に聞きながら向かいます。
運転手は呼ぶとすぐに合流出来ました。待機場所が近くにあるのかもしれません。

空港からはバスも地下鉄もありますが、公共交通機関を利用できる荷物ではないので。

20～30分で今回３泊するホームリスボンホステルに到着。Uber9.13ユーロ

口コミの良いホステルです。
1泊3466円の女子ドミトリーです。カーテンがありプライバシーが保てます。
ベッドの下には鍵付きのロッカーがあります。

部屋もトイレも広々としています。ヘアドライヤーもあるようです。シャワールームも比較的掃除も行き届いています。

早速街へ繰り出します。

リスボンは比較的治安も良く夜の女性一人歩きは問題ないです。油断は禁物ですけれどね。

今回も来ました。
A Tasca Do Chico
ファドが地元価格で聞ける店です。カモンイス広場の近くです。

ファドはポルトガルの民族歌謡で元々社会の根底にいる貧しい人達が楽しむ大衆歌謡だったようです。腹のそこから唄い出し、言葉は解らなくても哀愁のおびた演歌のような心に響く歌です。

オープン時間を少し過ぎていたので、満席で外で待ちます。

ここは人気店なので早めに来ないと座れません。
前回は２回も来ました。

30分以上待って、ようやく座れました。

奥の席だったので、歌手の後ろ姿をみながら。

有名なファド歌手の写真でしょうか。

ワイン、おつまみなどで22ユーロ。

ドイツ人の男性と、フランス人のご夫婦と同席です。ドイツ人男性に一発で日本人と当てられました。

時折歌手は後ろを振り返って歌ってくれます。

前回来た時のおじいちゃんはどうしているかな。
杖をつきながら、唄う時は杖なしでベレー帽を粋にシャキッと被っていたっけ。
スマホの自分の旅行記の写真を見せながらお店の人に尋ねると「あの人？」と壁の写真を指さしました。そう、このおじいちゃんです。
「亡くなったよ」と。

そうだったんだ、再訪したいと思いながら８年は長かったね。

外に出るとまだ長い列は途切れることはありませんでした。

帰りがけにペットボトルの水とエッグタルトを買って帰ります。
もう何と言ってもカーボベルデの干からび恐怖（治安悪くて外に出られずに喉カラカラ）が頭を過り、どこでも水確保は忘れません。

２日目。
朝から街の散策です。

今夜のファドレストランの場所を確認。

近くのトンネルの壁もアート。

リベイラ市場に到着。

果物や花屋さんがあり、奥はフードコートです。

賑わっていますね。
ここでバンコク以来の日本語が聞こえました。
街では見かけなかったです。まだ日本人の観光客は戻っていないのですね。

何を頼んでも美味しいそう。

海鮮リゾッ5ユーロ。ト、18.5ユーロ、ビール2.5ユーロ。
ポルトガルは海の幸が美味しいですよね。

イワシも有名ですが、前回の時は食べたお店が悪かったのか今一でした。缶詰も買ったのですが、生臭さが苦手でした。今回はイワシはNGです。

コロッケ、スープ7.9ユーロ。

トイレの壁が魚です。
東京だったら東京タワーとかスカイツリーとか？あるかは知りませんが。

花屋さんも大盛況、コロナはどこ？状態のポルトガル。
マスク姿の人はあまり見かけません。

市場近くのフェリー乗り場に来ました。

往復3.3ユーロ。
バス感覚ですね、すぐに対岸に到着。

みんな行く場所は同じでしょうか。バス乗り場は皆に着いてい行きました。バス往復2.5ユーロ。

念願のキリスト像です。

東ティモール、リスボンと見たらブラジル・リオ・デ・ジャネイロのコルコヴァードの丘のキリスト像も見ておかないといけませんね。

あとはリオより高いキリスト像がポーランド西部シフィエボシンの「王なるキリスト像」なんですって、インドネシア・スラウェシ島のマナドに「祝福なるイエス・キリスト像」もあるらしい。
スラヴェシ島、行ってみたかったんですよね、しかしマカッサルが南で真逆の北の果てがマナド、バスでは途方に暮れそう浦度遠いのかしら、飛行機ですね。

「4月25日橋」、欧州で最も美しい橋と言われます。瀬戸内海のようね。上段が車，下段が鉄道になっているらしい。

4/25はとても重要な日なんでしょうね、橋に付けられるなんて。
当初独裁者の名を取りサラザール橋と呼ばれていましたが、革新派軍人がクーデターを起こし新政府が誕生した事件を「リスボンの春」と言われ、その日にちなみ「4月25日橋」と改名したそうな。

ちなみに第5位がポルトの「ドン・ルイス1世橋」、ここも世界遺産の構成資産の一つですよね。凄いね、欧州のきれいな橋５選にポルトガルが２つもはいっているなんて。

前回行った発見のモニュメントです。その奥にジェロニモス修道院、ベレンの塔はモニュメントの左手です、写っていませんが。世界遺産です。

前回はベレンの塔から遠くに見えるキリスト像を眺め、近くまで行きたいなぁと思っていました。

テージョ川です。

クリストーレイ像。

大きいですね、テージョ川の南岸に立つ巨大な像。
エレベーターで登ります。6ユーロ。
リスボンの市街地が見下ろせる大パノラマが広がります。
登れるのはキリストの足元までです。

ようやく８年越し念願のキリスト像を間近で見られて満足です。

ではバスに乗って戻ります。

フェリー乗り場まで戻って来ました。

フェリーは予約などする必要なく、頻繁に往来しています。

ポルトガルの国旗。
緑は誠実と希望
赤は新世界発見のため大海原に乗り出したポルトガル人の血
紋章は天測儀でイスラムから奪い返した7つの城
ポルトガルの王をあ表す5つの楯

今夜は予約しておいたファドレストランに向かいます。
一番乗りだったので良い場所に案内されました。

リベイラ市場近くの「Povo」です。
公式HPから予約、食事をとる場合は20時から、ファドのみは22時からでした。
https://povolisboa.com/

38.5ユーロ。確か写真撮影代込み。
比較的リーズナブルにファドも聴けて美味しい料理、お酒も頂けます。

落ち着いてファドを聴きたいのならこのようなレストランがリスボンにはたくさんあります。

でもやはり私はA Tasca Do Chicoが一番好きです。

基本は歌い手とギターラ、ビオラの3人だそうです。

外観。
外に出ると21時を過ぎているのに、治安の悪さは感じますせん。

徒歩で宿に戻ります。
10分強、右手にコメルシオ広場を見て左折します。

3日目の朝。大きなメレンゲ菓子は1ユーロ。好きなんですよね～

コメルシオ広場。
天気良くて気持ちよい。
2月のリスボンは東京よりずっと暖かいです。

レトロな市電。今もリスボンの名物です。

ケバブ（2.5ユーロ）を食べてお腹を満たしたけれど・・

やはりリベイラ市場に来ちゃいました。
やはり海の幸を食べたいから歯ごたえあるタコを。16.5ユーロ。

その後カイス・ド・ソドレ駅の大き目スーパーに立ち寄り。

最後のミッションは「サクランボのリキュールを飲む」。
前回帰国後旅仲間に言われて、行かなかったことを悔やみました。
広場のインフォメーションで場所を聞くも不親切でした。

ロシオ広場の近くに店舗を構えています。
次から次へと観光客が来ます。有名だったんですね。

立ち飲みチェリーリキュールバー　A Ginjinha 1杯1.5ユーロ。

ロシオ広場近くのケーキ屋さんで休憩。6.5ユーロ
比較的欧州では物価が安い方ですね。

ロシオ広場から宿まで10分も掛からないくらい。
次回も一人旅ならホームリスボンホステルで良いかな。立地抜群。
ランドリーは一回3ユーロ、乾燥機も同料金。
長旅はランドリーは必要ね。

今回はリスボンのみの滞在ですが、次回は他の都市やマデイラ島や再びのアゾレス（アソーレス）諸島にも行きたいです。

マデイラ島と言えば世界遺産の「マデイラ島の照葉樹林」のカタツムリですよ。別にカタツムリは好きじゃないですが、世界遺産検定の過去問にはよく出るのよね。
だから見てみたいです。普通のカタツムリだったら庭でも見られるのですが、マデイラ島のカタツムリは何か違うのでしょうか。

３泊したリスボンを離れます。
Uberでリスボン国際空港まで9.13ユーロ。
8：45発のフライトです。
LATAM航空、チリのLAN航空とブラジルのTAM航空が合併し南米最大の航空会社が2016年に誕生。

2020年にワンワールドを脱退したので、プライオリティパスラウンジに入ります。

乗り込みます。
座席は大体通路側を指定します。

軽食。

機内食はパスタ。

リスボンーサンパウロまでの長距離フライト、この旅で一番長い10時間です。寝て過ごします。