2023/06/14 - 2023/06/20
78位(同エリア727件中)
どらみさん
※自分の旅行記として作成していますが、インターネットでいろいろいろ調べていますので、皆様のお役に立つところがあれば幸いです。
■ スケジュール
できることなら、サマルカンド、ブハラ、ヒヴァに行きたかったのですが、ヒヴァに行くと、ブハラまで8時間列車での移動となり、ブハラ、サマルカンドがゆっくり観光できなくなることから、ヒヴァはあきらめ、最も行きたかったサマルカンドに2泊し、サマルカンドをゆっくり観光できるようにしました。
6/14 タシケント到着、タシケント泊
6/15 列車でサマルカンドへ(0800-1008)、サマルカンド観光(サマルカンド泊)
6/16 サマルカンド観光(サマルカンド泊)
6/17 列車でブハラへ(0944-1117)、ブハラ観光(ブハラ泊)
6/18 ブハラ観光後、列車でタシケントへ(1550-1943)、タシケント泊
6/19 タシケント観光、夜のフライトで帰国
6/20 ソウル、福岡経由で中部へ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ANA アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
6月15日
今日は8:00にサマルカンド行きの列車に乗るため、朝食開始の7:00に急いで朝食を済ませ、駅に向かいます。しかしホテルをチェックアウトする際、レジストレーションがもらえません。ガイドブックには必ずもらうことと書かれていたので、レジストレーションをくれと言いますが、発行に数日かかるとか、数日観光するだけなら不要と言って、なぜかくれません。もし不要だったとしても、それがウズベキスタンの決まりだろということで粘りますが、結局もらえず、列車の時刻もあるため、ホテルを後にし、タシケント中央駅に向かいます。
駅に入るにはパスポートチェックがありました。立派な駅です。 -
駅構内はウズベキ語かロシア語で、英語の案内がありません。とりあえず係員にチケットを見せながら確認をしていきます。どうやらこの列車が今回の列車のようです。
ガイドブックには駅などでの写真撮影は禁止と書かれていますが、かなりゆるくなっているのか、結構普通に写真を撮っています。警備員(警官?)のような人が結構いますが、別に何も言ってきません。 -
今回はたいした値段差はなかったので、ビジネスクラスの座席にしました。座席は1-2 になっていて、ゆったりしています。座席を頼んだ旅行会社も1人席を購入してくれていました。
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出発してしばらくすると、朝食が配られます。朝食といってもお菓子です。
インスタントコーヒーはカップをくれて、お湯を入れてくれました。
ちなみに写真左上のコーヒーと水は自分で列車に乗る前に購入した物です。 -
街中をで外れると、荒涼とした大地が広がっています。砂漠ではなく、ステップという感じです。
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ほぼ定刻の10:08にサマルカンドに到着。
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駅を出るとタクシーも運転手に囲まれ「Taxi?」と言われますが、ホテルに送迎をお願いしていたので、自分のネームプレートを持った運転手さんを探し、ホテルに送ってもらいます。
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ホテルに到着して、荷物を預け、ホテル代とタクシー代を支払います。ホテル代はクレジットで支払えましたが、タクシー代は現金でした。これはブハラのホテルも同じで、タクシー代はクレジット払いできないようです。
サマルカンドに2日いるため、今日は主にレギスタン広場より新市街側にある、郷土史博物館、ティムール・アミール廟などを観光の予定です。
ホテルはビヒハ二モスクの近所なので、まずはカリモフ通りを通り、レギスタン広場を目指します。カリモフ通りは車の乗り入れが禁止されている歩行者天国になっており、きれいに整備されています。両側はお土産屋さんやレストラン、カフェになっており、旧市街らしからぬ景観に少し戸惑います。 -
レギスタン広場の前は公園になっていて、アイスクリーム屋さんもあります。
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ついにレギスタン広場に到着します。本などで何度も見かけたサマルカンドブルーです。
サマルカンド・ブルーの起源としては2つの説があります。一つは中央アジアの青い空を表しているというもの、もう一つは当時の貴重品であったヒスイに対するあこがれというものです。 -
チケット売り場はレギスタン広場の西側にあります。チケットを購入し、レギスタン広場に入場します。
こちらは西側のウルベルグ・メドレセです。
奥側のミナレットが明らかに傾いています。 -
北側正面のティラカリ・メドレセ。
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東側のシェルドラ・メドレセです。
こうして広場に立っているだけでも結構感動します。 -
まずはウルベルグ・メドレセから見学します。1420年に建てられ、レギスタン広場ではもっとも古い建物です。
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装飾が見事です。
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モスク内に入ります。中は中庭のようなものがあり、木が立っています。
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入って正面の建物は内部が博物館のようになっています。サマルカンドの歴史に関する展示などがあります。
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サマルカンドの焼き物
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10世紀から12世紀ころの焼き物の破片。
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サマルカンドの紙。
サマルカンドの紙は質が良く「スルタンの紙」と呼ばれ、ウズベキスタンの教育の発展に貢献しました。8世紀から19世紀にかけて世界中に輸出されていたそうです。
日本の紙が毛筆に特化して発達したのに対し、サマルカンドの紙は硬筆に特化して発達し、ヨーロッパの紙の原型になりました。しかしソ連時代に多くの文献やコーランが破棄され、紙職人もいなくなったことから、今では原材料すらわかっていません。 -
モスク装飾の破片。19世紀から20世紀。
ウズベキスタンのタイルが数百年経った今でもなぜ鮮やかな青を保っているのかはよくわかっていないそうです。こちらもソ連時代にタイル職人がいなくなり、技術が途絶えたようです。 -
モスクに入って左奥のお土産屋さんの2階にトルココーヒー屋さんがあり、2階に上がれます。トルココーヒー35000somです。
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左側の建物がウルベルグ・メドレセのレギスタン広場に向かっている部分の裏側になります。(日本語が変ですみません。。。)
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ウルベルグ・メドレセから出ようとすると、ミナレットに登らないかと声をかけられました。6USDと言われ、たぶん値切れるんだろうなと思いながらも、もういいかと思い6USD払い、ミナレットに登ることに。
結構急な階段を上がっていきます。かなり足にきます。 -
上に登ると柵などは何もありません。
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いい眺めです。苦労して上った甲斐があります。ティラカリ・メドレセ側の景色です。
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正面にあるシェルドラ・メドレセがきれいに見えます。
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帰りの階段はこんな感じに見えます。帰りもけっこおう大変です。一度しかすれ違わなっかので、あまり上っている人はいないのでしょうか。
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続いてティラカリ・メドレセです。1660年に建てられた神学校です。
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モスクの装飾って本当にきれいで見とれてしまいます。
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メドレセ内部
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礼拝所のミフラーブ。礼拝所の修復には3kgの金が使用されたそうです。
薄暗く、落ち着いた気分になれます。 -
天井の装飾もきれいです。
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最後にェルドラ・メドレセです。
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偶像崇拝を禁止するイスラム教において、正面上部には顔が描かれています。
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ェルドラ・メドレセのエイヴァーン
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エイヴァーンの装飾はやはり見事です。
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内部です。
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内部には博物館があります。
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興味深いのは、昔のレギスタン広場の展示です。
1870年代のウルベルグ・メドレセ。メドレセがボロボロで、レギスタン広場には市場が出ています。 -
1870年代のバザール。
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ウルベルグ・メドレセの修復。1927年。
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1900年のシェルドラ・メドレセ。こちらもボロボロです。
レギスタン広場を後にし、新市街側の観光に向かいます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- pacorinさん 2023/07/16 20:04:03
- レギスタン広場☆
- どらみさん、はじめまして。
先日はフォローいただきありがとうございました。
わたしは5月にウズベキスタンに行ったのですが、1カ月違うだけで気温が随分上ってそうですね。こちらはツアーでさらーっと見学して、見落としている部分も多かったので、どらみさんの旅行記を「ここはこうなってたのかー」とか思いながら拝見しております。ウルグベク・メドレセのミナレットから見た景色が素敵でしたね。博物館もその存在すら気づいていなかったので(ガイドさんの話聞いてなかっただけかも)、へぇ~と思いながら追体験しております。
これからもちょこちょこお邪魔しますので、よろしくお願いいたします。
pacorin
- どらみさん からの返信 2023/07/17 00:44:56
- Re: レギスタン広場☆
- pacorinさん、はじめまして。
ご連絡いただき、ありがとうございました。
pacorinさんはツアーで行かれたんですね。ツアーだとなかなか自分の興味のあるところをゆっくり見学するとかできないですよね。
好き勝手にウロウロした旅行記を書いているだけですが、読んでいただき、楽しんでいただければ、ありがたいです。
今後ともよろしくお願いします。
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