202309 キルギス（11）～アルマティ(2)&帰国～

2023/09/15 - 2023/09/23

＊自分の旅行記として作成していますが、インターネットでいろいろ調べていますので、皆様のお役に立つところがあれば幸いです。

本来はイシククル湖を一周するツアーでしたが、南岸の道路の大規模な工事が始まり通れないとのことで、湖の南岸は通っていません。また、もともとはツアーになかったタシュラバットを加えてもらったことから、結構弾丸気味のツアーになりました。頑張ってくれたドライバーさんに感謝です。

9月15日：アルマティ到着。【アルマティ泊】
9月16日： アルマティ～キルギスとの国境通過～チョンケミン(Chon kemin)自然公園
　　　　　【チョンケミン泊】
９月17日：チョンケミン～ナリン～ジャニクチュ(jany Kuch)村【ホームステイ】
９月18日：タシュラバット観光～ジャニクチュ村【ホームステイ】
９月19日：ジャニクチュ村～イシククル湖～チョルポンアタ【チョルポンアタ泊】
９月20日：チョルポンアタ～カラコル【カラコル泊】
９月21日：カラコル～ビシュケク(イシククル湖の北岸)【ビシュケク泊】
９月22日：ビシュケク～国境通過～アルマティ観光～アルマティ空港【機内泊】
９月23日：ソウル、福岡経由で中部国際空港到着

エリア アルマトイ(カザフスタン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5

９月２２日
天気予報の通り雨。
朝の５時頃に大雨の音で目が覚めるくらい降りました。今日は10時出発とゆっくりなので、オシュ・バザールが近いので行ってみようかと思っていましたが、あきらめることに。地球の歩き方には治安上問題ありと書かれているのも引っかかっていました。

結局朝はそのまま８時近くまで寝てました。

朝８時から朝食です。久しぶりにホテルの朝食にありつけたような感覚です。

イングリッシュ・ブレックファーストです。
パンを焼き過ぎましたが。。。

コーヒーはちゃんとコーヒーメーカーがありますが、あまりおいしくなかった。やはりコーヒーを飲まない国民性から、いい豆が手に入らないのでしょうか。

ホテルを出発して１時間ほどで国境に到着。

キルギスの出国審査は問題なく完了。
ガイドさんが言うには、カザフスタンの入国審査は少し厳しい模様。どうやらロシア向けに麻薬の密輸が多いらしいです。

麻薬製造に関しては「ゴールデン・トライアングル」が有名ですが、「黄金の三日月地帯」と呼ばれる地域も有名で、おそらくそこで生産された麻薬がキルギスやカザフスタン経由でロシアに運ばれるのではないかと思われます。

とはいえ、普通の旅行者ですので、特に問題なく入国審査は完了し、カザフスタンに戻ってきました。

まずは余ったキルギスCOMをUSDとカザフスタン・テンゲに両替します。

カザフスタン側でまた別のタクシーが待っており、アルマティを目指します。アルマティまでは2-3時間かかるようです。
ドライバーさんは全く英語が話せないようです。ガイドさんは結構ドライバーさんと話をしていて、不思議に思っていると、キルギス語で話せばだいたい話が通じるようです。

カザフスタン側ではそれほど放牧は行われていないようで、何もない風景が続きます。あまり草が育たなく、放牧しても育ちが悪いそうです。言われてみるとキルギスに比べて痩せているように見えます。

今日はアルマティでロープウェー(コクトベ)、28人のパンフィロフ公園、中央バザール(緑のバザール)を見学予定でしたが、金曜日なので渋滞がすごい。
別にコクトベに興味がないことを伝えると、コクトベはあきらめることに。
朝10時出発は遅い感じがしていたのですが、こんなことになろうとは。。。
本音でコクトベには全く興味なく、そんな時間があればバザールをじっくり見たかった。

昼食は中華でラーメンのようなものを食べることに。この辺りで繁盛しているお店だそうです。

既に２時を過ぎており、若い人がカフェみたいな感じで使っていました。そんな使い方をしてもおかしくないような内装です。

牛肉麺を注文。パンは蒸しパンでした。
辛くもなく、あっさりしていておいしかったです。

ここから28人のパンフィロフ公園とバザールは歩いてすぐということで、歩いていると、なんと初日に泊まったホテルが！
このホテルは、よくよく地球の歩き方を見ると「オトゥラル」という名称で載ってますね。

28人のパンフィロフ公園に到着。

大祖国戦争(第２次世界大戦をソ連ではこう呼ぶそうです)で、モスクワをロシアから守ったパンフィロフ将軍ら２８人の兵を記念して造られた公園です。

公園内にあるゼンコフ正教協会。

内部は撮影可能ということで少し写真を撮らせてもらいました。

カザフスタンは中国の旅行者が多いらしく、ツアーの団体を見かけました。
また、日本人の団体もいました。おそらく僕が最初に参加しようとしていたカザフスタンのツアーではないかと思われます。

バザールは公園から歩いてすぐです。

バザールは楽しみ

ドライフルーツなどを売っています。とにかく食べて行って、とか安くするよというようなことを行ってきます。

果物のエリア

こちらは肉のエリア

肉の種類ごとにエリアが分かれています。夕方になると値引きを始めるらしく、結構お客さんがたくさんいます。

馬肉エリアもあります。

何と魚のエリアもありました。

チーズなどのエリア

バザールの外側は服やお土産のエリアです。

ガイドさんも子供用に買い物をしていました。冬支度なのか、暖かそうな靴下やダウンを買っていました。

これは日本で買ってきてと頼まれていた食べる泥です。

あとはフェルト製品を少し買いました。模様が中央アジアらしいですが、日本で使うのかしら。。。

バザールのすぐ隣にはカザフスタンのチョコレート会社ラハットのお店があります。韓国のロッテに買収されています。

ラハットのチョコレート
パッケージはカザフスタンの国旗になっており、わかりやすいです。
味は歯が解けるような甘いものではなく、少しビターな感じで、日本人が食べても普通に食べれます。

コアラのマーチ

チョコパイもあります。

ラハットの後は少し時間があるので、キルギスで有名になり、事業を展開しているケーキ屋さんに連れて行ってくれました。

スターバックスほどではないですが、結構いい値段です。
ガイドさんがおごってくれるということで、カプチーノを注文。

今回はあまり小さなお金を持っていっておらず、今朝一週間分のチップを渡しました。（ドライバーさんにはビシュケクのホテル前で別れるときに渡しました。）

それからというもの、お土産も安いものはお金を出してくれたり、今まで以上に親切です。やはりチップは毎日渡すものですね。結構な額を渡したので、渡し過ぎたのかもしれません。

そしてこのお店で有名というケーキもついでに購入。これが日本人が食べても甘すぎることなく、おいしくてびっくりしました。日本で販売しても売れるのではないでしょうか。

金曜日で渋滞が気になることから、ここで空港へ向かうことに。こちらは中央モスク。

特に渋滞はなく、空港へ到着。19時です。少し早すぎましたが、かといってほかに行きたい場所もないので。

こおでガイドさんとお別れです。最初はどうなることかと思いましたが、ガイドさんもキルギスのドライバーさんも親切で、いろいろな経験ができた満足な旅でした。

アルマティ空港
タシケントの空港はほんと何もない空港でしたが、こちらはそこそこお店もあり、活気のある空港でした。

写真撮影スポットもあります。

アシアナ航空のチェックインが始まったので、チェックインし、出国審査、保安検査を終えます。特に問題なく出国。

こちらは制限エリアのようす。ものすごい人です。
そしてお店もいろいろあります。スターバックスもありましたは、カプチーノの一番小さいサイズが1800テンゲでした。かなり強気の値段です。

アシアナ航空からはラウンジのインビテーションを渡されており、ラウンジへ向かいます。ラウンジは一つしかありません。

ラウンジのようす。あまり広くはなく、人が増えてくると、係員が二人分の席を使っている人に中止しに来るような感じです。

席に座るとのメニューと値段が。値段は特に高くなく、良心的な値段です。

クレジットカードでもラウンジには入れたのですが、飲食は有料とは。。。

と思ってラウンジの奥に行くと、航空会社のインビテーションに限り、入れるエリアがありました。

航空会社のインビテーションがあれば、このエリアの飲食は無料のようです。

飲み物やハンバーガーもあります。とりあえず飲み物が無料なのがありがたい。

そして搭乗時間が近づき、ゲートへ。

機材は行きと同じくA330です。

出発は15分遅れ。ソウルでの乗り継ぎも１時間程度しかありません。やはり乗り継ぎが短い時に限り何か起こる気が。。。

飛行機に乗った後はそのまま寝てしまいました。起きたのは北京上空です。

朝食が始まります。まずは果物。

メインはオムレツを選択。

出発は遅れたものの、ソウルには定刻に到着し、急いで保安検査を終え、乗り継ぎのゲートへ向かいます。

余裕で間に合いました。帰りの機材もA330です。

搭乗開始

飛行機に乗ると寝てしまい、全く記憶がありません。

福岡に近づき、座席を戻してくれと言われ、乗務員の方に起こされました。

モニターにこんなシールが貼られていました。

福岡に到着し、国内線ターミナルへ。

国内線ターミナルでは、頼まれていたお土産を買い、その後昼食です。お腹がもたれていたので、そばを食べました。

その後はANAのラウンジへ。

ANAラウンジの真正面にJALもA350が。これはいかがなのでしょう。

A350が出発した後はANAのB787が見えました。

よく見るとエンジンがGE製になっています笑

そしてようやく中部への向かいます。

南側から空港に着陸するようです。渥美半島、知多半島が見えます。

中部国際空港に到着。ドリームリフターが停まっていました。

こうして今回のキルギス旅行(ついでにカザフスタン)は終わりました。
ユルタに泊まれなかったのが残念ですが、本当にいい経験ができた旅でした。次に行くときはチョンケミン公園、ホームステイを長くとり、ユルタでも一泊くらいできるような旅程を組みたいです。