イシククル湖周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
*自分の旅行記として作成していますが、インターネットでいろいろ調べていますので、皆様のお役に立つところがあれば幸いです。<br /><br />もともとはシルバーウィークに休暇を取り、ある日本の旅行会社さんのカザフスタンのツアーに参加しようと航空券を準備していました。その旅行会社は秘境系に強く旅慣れた方が多いからか、現地合流可能で、特典航空券を確保していました。しかしツアーが満席でなかなか空きが出ず、いろいろ調べているとキルギスの大自然とイシククル湖に興味を持ち、キルギスの現地ツアー会社を探して連絡を取り、カザフスタンのアマルティ空港発着でキルギスのツアーをお願いしました。(ガイドさんが教えてくれた話では、韓国のT&#39;way Airがソウルからビシュケクの直行便を飛ばしているようです。)<br />連絡を取っていた旅行会社は日本語が上手でこちらの要望にはなるべく答えるよう日程を組んでくれましたが、しばらく連絡が途切れることが多く、ネットで検索しても口コミなどは見つからず不安でしたが、現地に到着してガイドさんに会うと、しっかりしていて安心しました。日本語が上手で親切で、観光地のいろいろな説明、キルギスの少し政治的な話まで色々話してくれました。逆に日本のことにも興味があるようで、いろいろ質問され、うまく回答できないこともありました。また中央アジアに行くときはお願いしたい会社でした。<br />ただし、時間計算などに詰めの甘さも感じたので、行きたいところはきちんと伝える必要は感じました。<br /><br />旅程についてはホームページに載っていたイシククル湖一周と農村にホームステイするツアーをベースにタシュラバトを追加してもらいました。また、コロナ対策やビザも必要ないことから、たいした準備はしていませんが、準備したことや現地情報をまとめました。<br />カザフスタンの滞在時間は非常く、ほとんど買い物もしていないため、カザフスタンの情報については書きません。<br /><br />■参考書籍<br />地球の歩き方 中央アジア 2019-2020<br />Bradt Kyrgyzstan 4th edition(地球の歩き方の情報が少なすぎるため)<br /><br />■航空券<br />シルバーウィークということもあり、中部-ソウル間の航空券が確保できず、福岡経由で出発となりました。ソウル-中部に関しては、朝の出発が早く、アマルティからソウル到着後に乗り継げず、一泊する必要があることから、ソウルでの宿泊不要な福岡経由のフライトになりました。<br /><br />2023/09/15 NH3859 NGO-FUK 0800-0935, OZ131 FUK-ICN 1130-1300, OZ577 ICN-ALA 1750-2140<br />2023/09/22 OZ578 ALA-ICN 2300-0740(+1day)<br />2023/09/23 OZ132 ICN-FUK 0845-1015, NH3862 FUK-NGO 1450-1610<br /><br />■旅程<br />本来はイシククル湖を一周するツアーでしたが、南岸の道路の大規模な工事が始まり通れないとのことで、湖の南岸は通っていません。また、もともとはツアーになかったタシュラバットを加えてもらったことから、結構弾丸気味のツアーになりました。頑張ってくれたドライバーさんに感謝です。<br /><br />9月15日:アルマティ到着。【アルマティ泊】<br />9月16日: アルマティ~キルギスとの国境通過~チョンケミン自然公園<br />     【チョンケミン泊】<br />9月17日:チョンケミン~ナリン~ジャニクチュ村【ホームステイ】<br />9月18日:タシュラバット観光~ジャニクチュ村【ホームステイ】<br />9月19日:ジャニクチュ村~イシククル湖~チョルポンアタ【チョルポンアタ泊】<br />9月20日:チョルポンアタ~カラコル【カラコル泊】<br />9月21日:カラコル~ビシュケク(イシククル湖の北岸)【ビシュケク泊】<br />9月22日:ビシュケク~国境通過~アルマティ観光~アルマティ空港【機内泊】<br />9月23日:ソウル、福岡経由で中部国際空港到着<br /><br />■言語<br />公用語はロシア語<br />大きなホテルでも英語はあまり通用せず、苦労しました。<br />中央アジアの言語はお互い似ているらしく、キルギス語でカザフスタン人に話しても、だいたい理解できる感じらしい。中央アジア各国の言語の違いは方言みたいなものなんですかね。<br /><br />■治安<br />基本的に安全です。しかしビシュケクのような大都市ではスリや窃盗には注意が必要です。特に暗くなってからの外出には注意しましょう。<br /><br />■準備したもの<br />現地ガイドさんが何とかしてくれると思っていたので、あまり深くは考えていませんでしたが、特に準備したもの。<br /><br />USD:キルギスでは日本円は両替できません。アルマティの空港では日本円をカザフスタンのテンゲに両替できるようですが、1¥→2.50テンゲ、1テンゲ→0.25円と、実効レートが1テンゲ=0.32円程度であることを考えると、かなりレートが悪かったです。<br />ビシュケク、チャルポン・アタなどの観光地ではATMを見かけましたので、クレジットカードでキャッシングも一つの手かと思います。<br />大きなスーパーではクレジットカードも使えました。キャッシング、クレジットともにブランドはVISA、Masterのみ。Masterカードで買い物をしていますが、レートは1.702-1.704円程度で、実行レートが1.67円程度なので、レートがよかったです。<br /><br />また、ウズベキスタンでは料金はUSDで請求されることが多く、som換算でも支払え、somがなくても旅行できる感じでしたが、キルギスでUSD請求されることはなく、COM支払いですので、COMの準備が必要です。<br /><br />防寒着:キルギスは山岳国家で、ビシュケクで標高700m、イシククル湖で1600m、ナリンで2000mくらいであることから、朝晩は冷え込むことが予想され、フリース、薄手のダウンジャケット、ヒートテックのシャツを準備していきました。また、パジャマは冬用のものも準備していきました。<br /><br />懐中電灯:村でのホームステイもあるため、夜の明かりとして持って行きました。停電などはなかったですが、トイレが家の外にあったため、夜のトイレに役立ちました。<br /><br />水着、バスタオル:イシククル湖の近くで温泉に立ち寄ることになっていたため。<br /><br />トレッキングシューズ:後半は普通の観光なのでスニーカーで十分ですが、前半は乗馬やタシュラバトへの観光もあるため、重くてかさばりますが、トレッキングシューズを持って行きました。<br /><br />ポケットティッシュ:中央アジアなので、トイレ事情が気になり。<br />街中のホテルやレストランは水洗式ですが、移動中のドライブイン的な食堂やお土産屋のトイレはもちろん水洗式ではありません。料金は10COM程度です。<br /><br />■物価<br />街中のスーパーや売店で購入した時の値段です。ガソリンスタンドに併設されたコンビニなどでは値段が高くなります。キルギスの通貨はCOM(ソム)ですが、cで省略します。現地でも、値段は数字の後にcと書かれていることが多かったです。<br />旅行時の実行レートが1COM=1.67円程度でした。お菓子などは海外からの輸入に頼っており、値段は思っていたより高いです。<br /><br />水500ml:15-25c<br />水1.5l: 40-50c<br />コーラ500ml:50c<br />板チョコ(カザフスタンのラハト、ロシア製など):100c前後<br />飲むヨーグルト:79c<br />ラグマン、プロフなどの食事:だいたい250cくらい<br /><br />■キルギスについて<br />本で読んだことや現地で聞いたことを忘れないよう、備忘録的に。<br />・面積は日本の半分くらいで、国土の90%以上が1500m以上、71%が2000m以上の標高になっており、中央アジアのスイスと呼ばれる。<br />・もともとキルギス人は遊牧民族ですが、1922年ころ、スターリンの時代に定住化政策がとられ、放牧に。キルギスは草が生えているため家畜は馬、牛、羊が多い、カザフスタンは砂漠が多いのでラクダが多い。<br />・主要な産業は、金、石炭、水、牧畜、農業(ジャガイモ、トウモロコシ)など。小麦は輸入に頼っている。トウモロコシは家畜のえさで、あまり食べない。<br />・資源がないため、ウズベキスタン、カザフスタン、トルクメニスタンに比べて豊かな国ではない。ロシア、トルコなどへの出稼ぎも多い。タジキスタンよりは豊か。<br />・ビシュケクにケンタッキーはあるが、マクドナルドはない。お茶が主流で、珈琲はあまり飲まないため、スターバックスも無い。珈琲屋さんなどもビシュケク以外ではあまり見かけず、ホテルの朝食にはインスタントのコーヒーが置いてある程度でした。<br />・中国のお金で大規模な道路の修繕などが行われている。中国のカシュガルまではVISAなしで行き来でき、中国製品が大量に入ってきている。また中国人もたくさん住んでいる。<br />・4月ころは雨が多いうえに、雪解け水も多く、洪水になりやすい。ベストシーズンは6月から8月。9月はもう秋。冬はスキーが楽しめる。<br />・車はレクサス、トヨタが人気。メルセデスも人気だが、故障が多いイメージらしい。KIA,ヒュンダイも多いが、エンジンがいまいちで故障が多いらしい。<br />・カザフスタンで食用泥を食べる習慣がありますが、キルギスでもビシュケクなどキルギス西側では食べるらしい。カザフスタンの緑の市場で探し、買ってきました。<br /><br />■感想<br />前半はホームステイで、生活自体は不便でしたが、村の生活を垣間見ることができ、貴重な体験ができました。村の生活を見れたのも面白かったですし、タシュラバトに行った日は天候も良く、乗馬も最高でした。<br />村の人も特に日本人だからと言って距離はとらず、アッサラーム・アライクムとイスラム教のあいさつをしてくれ、握手してくれ、嬉しかったです。<br />牛、羊、馬、ヤクもたくさん見れ、とにかくワンダフルの一言に尽きます。もう寒く、ユルタに宿泊するのはやめたほうがいいと言われ、泊まれなかったのが心名残です。また、想定していませんでしたが。ジャニクチュ村の標高は2200m、タシュラバトは3100m程度で、高山病が問題なかったのも幸いでした。<br />ただ、ホームステイでの食事は肉の臭み、脂が強すぎる上に量が多すぎて食べきれず、残してしまったのが申し訳なかったところです。<br /><br />後半はイシククル湖、カラコムの普通の観光です。旅行自体はイシククル湖に興味を持って申し込みましたが、前半が楽しすぎ、後半の観光は物足りないというのが正直なところでした。しかし、イシククル湖自体はガイドさんの話や本を読んでいておもしろいことがたくさんあり、イシククル湖に行けたのはよかったです。<br /><br />道を走っていると結構な頻度で家畜の群れに出くわし、キルギスらしかったですし、移動中の車窓の景色も最高で、ホームステイで村の生活も垣間見ることができ、キルギスの大自然を満喫できた一週間でした。馬、羊、牛はもうしばらく見なくてもいいやと思うくらいたくさん見れました。<br /><br />次に行くときは、緑が鮮やかな6月か7月に行き、ユルタに宿泊したいです。モンゴルだと本物の遊牧民がまだそれなりにいるのでしょうか?そういう意味ではモンゴルにも行ってみたいです。

202309 キルギス(準備&現地情報編)

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2023/09/15 - 2023/09/23

18位(同エリア162件中)

旅行記グループ 中央アジア

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どらみ

どらみさん

*自分の旅行記として作成していますが、インターネットでいろいろ調べていますので、皆様のお役に立つところがあれば幸いです。

もともとはシルバーウィークに休暇を取り、ある日本の旅行会社さんのカザフスタンのツアーに参加しようと航空券を準備していました。その旅行会社は秘境系に強く旅慣れた方が多いからか、現地合流可能で、特典航空券を確保していました。しかしツアーが満席でなかなか空きが出ず、いろいろ調べているとキルギスの大自然とイシククル湖に興味を持ち、キルギスの現地ツアー会社を探して連絡を取り、カザフスタンのアマルティ空港発着でキルギスのツアーをお願いしました。(ガイドさんが教えてくれた話では、韓国のT'way Airがソウルからビシュケクの直行便を飛ばしているようです。)
連絡を取っていた旅行会社は日本語が上手でこちらの要望にはなるべく答えるよう日程を組んでくれましたが、しばらく連絡が途切れることが多く、ネットで検索しても口コミなどは見つからず不安でしたが、現地に到着してガイドさんに会うと、しっかりしていて安心しました。日本語が上手で親切で、観光地のいろいろな説明、キルギスの少し政治的な話まで色々話してくれました。逆に日本のことにも興味があるようで、いろいろ質問され、うまく回答できないこともありました。また中央アジアに行くときはお願いしたい会社でした。
ただし、時間計算などに詰めの甘さも感じたので、行きたいところはきちんと伝える必要は感じました。

旅程についてはホームページに載っていたイシククル湖一周と農村にホームステイするツアーをベースにタシュラバトを追加してもらいました。また、コロナ対策やビザも必要ないことから、たいした準備はしていませんが、準備したことや現地情報をまとめました。
カザフスタンの滞在時間は非常く、ほとんど買い物もしていないため、カザフスタンの情報については書きません。

■参考書籍
地球の歩き方 中央アジア 2019-2020
Bradt Kyrgyzstan 4th edition(地球の歩き方の情報が少なすぎるため)

■航空券
シルバーウィークということもあり、中部-ソウル間の航空券が確保できず、福岡経由で出発となりました。ソウル-中部に関しては、朝の出発が早く、アマルティからソウル到着後に乗り継げず、一泊する必要があることから、ソウルでの宿泊不要な福岡経由のフライトになりました。

2023/09/15 NH3859 NGO-FUK 0800-0935, OZ131 FUK-ICN 1130-1300, OZ577 ICN-ALA 1750-2140
2023/09/22 OZ578 ALA-ICN 2300-0740(+1day)
2023/09/23 OZ132 ICN-FUK 0845-1015, NH3862 FUK-NGO 1450-1610

■旅程
本来はイシククル湖を一周するツアーでしたが、南岸の道路の大規模な工事が始まり通れないとのことで、湖の南岸は通っていません。また、もともとはツアーになかったタシュラバットを加えてもらったことから、結構弾丸気味のツアーになりました。頑張ってくれたドライバーさんに感謝です。

9月15日:アルマティ到着。【アルマティ泊】
9月16日: アルマティ~キルギスとの国境通過~チョンケミン自然公園
     【チョンケミン泊】
9月17日:チョンケミン~ナリン~ジャニクチュ村【ホームステイ】
9月18日:タシュラバット観光~ジャニクチュ村【ホームステイ】
9月19日:ジャニクチュ村~イシククル湖~チョルポンアタ【チョルポンアタ泊】
9月20日:チョルポンアタ~カラコル【カラコル泊】
9月21日:カラコル~ビシュケク(イシククル湖の北岸)【ビシュケク泊】
9月22日:ビシュケク~国境通過~アルマティ観光~アルマティ空港【機内泊】
9月23日:ソウル、福岡経由で中部国際空港到着

■言語
公用語はロシア語
大きなホテルでも英語はあまり通用せず、苦労しました。
中央アジアの言語はお互い似ているらしく、キルギス語でカザフスタン人に話しても、だいたい理解できる感じらしい。中央アジア各国の言語の違いは方言みたいなものなんですかね。

■治安
基本的に安全です。しかしビシュケクのような大都市ではスリや窃盗には注意が必要です。特に暗くなってからの外出には注意しましょう。

■準備したもの
現地ガイドさんが何とかしてくれると思っていたので、あまり深くは考えていませんでしたが、特に準備したもの。

USD:キルギスでは日本円は両替できません。アルマティの空港では日本円をカザフスタンのテンゲに両替できるようですが、1¥→2.50テンゲ、1テンゲ→0.25円と、実効レートが1テンゲ=0.32円程度であることを考えると、かなりレートが悪かったです。
ビシュケク、チャルポン・アタなどの観光地ではATMを見かけましたので、クレジットカードでキャッシングも一つの手かと思います。
大きなスーパーではクレジットカードも使えました。キャッシング、クレジットともにブランドはVISA、Masterのみ。Masterカードで買い物をしていますが、レートは1.702-1.704円程度で、実行レートが1.67円程度なので、レートがよかったです。

また、ウズベキスタンでは料金はUSDで請求されることが多く、som換算でも支払え、somがなくても旅行できる感じでしたが、キルギスでUSD請求されることはなく、COM支払いですので、COMの準備が必要です。

防寒着:キルギスは山岳国家で、ビシュケクで標高700m、イシククル湖で1600m、ナリンで2000mくらいであることから、朝晩は冷え込むことが予想され、フリース、薄手のダウンジャケット、ヒートテックのシャツを準備していきました。また、パジャマは冬用のものも準備していきました。

懐中電灯:村でのホームステイもあるため、夜の明かりとして持って行きました。停電などはなかったですが、トイレが家の外にあったため、夜のトイレに役立ちました。

水着、バスタオル:イシククル湖の近くで温泉に立ち寄ることになっていたため。

トレッキングシューズ:後半は普通の観光なのでスニーカーで十分ですが、前半は乗馬やタシュラバトへの観光もあるため、重くてかさばりますが、トレッキングシューズを持って行きました。

ポケットティッシュ:中央アジアなので、トイレ事情が気になり。
街中のホテルやレストランは水洗式ですが、移動中のドライブイン的な食堂やお土産屋のトイレはもちろん水洗式ではありません。料金は10COM程度です。

■物価
街中のスーパーや売店で購入した時の値段です。ガソリンスタンドに併設されたコンビニなどでは値段が高くなります。キルギスの通貨はCOM(ソム)ですが、cで省略します。現地でも、値段は数字の後にcと書かれていることが多かったです。
旅行時の実行レートが1COM=1.67円程度でした。お菓子などは海外からの輸入に頼っており、値段は思っていたより高いです。

水500ml:15-25c
水1.5l: 40-50c
コーラ500ml:50c
板チョコ(カザフスタンのラハト、ロシア製など):100c前後
飲むヨーグルト:79c
ラグマン、プロフなどの食事:だいたい250cくらい

■キルギスについて
本で読んだことや現地で聞いたことを忘れないよう、備忘録的に。
・面積は日本の半分くらいで、国土の90%以上が1500m以上、71%が2000m以上の標高になっており、中央アジアのスイスと呼ばれる。
・もともとキルギス人は遊牧民族ですが、1922年ころ、スターリンの時代に定住化政策がとられ、放牧に。キルギスは草が生えているため家畜は馬、牛、羊が多い、カザフスタンは砂漠が多いのでラクダが多い。
・主要な産業は、金、石炭、水、牧畜、農業(ジャガイモ、トウモロコシ)など。小麦は輸入に頼っている。トウモロコシは家畜のえさで、あまり食べない。
・資源がないため、ウズベキスタン、カザフスタン、トルクメニスタンに比べて豊かな国ではない。ロシア、トルコなどへの出稼ぎも多い。タジキスタンよりは豊か。
・ビシュケクにケンタッキーはあるが、マクドナルドはない。お茶が主流で、珈琲はあまり飲まないため、スターバックスも無い。珈琲屋さんなどもビシュケク以外ではあまり見かけず、ホテルの朝食にはインスタントのコーヒーが置いてある程度でした。
・中国のお金で大規模な道路の修繕などが行われている。中国のカシュガルまではVISAなしで行き来でき、中国製品が大量に入ってきている。また中国人もたくさん住んでいる。
・4月ころは雨が多いうえに、雪解け水も多く、洪水になりやすい。ベストシーズンは6月から8月。9月はもう秋。冬はスキーが楽しめる。
・車はレクサス、トヨタが人気。メルセデスも人気だが、故障が多いイメージらしい。KIA,ヒュンダイも多いが、エンジンがいまいちで故障が多いらしい。
・カザフスタンで食用泥を食べる習慣がありますが、キルギスでもビシュケクなどキルギス西側では食べるらしい。カザフスタンの緑の市場で探し、買ってきました。

■感想
前半はホームステイで、生活自体は不便でしたが、村の生活を垣間見ることができ、貴重な体験ができました。村の生活を見れたのも面白かったですし、タシュラバトに行った日は天候も良く、乗馬も最高でした。
村の人も特に日本人だからと言って距離はとらず、アッサラーム・アライクムとイスラム教のあいさつをしてくれ、握手してくれ、嬉しかったです。
牛、羊、馬、ヤクもたくさん見れ、とにかくワンダフルの一言に尽きます。もう寒く、ユルタに宿泊するのはやめたほうがいいと言われ、泊まれなかったのが心名残です。また、想定していませんでしたが。ジャニクチュ村の標高は2200m、タシュラバトは3100m程度で、高山病が問題なかったのも幸いでした。
ただ、ホームステイでの食事は肉の臭み、脂が強すぎる上に量が多すぎて食べきれず、残してしまったのが申し訳なかったところです。

後半はイシククル湖、カラコムの普通の観光です。旅行自体はイシククル湖に興味を持って申し込みましたが、前半が楽しすぎ、後半の観光は物足りないというのが正直なところでした。しかし、イシククル湖自体はガイドさんの話や本を読んでいておもしろいことがたくさんあり、イシククル湖に行けたのはよかったです。

道を走っていると結構な頻度で家畜の群れに出くわし、キルギスらしかったですし、移動中の車窓の景色も最高で、ホームステイで村の生活も垣間見ることができ、キルギスの大自然を満喫できた一週間でした。馬、羊、牛はもうしばらく見なくてもいいやと思うくらいたくさん見れました。

次に行くときは、緑が鮮やかな6月か7月に行き、ユルタに宿泊したいです。モンゴルだと本物の遊牧民がまだそれなりにいるのでしょうか?そういう意味ではモンゴルにも行ってみたいです。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
4.0
航空会社
ANA アシアナ航空
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旅行記グループ

中央アジア

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