「エアリスの小さな森公園」のバラ_2023_5月5日には、３～４割咲き進んでいました（太田市）

2023/05/05 - 2023/05/05

群馬県太田市の「エアリスの小さな森公園」へ、バラを見に行きました。2002年4月から2020年12月まで「アンディ＆ウイリアムス・ボタニックガーデン」として営業していた公園です。閉園後、地元の太田市が取得して、2022年6月に「エアリスの小さな森公園」として再開園しました。

当初は「イングリッシュ・ガーデン」として造られた公園ですが、あまり特色が無い……と感じていました。植栽されている花としてはバラが多く、今の時季は「バラ園」のような雰囲気にもなります。

訪れた日のバラは、３～４割の咲き具合で、もう少し待てばもっと綺麗だったかも、という印象でした。

エリア 太田(群馬)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

今年(2023)の「子供の日」、5月5日は快晴で、綺麗な青空が拡がっていました。

やって来たところは、太田市の「エアリスの小さな森公園」です。2002年4月から2020年12月まで「アンディ＆ウイリアムス・ボタニックガーデン」として営業していた公園です。

閉園後、地元の太田市が取得して、2022年6月に「エアリスの小さな森公園」として再開園しました。

訪れた日は5月5日、再開園から丁度11ヶ月でした。

先代から引き継いだ”煉瓦造りの正門”の前には、これも先代から引き継いだ２頭のライオン像が置かれています。

左側は、口を開けた”阿形”です。

右側は、口を閉ざした”吽形”です。

どちらも、三○前のライオンよりも、顔が怖い（若い？　元気？）です。

正門から入ります。入ってすぐ左側は、「ダヴコート・ガーデン」と呼ばれていたエリアです。

「ダヴコート」は、「鳩小屋」という意味だったと思います。

花は咲いていますが、全体に雑然としていて、放置された庭の様に感じます。

その南側、通路に沿った並木はニセアカシアだったと思います。

新緑が綺麗です。

その新緑の向こう側（南側）に、バラ園があります。

満開と言うほどではありませんが、バラが咲き進んでいます。

トンネル（アーチ？）のバラも、開花が進んでいます。

この日は、まだ、ツボミが沢山あったので、花は増え続けそうでした。

これから沢山咲きそうでしたが、早く咲いた花の中には、すでに傷み始めている花もありました。

傷んだ花を、その都度、摘花すれば、全体を綺麗に保てると思いますが、手間がかかり過ぎて現実的ではないのかもしれません。

ボランティアに頼るとしても、継続するのは難しいですね。

でも、この公園は、四季を通じて色々な花が咲きますが、この時季のバラが一番華やかで、数も多いので、大事に育てていただきたいと思います。

公園の”西のエリア”には、小さく区切られた場所がいくつかありますが、もう少しオープンにして、バラが咲くエリアを増やしたらどうでしょうか。

少なくとも”西のエリア”は、前身の「イングリッシュ……云々」に拘らずに、「ローズガーデン」にしませんか。

太田市には、サクラの名所はいくつかありますし、カタクリ（丸山）、ツツジ（薮塚つつじ山）、ボタン（大慶寺）、アジサイ（曹源寺）、芝桜やネモフィラ（八王子公園）等々、規模は兎も角として”花咲く場所”がありますが、バラはありませんよね。

そういえば、矢場町に「相場ばら園」がありますが、個人の御宅ですし、バラの時季以外は気軽に入れるところではありませんね。

という訳で、この公園の”西のエリア”を、バラが今以上に広く沢山咲く公園に……、なるといいですね。

今でも、バラが咲き揃うと、綺麗なバラ園になります。バラのアーチ（トンネル？）もあります。

満開の時に来れば、それなりの見応えがあると思います。

でも、もう少し……、何か物足りない感じがするんです。

現状では、バラが咲くエリアは、”西のエリア”の６分の１くらいだと思います。

そして、半分くらい、特に”西のエリア”の中央の通路の西側は、うまく使われていないような気がします。

だから、そちら側にも、できれば場所毎にテーマを決める等で特色が出るように、バラ園が拡がると、立派なローズガーデンにんると思うんです。

これは、”西のエリア”の中での、東側のバラ園から西へ向かう”バラのトンネル”です。この向こう（西側）にもバラ園があれば、見る楽しみが何倍にもなりそうです。

と、まあ、勝手に妄想しながら、バラを見ています。

まだ咲き初めだからなのか、綺麗な花が多いと思います。

ちょっと開き過ぎかもしれませんが、まだ綺麗です。

かれて萎れてしまった花もありますが、できれば摘んで欲しいですね。

丁寧に探せば、綺麗な花が見つかります。

後方、ボケちゃってますが、まだツボミがあるので、花は咲き続けます。

後方はニセアカシアの並木（新緑が綺麗）、手前はバラ園、バラが咲き進めば、もっと華やかになりますね。

中央道路側に咲いていた赤いバラ、ほぼ満開です。

トンネル（アーチ？）に咲いている、ピンクのバラと農赤色のバラです。

ピンクのバラはほぼ満開でした。

農赤色のバラは、萎れ始めていました。

綺麗に咲いてるピンクのバラには、ムシがお仕事にやって来ました。綺麗な花には、ムシが付きやすい、ってことですね。

中央道路側から見た、バラのトンネル（アーチ？）です。ちょっと花が少なくて寂しいけど、もう少し増えそうですね。

これはカキツバタでしょうか、園内には、色々な花が咲いていました。

これはアヤメかな？　分かり難いですね。

満開の頃には、もっと綺麗に見られると思うので、再訪したいですね。

この時は、再訪したいと思っていたのですが、ままならない事もありますね。

ところで、この花、バラ園の南側、生け垣を幾何学的に刈り込んだようなエリアの、すき間のようなところに咲いていました。シャクヤクでしょうか。

白い花もありました。目立ちにくい”すき間”に咲いていましたが、もっと堂々と、目立つところに咲かせれば、この場所も映えるのに……、と感じました。

南の方に黄色いバラが咲いていました。

ピンクや赤も咲いていました。でも、まとまり無く、忘れられたように、咲いていました。

で、この赤いバラの花達、ジーッと見てると、なんか不気味な感じがしませんか。

”西のエリア”の南の端の花壇です。中央の道路の奥が正門（北側の出入口）です。

花壇の両側（東と西）にはパーゴラがあって、バラが咲いています。

パーゴラに咲くバラって、似合いますね。

上の方にたくさん咲いています。

もう少し下に咲いてくれれば、よく見えるのに、難しいのでしょうか。

パーゴラの下を東へ通り抜けると、”東のエリア”に行かれます。

”東のエリア”には、バラは咲いていません。

「ダヴコートガーデン」まで、戻ってきました。

ここにも、少しだけバラが咲いています。

「ダヴコートガーデン」の西側には「ホワイトガーデン」と呼ばれていたエリアがあります。白い花で統一されていてエリアで、この日は、白いバラが咲いていました。まだ咲き初めですね。

正門から外へ出ました。後方は管理棟（？）、以前はチケット売場でした。

正門の前、「エントランスガーデン」（と呼ばれていたところ）にも、バラは咲いています。やはり、ここは”バラの園”になって欲しい場所だと思いました。

（　おしまい　）