2023.4 満開の桜を訪ねて（1）～山高神代桜

2023/04/01 - 2023/04/01

今年も妹と甥っ子たちを連れて日本三大桜の一つで、日本最古(樹齢二千年)の桜、山高神代桜を見に行ってきました。

エリア 明野・須玉(山梨)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

8時半頃到着。駐車場の満開の大きなスモモの木。昨年もこの木の下に駐車しました。

スモモの花、アップにすると桜の花との違いがわかります。

こちらは、実のなる方のスモモの木です。

山高神代桜は、実相寺境内にあります。

8万本のラッパ水仙と満開の桜、南アルプスが一望できるベストスポット

身延山の枝垂れ桜の子桜。樹齢３０年程だそうですが立派です。

枝垂れ桜と水仙

枝垂れ桜がきれいですね

宇宙桜の花。宇宙桜とは2008年に有人宇宙システム株式会社が行った社会貢献事業「花伝説・宙へ！」によって誕生した桜。
千年級の名桜（日本三大桜を含む）の種が若田光一宇宙飛行士とともスペースシャトルに乗り、アメリカのNASAから宇宙に旅立ちました。
神代桜の種は地元武川小学校の児童により採取され、全部で118粒の種子が国際宇宙ステーション「きぼう」にて約8ヶ月間無重力の中で過ごし地球に戻りその種子を全て植えた後、2粒が発芽し、その内の1本が実相寺境内にあります。

実相寺境内からの南アルプスの山々です。

日本百名山の一つでもある甲斐駒ヶ岳や鳳凰三山を始めとした南アルプスの山々

身延山の枝垂れ桜の子桜の全景です

境内には様々な桜が満開となっていました

実相寺の境内には神代桜の他に、ソメイヨシノも30本植えられています。

実相寺の創建年代は不明です。当初は真言宗の寺院であった。日蓮宗に転宗した時期について、次の二つの説があります。第一説は日蓮宗宗祖日蓮が、流罪地の佐渡国から帰還する途上、当寺に立ち寄り転宗したという説。第二説は1375年（天授元年）に実相院日応が、当寺住職真理法印を論破し、寺を譲り受けたという説です。

日蓮聖人の像と南アルプス

伊佐沢の久保桜の子桜です。
久保桜は、山形県長井市にある、桜（エドヒガン）の古木で国の天然記念物に指定されています。
なお、現在39件の桜が「天然記念物」に指定されていて、39件中11件がエドヒガンあるいはその系統にあたります。

淡墨桜（岐阜）の子桜です。境内には三大桜である三春滝桜（福島県三春町）、淡墨桜（岐阜県本巣市）から、それぞれの苗木が贈られ植樹されています

こちらは三春の滝桜の子桜です

三春滝桜は、福島県田村郡三春町大字滝字桜久保に所在する推定樹齢1000年超の国の天然記念物の枝垂れ性のサクラの巨木です。

境内奥に山高神代桜があります。根回り11.8ｍ(大正11年には13.5ｍ)の太い幹ですが、昭和34年の台風7号の暴風で折れてしまったため、途中から上がありません。

樹齢は1800年とも2000年ともいわれおり、根回り11.8ｍは日本一です。

満開の桜です

紅枝垂れ桜

エドヒガンの古木で日本武尊が東夷征定の折りにこの地に留まり、この桜を植えたとの伝説があります

山高神代桜 花見

山高神代桜は、鎌倉時代には日蓮聖人が気が衰えているのを見て回復を祈ったところ、木が再生したという言い伝えも残っており、「妙法桜（みょうほうさくら）」とも呼ばれています。

今年も山高神代桜に会うことができたことに感謝

山高神代桜 花見

2000年もの間、毎年花を咲かせ続けてきただけあり、パワーを感じます。

山高神代桜と南アルプス

次に向かいます

桜の開花が早いと水仙との競演が見れません、天気が悪いと南アルプスとの競演はみれません。本日は絶好の陽気でした

スモモの花ともお別れ・・