2015.4 満開の桜を訪ねて（1）～山高神代桜

2015/04/04 - 2015/04/04

今年も山高神代桜を見に行って来ました。
青空とはいきませんでしたが、沼津（静岡県）を出る時には降っていた雨は山梨側では降っておらず、満開の桜を堪能してきました。
沼津を7時半前に出発、9時半に到着した時には既にかなりの人ですが、臨時駐車場にはすぐに入れました。

エリア 明野・須玉(山梨)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.0

• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

山高神代桜は、中央自動車道須玉ICから車で15分程の武川町山高の実相寺境内にあります。

山高神代桜 花見

およそ8万本のラッパ水仙も咲き見事です。

桜の開花が早いと水仙との競演が見れませんが、今年は丁度です。
ただ天気が良いとこれに更に南アルプスの山々が加わり見事なのですが残念です。

境内に入ると先ずは身延山の枝垂れ桜の子桜が迎えてくれます。樹齢３０年程だそうでさが立派です。

満開の枝垂れ桜

実相寺は、鎌倉時代、日蓮が山高神代桜の衰えているのを見て、祈ったところ蘇ったという伝説がある日蓮宗のお寺です。

山高神代桜 花見

実相寺の御朱印

山高神代桜 花見

可憐なピンクの枝垂れ桜

様々な種類の桜がありましたがどれも見頃を迎えていました。

境内には三大巨桜である三春滝桜（福島県三春町）、淡墨桜（岐阜県本巣市）から、それぞれの苗木が贈られ植樹されております。
こちらは淡墨桜です。

三春滝桜の子桜、2年前に見た時よりも確実に大きくなっています。

境内奥に日本三大巨桜の1つ「山高神代桜」があります。

山高神代桜 花見

樹齢は1800年とも2000年ともいわれている「山高神代桜」、桜の廻りを一周します。

山高神代桜 花見

根回り11.8ｍ(大正11年には13.5ｍ)は、日本一です。

エドヒガンの古木で日本武尊が東夷征定の折りにこの地に留まり、記念にこの桜を植えたとの伝説あり。2000年もの間、花を咲かせてきただけありパワーを感じます。

歳月を重ねるにつれ樹勢は衰え、昭和23年には「3年以内に枯死」との余命宣告まで受けていました。

その後、この神代桜を守るために再生プロジェクトが立ち上げられ、土壌の入れ替えや環境の整備が行われ見事に再生しました。

神々しい太い幹ですが、昭和34年の台風7号の暴風で折れてしまったため、途中から上がありません。

まさに神が宿る古木・・・・

今年も山高神代桜に会うことができたことに感謝、次に向かいます。

山高神代桜 花見

この旅行記へのコメント （1）

• 蔦之丞さん 2015/04/07 11:27:12

  素晴らしいですね〜！

  古木の幹の美しさもさながら
  水仙と桜のコラボ
  三春の滝桜の子孫がこんなところにある事も驚きました
  素晴らしい春をありがとうございます！