2022/12/28 - 2023/01/08
945位(同エリア1139件中)
RiEさん
旅行9日目、後編。
古寺めぐりコースに沿って石畳の小路を散策し、猫の細道で猫探しながら麓の平地手前まで坂道を下って“艮神社”へ行ってみると、尾道旧市内で最古の神社の艮神社は頭上をロープウェーが通り過ぎていくユニークな位置にあり、幹の周囲が約7mもある巨木の楠は推定樹齢900年といわれている。
“千光寺ロープウェー”を利用して一気に千光寺山の山頂まで上がり展望台から尾道水道の美しい眺望を堪能した後は、“文学のこみち”を通りながら千光寺山中腹まで徒歩で降りて弘法大師が開基した“千光寺”を訪ねた。
横に長く伸びる境内には様々な形の巨石群があり、赤堂とも呼ばれている断崖絶壁に建てられている舞台造りの本堂や、千光寺のシンボルになっている岩の頂に鎮座する玉の岩など見どころも多く、あっという間に時間が過ぎてしまった。
ロープウェイの往復券を購入してしまったがために、ひぃひぃ言いながら山道をのぼって山頂まで戻ってくると、雲の切れ間から太陽が道筋を照らしたように美しく輝く、神々しい尾道水道の夕焼けに出会うことができた。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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猫の細道から下り坂道を進んでいくと“艮神社”の建物が見えてくるので、脇の入口から境内へ。
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初詣用の臨時授与所が設けられており、近所の氏子が交代で番をしているようで「○○さん何時まで?」「私は明日の昼から」という会話が聞こえてきた。
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艮神社の境内で最初に目を惹くのは推定樹齢900年とも言われる幹の周囲が約7mもある大きな楠で、広島県の天然記念物にも指定されている。
この境内は何度か映画のロケ地になったり、幾つかのアニメにも登場している。艮神社 寺・神社・教会
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艮神社は806年に建立されたと伝わり、尾道旧市内で最古の神社と言われている。
猫の細道に置かれていた作家:園山春二氏の作品である福石猫は、この艮神社でお祓いを受けてから漸く晴れて福石猫になるのだそう。 -
艮神社境内奥にひっそり建っているのは“金山彦神社“で、猫の細道から坂道を下りてきたとき見えていたのはこの神社だった。
楠保護のため立ち入り禁止になっていたので、この位置から参拝した。 -
頭上から音が聞こえたので見上げると、艮神社境内を通過するロープウェイだったので私たちも移動する。
千光寺山ロープウェイ 乗り物
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こちらが艮神社の参道正面。
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一ノ鳥居すぐ横に…
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“千光寺山ロープウェイ”の建物が並んでいた。
千光寺山ロープウェイ 乗り物
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千光寺山ロープウェイの往復乗車券は大人1人:700円で、片道券だと大人1人:500円。
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エレベーターでロープウェイ乗り場まで行くことが出来るようになっていて、山麓駅からは15分ごとに発着している。
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山頂までは約3分。
左下に見える艮神社の大きな楠を見下ろしながらゆっくり移動。 -
イチオシ
次第に視線が高くなっていき、この後行く千光寺のシンボルともいえる岩の頂に鎮座する玉の岩の上を通過した。
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眼下に広がる景色はどんどん遠ざかって、尾道水道と向島の全容が見え始めた頃、山頂に到着した。
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山頂駅の千光寺山ロープウェイ自販機には【このロープウェイは千光寺には止まりません】と書いてあり、天寧寺⇒千光寺まで徒歩約10-15分と書いてあったのをどこかで見かけたので気にも留めなかったけど、千光寺のHPを見たら山頂駅⇒千光寺まで徒歩12分とあり差が無いから、今思うと天寧寺からそのまま上ってきた方が良かったかもしれない。
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【千光寺頂上展望台 PEAK】
2022.3にリニューアルオープンしたばかりの千光寺公園内にある展望台で、千光寺山山頂駅から進んでいくと直ぐのエレベーターで3階まで上がる。千光寺公園 公園・植物園
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イチオシ
長さ63mの細長い展望デッキから尾道の街並みや尾道水道を一望できた。
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展望デッキ正面には向島の造船加工関連の工場が見える。
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右方面に歩いて行くと…
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逆光で眩しいけど瀬戸内の島々が無数に並んでいて、海面がキラキラと輝いていた。
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直線とカーブを組み合わせたスタイリッシュなデザインの展望台は、尾道の新しい顔になる。
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下から見上げると華奢で軽やかな印象なのは、山々のスカイラインを守るために山頂に突出することを避けたからだそう。
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【文学のこみち】
千光寺へ向かうとき、この道に沿って歩くと辿り着けるとのことで歩き始めた。
千光寺公園山頂からポツポツ配置されているのは石に刻まれた25の文学碑で、尾道にゆかりのある作家や詩人の一説が刻まれていた。文学のこみち 自然・景勝地
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最初は普通の散策路だったのに。
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巨石の間をくぐらされたり、ロープウェイから見えた鉄塔のそばを通ったりしてるうちに文学碑は見当たらなくなり、順路も良く分からなくなり始めたところで…
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この辺りからハードモードに切り替わって、デタラメな段差の石段をひたすら下りて行く。
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角を曲がるとまた長い石段が続いており、一気に低いところまで来たけど、帰路も同じ道で千光寺山ロープウェイ山頂駅まで戻ることを考えるとゲンナリした。
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石壁と建物に挟まれた通路を進んでいく。
千光寺 寺・神社・教会
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【鏡岩】
今は苔生して曇っていてただの丸印にしか見えないけど、そのむかし玉の岩の宝珠、または太陽や月の光を鏡のように反射させていたと伝えられていて、鏡には神が宿るという信仰の対象だったそう。
その下には干支にちなんだ12体の菩薩が配置されていた。 -
【玉の岩】
玉の岩 or 烏帽子岩と呼ばれていて周囲50m・高さ15mあり、古くからの伝説が残る千光寺山第3の巨岩だけど、見る角度によって随分印象が異なっていた。
ちなみに千光寺山ロープウェイで上る途中に見えた石の上に鎮座した球体の正体はこちら。
玉の岩の伝説は先程の鏡岩とも関連があり、かつて烏帽子岩の頂に遥か遠くを照らす宝玉があったと伝えられていて、今でもこの大岩の頂に直径14cm・深さ17cmの痕跡と思われる穴がある。
現在、岩の頂には宝玉の代わりに玉が置かれていて夜になると3色に輝くらしい。 -
【大師堂】
建物外観が取れないくらい玉の岩と接近しているため、窮屈そうに建っているから圧迫感が凄い大師堂は、千光寺を開山した弘法大師空海を祀っている(内部撮影禁止)。 -
【鐘楼(驚音楼)】
「日本の音風景100選」に選ばれた時の鐘として有名な鐘楼で、鐘上部に108個の凹凸(乳)がなく、その代わりに梵字百字の真言と五智如来の種子が浮彫りになっている、この地方では珍しい曼荼羅の鐘を見ることが出来。
向かい合うように建つ客殿は扉が閉まっていたけど、大日如来・弘法大師・愛染明王の3尊が祀られており、主に彼岸土砂加持法要や先祖供養を行う役割がある。 -
鐘楼前に飾られていた千光寺を描いた境内図によると、建物は横長に配置されていて、私たちが今いるのは右端の鐘楼なので、左の西方向へ進んでいくことに。
天寧寺の海雲塔付近の石畳の小路から歩いて千光寺を目指した方が、道も歩きやすそうだし近い気がする。 -
大師堂と玉の岩前の通路を通って左に曲がると、十二支の土人形が並べられてた下に縄が吊り下げられていておみくじが結ばれていたので、自分の干支に合わせて結ぶのだと思うけど初めて見た。
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頭上から音がすると思ったら、山頂駅からロープウェイが下りてきた。
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おみくじ向かいにある梵字岩の上に護摩堂が建っていて、入口は斜め向かいの石段からのぼれた。
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【護摩堂】
玉の岩と同じ高さに建つ護摩堂には不動明王と脇侍に阿弥陀如来・地蔵菩薩が祀られていて、ガラス扉越しに少し覗けるようになっていた。
奥に建っているのは大師堂で、下から見上げただけではわかりづらい全容が見える。 -
玉の岩越しに眺める尾道水道。
随分太陽が傾いてきたので、ここは山の中腹で薄暗くなったら危ないので急ぎ足で観光する。 -
その反対側に視線を送るとに見えるのは1686年に建てられた本堂で赤堂とも呼ばれており、この地方には珍しい舞台造りをしている。
本堂は靴のまま入って参拝するスタイルだけど内部はコンパクトだし、人が多くて写真が撮れないからまるで舞台が迫り出すような造りがよく分かるこの位置から。
本尊である千手観世音菩薩は火伏せの観音とも称され、33年に1度開帳の秘仏のため厨子は閉ざされていたものの、参拝客の行列ができる程多くの人が訪れる。 -
【奇岩 三重岩】
巨石が3個重なっているように見える三重岩の下には六地蔵が並んでいた。 -
本堂裏には石の鳥居があり、大正時代から千光寺の鎮守として石鎚蔵王権現が奉られており、六十二年ぶりの復元というフレーズに惹かれて進んでみることに。
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【くさり山】と、後ろに連結してるのは【夫婦岩】
狭い石段を上がっていくと奇抜な形の石に、熊野権現の神使といわれる烏天狗が彫られていて、くさり山についての説明看板があった。
1926年3月に石鎚山へ登る鎖を取り付けたものの、戦争の激しくなった1943年に鐘と一緒に供出されて以来、忘れられた存在となっていたところを、2003年頃に住職の発案で石鎚山を整備が始まり、62年振りとなる2005年から一般の参拝客にも開放されたそう。
ちなみに石鎚権現は四国ではなく、尾道三山に数えられる標高178.8mの浄土寺山の鎖山にある石鎚権現の方向を向いている。 -
半世紀以上経って甦った石鎚権現の社は、鎖でつながれたこのルートを上らないと参拝することが出来ない(大人1人:100円)。
小学生以下は無料らしいので子供でもイケるだろうけど、カメラを抱えた状態ではとても上がれそうにないのでパスした。 -
端まで行ってみると、男鎖跡と看板が出ていたので見上げてみたら…
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鎖は設置されていないけど、先程の表面が平たい岩肌で比較的傾斜も緩やかなルートとは異なり、足を置く場所がほとんど無い断崖絶壁が待ち構えていて、これぞ石鎚山鎖修行というキツそうなルートが待ち構えていた。
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残りを見て周ろうとしたら、夫が呼びに来てしまったので鳥取県の大山寺の本尊である地蔵菩薩の分体を祀った大仙堂と、観世音菩薩33体が祀らている三十三観音堂と、聖徳太子開運を祈願せられたと伝わる尊像が安置されている毘沙門堂まで、今回辿り着けずタイムアップ。
木々に囲まれているせいか段々薄暗くなってきたので急な石段を一気に上る。 -
「帰りはそのまま千光寺から下って住宅街から麓に戻りたかった!足が吊りそう!ロープウェイの往復チケットなんか買わなければよかった!」と盛大な文句を言いながら、距離は大したことないけど急勾配に泣かされながら来た道を戻っていく。
文学のこみち 自然・景勝地
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イチオシ
前言撤回。
千光寺頂上展望台下から海を見ると、瀬戸内の島々が神々しく光り輝いていて思わず息を呑む。 -
イチオシ
更に視線を上げると、島を覆っている雲の中央がポッカリ穴が開いていて、雲の上にいる太陽から光の筋が差し込んで幻想的な世界を創り出していた。
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山頂駅から16:30発の千光寺山ロープウェイに乗り込んで…
千光寺山ロープウェイ 乗り物
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空の色が淡くなり始めた尾道の街並みを眺めつつ、3分間の空中散歩を満喫した。
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天寧寺の海雲塔の横を通り過ぎると、民家との距離が一気に近くなる。
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尾道本通り商店街を通りながらJR:尾道駅を目指したけど、昼同様にシャッターが閉まったままで閑散としていた。
尾道本通り商店街 市場・商店街
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商店街のアーケードが途切れる通路から千光寺が見えたので、線路寄りの道まで歩いて望遠レンズで覗いてみると境内図のイラスト通りで、くさり山山頂の石鎚権現の社も見れた。
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そのまま線路沿いの道を歩いて行くと、線路越しに建っているのが宝土寺の山門。
随分高い場所にあると思ったけど、下から見ると改めて坂の町の激しい高低差を実感する。宝土寺 寺・神社・教会
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商店街の入口付近には尾道で幼少期を過ごした、【放浪記】をはじめとする数々の文学作品を遺した“林芙美子像”があった。
林芙美子像 名所・史跡
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駅に入る前に、隣接した“尾道福屋”のデパ地下で夜ゴハンを調達。
尾道福屋 百貨店・デパート
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JR:尾道駅内にある“おみやげ街道尾道”でせとうち産のドライフルーツや岡山産の食材を散りばめたショコラバー:蒜山ショコラや、猫のイラストポストカードやステッカーを購入して、尾道の日帰り旅を締めくくった。
おみやげ街道尾道 お土産屋・直売所・特産品
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13:45発のJR:山陽線糸崎行きに乗りこみ、糸崎駅で慌ただしく乗り換えて…
尾道駅 駅
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1駅先のJR:三原駅で下車した頃には18:00直前で完全に真っ暗だった。
三原駅 駅
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三原駅前は飲食店が入っているビルが並んでいてにぎやかだけど、外で食べる元気は無いから尾道福屋で調達しておいて正解。
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今日から3泊するのは駅から歩いて5分ほどの場所にある“スーパーホテル三原駅前”。
詳しい口コミは下記をご覧くださいませ。
https://4travel.jp/dm_hotel-11631886スーパーホテル三原駅前 宿・ホテル
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三原駅前のWelcomebarは宿泊初日だけのサービスで、チェックイン時に1杯サービスと書かれたカードが手渡され、連泊するのであれば滞在中1回限りいつでもOKという初めてのスタイルだった。
明日は福山まで行き、江戸時代から残る常夜燈や町家が残る歴史ある鞆の浦に日帰りで遊びに行く予定。
続きは13へ。
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