2022/12/28 - 2023/01/08
1700位(同エリア2327件中)
RiEさん
年末年始の休暇を目いっぱい使って旅したいと思いフルで日程を組んでみたところ、なんと12日間の長旅になったものの、2022年10月からスタートした全国旅行支援は12月27日宿泊分(28日チェックアウト分)まで&再開は2023年1月10日からということで旅行中全く被らないけどこんな機会はなかなか無いので、雪の心配がなく気候が穏やかで山陽地方をゆっくり旅することに。
夫は出張で岡山県や広島に時折行くけど新幹線を下りたら目的地に直行のため、観光したことが無いから初めて山陽地方を訪れる私と変わらないことがわかり、新幹線で西へ向かうなら姫路城も是非行きたいというので初日は兵庫県に宿泊。
夫憧れの“姫路城”は、白鷺城という愛称通りシラサギが羽根を広げたような優美な佇まいに加えて、冬の強烈な太陽の光を受けて直視できないほど真っ白に光り輝いていたけど、修行のようなハードさだと噂の城内巡りは噂通りで、旅行初日からAppleWatchの計測によると歩数は20000歩を越え、距離にして13.65kmを歩き、上った階段数は18段という見たことない数字を計測していた。
12日間の道中、好天に恵まれた(11日目の明け方雨が降ったものの朝には止んだので1度も傘を使わず)兵庫+山陽地方旅がスタート。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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旅行1日目、前編。
10:03発のひかり 岡山行き新幹線で名古屋駅を出発。名古屋駅 駅
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新幹線で姫路駅に直行した方がスムーズだけど、長旅なので中型スーツケースが2個持参&年末で大型コインロッカーが空いてない可能性を考慮して…
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11:20に西明石駅で下車してJRの神戸線へ移動した。
駅舎が少し離れているのとスーツケースがあるため、間に合うかギリギリだったので焦る。 -
明石駅に到着予定の電車が4分遅延したお陰で予定通り新快速に乗車でき、JR:加古川駅へ。
西明石駅 駅
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加古川で1泊するのは“スーパーホテル加古川駅前 天然温泉花乃井の湯”で、駅からは歩いて3分ほどの立地にあり、複合ビルの5F-7FにHOTELが入居している。
詳しい口コミは下記をご覧くださいませ。
https://4travel.jp/dm_hotel_tips/14906301スーパーホテル加古川駅前 天然温泉花乃井の湯に泊ったよ by RiEさんスーパーホテル加古川駅前 天然温泉花乃井の湯 宿・ホテル
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HOTELの斜め向かいには“ヤマトヤシキ (加古川店)”があり、正午ぴったりだったので館内に入っている飲食店でランチを済ませてから姫路に移動することにした。
昔ながらの百貨店:ヤマトヤシキ (加古川店) by RiEさんヤマトヤシキ (加古川店) 百貨店・デパート
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2階に入っている“明石焼 わかさ”は、館内からも陸橋と繋がった外入口からも出入り可能で、5テーブルしかない小さな店内は年配の地元常連客らしき人たちで満席だったため通路で少し待機した。
私は【ミックス明石焼(タコ・貝柱・海老入り)】680円を選んだけど、夫は好きな明石焼き1人前(私と同じセット)にお酒(缶ビール・焼酎・酎ハイなどから選べる)とつまみ(この日はおでん)が付いた【お手頃ほろ酔いセット(剣菱1合)】960円を注文。
初めて食べる明石焼はふわふわで柔らかく、猫舌でも食べれる温度なのが意外だった。
千切り大葉がたっぷり入った出汁は鰹出汁の優しい味わいで、出汁から持ち上げるだけで崩れそうになるほどだから、口に入れると生地が溶けてとても美味しかった。
合計:1660円で現金のみ対応。明石焼 わかさ グルメ・レストラン
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JR:加古川駅から12:53発の電車に乗って、13:03にJR:姫路駅に到着すると風がない穏やかな天候で、日差しが強く冬晴れという言葉がピッタリだった。
姫路駅 駅
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歩いて姫路城に行けない距離じゃないけど、駅から真っ直ぐ続く歩道が足底筋膜炎と相性の悪いタイル張りで、城内でも歩き回ることが予想できるから脚を守るために姫路駅北口ループバスに乗車した。
6番-10番乗り場から発着するバスなら姫路城を経由するのでどれでもOKで、姫路城大手門前(西方面)バス停で下車した。 -
強い日差しを浴びて予想以上に白く輝く姫路城。
白鷺が羽を広げたような優美な姿から白鷺城の愛称で親しまれており、本当に真っ白。西の丸長局(百間廊下)と天守閣では靴を持って見学するのでエコバッグ型リュックがあると便利:姫路城 (姫路公園) by RiEさん姫路城 (姫路公園) 名所・史跡
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【さくらもんはし】
2007年に復元された新しいもので、姫路城の正面玄関にあたる大手門前の堀を渡る際に多くの人が通過する。 -
【三の丸広場】
大手門をくぐると右手に動物園の入口が見え、姫路城公園には姫路城に隣接する好古園・美術館・県立歴史博物館・日本城郭研究センターなどの教養施設もあって異様に広いけど、姫路城前にこんなに広い何もないスペースがあることに1番驚いた。
三の丸広場と呼ばれるこの芝生は姫路城のビューポイントとして親しまれているものの、播磨姫路藩初代藩主だった本多忠政は天守台の下にある本丸が山上で不便だったため、三の丸に城主の居館として三の丸御殿を建てて住んだそう。
歩いても歩いても姫路城に近づいている気がしなかったので、その気持ちが良く分かる。 -
見る角度によって様々な表情を魅せるのでシャッターを切る指が止まらないけど、複数の建物が連なる連立式天守の姿は非常に美しかった。
姫路城は鎌倉幕府が滅んだ1333年に赤松則村が姫山に小規模の砦を築いたことに始まり、それ以降13氏48代が城主を務めた記録が残っている。
1346年には本格的な城が築かれ、応仁の乱があった1467年には本丸が、1580年に羽柴秀吉へ城が献上された後に秀吉によって3層の天守閣が築かれた。
関ヶ原の戦いで功績をあげた池田輝政が1601年に入城したことにより大改築がはじまって、1609年には大天守が完成し、1617年に本多忠政が城主になった際に三の丸や西の丸などを増築して現在のような巨大城郭へ変貌していったと言われ、奇跡的に戦や近代の戦争で損壊することなく残った姫路城は、2009年から6年に渡る平成の大天守保存修理行われたときに城壁の白さがさらに増して話題になったのは記憶に新しい。 -
粋なコロナ対策のポスター。
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姫路城だけの入城券なら大人1人:1000円だけど、+50円で姫路城・好古園共通券を購入すれば両方見学出来るのでこちらを購入したところ、地域クーポン券対象外の日付だったと思っていたのに1人800円分合計1600円のクーポンが貰えたので驚いた。
実質1人250円で見学できるなんてお得だけど、姫路市は日帰りだから今日中に使う必要がある。 -
【菱の門】
勾配の激しい最初の坂をのぼっていくと見えるのは城内で最も大きな菱の門で、安土桃山時代の様式を残しているのが特徴。
櫓門と呼ばれる型式の二の丸の入口を固めている。 -
頭上に視線を移すと、両柱の上の冠木に木彫りの菱の紋が確認できた。
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【三国堀】
天守が建っている姫山と、西の丸がある鷺山の間に設けられた四角い空堀で菱の門の右手にあり、二の丸の本道と間道の要所を抑える重要な位置。
ここからの眺めは石垣の上に天守が並んだ姿が見られることから、絶好の撮影スポットになっている。
姫路城は破風が各層で巧みに配置されていて千鳥破風・入母屋破風・唐破風・比翼入母屋破風の4種類が用いられており、大天守の第2層が東西の破風により大屋根のようになっていて、第3層以上を乗せているみたいに見えた。 -
【西の丸南門跡】
菱の門を直進すれば天守閣へ、左に曲がれば西の丸に続く坂の手前にかつて建っていた南入口となる高麗門があり、太陽光が強すぎて写真だと見辛いけど坂の真ん中には40cm四方の礎石が残っている。 -
【武者溜り】
坂の途中に土塀で正方形に囲まれた武者溜りという空間は、菱の門や西の丸東側から攻めてくる敵を攻撃するための施設だった。
石段を上がってみると何もない平地が広がっていて、隊を編成できたほどらしいので大勢が待機できたはず。 -
【西の丸】
本多忠政によって築かれた西の丸は現在庭園になっているけど、当時は御殿が建っていて御殿を囲むように築かれた百間廊下や、居住空間としても機能するよう手が加えられている化粧櫓が確認できる。 -
【西の丸長局(百間廊下)】
西の丸は本多忠刻と再婚した徳川家康の孫:千姫が10年ほど暮らした場所(本多忠刻と死別したため江戸城に移り、出家して天樹院と号した)で、およそ240mの長さがある百間廊下の入口はここから始まる。
長い1棟の建物に局と呼ばれる仕切られた女房の部屋のことを長局といい、千姫に仕えた侍女たちが住んでいたところで、千姫は毎朝この廊下から男山を拝んでいたと伝えられている。 -
日本全国どこの現存天守(江戸時代以前に造られた天守閣が残っている城を指し、12城しかない)でも、全て木造だから床を痛めないために靴を脱いで入城が基本なので、姫路城もこの入口で用意されているビニール袋に自分の靴を入れて、それを手に持って見学する。
ミャンマーを旅行すると寺院見学は素足しか許されないため、入口と出口が異なることもあるのでビニール袋に入れた履物を折り畳みリュックへ入れて見学していた経験を生かして、姫路城内は広いし下駄箱も無いという事前情報をもとに、今回もエコバッグのようにコンパクトになるリュックを持参したけど両手が空くから急階段で手摺を持ちたいときや、カメラ撮影にも支障なく見学出来たので大正解だった。 -
そして冬の姫路城は極寒で見学者泣かせと多くのブログに書いてあったから、底冷えして足底筋膜炎を発症すると困るため100均で裏ボアが付いたカバーソックス(別の寺院見学でも大活躍)と、足首の冷え対策としてレッグウォーマー、腰に貼るカイロを装着して百間回廊に挑む。
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窓から日差しが差し込んで、穏やかな天候のお陰か思っていたより寒くない。
ただ、廊下はただの床張りなので冷たさを嘆いている人もいたから対策しておいて良かった。 -
百間廊下は西の丸の西側の守る5基の櫓と渡櫓で構成されており、南のワの櫓から始まって、レの渡櫓・仮設廊下・ヲの櫓・タの渡櫓・ルの櫓・ヨの渡櫓・ヌの櫓・カの渡櫓と続き、化粧櫓が最も北に位置している。
クネクネ続いて行く通路を順路に沿って歩いて行くと、結構動いているせいかキッチリ着込んでいたダウンが暑くなってきた。 -
途中にある階段は踏み場の少なく角度も急なので、千姫に仕えた侍女たちも大変だったのが窺い知れる。
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最後は北隅にある千姫化粧櫓とも呼ばれる部屋へ。
千姫は天満天神を信仰していたそうで、姫路へ来てからは西方にある男山に祀って、毎朝西の丸長局の廊下から参拝する習慣があり、この化粧櫓を休息所として利用したとのこと。
室内は畳敷きになっていて千姫と本多忠刻の着物をパネル復元した特別展示と、千姫の菩提寺である弘経寺から寄贈を受けた千姫ゆかりの骨壺が展示されていた。 -
階段を降りて百間廊下に積まれている石垣を見に行く。
百間回廊見学時に使用した靴を入れるビニール袋は、大天守見学時にも再利用するよう繰り返しアナウンスがあった。 -
姫路城内の石垣には約50種90個の文様など刻印が刻まれており、産地や提供者の目印と考えられている。
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ただ、文字が刻まれているのは中央左下にある大きな石1個だけ。
コントラストが激し過ぎて読みにくいけど「奈良村」と読むことが出来るものの、姫路城近隣には存在しない名前のため謎に包まれている。 -
イチオシ
【大天守】と【乾小天守】
ここからの眺めは思わず立ち止まってしまう美しさだった。
大天守は外から見ると5層屋根なので5階建てに見えるけど、地下1階を含む5層6階建てをしており、この大天守と東・西・乾の3小天守が渡櫓でロの字に繋がる連立式天守が特徴。
屋根に取り付けられた千鳥破風や軒唐破風の配置が絶妙で、立体的に組み合わさった天守群が見る角度によって趣を変えている。 -
【はの門】
緩やかな石段が続くはの門への坂道は、TV時代劇:暴れん坊将軍のロケにも度々登場して有名なことから将軍坂とも呼ばれている。 -
石垣の土塀沿いに歩いていくと突き当たりをUターンするように進むため、近づいているような遠ざかっているような立ち位置がわからなくなるのも姫路城の特徴。
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【にの門】
にの門の先は天井が低くて通路が直角に曲がっているし、上り坂なので敵が一気に通過出来ない複雑な構造になっている。 -
天守に至るまでには複数の重厚な門を通過する必要があり、身体を曲げないと通過できない高さや、上から攻撃される3重の櫓門の他にも、銃や弓で攻撃するための狭間(丸・三角・四角・縦長方形の4種類)が壁が巡らされていて、それぞれの武器にマッチした壁越しで待機しているので万が一攻撃を仕掛けても攻められないし逃げられない。
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【姥が石】
乾小天守北側の石垣に1個だけ妙に白い小さな石が金網で囲われていて(写真右端)、姥が石と呼ばれている。
姫路城築城の際に石材不足に陥ってしまい城下にも話が広がったところ、貧しい老婆が石臼を秀吉に供出して城下の人も感化され、石不足が解消したという言い伝えがあり、どうやらあの白い石がその石臼らしい。
大正時代まで姫路城は非公開だったことと、姫路城では石不足を補うために墓石や古墳の石棺までも利用しているので、創作話という説が現在有力だそう。 -
【天守閣入口】
通路や石段を上がったり下がったりしながら進んでいくと、ここから天守閣に入城できる。
石垣の内側は地下の階層となっているので、姫路城は地上6階+地下1階の合計7階構成。 -
百間回廊を周っていない人用にここにも靴を入れるビニール袋が用意されていて、靴を脱いでから進もうとするといきなり石段。
ストッキングなら確実に破れるザラつきだったので、ストッキングで姫路城を訪れる人は季節を問わずカバーソックスを持参した方が良さそう。 -
【大天守 地階】
各階にこのパネルがあるので現在位置が分かるのは便利だった。
城は石垣から上を1階と数えるため、石垣に囲まれた地階は外からだと石垣しか見えないから、地階があると知ることは無い安全な場所でもあったそう。 -
城内は足回りの防寒対策をしっかりしているとはいえ百間廊下とは比べ物にならないくらい空気が冷え込んでいて、地階は石垣に囲われているから非常に薄暗く、肉眼でもこの写真くらいの見え方だけど西大柱と東大橋柱が確認できた。
姫路城大天守は東西2本の大きな柱で支える内部構造となっており、柱は地階から5階の梁まで通っている。
地階を持つ多くの城が倉庫として利用することが多い空間なのに、姫路城大天守には流し台や厠(特別公開時だけ見学可能)が設置されているのが珍しく、また台所櫓へ通じる扉もあったので臨戦時に活用できるよう造られているのが興味深い。 -
急階段をのぼって上階へ。
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【大天守 1階】
大天守1階は明かりが差し込んで急に明るくなるけど底冷えは相変わらず。
これは大天守1階とと二の渡櫓を結ぶ強固な扉で4個あるの扉のうちの1個。
大天守への出入口の扉はすべて二重扉になっており、大天守内側からカンヌキがかかるように造られているそう。 -
【大天守 2階】
随所に設けられた破風の間は結構広いスペースで、壁際にベンチのように腰かけられるようなスペースも見られた。
この形は城の屋根を飾る破風がそのまま利用されていて屋根裏みたいなイメージ。
2階内陣の北西にある武具庫では特別公開が行われていたけど、下りルートに組み込まれているので後で立ち寄ることに。 -
【大天守 3階】
東西に並んでいるこの東大柱は根元が腐ったため補修を受けており、本来の長さは24.8mあるモミの1本柱を用いている。
ちなみに西大柱はここ3階で2本継ぎされているそう。 -
フロアの南隅と北隅にひそかに兵を配置できる隠し部屋として武者隠しがあり、覗けるようになっていたけど、内部は非常任狭いため小柄な男性でも人ひとりがやっと入ることができる大きさで、からくり部屋として仕掛けが詰まっているのだそう。
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【大天守 4階】
4階は明るいけど窓の位置が高くて外が見えない構造をしており、それを補うために階段付きの高台:石打棚を足場として設置している。 -
【大天守 5階】
4階とは一転して薄暗くなるのは、外から見たとき南北に千鳥破風があって4層目の屋根裏に位置するため窓が少なく、2本の心柱はこの5階の天井でお終いになっている。
その代わり東大柱と西大橋柱と階段以外何もないためガランとした大広間のような印象で、後で調べたところなんと広さが70畳もある。 -
【大天守 6階】
小柄な私でも頭を打ちそうな低くて狭い階段を抜けてようやく6階に到着。
地下1階から最上階まで上がるには約110段の階段があり、上階へ進むほど傾斜がきつい構造をしているから最後は手摺が必要だった。
姫路城の廻縁は室内に取り入れられているため外に出る手段はなく、廻縁は南側と東西側は広くて、北側のみ狭い造りになっており、姫山の地主神:刑部明神を祀る刑部神社の背後はすれ違うのもままならない幅しかなかった。
姫路城の守護神である刑部明神は、姫路城が建てられる前から姫山に祀られていた神社で、姫路城に住んでいるという妖怪:刑部姫という伝説から、祟りを恐れた池田輝政がこの場所に祀るようなった伝わる。 -
大天守の高さは31.5m・石垣が14.85 mあって、姫路城天守閣が建つ姫山の標高は45.6mなので鉄格子越しだけど姫路市内を遠くまで見渡すことができた。
ちなみに姫路城は現存している天守の中で最も高い位置にあるらしく、ここから見下ろす街並みはミニチュアのようだった。 -
下りの階段は1人分の幅しかなく、天井も低いからのぼるときよりも注意が必要。
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5階に降りると街並みが少し近くに感じた。
往路と復路の見学者が混ざらないようロープで仕切られているので、この景色は復路でみれる。 -
4階の窓の高さはこれくらいあるので石打棚が必要。
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2階まで降りると、刀・長刀・槍・火縄銃などを置くための突起が設置された武具掛けが遠くまで続く。
各階あったけど2階は圧巻だった。 -
往路で見学できる大天守 2階の武具庫の中では特別展示が行われており、大天守の構造を映像で紹介したり、1番奥には姫路城ゆかりの武具をイメージした武具庫の情景も見ることが出来た。
実は姫路城には天守に収納されていた甲冑が残っていないため、この甲冑は酒井家中の新見家に伝来した具足をもとに製作したレプリカなのだそう。 -
大天守 1階から北側にある強固な二重扉をくぐって、数段の階段を降りてイの渡櫓を通過し東小天守へ。
イの渡櫓側から見ると、この二重扉が天井付近にあるので見上げるような位置にあった。
東小天守は3重3階地下1階の4階建て構造をしていて大天守の北に位置しているけど、かつては天守の北東にあったことから「艮櫓」と呼ばれ3基の小天守の中で最も小さい。
ちなみに東小天守には、昭和の大修理の際に大天守解体修理要のため1/20で製作された大天守の軸組構造模型が置かれていて写真同様に薄暗かった。 -
大天守の軸組構造模型のすぐ隣から始まるロの渡櫓は、東西の長さが約28.7mもある東小天守と乾小天守を繋ぐ渡櫓で創建時は「北の長や」と呼ばれており、2重2階地下1階の構造。
櫓内は350年に1度の大修理だった8年間に及ぶ「昭和の大修理」の様子を、パネル展示と展示ケースから知ることが出来る。
その先は乾小天守 1階に繋がっていて、中央には姫路城全体の巨大な模型が置かれていた。 -
修復工事で足場が組まれているため備前門は見ることが叶わず、縦石として古墳の石棺を配置した門右側も半分くらい隠れていたのが残念。
備前門手前角の石垣(案内板上部)にも1個石棺が使われているけど、寝かせた状態で配置されているため気付きにくい。 -
石棺が使われている場所は幾つかあって、石垣沿いを歩きながら歩いていると高い場所にも配置されていた。
15:30を過ぎて姫路城の白い城壁が、夕日に淡く染まり始める。 -
姫路城の本丸下にあるのが播州皿屋敷のヒロイン:お菊が責め殺されて投げ込まれたと言われるあの有名な井戸で、もとは釣瓶取井戸と呼ばれていたそう。
金網で塞いであるけど井戸と呼ぶにはかなり大きく、大人が覗いてこのサイズ感だから驚いた。 -
その正面には常設展示の大名行列衣装・道具を展示した建物があり、大名行列の衣装や調度品28点を展示&映像で姫路藩の大名行列を紹介しており、外には明治・昭和・平成の改修時に交換されて役目を終えた大天守屋根の鯱並べられていて時代ごとの差異が比較出来る。
ちなみに明治期は5代目の鯱で3体の中でウロコの彫が1番深くハッキリしていて、6代目の昭和期はヒレが大きくなって跳ねているような印象になり、7代目の平成期は力強さが感じられた。
天守閣の鯱は通常ならオス・メス1対の組合せだけど、姫路城の鯱は両方ともにオスで全国的に珍しいと言われている。 -
リの一渡櫓を通過して道なりに進んでいくと…
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【扇の勾配】
反りをつけることによって、石垣を高く美しく積むことが出来る技術が詰め込まれている。
この写真を撮っている間に夫が先に進んでしまったので姿を見失い、二股に分かれた道をどちらに行くか迷っていたら、後ろから来た人が石段を降りて行ったのでついて行った。 -
【るの門】
段差の大きな石段を下りて行くと穴蔵のような埋み門に出たけど、三国堀の脇にあるから近道したことになる。
万が一敵が進入したときは、るの門の石を崩して侵入させない策だったそう。 -
【継ぎ目のある石垣】
るの門を出てすぐの石垣には不自然な斜めに入った継ぎ目が出来ていて、南側の写真右が羽柴秀吉時代に、北側の写真左が池田輝政の時代に築かれたもので、もともと存在した石垣に石を継ぎ足して造った名残だそう。
結局るの門の石段をのぼるのが面倒だったので私は二の丸を見ず、もう一方の道を行った夫はるの門と継ぎ目のある石垣を見ることなく、三国堀で合流した。 -
太陽が随分傾いているけどこのときまだ15:50なので、駆け足見学すれば隣接する“好古園”がみれるから早歩きで好古園に向かう。
続きは02へ。
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