2022/12/28 - 2023/01/08
804位(同エリア894件中)
RiEさん
旅行5日目、元旦。
朝の気温は3℃しかなくピリッとした空気だけど、風が無くて穏やかな雲1つ無い晴天で迎えた2023年。
広島市内の観光客向け施設は三が日が明けるまで休業のところも多く、1月1日・2日は初詣以外することが無いため、今日は呉まで足を伸ばすことにした。
戦後60年にあたる2005年、戦艦:大和を建造した軍港であり日本一の海軍工廠の町として栄えた呉にオープンした“大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)”は、10分の1スケールで再現したシンボルにもなっている戦艦:大和が出迎えてくれ、呉の歴史と造船・製鋼などの科学技術や、零式艦上戦闘機・人間魚雷回天などの実物展示されており、戦争のために国民が払った大きな犠牲を目の当たりにして色々な思いが交差した。
広島市内に戻って広島駅でランチ飲みした後は、バスで移動して足利尊氏が全国に建立した安国寺のひとつとされる真言宗別格本山“不動院”へ初詣。どっしり構える金堂は山口市の禅寺から安土桃山時代に移築したもので、山麓という立地が功を奏して原爆の被害を逃れ市内に現存する唯一の国宝建築物になっており、元旦から5日までは金堂内部が無料で特別公開されていて、平安時代後期の作とされる本尊:薬師如来坐像を拝観できた。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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バス停:田中町からエキまちループ左回りに乗り、9:54に広島駅に到着。
ダッシュして10:00発のJR:快速安芸路ライナー 広行きに乗車して、呉駅に到着したのがHOTELを出発してからちょうど1時間後の10:33。呉駅 駅
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呉駅から伸びる自由通路を突き当りまで進み、ゆめタウン呉の館内を通り抜けると下に降りることなく大和ミュージアムまで行けた。
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日本で初めて実物の巨大潜水艦を陸上展示する博物館“海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)”の迫力ある姿が自由通路から見えたけど、残念ながら元旦は休み。
海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館) 美術館・博物館
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通路途中にあるエレベーターで降りて“呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)”へ。
入場料は大人1人:500円で、支払いはSuicaなど交通系カード or 現金が選択できた。元旦から営業している:呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム) by RiEさん呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム) 美術館・博物館
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入館してすぐの小部屋で行われていた【てつのくじら館 出張ミニ展示】では、海上自衛隊の70年を凝縮した歴史年表や機雷模型が展示されていた。
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別途入場料が必要な企画展は興味の無い内容だったので、今回は常設展だけ見学する。
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【1階 大和ひろば】
常設展で最初に目にするのが全長26.3mある10分の1戦艦:大和。
当時の設計図・写真・潜水調査水中映像などをもとに可能な限り詳細に再現しているそうで、大和ミュージアムのシンボルになっている。 -
昨年、佐世保を訪れた際にSASEBO軍港クルーズに参加して数えきれない程の軍艦を見たけど、海に浸かっている部分を見る機会はなかったので正面の独特の形状に驚いた。
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階段を下りると見上げた状態で観察できるようになっていて、10分の1とはいえ一周するのに結構距離があり、非現実すぎて実物のサイズ感が想像できなかったけど、かわぐちかいじ漫画を愛読している夫は大興奮だった。
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【A:呉の歴史】
入ってすぐに、戦艦:金剛に搭載された重油と石炭混焼の超巨大なヤーロー式ボイラーが姿を現した。
作業員のマネキンと比較してこのサイズ感! -
壁面に沿ってパネル展示されているのは海軍年表で、ペリー艦隊来航をきっかけに200年以上続いた徳川幕府による鎖国政策が終わりを告げ、西欧列強の高い造船技術を目にした日本は危機感を抱いて海軍をつくり、その拠点として国内4ヶ所に設置した1つとして1889年に呉鎮守府が置かれた流れが事細かに紹介されている。
1903年には呉海軍工廠が設置されて戦前は戦艦:大和を建造した東洋一の軍港・日本一の海軍工廠の街として栄えたものの、進路を進んでいくにつれて日本が窮地陥っていった経緯が理解できた。 -
これは帆を張った状態の軍艦:大和を表した図面。
大和は日本海海軍の歴史上初めて、国内の民間造船所(神戸鉄工所)に委託して建造が行われ、後に海軍は神戸鉄工所を買収して海軍のもとで1941年12月完成した。 -
日本最大の海軍工廠があった呉は第2次世界大戦中にアメリカ軍の空襲の標的となり、14回空襲を受けたうち6回は特に激しく、3月19日の空襲・5月5日の空襲・6月22日・7月1日-2日・7月24日・7月28日の昼夜を問わない呉空襲の凄まじさを紹介する写真パネル展示は、戦後年々経とうと消えることない恐怖を語りかけてきた。
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第二次世界大戦中アメリカは量で勝負しようとし、日本は質で対抗しようとして造られたのがこの戦艦で、当時の最新技術の結晶だったことを紹介しているパネル。
戦後には、戦前から培われてきた技術が新幹線をはじめとする新しい技術と結びつき、様々な分野に応用されていった。 -
10分の1戦艦:大和前の通路を歩いて向かいの展示室へ。
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【1階 B:大型資料展示室】
こちらは実物資料が展示され至近距離で見学できる。
手前の小型潜水艦は特殊潜航艇:海龍で、飛行機のように翼を使って自由に潜航・浮上する事を目指し、呉海軍工廠などで潜航実験や研究・開発が行われたそうで全長17.28mあり、2名乗ることが出来た。
奥に展示されているのは零式艦上戦闘機六二型で、機体全てを金属で製作する技術や主翼を片方だけで支える強度維持技術など、零式艦上戦闘機の開発には広海軍工廠で研究・開発された技術が活かされていた。 -
戦艦:大和などで使用された46cm主砲弾や、戦艦:陸奥などで使用された41cm主砲弾など各種砲弾や火薬缶が一列に展示されていた。
呉で培われた材料をつなぐ技術や目標へまっすぐ進む技術などは、現在の宇宙ロケット製造技術にも引き継がれ生かされているそうで、確かにロケットのような形状をしている。 -
大型資料展示室は吹き抜けになっているので2階はスロープ廻廊のみ、展示品を2階から見下ろした後はエスカレーターで3階へ。
エスカレーター脇の壁面にある展示室には戦艦の縮尺模型が無数に並んでいたため、夫を置いて私は先に移動した。 -
【3階 C:船をつくる技術】
Cは子供向けの体験型施設になっており、操船シミュレーターや波の性質を学べる実験水槽などが置かれていた。 -
【3階 D:未来へ】
通路を進んだ向かいにあるこちらのコーナーでは、縦3.6m・横5.4mある戦艦:長門の軍艦旗が展示されていた。 -
隣接の大和シアターでは、海底発掘調査の様子を上映していたけどタイミングが合わなかったのでスルー。
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このまま呉市内を観光するか広島市に戻るか迷って調べたところ、アレイからすこじまは元旦でも開いているもののバスで向かう必要があり、呉駅周辺も元旦昼から営業している店がゆめタウン以外に無さそうなので、そのままJR:呉駅へUターンすることにした。
呉駅 駅
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12:16発のJR:快速安芸路ライナー 広島行きに乗車して広島市に戻った。
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広島駅構内から直結の“ekie”も今日は休業。
エキエ ショッピングモール
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でも1階に降りてみると元旦でも営業している店が多く広島駅まで戻ってきてよかった。
牡蠣をつまみに飲みたいけど13:30直前でも長い行列が出来ていたので、回転率の良さそうな“サカナカナッテ”へ行ってみると15分ほど待って入店できた。サカナカナッテ 広島駅ekie店 グルメ・レストラン
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Menu。
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【広島・安芸津つぶつぶミカン酒】650円
【生ビール】550円 -
【かきポン酢】790円
粒が大きめの牡蠣が5個入っていてプリプリだった。 -
【シャカシャカ山盛りポテトシェイク】480円
3種からフレーバーが選べるので紙袋の中でセルフシェイク。 -
【かきフライ】1040円
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【生がんす揚げ】480円
がんすとは、白身魚のすり身にたっぷりの玉ねぎと唐辛子を混ぜ 、薄い長方形に形を整えてパン粉で揚げた広島名物の練製品。
すり身のモチモチした食感がつまみにピッタリで、味がシッカリしているからマヨネーズをつけなくても美味しかった。
合計:3930円。 -
ekie内をプラプラしてみると、土産物屋でがんすをよく見かけた。
まだHOTELに戻るには早いので初詣しようと思い、14:37発の広島交通のバス停:広島駅前から高陽C団地行きに乗車して、15:00にバス停:不動院に到着した。 -
“不動院”はもともと南北朝の戦乱で散った武士達の霊をなぐさめるため、 足利尊氏・直義公兄弟が全国に建立した安国寺のひとつだったものの、現在は真言宗別格本山の寺院である。
この楼門は禅宗様の二重門で重要文化財に指定されており、門内の左右には金剛力士像が安置されていた。元旦から5日まで金堂内部が無料公開される:不動院 by RiEさん不動院 寺・神社・教会
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楼門を抜けると正面にどっしり構える金堂が現れ、思ったよりも小さな境内は初詣客でごった返していた。
この金堂は山口市の禅寺から安土桃山時代に移築したもので、山麓という立地が功を奏して原爆の被害を逃れ、市内に現存する唯一の国宝建築物になっている。 -
普段は扉が閉じられている金堂内部が元旦から5日までは無料で特別公開されていて、平安時代後期の作とされる本尊:薬師如来坐像を拝観することができた(撮影禁止)。
正面入口前にある1枚30円のおみくじも大人気で、新年の福を求める人でごった返していて活気がある。 -
境内奥にある不動堂にも小さな行列が出来ていたので近づいてみると…
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天井付近から大きな数珠が下げてあり、引っ張ると珠が落ちてきてカチカチ音が鳴る仕組み。
どうやらこの音で煩悩を打ち消すそうで絶えず人が並んでいた。 -
不動堂前に安置された不動明王像は智證大師の作で、豊太閤念持仏と伝えられている。
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バス停:不動院前から広電バスに乗車してHOTEL近くまで戻る途中、元旦からもみじ饅頭で有名なにしき堂が営業していたのでワインに合いそうな味をいくつか購入した。
明日も広島市内の観光地は休業施設が多いため、高速バスで1時間で行けちゃう山口県岩国市まで足を伸ばしてバスでディトリップすることに。
続きは07へ。
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