2022/12/29 - 2022/12/30
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まつじゅんさん
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2022年年末の「いまなら。キャンペーン2022プラス」を利用した奈良旅、2部作後半です。
前日は、薬師寺での法話と、お身拭い見学からの夕食で、ほろ酔いで熟睡。
翌朝、朝風呂でリラックスし、9時過ぎにホテル出発です。
特にコレと言った予定も無いので、10月に廻れなかった大神神社から天理方面をターゲットに向かいます。
大神神社前の山の芋のお店で早い目のランチを頂き、大神神社と周辺を散策し、途中で見かけた「相撲神社」の看板に惹かれ、寄り道をしました。
中々、普通では訪れない場所だと思いますが、相撲好きの私達夫婦には面白い場所でした。
最後に、奈良と言えば天理教・・・、という事で、天理教の本部を訪れましたが、天理大学や諸施設は、凄い規模で大きさに圧倒されました。
その後、天理の商店街を彷徨い、無事年末の奈良旅を終え、帰宅いたしました。
オ・マ・ケ
翌日、年末の買い物ついでに川西阪急でランチをし、2022年の行事は全て終了。
無事、年末を迎えられたことに感謝し、来年もよろしくお願いします。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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ホテルから30分弱で、大神神社の大鳥居横の駐車場に到着です。
少し早いですが、ランチタイムといたします。
某TVで三田村さんが食べているのを見て、美味しそうだなと10月の奈良旅の際、夕食に訪れたのですが、売り切れで終了していたので、今回リベンジです。
この大鳥居は、1984年の昭和天皇の御親拝を記念して、1986年に建立されたものです。
高さ32.2m、柱間23mという大きさで、車道をまたぐ鳥居としては日本一と言われています。
耐候性剛板で作られてるので、耐久年数は1,300年余らしいです。 -
とろろめしの山和(やまと)さんです。
大神神社の大鳥居のすぐ脇にある食事処で、どのメニューも魅力的ですが麦とろと三輪素麺が人気のお店です。山和 グルメ・レストラン
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メニューはこちら、色々魅力的な料理が並んでいます。
奥様とメニューを見ながら、食べてみたい料理を並べていきますが、お腹の容量は限られていますので、綿密に検討します。
やはり山の芋は食べたいよね、素麺も欲しいな、この「とろろの蒲焼き」って気になるよね等々議論の結果、研究熱心の私達がチョイスしたのは・・・。 -
私は「淡雪にゅう麺」をチョイス。
三輪素麺のにゅう麺に、とろろを掛けて頂くという冬季限定メニューです。
素麺、山の芋は別に頂きましたが、混ぜても、そのままでも美味しいと思います。 -
奥様は一の鳥居定食にとろろの蒲焼きを追加です。
一の鳥居定食は、麦とろと惣菜少々ですので、蒲焼追加で2人で丁度良いボリュウムとなりました。
特筆すべきは、とろろの蒲焼きですね。
裏面に海苔が敷かれ、皮と見立てる手の込んだもので、タレはカバ焼風ですが、とろろ芋の食感があり、美味しかったです。 -
山和を後にして、初詣準備が進む大神神社に向かいます。
途中、JR三輪駅に立ち寄りましたが、奈良方面からは、参道に向いた出口がありましたが、桜井方面からや帰りの乗車は、ぐるっと大回りで行かねばならないので、一寸面倒な感じがしました。 -
大鳥居から10分弱、二の鳥居に到着です。
大神神社は、式内社(名神大社)、大和国一宮、二十二社(中七社)あり、旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社です。
旧来は美和乃御諸宮、大神大物主神社と呼ばれていましたが、中世以降は三輪明神と呼ばれ、両部神道の一つ三輪神道の本拠地とされていました。
明治時代に「大神神社」と改名され、三輪山を神体山とする神社です。大神神社 寺・神社・教会
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ご祭神の大物主大神が、お山に鎮まるために、古来本殿は設けずに拝殿の奥にある三ツ鳥居を通し、三輪山を拝するという原初の神祀りの様を伝える、最古の神社のようです。
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参道を進むと、祓戸神社があります。
ここは、心身を祓い清める祓戸の四神が祀られていて、参拝の際は先ずここにお参りをするらしいです。
という事で、私達もお詣りさせて頂きました。 -
拝殿です。
重要文化財に指定されていて、1664年 徳川家綱公により再建されたものです。
この神社は、三輪山をご神体とするために本殿は無く、参拝の際は、拝殿を通して三輪山を拝むという、原初の神まつりの姿を留めています。
拝殿の奥は禁足地として、普段は神職さえ足を踏み入れられない神聖な場所で、禁足地と拝殿の間に結界として、三ツ鳥居と瑞垣が設けられています。 -
境内では、初詣の準備が進んでいます。
COVID-19前の初詣の人出は、約55万人で奈良県下では、3番目に多い参拝者を集める神社のようです。
なで兎を撫でたかったのですが、準備中でした。 -
何故か参道には蛇と卵が備えられているのを見かけました。
祭神である、大物主大神が蛇に姿を変えたというのは、「日本書紀」にも出てきます。
大物主大神が顕現される一つの形が、蛇体であったということで、蛇神の信仰は古く、蛇は「巳みさん」と親しみを込めて呼ばれており、福徳をもたらす霊威として崇められています。
境内の各所にお供えされている卵は、巳さんの好物の卵をお供えしようという、崇敬者の信仰の一つの表れのようです。 -
摂社の磐座神社は、社殿はなく、神の鎮まる頑固な岩をご神座としています。
少彦名神を祀る神社で、「神農さん」とも呼ばれる薬の神様のようです。
狭井神社への参道には、上皇后陛下が詠まれた歌碑がありました。
1975年の歌会始で詠まれた歌との事ですが、1970年3月15日に大神神社に御親拝になられたおり、4月18日に執り行われる鎮花祭のことを詠まれているそうです。
「三輪の里 狭井のわたりに 今日もかも 花鎮めすと 祭りてあらむ」 -
狭井神社の参道途中、「くすり道」と言う名の道がありました。
参道には、薬業関係者から奉納された、薬木・薬草が植えられています。 -
現在、COVID-19の影響で閉鎖されていましたが、三輪山登拝口です。
通常時なら、狭井神社で申し込みを受け付けているそうですが、ご神体山の三輪山に入るので、敬虔な心で入山する為の、決まりごとをしっかりと守っていただく方に、登拝を許可しているそうです。三輪山 自然・景勝地
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狭井神社です。
垂仁天皇の代に創建されたと伝わる、ご祭神の荒魂を祀る延喜式内社で、力強いご神威から病気平癒・身体健康の神様として信仰を集めているそうです。
毎年4月18日の鎮花祭は、701年に国家の祭祀として大神神社と、この神社で行うことが規定された疫病除けの祭で、多くの医薬業者が参列する「薬まつり」として有名です。狭井神社 寺・神社・教会
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狭井神社拝殿脇にある、薬井戸です。
万病に効くという薬水が湧き出る井戸と言われ、「ご神水」を汲みに来られる人があとをたたないそうです。 -
市杵島姫神社です。
九州の宗像や、安芸の宮島と同じ海の神で、水の神である市杵島姫命が祀られています。
芸能や財宝を司る「弁天さん」としても親しまれているようです。
駆け足でしたが、大神神社を参拝し、大和三山として馴染みがあった三輪山って、神の山だったんですね。市杵島姫神社 寺・神社・教会
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奈良から大神神社に向かう途中、気になった看板がありました。
相撲神社(相撲発祥の地)という、小さな標識で、信号に止まらなければ見落としていたと思いますが、天理に向かう途中立ち寄る事にしました。
桜井市「穴師」にある相撲神社は、「穴師坐兵主神社」の摂社で、「日本書紀」でいう野見宿禰と當麻蹶速が取り組みを行った、この「カタケヤシ」と呼ばれている地であるとされています。相撲神社 寺・神社・教会
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境内の奥には、小さい祠が鎮座しています。
これが本殿のようですが、祭神は歴史上初めて相撲をとり、勝利をおさめた野見宿禰です。
能見宿禰と當麻蹶速のお話は、葛城市の、相撲館「けはや座」で詳しく解説されていました。↓
https://4travel.jp/travelogue/11796548 -
奈良県出身の力士は、現役では徳勝龍関、琴裕将の2人で、過去には二瀬川、笠置山、高津山、鶴ヶ濱、真鶴、鶴ヶ浜、大和錦、力櫻、大真鶴、萩山の10人がいるようですが、多くは無いですね。
その中で優勝力士と言うと、1921年1月場所 東前頭4枚目の鶴ヶ濱と、2020年初場所で西前頭17枚目 徳勝龍の二人ですが、どちらも平幕優勝。。。
神社に徳勝龍の優勝記念碑がありました。
徳勝龍は、鶴ヶ濱以来98年振り、奈良県出身力士の幕内優勝力士として話題になりましたが、私も奥様も、愛らしい笑顔が好きで、応援している力士の一人です。
橿原市のけはや道場で相撲を始め、中学からは岸和田市の右門道場、高校は名門の明徳義塾高校へ相撲留学し、高校2年の時にはインターハイ団体優勝しています。
大学は近畿大学へ進み、西日本学生相撲選手権大会優勝、全国大学選抜相撲高知大会優勝等、5つのタイトルを獲得し木瀬部屋に入門、2009年1月場所で初土俵、いまや数少ない昭和世代の力士です。 -
相撲神社といいながら、境内がきちんと区画整備されているわけでは無く、境内に様々な物が点在しています。
相撲にちなんだものを入れているという感じで、こちらは桜井ライオンズクラブの有志によって設立された、力士のオブジェですが、モデルは誰か、謂れ等分かりませんでした。 -
同じく、境内にあったオブジェ、野見宿禰をかたどっているようです。
作品名が「勝利之聖 野見宿禰」という作品で、日本相撲協会後援で、日本画家、フレスコ画家として活躍した、長谷川路可氏によって描かれた作品を彫り込んでいるようです。
他にも相撲発祥の地の石碑等、立っていました。 -
桜井市から天理市に向かい、天理教信仰の中心、人間創造の地点と教えられる聖地聖地「ぢば」を見学してきました。
天理教は、江戸時代の1838年に、中山みき教祖によって始められ、国内を中心に約1万6千の教会、信者数は200万人、海外80カ国に教会があるようです。
私も奈良県民でしたので、結構身近に信者の方がおられ、またボーイスカウト活動に参加していましたので、ジャンボリー等での日曜礼拝では、天理教に参加する事もあり、その問いは「いつも掃除されていたなぁ」という感覚でした。
清掃活動等は、親神様から身体を借り、日々常に守護を頂き、ご恩に報いる感謝の心からの行為『ひのきしん』に基づくもので、日常生活の中で感謝を心掛け、その精神は地域社会で人の役に立つ活動を行う、という事らしいので、公共施設の清掃や福祉施設での活動、献血、天理教災害救援等の展開に現れているのですね。
天理教教会本部の神殿と礼拝場は「ぢば」を取り囲むように建てられていました。天理教教会本部(神殿) 寺・神社・教会
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天理教では、「ぢば」へ足を運んで参拝することを、「故郷へ帰る」という意味を込めて「おぢばがえり」と言うらしいです。
商店街も天理教と一体の感があります。
また、右上の大きなホテルのような建物は、国内外の信者さんの為の滞在場所(詰所)です。
大小200以上もあるそうですが、凄いですね。
天理市内を廻り、奈良市内のココスで夕食(写真撮影を忘れたほどお腹が減っていたのか否かは分かりませんが、写真が無かったです。)を頂き、無事帰宅いたしました。
今回、これまで。 -
オ・マ・ケ
翌30日、年末の買い物ついでに川西阪急でランチを頂き、2022年の外食納めです。
川西阪急百貨店にある「かんみこより」です。
奥様は、何度か訪れた事があるそうですが、各種セットもあり、美味しかったです。
本日の和膳はメインが選べ、前菜3種が付きます。
前菜は手作り豆腐の餡かけ、南瓜サラダ、春菊の白和えと、身体に優しい物でした。
メインは、私は鶏と彩り野菜の黒酢あん、奥様は鱈の味噌漬け焼きです。
粕汁も欲しかったのですが、かんみこより 川西阪急店 グルメ・レストラン
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ぐるっと買い物を終え、カフェタイムもランチと同じお店で頂きました。
カフェタイムもメニュー充実しており、私は、こよりのどら焼きとぜんざいのセット。
奥様は、同じくどら焼きとクリームあんみつセットを頂きました。
お昼があっさり系だったためか、スルーッと入ってきました。
これはランチとカフェがセットで食べさせる陰謀だよね、と奥様と話していましたが、単に食い意地が張っているだけですね。
2022年、これまで。
(まだアップできていない、東京、北九州、高山・金沢旅行編は、いつになったら完結するのでしょうか・・・・。)
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