奈良県桜井初瀬の里・長谷寺周辺と海柘榴市巡り

2023/02/08 - 2023/02/08

2023年2月8日に奈良県桜井市の伊勢街道沿いの初瀬の里に建つ古刹・長谷寺を観光しました。山号を豊山と号し、朱鳥元年（686）道明上人が天武天皇の為に「銅板法華説相図」を初瀬山西の岡に安置したことに始まり、後神亀4年（727）徳道上人が聖武天皇の勅願で御本尊「十一面観世音菩薩」を東の岡にお祀りになった様です。真言宗豊山派総本山として、また西国三十三カ所第八番札所として多くの信仰を集めています。「源氏物語」や「枕草子」にも登場し、牡丹や桜、紫陽花、紅葉で花の御寺としても親しまれています。参道からの入口に建つ本瓦葺きの楼門・仁王門は荘厳な姿です。そこからの登廊も両側に牡丹がひっそりと咲き素敵です。突当りが国宝の本堂で、山の斜面に建てられ、前が境内を見下ろす舞台となっています。その横から大黒堂、開山堂、弘法大師御影堂、本長谷寺、昭和の名塔と呼ばれる・五重塔、納骨堂と周ります。参道の門前町も柿の葉寿司や素麵、草餅の店が建ち並び良い雰囲気です。輿喜天満神社や素佐雄神社が参道沿いに鎮座しています。この周辺に歴史感が漂います。その後、仏教伝来の地で古代の市があった海柘榴市（つばいち）へ。奈良は古代の遺構の宝庫ですね。

エリア 桜井・三輪・山の辺の道(奈良)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

長谷寺仁王門

長谷寺仁王門

長谷寺仁王門からの眺め

長谷寺登廊

登廊

登廊横の牡丹

登廊横の牡丹の花壇

長谷寺国宝の本堂

国宝の本堂の舞台

日限地蔵尊

大黒堂

弘法大師御影堂

本長谷寺

昭和の名塔と呼ばれる・五重塔

五重塔

初瀬川

輿喜天満神社

素戔雄神社

仏教伝来の地碑

海柘榴市由緒

初瀬川ほとりの海柘榴市

磯城瑞離宮跡

磯城瑞牆宮跡

志貴御縣社