2022/11/03 - 2022/11/03
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j-ryuさん
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☆今年も旧・岩瀬村(現・須賀川市)の滑川砂防ダムへ紅葉の水鏡を見に行って来ました。
前の旅行記でご覧いただいたように一度下見で訪れ、この日が満を持しての本番です。
通常、片道1時間以上かかる場所の撮影は天気予報は確認するものの、開花具合とか
紅葉具合などはぶっつけ本番なのでどうしても当たりハズレが出てしまいます。
でも近場なら下見ができるので当然ながら本番は当たりの確率が断然高くなります。
滑川砂防ダムは我が家から車で20分ちょっと、
それでいていつ行っても独り占めできる紅葉の穴場です。
紅葉がキレイな場所なら他にもたくさんありますが、滑川砂防ダムの最大の魅力は
なんと言っても美しい水鏡の紅葉です。
紅葉なら1週間ほど見頃がありますが、水鏡は必ず見られる保証はありません。
紅葉の見頃と水鏡のベストコラボはさらにハードルが高くなり
運が悪い年は見られない年もありますが、今年は運良く当たり年になりました。
これも日頃の行いが良いからだと自画自賛しています(^^ゞ。
ま、条件の当たり年と写真の出来栄えは比例するものではありませんが、
心と目が満たされれば十分満足です(^^♪。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
◆須賀川市(旧・岩瀬村)滑川砂防ダム ルートマップ。
※地理院地図に加筆
http://maps.gsi.go.jp/?z=16#12/37.252467/140.216789 -
◆滑川砂防ダム 拡大マップ。
※Google Earthに加筆。
https://www.google.com/maps/@37.3399074,140.1936892,578m/data=!3m1!1e3
『滑川砂防ダム』は県道67号(中野・須賀川線),
旧・会津湖南七峠の一つ、諏訪峠(779m)の登り口にあります。
地元の人にもあまり知られていない、紅葉の隠れ名所です。
透明度の高いダム湖と色取り取りの紅葉樹、岸辺には水没林と
見事なコラボレーションを見せてくれるのですが、
なぜかこの美しさがあまり認知されていません。
駐車場(10台くらい)もあるしアクセスも超楽チンの穴場です。
※県道67号(中野・須賀川線)は冬季は全線通行止めになります。
ただ須賀川市方面からは積雪が多くなければ滑川砂防ダムまでは
行くことができます。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
滑川砂防ダムの堰堤です。
長さは164m、高さは19m。
1983年(昭和58年)3月竣工
撮影は基本的にはこの堰堤の上からで
ダム湖を周回する道はありません。
私の場合は藪漕ぎしながら道なき薮を1周して撮影しています。
滑川砂防ダムは一般的な呼び方ですが
砂防法上は砂防堰堤といいます。
ダムは貯水を目的とした高さ15m以上のダムで
河川法で管理されているのだそうです。
ただ昭和39年以前の旧河川法では高さ15m以下でももダムと呼ぶそうです。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
堰堤上から望んだ須賀川市の最高峰、八幡岳(1102m)山頂方面
滑川砂防ダムからは直接山頂はギリ見えてきません。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
滑川砂防ダムからは八幡岳(1102m)山頂は見えませんが
県道67号(中野・須賀川線)の滑川砂防ダム少し手前からは
なだらかな山容と山頂が良く見渡せます。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
山頂に近くなるほどブナ系の樹木が多く紅葉的には地味です。 -
夕映の奥羽山脈と鏡田 (※2020/5/25 撮影)
当町郊外の鏡田越しに望む奥羽山脈。
奥羽山脈は東北を縦に貫く大山脈。
もちろん福島県でも北は福島市から南は西郷村まで連なっています。
その中でもこの辺りの山々の標高が一番低い地点です。 -
夕映えの奥羽山脈 ※2020/5/25 撮影)
上記写真、滑川砂防ダム堰堤上から見上げた八幡岳はなだらかですが
遠望すれば1000m級らしい山容をしています。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
この日、紅葉はほぼMaxですが一番重要視しているのは
風の状態です。
風があり波が立つと水鏡にならないので
いくら紅葉がMaxでもベストな条件とは言えません。
理想は紅葉Max,晴天青空、無風ベタ凪の時です。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
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◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
滑川砂防ダムは金喰川(かねはみがわ)の渓谷に作られたダムなので
いつも山(上流側)から谷(下流側)に向けて風が吹き抜けるので
風が凪いで水鏡になるのはとても貴重な時間です。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
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◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
ダム湖周囲は真っ赤なモミジが多いわけでは無いので
美しい水鏡の映り込みが無いと
ごく普通の紅葉景色になってしまいます。
滑川砂防ダムの紅葉を撮影するなら水鏡が絶対条件です。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
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◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
滑川砂防ダムの水鏡がキレイな理由の一つには
水の透明度があります。
ダム湖より上流の金喰川沿いには民家農家はおろか田畑も無いので
水は限りなく透明です。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
-
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
さらに、湖底が黒っぽいので鏡と同じような効果があると思われます。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
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◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
水面からすっくと立っているのは立ち枯れ水没樹です。
周辺の植生からすると杉ではないかと思います。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
滑川砂防ダムの紅葉は毎年撮影に訪れていますが
今年は昨年の秋と大きな違いがあります。
ぱっと見では気づきにくいかも知れませんが
ダム湖左岸の杉林の9割が伐採されてしまったのです。
ダム湖の際の木々は残されているので
堰堤から見る分には大差ありませんが
昨年の写真(下)と見比べると
今年の白丸部分の杉が無いのが分かります。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡 (※2021/11/06 撮影)
今年の晩春に訪れた時、伐採作業が大々的に行われていたので
秋の景色も相当影響が出るだろうなと危惧しましたが
堰堤から見る分には激変まではいかなかったので胸をなでおろしました(^-^;。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
-
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
水没樹の所に湖面に迫り出した紅葉樹が弧を描いているので
水鏡に映り込むと丸いシンメトリーになるので
とてもフォトジェニックです。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
ダム湖右岸の紅葉と水鏡です。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
水面に迫り出している紅葉樹は
トウダイグサ科のシラキかなと思います。
カエデやモミジなら形状からすぐ分かりますが
楔形の葉は種類が多すぎて全然分かりません(^-^;。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
ダム湖に得体の知れない物体が浮いているので
いったい何だろうとズームUPしてみたら
流木の上に枯葉がたくさん乗っかってる状態でした。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
堰堤正面最奥が滑川砂防ダムに注ぎ込む主要河川の
金喰川(かなはみがわ)の流入口です。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
左岸には紅葉が鮮やかなシラキが水面に迫り出しています。
シラキ(白木/トウダイグサ科シラキ属)は岩手以南に分布する
落葉小高木。
和名は材が白いことに由来し、シロキとも呼ばれます。
山地の渓流沿いなどに多く自生します。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
流入口の水深は年々浅くなっています。
土砂が堆積しやすいのは砂防ダムの役目からすれば当然ですが
特に2019年10月の台風19号の豪雨で
相当量の土石が流れ込み堆積物がより多くなりました。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
-
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
ダム湖右岸の木々は水面に大きく迫り出し一部の枝は
水没ギリギリまで垂れ下がっています。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
水面に迫り出している部分が多いってことは
必然的に水鏡に反映しやすくなります。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
堰堤の一番右岸近くから左岸を望んだ構図です。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
-
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
水面スレスレに迫り出しているのはヤシャブシやクマシデ。
背後の迫り出したモミジが彩りを演出しています。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
同じ水面の迫り出した木々でも左岸は半円状に迫り出しているので
水鏡に映ると円形に見えます。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
右岸の木々はなぜか上向きの半円なので
水鏡はラッパ型に映り込みます。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
-
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
滑川砂防ダム湖は堰堤以外に周回する道は全く無いので
周回する場合は矢印のように藪漕ぎしなから進みます。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
上記の護岸壁のある砂防ダム右岸から望んだ堰堤です。
ふつう風景写真では美しい部分だけを切り取り
人工構造物などはあまり撮影しませんが
今回はどのような撮影現場なのかお見せします。
堰堤を見てお分かりのように他人を撮り込まないのではなく
撮ろうと思っても誰もいません(^-^;。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
堰堤から右岸護岸壁上のガサ薮を藪漕ぎしながら進みます。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
右岸護岸壁上から左岸の紅葉を望んだ構図です。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
右岸護岸壁上を藪漕ぎしながら一旦山側に登ってから
湖面側に下っていきます。
湖面に下る斜面上からダム湖を見下ろした構図です。 -
☆雪降り埋む滑川砂防ダム (※2017/12/12 撮影)
12月頃の積雪は湖面がまだ全面凍結しないので
モノトーンのコントラストが際立ちまるで水墨画のようです。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
滑川砂防ダムには主要河川の金喰川と小さな沢が2つ流れ込んでいて
その一つがこの写真左手の砂利が堆積した場所です。
以前の沢は直接ダム湖に流れ込んでいましたが
近年は砂利がかなり堆積し水量の少ない場合
沢の水は砂利の下を流れてダム湖に注いでいます(枯れ沢状態)。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
ダム湖の北西右岸に下りてきました。
この辺りにも水没樹があり
波静かなときは水鏡が美しいポイントの一つです。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
-
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
今回の旅行記のタイトル『錦秋のラビリンス』は
この辺りのカラフルな水鏡のインメージから付けました。
私は当然映り込んでいるものが何か分かりますが
初めて見る人は何を撮影したのか分かり難いと思うので
『迷宮』とした訳です。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
【ラビリンス(Labyrinth)】
ギリシャ神話で、ミノス王がミノタウロスを閉じ込めるために
工匠ダイダロスに命じてつくった迷宮。ラビュリントスとも。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
ダム湖の北西右岸からダム湖を見下ろすように南に藪漕ぎします。
藪漕ぎといってもこの辺りは樹木の下なので
濃い薮ではないので歩くのはそう難儀ではありません。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
-
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
紅葉と言うよりは黄葉に近い色合いですが
ダム湖に映り込み水面が萌黄色に見え美しいです。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
滑川砂防ダムの標高は500mほどあり、
山々全般は既に紅葉後半ですが
ダム湖右岸にはまだ青々としたモミジもありました。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
緑の中に点々と赤混じりのモミジが印象的です。
モミジの種類はヤマモミジだと思いますが
色合いは個体により様々です。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
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◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
滑川砂防ダムの紅葉がフォトジェニックは色彩は元より
水面に迫り出した木々の造形美も影響していると思います。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
ダム湖右岸には湖に大きき迫り出した木々が多いのが特徴ですが、
植物は光を求めて成長するので西側(右岸)の木は
東から南に向かって伸びていくので
当然、だんだん湖の方向に枝向きになります。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
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◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
水面に大きく迫り出し、すでに落葉している木は
クマシデだと思います。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
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◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
◎クマシデ(熊四手、熊垂/カバノキ科クマシデ属)
本州・四国・九州の日当たりのよい山地に自生する落葉高木で、
樹高は10~15mほどになる。 花期は4~5月ごろで雌雄異花。
小苞(しょうほう)が重なり合った花穂の形が独特である。
10-11月に長さ4~5cmの果実を付けます。
木材は堅いため、家具材・建築材・農具の柄などに用いられる。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
-
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
クマシデの紅葉は茶色ががった黄色で、
正直美しい紅葉とは言い難いので
中途半端に葉が付いているより
いっそこのように早く落葉した方が
美しい枝ぶりが際立ちます。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
以前、この湖に大きく迫り出したクマシデの枝は
水面ギリギリで水面には接触していませんでしたが
自身の重みに耐えられなくなったのか一部の枝は
水に漬かるようになりました。 -
☆緑滴る青葉若葉の滑川砂防ダム (※2018/7/8 撮影)
夏場の水鏡は色彩的にやや地味ですが
緑の魔境のようで神秘的でもあります。 -
☆雪降り埋む滑川砂防ダム (※2017/12/12 撮影)
この時は雪景色&無凍結&水鏡のコラボがほぼ完ぺきでしたが
これ以降これほど完璧な雪景色の水鏡には出会えていません。 -
☆氷結始めの滑川砂防ダム (※2019/1/10 撮影)
湖面が凍って雪が積もると当然水鏡にはならないし
湖面はのっぺりした単調な雪景色になってしまいます。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
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◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
ダム湖右岸の南端近くまでやってきました。
この辺りは浜辺のような地形になっていて
水際にはイネ科の水生植物が繁茂しています。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
ゴツゴツした枝が印象的なヤシャブシの枝が
湖面に大きく迫り出しています。 -
☆クマシデ(左)とヤシャブシ(右)
水面に大きく迫り出している木は
左がクマシデ(熊四手)、右がヤシャブシ(夜叉五倍子) -
☆ヤシャブシ(左)とクマシデ(右)
ヤシャブシの実はハンノキなどと良くにますが
ハンノキの実は柄があるので下垂しますが、
ヤシャブシは柄が無いので上向きに実ります。
クマシデの実は小苞(しょうほう)が重なり合った花穂の形が独特で、
ビールの苦みに使うホップ(アサ科カラハナソウ属)の花穂に似ています。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
岸辺にはセイバンモロコシと思われるイネ科の植物が生えています。
写真的には嫋やかで風情ある印象を与えてくれますが
もしセイバンモロコシだとしたら、外来帰化植物です。
こんな山奥にまで進出しているかと思うと複雑な心境になります。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
ダム湖右岸を再び北西岸の方面に戻ります。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
八幡沢が流れむ小さな入り江にやってきました。
途中に2mほどの崖がありますが
私が張ったトラロープを頼りに下ります。
この辺りも風が無いときは水鏡が美しいポイントです。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
-
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
水面の杭のようなものは水没樹です。
ダム湖になる以前はこの辺りは当然森だったはずで
おそらく水没時はもっと多くの水没樹があったと思いますが
年々朽ちてきて、今残っている水没樹は油分が多く
比較的水に強い杉などの針葉樹だと思われます。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
-
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
トラロープを使って下りた崖下は小さな入江状になっていて
八幡岳からの小さな沢が流れ込んでいます。
その小さな沢を50mほど上流に登ると
八幡小滝があります。
落差は10mほどの段瀑で雨が少ないと枯れ滝になってしまいます。
撮影時も沢の水量は少なく完全に枯れ沢状態に見えていますが
岩々の下を水が流れています。 -
☆八幡沢の八幡小滝 (※ 2020/11/06 撮影)
須賀川市の最高峰である八幡岳(1102m)を源流とする八幡沢にある八幡小滝。
水量は知れたものですが落差は15mほどある渓流瀑です。
滑川砂防ダムから15mほど沢登りすると見えてきます。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
八幡沢の枯れ沢状の入江を抜け、
金喰川(かなはみがわ)流入口まで再び右岸沿いの森を
藪漕ぎしながら進みます。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
この辺りはオレンジ色系のモミジが多いですね。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
ダム湖の北端にある金喰川(かなはみがわ)流入口(土砂の部分)が
見えてきました。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
-
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡:北岸金喰川(かなはみがわ)流入口
金喰川は滑川砂防ダムより上流には現在民家や田畑は一切ありませんが
ずいぶん昔は鶏峠(にわとりとうげ)の登り口に人家があったようです。
今でもお墓や家の礎石が残っています。
昔は鶏峠の周囲に農家や木こりの杣屋(とまや)があって鶏を飼っており、
明け方は鶏の鳴き声がすることから鶏峠と呼ばれようになったとか。
現在は登山道以外は獣道状態でとても峠越えなどできそうにありません。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡:北岸
滑川砂防ダムの北岸から左岸&堰堤方面を望んだ構図です。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
-
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡:北岸
金喰川(かなはみがわ)の現在の流入口は土砂の部分の向こうで
こちら側はその金喰川から流されてきた土砂が堆積し
浅くなった部分です。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡:北岸
置石に苔が生え、まるで風情ある日本庭園の池のようです。
真っ赤なモミジの映り込みが印象的です。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
-
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
苔むした置石とナルコスゲの緑が
紅葉を映しこむ水面に一陣の爽風を届けてくれています。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
まさに鏡のような水面に点々と配置された迷子石が
良い味を醸し出しています。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
◎ナルコスゲ(鳴子菅/カヤツリグサ科スゲ属)
草丈は20~40㎝の多年草で山地の渓流沿いや
渓流の岩の上などに自生します。
日本固有種で北海道西南部以南~本州、四国、九州に分布。
名前の由来は細い柄から垂れ下がった果穂が鳴子のようであることからですが
このナルコスゲはまだ若いようで実はつけていません。
-
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
-
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
ダム湖を1周してスタート地点の堰堤に戻るには
必ずこの金喰川(かなはみがわ)を渡渉する必要があります。
このくらいの水量なら長靴でも大丈夫ですが
雨後や雪解けどきは増水するので厳しい場合もあります。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
もう11月だと言うのに孤高のナンブアザミが咲いていました。
◎ナンブアザミ(南部薊/キク科アザミ属)
草丈は2mほどと大型。
茎は直立し、よく分枝する。根生葉は花期にはなく、
茎葉は長さ20~30㎝の楕円状披針形、無裂から中裂まで、基部は茎を抱かない。葉の刺針はあまり太くない。頭花は小さく、直径2~3㎝、長い柄の先に点頭し、横向き~斜め下向きに咲く。
総苞はほぼ球形、くも毛は無いか又は少ない。
総苞片は8~9列、反り返ることが多く、開出することもある。
総苞片は縁に毛があり、先の刺針は短い。
総苞外片には腺体がなく、総苞内片に腺体があり、少し粘る。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
金喰川(かなはみがわ)流入口から左岸&堰堤方面を望んだ構図です。
左岸山側の森が伐採されたのでスカスカになってしまいました。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
金喰川(かなはみがわ)流入口から望んだ上流方面です。
現在は上流に民家も田畑もありませんが
ずいぶん昔は鶏峠(にわとりとうげ)の登り口に人家があったようです。
今でもお墓や家の礎石が残っています。
いつの頃に人が棲みつきいつ頃捨てられたかははっきり分かりませんが
家屋の土台は一部コンクリートなので
そう遠くない昔まで人が棲んでいたと思われます。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
金喰川(かなはみがわ)流入口を渡渉し
左岸の急斜面を中腹まで登り、
ダム湖を見下ろした構図です。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
左岸中腹にはわずかに踏跡らしきものがありますが
かなり急斜面にあるので滑落しないよう要注意です。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
昨年伐採された杉林跡で
左手が滑川砂防ダム湖です。
大雨が降ったら土砂崩れが起きそうで心配です。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
植林した森なのでいつかは伐採される運命ですが
お気に入りの風景の一部だっただけに残念です。
早く間伐材や枝打ち材を整理し植林して欲しいなと思います。
本来ならこの周辺は針葉樹林帯ではなく落葉広葉樹林帯なので
本来の姿に戻してもらうのが理想ですが、
おそらく無理でしょうね(--〆)。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
ダム湖左岸の堰堤近くまでやってきました。
湖面に迫り出した紅葉樹はシラキだと思います。
◎シラキ(白木/トウダイグサ科シラキ属)
シラキは岩手以南に分布する落葉小高木。
和名は材が白いことに由来し、シロキとも呼ばれます。
山地の渓流沿いなどに多く自生し、
鮮やかに赤く紅葉します。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
この辺りは山側が杉林で陽当たりが悪く
あまり鮮やかに紅葉しませんでしたが
杉林が伐採され陽当たりが良くなったので
例年になく色鮮やかな色付きになりました。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
真っ赤なモミジが景色をより華やかにしています。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
杉林の大規模伐採は残念な面もありましたが
ダム湖左岸の紅葉樹にとっては思いがけない
プレゼントだったかも。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
水面に見えている杭のようなものは腐食せず
わずかに残った水没樹です。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
そもそも木材が腐るということは、
木材腐朽菌が木材を朽ちさせるからです。
つまり木材についた菌が木材の中の栄養分を吸収する過程で
分解しいきます。
こうした現象がおこるためには、
木材腐朽菌が繁殖できなければなりません。
その条件として、菌が生きていくのに必要な栄養分(木材)、
適度な水分、繁殖しやすい湿度、そして酸素の4つがあります。
この4条件のうちの一つでも欠けてしまうと
菌はうまく繁殖することができずに、結果として木は腐らずに
残る可能性が高くなります。
なので水没当時は相当の高さがあった大木でも
空気にふれる水面より上はいち早く朽ち、
水中や水分の多い水面付近は朽ちずに残っているわけです。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
-
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
今はなんとか残っている水没樹ですが
後どのらい腐敗せずに残れるのかは分かりません。
上高地大正池の水没樹が殆どなくなってしまったように
この滑川砂防ダムの水没樹もその宿命には逆らえないでしょう。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
『ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし・・・』方丈記(鴨長明) -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
有名な方丈記(鴨長明)の有名な一節ですが、
美しい景色を見るたび、ふとこの一節を思い出し
諸行無常や一期一会の大切さを実感します。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
-
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
おそらくこの景色は数年で見られなくなる訳ではありませんが
美しかった杉林が大規模に伐採されたり、
台風や大雨などで土砂崩れや土石流が流入したりと
必ずしもこの景色が未来永劫に見られる保証はどこにもありません。 -
◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
毎年訪れて当たり前の景色ではありますが
今年もこの美しい景色に再会できたことを感謝しなければ
ならないと思うのでした。 -
☆初雪のレクイエム~滑川砂防ダムの水鏡 (※2021/12/3 撮影)
オマケですが
2021年の初雪の時撮影した写真がUPしないで
残っていたのでオマケにご覧ください。
初雪は前日でおそらく積雪は8cmほどだったと思いますが
翌日は5cmほどに減っていました。 -
☆初雪のレクイエム~滑川砂防ダムの水鏡 (※2021/12/3 撮影)
小寒に入り寒さが厳しくなれば積雪は多くなりますが
ダム湖も氷結し始めます。
全面凍結すると単なる雪原になってしまい、
水鏡はおろか全体が単調な雪景色になってしまうので
積雪はあっても凍結していないことが理想的な冬景色の撮影条件です。 -
☆初雪のレクイエム~滑川砂防ダムの水鏡 (※2021/12/3 撮影)
なぜ2021/12/3に撮った写真が長らくお蔵入りしていたかと言うと、
初雪の景色とは言え、この時の写真だけではあまりにも地味で
単独では旅行記にしにくかったからだと思います。 -
☆初雪のレクイエム~滑川砂防ダムの水鏡 (※2021/12/3 撮影)
なので、もっと積雪が多くなってから再訪し
雪景色との合わせ技で旅行記にしようと思ったまでは良かったのですが
その後、程よい積雪、無風水鏡、無凍結の条件がそろう時がなく
初雪の時の写真だけが宙ぶらりんでお蔵入りしていたのが実情でした。 -
☆初雪のレクイエム~滑川砂防ダムの水鏡 (※2021/12/3 撮影)
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☆初雪のレクイエム~滑川砂防ダムの水鏡 (※2021/12/3 撮影)
この日の条件としてはあと10cm積雪があれば
ほぼ完ぺきでしたが予想より雪が少なくガッカリ。 -
☆初雪のレクイエム~滑川砂防ダムの水鏡 (※2021/12/3 撮影)
それでも強い風が吹きやすい冬にこの無風状態は貴重です。 -
☆初雪のレクイエム~滑川砂防ダムの水鏡 (※2021/12/3 撮影)
堰堤から続く右岸には護岸壁の上に柵があります。
今はクマイザサに覆われていますが以前は向こうの森まで行けました。
今はこのような笹藪なので藪漕ぎして行くの人はまずいません。 -
☆初雪のレクイエム~滑川砂防ダムの水鏡 (※2021/12/3 撮影)
藪漕ぎ&ラッセルしながら斜面を登り
ダム湖を見下ろせる地点までやってきました。 -
☆雪降り埋む滑川砂防ダム (※2017/12/12 撮影)
このくらい積雪がありダム湖が凍結していない状態が理想です。
12月頃の積雪は湖面がまだ全面凍結しないので
モノトーンのコントラストが際立ちまるで水墨画のようです。 -
☆氷結始めの滑川砂防ダム (※2019/1/10 撮影)
1月になると増々寒さが厳しくなり
湖面が凍り始めます。
湖底で湧水している個所があるのか
丸く無凍結の部分が2,3か所あります。 -
☆初雪のレクイエム~滑川砂防ダムの水鏡 (※2021/12/3 撮影)
やはりこの時は積雪が物足りないですね。 -
☆初雪のレクイエム~滑川砂防ダムの水鏡 (※2021/12/3 撮影)
中途半端に色のある写真より
モノトーンモードで撮影した方が
水墨画のようで良かったかも。
(撮影後でもモノトーン加工はできます) -
☆初雪のレクイエム~滑川砂防ダムの水鏡 (※2021/12/3 撮影)
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☆初雪のレクイエム~滑川砂防ダムの水鏡 (※2021/12/3 撮影)
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☆初雪のレクイエム~滑川砂防ダムの水鏡 (※2021/12/3 撮影)
湖面に大きく迫り出している木はクマシデ。
この状態でもよく幹が折れずに成長したものだと感心します。
積雪期は雪の重みで折れないのいかと心配ですが
クマシデは木肌が滑らかである程度雪が積もると
滑り落ちてしまうようなので
積雪期を乗り越えられるようです。 -
☆初雪のレクイエム~滑川砂防ダムの水鏡 (※2021/12/3 撮影)
こちらはヤシャブシ。
こちらもクマシデに負けず劣らず枝が湖面に迫り出しています。 -
☆初雪のレクイエム~滑川砂防ダムの水鏡 (※2021/12/3 撮影)
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☆初雪のレクイエム~滑川砂防ダムの水鏡 (※2021/12/3 撮影)
左岸にまだ落葉していない葉があり
モノトーンの中で目立ちます。 -
☆初雪のレクイエム~滑川砂防ダムの水鏡 (※2021/12/3 撮影)
ぐるっとダム湖を2/3周回して上記の写真で
赤い葉がまだ残っているポントにきました。
この赤い葉の木はおそらくシラキの若木だと思われます。
すぐ近くに成木もあるのでその子かも知れません。 -
☆初雪のレクイエム~滑川砂防ダムの水鏡 (※2021/12/3 撮影)
茶色の葉はコナラだと思います。
他のコナラの葉は落葉しているのに
ここだけ葉が残っているのが不思議です。 -
☆初雪のレクイエム~滑川砂防ダムの水鏡 (※2021/12/3 撮影)
ダム湖を1周して堰堤に戻ってきました。
到着した時より空がスカッ晴れになってきました。
晴天の日は青空も水鏡に反映するので水面は吸い込まれそうな
鉄紺色に染まります。 -
☆初雪のレクイエム~滑川砂防ダムの水鏡 (※2021/12/3 撮影)
これで◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡はお仕舞です。
いつも最後までご覧いただきありがとうございます。
そして、いいねもありがとうございます。
この冬は先週、山形蔵王に樹氷を見に行ったものの
紅葉狩りの写真がまだたくさんあるので
雪景色も氷結も撮りに出かけていません。
自分なりに頑張って整理編集しているのですが
相変わらず仕事が遅く、
この分では2/20からのリペ島旅行前に全てUPするのは
無理だと確信しました(--〆)。
リペ島から戻ったらやはり新鮮なリペ島旅行記をUPしたいし、
春の花も咲き始めるだろし、やはり残りの紅葉写真は鮮度が落ちるので
またまたお蔵入りになりそうです(^-^;。
いつになったら実際の撮影日と旅行記UPのタイムラグが
小さくなるのだろう・・・・
ま、出来る限り頑張ります(^^ゞ。
ではまた。 j-ryu
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