2021/11/06 - 2021/11/07
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j-ryuさん
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☆今年7度目の紅葉狩りは須賀川市(旧岩瀬村)の滑川砂防ダムへへ。
紅葉狩りの旅行記ではこれまた定番ですが毎秋訪れても飽きるどころか
いつ見ても惚れ惚れします(^^♪。
砂防ダムは人工的で印象が良くないせいか紅葉の見頃でも訪れる人はわずか。
堰堤こそ無粋な構造物ですが堰堤以外はあるがままの大自然。
特に風の無い時だけ見られる水鏡の紅葉は
並み居る紅葉の名所に勝るとも劣らない美しさです。
市街地から車で30分弱と交通の便も良いし駐車場もあるし
ロケーションは申し分ないのですが、
残念なのはダム湖を周回する遊歩道が無い事です。
私は慣れているので藪漕ぎしながら1周しますが
普通は堰堤の上から眺めるしかありません。
穴場狙いの私からすれば来訪者が少ないほど写真の希少価値が高まり
嬉しい面もありますが、
折角の紅葉が観光資源としては宝の持ち腐れ状態。
今年も好条件にもかかわらず独り占めでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
☆滑川砂防ダム ルートマップ。
※地理院地図に加筆
http://maps.gsi.go.jp/?z=16#12/37.252467/140.216789 -
☆滑川砂防ダム 拡大マップ。
※Google Earthに加筆。
https://www.google.com/maps/@37.3399074,140.1936892,578m/data=!3m1!1e3
『滑川砂防ダム』は県道67号(中野・須賀川線),
旧・会津湖南七峠の一つ、諏訪峠(779m)の登り口にあります。
地元の人にもあまり知られていない、紅葉の隠れ名所です。
透明度の高いダム湖と色取り取りの紅葉樹、岸辺には水没林と
見事なコラボレーションを見せてくれるのですが、
なぜかこの美しさがあまり認知されていません。
駐車場(10台くらい)もあるしアクセスも超楽チンの穴場です。
※県道67号(中野・須賀川線)は冬季は全線通行止めになります。
ただ須賀川市方面からは積雪が多くなければ滑川砂防ダムまでは
行くことができます。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡 7:50AM
滑川砂防ダムの堰堤です。
長さは164m、高さは19m。
1983年(昭和58年)3月竣工
撮影は基本的にはこの堰堤の上からで
ダム湖を周回する道はありません。
私の場合は藪漕ぎしながら獣道を1周して撮影しています。
滑川砂防ダムは一般的な呼び方ですが
砂防法上は砂防堰堤といいます。
ダムは貯水を目的とした高さ15m以上のダムで
河川法で管理されているのだそうです。
ただ昭和39年以前の旧河川法では高さ15m以下でももダムと呼ぶそうです。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡 7:53AM
堰堤からダム湖とは反対側(下流側)から見た須賀川市街地方面を景色です。
時間は朝7:53、朝霧と言うほどではありませんが少し霞んでいます。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡 7:53AM
須賀川市街地は標高260mほど、
滑川砂防ダムの標高は500mなので
標高差が240mほどあります。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡
堰堤上から望んだ須賀川市の最高峰、八幡岳(1102m)山頂方面
この角度からは山頂はギリ見えてきません。 -
☆錦秋の八幡岳(1102m)
滑川砂防ダムからは八幡岳(1102m)山頂は見えませんが
県道67号(中野・須賀川線)の滑川砂防ダム少し手前からは
なだらかな山容と山頂が良く見渡せます。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
この日、紅葉はMaxの少し前ですが天気予報で一番重要視しているのは
風の状態です。
風があり波が立つと水鏡にならないので
いくら紅葉がMaxでもベストな条件とは言えません。
理想は紅葉Max,晴天青空、無風ベタ凪の時です。
天気予報で今後1週間でこの条件を満たす日では
この日が一番良さそうだったので訪れました。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
紅葉はMaxではないものの
晴天青空、ほぼ無風のベストコンデションです。
運が悪い年だと紅葉Maxでも無風の日が無いこともザラです。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
堰堤上からダム湖右岸を望んだ構図です。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
堰堤上からダム湖左岸を望んだ構図です。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
最奥が滑川砂防ダムに注ぎ込む主要河川の金喰川(かなはみがわ)の流入口です。 -
☆初冬の滑川砂防ダム (※2021/12/3 撮影)
2021/12/2にこの冬初めて積雪したので翌日訪れてみました。
おそらく積雪は8cmほどだったと思いますが
翌日は5cmほどに減っていました。 -
☆雪降り埋む滑川砂防ダム (※2017/12/12 撮影)
雪景色を撮りたければ1月下旬頃がいいと思いますが
1月になるとダム湖が凍結するので雪景色の撮影は12月ごろがベストです。 -
☆氷結始めの滑川砂防ダム (※2019/1/10 撮影)
小寒に入り寒さが厳しくなってくるとダム湖は氷結し始めます。
この時はまだ未凍結部分があったので湖面にメリハリがありますが
全面凍結すると単なる雪原になってしまい、
水鏡はおろか全体が単調な雪景色になってしまうので
積雪はあっても凍結していないことが冬景色の撮影条件です。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
-
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
滑川砂防ダムは金喰川(かねはみがわ)の渓谷に作られたダムなので
常に山(上流側)から谷(下流側)に向けて風が吹き抜けるので
風が凪いで水鏡になるのはとても貴重な時間です。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
-
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
ダム湖周囲は真っ赤なモミジが多いわけでは無いので
美しい水鏡の映り込みが無いと
ごく普通の紅葉景色になってしまいます。
滑川砂防ダムの紅葉を撮影するなら水鏡が絶対条件です。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
-
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
滑川砂防ダムの水鏡がキレイな理由の一つには
水の透明度があります。
ダム湖より上流の金喰川沿いには民家農家はおろか田畑も無いので
水は限りなく透明です。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
さらに、湖底が黒っぽいので鏡と同じような効果があると思われます。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
写真左の白っぽい部分は
金喰川の流入口で上流からの土石が堆積したものです。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
土砂が堆積しやすいのは砂防ダムの役目からすれば当然ですが
特に2019年10月の台風19号の豪雨で
相当量の土石が流れ込み堆積物の浜がより大きくなりました。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
-
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
赤いモミジが多いわけではありませんが
水鏡も相まって赤が効果的に目立ちます。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
-
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
晴天の日は青空も水鏡に反映するので水面は吸い込まれそうな
鉄紺色に染まります。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
-
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
堰堤上から望む、須賀川市(旧・岩瀬村)の最高峰、八幡岳(1102m)。
でもここからでは山が近すぎて山頂は見えません。 -
☆夕映の奥羽山脈と鏡田 (※2020/5/25 撮影)
当町郊外の鏡田越しに望む奥羽山脈。
奥羽山脈は東北を縦に貫く大山脈。
もちろん福島県でも北は福島市から南は西郷村まで連なっています。
その中でもこの辺りが標高が一番低い地点です。 -
☆夕映えの奥羽山脈 ※2020/5/25 撮影)
上記写真、滑川砂防ダム堰堤上から見上げた八幡岳はなだらかですが
遠望すれば1000m級らしい山容をしています。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
水面からすっくと立っているのは立ち枯れ水没樹です。
周辺の植生からすると杉ではないかと思います。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
水没樹の所に湖面に迫り出した紅葉樹が弧を描いているので
水鏡に映り込むと丸いシンメトリーになるので
とてもフォトジェニックです。
紅葉樹はトウダイグサ科のシラキかな??
カエデやモミジなら形状からすぐ分かりますが
楔形の葉は種類が多すぎて全然分かりません(^-^;。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
-
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
緑の針葉樹はおそらく杉だと思います。
この辺りは山がまだ深くないので杉やヒノキの植林が見られます。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
ダム湖右岸には滑川砂防ダムで唯一の水生植物の茂る浜があります。
後で山を回り込んで降り立ちたいと思います。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
右岸に水面スレスレまで迫り出した木々が何本もあり
水鏡だとより映えます。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
水面スレスレに迫り出しているのはヤシャブシやクマシデ。
背後の迫り出したモミジが彩りを演出しています。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
ダム湖最奥は紅葉の水鏡は大きく半円を描いています。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
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☆初冬の滑川砂防ダム (※2021/12/3 撮影)
12/2に今年初積雪しました。
ほぼ平年通りです。
紅葉から1か月でこの冬枯れ景色。
北国の秋は短く冬は一気にやってきます。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
水面に大きく迫り出したクマシデと水鏡 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤上から
毎年言っている事ですが
こんなに美しい紅葉の水鏡なのに
いつも独り占めです。 -
☆初冬の滑川砂防ダム (※2021/12/3 撮影)
堰堤から続く右岸にはパイプ柵があります。
今はクマイザサに覆われていますが以前は向こうの森まで行けました。
今はこのような笹藪なので藪漕ぎして行くの人は稀。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡 8:05AM
上記パイプ柵のある砂防ダム右岸から望んだ堰堤です。
ふつう風景写真では美しい部分だけを切り取り
人工構造物などはあまり撮影しませんが
今回はどのような撮影現場なのかお見せします。
堰堤を見てお分かりのように他人を撮り込まないのではなく
撮ろうと思っても誰もいません(^-^;。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
美しい湖と森と水鏡と言えば長野県の茅野市の山奥にある
御射鹿池(みしゃかいけ)が有名ですよね。
写真で見る限りはとても神秘的ですが
実は御射鹿池は農業用の人工溜池で堰堤もあります。
でもわざわざ堰堤を撮り込んで撮影する人はいないので
自然豊かな神秘的な湖に見えるんです。
ある意味では滑川砂防ダムと似たような立場です(^-^;。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡
堰堤から望んだダム湖左岸はやや斜めのアングルですが
右岸から見た左岸は真正面に当たります。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡
-
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
上記のパイプ柵のある藪を藪漕ぎし、
一旦山側に回り込んでからダム湖に下りていきます。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
ダム湖の縁まで下りて行きますが
写真で見た目以上に急斜面なのでけっこう大変です。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
右岸山側からダム湖を見下ろすと湖面はネズ色に見えます。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
金喰川流入口を望んだ構図。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
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☆雪降り埋む滑川砂防ダム (※2017/12/12 撮影)
12月頃の積雪は湖面がまだ全面凍結しないので
モノトーンのコントラストが際立ちまるで水墨画のようです。 -
☆氷結始めの滑川砂防ダム (※2019/1/10 撮影)
1月になると増々寒さが厳しくなり
湖面が凍り始めます。
湖底で湧水している個所があるのか
丸く無凍結の部分が2,3か所あります。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
紅葉Maxならもう少し赤く紅葉しますが
Maxには2,3日早い感じ。
でも晴天+無風の水鏡を期待するならこの日がベストでした。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
右岸山側から少しずつダミ湖の岸辺に下りながら撮影します。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
日当たりの影響なのか左岸より右岸の木の方が
より湖面に迫り出して成長しています。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
ダム湖で唯一水生植物が生ている岸辺(浜)に下りてきました。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
クマシデの木が水面スレスレまで迫り出しています。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
完璧な水鏡だとどこが水面との境なのか
分からないほど完璧に映り込みます。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
クマシデ(熊四手、熊垂/カバノキ科クマシデ属)
本州・四国・九州の日当たりのよい山地に自生する落葉高木で、
樹高は10~15mほどになる。 花期は4~5月ごろで雌雄異花。
小苞(しょうほう)が重なり合った花穂の形が独特である。
10-11月に長さ4~5cmの果実を付けます。
木材は堅いため、家具材・建築材・農具の柄などに用いられる。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
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☆緑滴る青葉若葉の滑川砂防ダム (※2018/7/8 撮影)
夏場の水鏡は色彩的にやや地味ですが
緑の魔境のようで神秘的でもあります。 -
☆雪降り埋む滑川砂防ダム (※2017/12/12 撮影)
この時は雪景色&無凍結&水鏡のコラボがほぼ完ぺきでしたが
これ以降これほど完璧な雪景色の水鏡には出会えていません。 -
☆氷結始めの滑川砂防ダム (※2019/1/10 撮影)
湖面が凍って雪が積もると単調な雪景色になってしまいます。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
上記の写真をお遊びで左に半回転してみました。
中心部は特に完璧なシンメトリーの水鏡で
どちらが映り込みなのか分からないほどです。 -
☆クマシデ(左)とヤシャブシ(右)
水面に大きく迫り出している木は
左がクマシデ(熊四手)、右がヤシャブシ(夜叉五倍子) -
☆ヤシャブシ(左)とイヌシデ(右)
ヤシャブシの実はハンノキなどと良くにますが
ハンノキの実は柄があるので下垂しますが、
ヤシャブシは柄が無いので上向きに実ります。
クマシデの実は小苞(しょうほう)が重なり合った花穂の形が独特で、
ビールの苦みに使うホップ(アサ科カラハナソウ属)の花穂に似ています。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
-
☆☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
ヤシャブシ(夜叉五倍子/カバノキ科 ハンノキ属)
雌雄同株の落葉小高木。同属のハンノキ類と異なり冬芽は無柄です。
葉は単葉で互生し、葉身は長さ4-10cmの狭卵形で、縁に細かい重鋸歯があり、整然と並ぶ側脈は13-17対あります。
開花はふつう展葉前。雄花序は尾状で、枝先や上部の腋に生じて下垂します。雄花は4花被片と4個の雄しべからなり、それが3個ずつ各苞片につきます。雌花序は雄花序より下方の枝先や葉腋に生じ、1-2個ずつついて直立します。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
ダム湖の堰堤近くの右岸にダム湖で唯一イネ科の水生植物の茂る浜があります。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
岸辺にはセイバンモロコシと思われるイネ科の植物が生えています。
写真的には嫋やかで風情ある印象を与えてくれますが
もしセイバンモロコシだとしたら、外来帰化植物です。
こんな山奥にまで進出しているかと思うと複雑な心境になります。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
セイバンモロコシ(西蕃蜀黍/イネ科モロコシ属)
セイバンモロコシは、地中海沿岸原産のイネ科モロコシ属の多年草で、
主にユーラシア大陸を中心に世界の熱帯~温帯の地域に広く帰化しています。
日本で確認されたのは1945年ごろ、関東でのことだったそうで、
その後、東北より南、特に関東より西の地域に急速に広まったといいます。
現在では道端や河原、荒れ地などでごくふつうに見られ、
ススキ、ヨシなどとともに大型イネ科の代表種。
草丈は1mくらい~2m近くに達して、地中に長い根茎を伸ばしてふえ、
よく大群落を形成します。。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
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☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
☆セイバンモロコシ(西蕃蜀黍/イネ科モロコシ属)
葉は長い線形で長さ30cm~60cm、幅は1cm~2cmほど。
中央を走る葉脈が白くて、パッと見は「ススキ」の葉によく似ています。
ススキだと葉の縁はザラザラし切り傷を作ってしまいますが、
セイバンモロコシの葉の縁はあまりザラザラしません。
また、葉鞘の縁の部分の「葉舌」にはやや長めの毛が生えています。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
セイバンモロコシとは違う水生植物が生えていますが
葉っぱだけなので種類が特定できません(^-^;。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
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☆初冬の滑川砂防ダム (※2021/12/3 撮影)
初積雪の翌日は右岸の岸辺には5cmほど積雪していました。
絵的には10cmほどは欲しかったですが、
積雪10cm、無凍結、ベタ凪、水鏡の条件を満たしてくれる時は
そうそうありません。
1月になれば積雪も増えますがダム湖は凍結してしまうので
年末までがタイミリミットかも。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
-
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸から
ダム湖右岸から岸辺沿いに金喰川流入口方面に進みます。
道はなく途中1か所3mほどの崖がありますが
トラロープを張ったのでロープを支えに崖下まで下ります。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~八幡小滝
トラロープを使って下りた崖下は小さな入江状になっていて
八幡岳からの小さな沢が流れ込んでいます。
その小さな沢を50mほど上流に登ると
八幡小滝があります。
落差は10mほどの段瀑で雨が少ないと枯れ滝になってしまいます。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸入江
右岸入江にも水没樹があります。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸入江 (※2020/11/6 撮影)
昨年も今年も同じ11/6の訪問でしたが
昨年の方が断然色付きが素晴らしかったです。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸入江
-
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸入江
到着からずっとベタ凪だったのに
ほんのわずかですが水面が揺らいできました。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸
まだ紅葉Maxではありませんが
晴天時の透過光で見るモミジはとても美しいです。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸
-
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸
紅葉途中のグラデーションもまた魅力的です。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸
-
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸
金喰川(かなはみがわ)流入口近くまでやってきました。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~右岸
赤く印象的なモミジですがヒョロヒョロと樹高が高すぎ。
もう少し湖面に迫り出してくれると絵になりのですが
造園師が管理しているわけじゃないので仕方ないですね。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~金喰川流入口
-
☆錦秋の滑川砂防ダム北岸金喰川(かなはみがわ)流入口
金喰川は滑川砂防ダムより上流には現在民家や田畑は一切ありませんが
ずいぶん昔は鶏峠の登り口に人家があったようです。
今でもお墓や家の礎石が残っています。
昔は鶏峠の周囲に農家や木こりの杣屋があって鶏を飼っており、
明け方は鶏の鳴き声がすることから鶏峠と呼ばれようになったとか。
現在は登山道以外は獣道状態でとても峠越えなどできそうにありません。 -
☆錦秋の滑川砂防ダム北岸金喰川(かなはみがわ)流入口
-
☆錦秋の滑川砂防ダム北岸金喰川上流方面
-
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~北岸
Maxだと全体がもう少し濃いオレンジ色なるモミジですが
欲を出せばきりがありません。
青空に映えこれでも十分キレイです。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~左岸
堰堤→右岸→北岸とダム湖を2/3周ほどし、
あとは左岸を進み駐車場に戻ります。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~左岸
北岸から左岸に進むところはかなりの急斜面で
踏み後は辛うじてあるもののかなりの難所です。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~左岸
左岸は写真的にはこれといって目を引くよなポイントは無いのいで
ささっと通過します。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~左岸
左岸の堰堤近くにも小さな沢が流れ込んでいて
左岸ではその周辺が一番絵になります。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~左岸
-
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~左岸
この写真の上の方に堰堤が写っています。
紅葉を透過光で撮ろうとすると堰堤が構図に入ってしまうのが
残念な場所です。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~左岸
左岸の水没樹のある場所です。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤
9:30AM
スタートして約1時間半で再び堰堤に戻ってきました。
ダム湖は黙々と歩けば30分ほどで1周できる大きさですが
撮影しながらなので3倍ほどかかりました。 -
☆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡~堰堤
この日はスタートから終了までの1時間半、
ずっとほぼベタ凪で素晴らしい水鏡の紅葉を見ることができました。
運が悪いと紅葉の見頃にずっと風が強かったり、曇天のこともありますが
今年は紅葉、晴天、ベタ凪の三条件がそろい最高の紅葉狩り日和となりました。
これで◆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡はお仕舞です。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
そして、いいねもありがとうございます。
今年の紅葉シリーズはようやくPart7を終えましたが
あと2回分が残っています。
このペースでは年内に紅葉シリーズの完結は厳しいかも(--〆)。
前回の旅行記で10万円給付の件で
【過ちては改むるに憚ること勿れ】と偉そうに語りました。
ま、【朝令暮改】ではありましたが、
現金給付に舵を切り何よりです。
でもせっかくの良い転換を『原則』はクーポンだなんて
いつまでも言い訳がましいことは言わない方が・・・・
私も【他山の石】として気を付けたいと思います(^-^;。
ではまた。 j-ryu
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旅行記グループ
紅葉
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◆2020・紅葉追っかけは磐梯吾妻&魔女の瞳から(1)浄土平~魔女の瞳編
2020/09/29~
福島市
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◆2020・紅葉追っかけは磐梯吾妻&魔女の瞳から(2)魔女の瞳~鎌沼編
2020/09/29~
福島市
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◆Go To Travel~秋霖の上高地・乗鞍高原・千畳敷カール (1)
2020/10/04~
上高地
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◆Go To Travel~秋霖の上高地・乗鞍高原・千畳敷カール (2)
2020/10/04~
駒ヶ根
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◆”ほんとの空”の安達太良山は紅葉の曼荼羅だ!①
2020/10/13~
岳温泉
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◆”ほんとの空”の安達太良山は紅葉の曼荼羅だ!②
2020/10/13~
岳温泉
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◆秋彩のコンチェルト♪水鏡の滑川砂防ダム 1
2020/11/06~
須賀川
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◆秋彩のコンチェルト♪水鏡の滑川砂防ダム 2
2020/11/06~
須賀川
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◆錦秋の万華鏡~滑川砂防ダム紅葉の水鏡
2021/11/06~
須賀川
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◆錦秋の羽鳥湖高原~明神滝&羽鳥隈戸(はとりくまど)峠
2022/11/01~
西白河・岩瀬
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◆錦秋のラビリンス~滑川砂防ダムの水鏡
2022/11/03~
須賀川
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◆錦秋の万華鏡~悠久の里・岩瀬:滑川砂防ダム湖
2023/11/09~
須賀川
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◆奥久慈・棚倉城下町~錦秋の山本不動尊
2023/11/10~
東白川・石川
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◆錦秋の奥州須賀川~牡丹園&旭ヶ岡公園de紅葉三昧to牡丹焚火
2023/11/10~
須賀川
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◆晩秋の奥久慈~名残り紅葉の湯岐・雷滝&不動滝
2023/11/11~
東白川・石川
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旅行記グループ 紅葉
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