2022/12/29 - 2022/12/30
69位(同エリア250件中)
Akrさん
ご覧いただきましてありがとうございます。
毎年恒例の年末の帰省ラッシュ。新幹線の自由席が120%だの、飛行機は30日まで満席だのと言うニュースを耳にします。
特に今年はコロナの行動制限がない年末。さらなる混雑が予想されます。
そんな私も年末に仙台から大阪へ行くことになりました。この時期は特に東京から西への移動が大変。
そこで今回は、激混みの帰省ラッシュを華麗にスルーして優雅に仙台から大阪まで移動してみようじゃないかとというお話です。
【vol.1】
そこで目を付けたのが仙台から名古屋までを結ぶ「太平洋フェリー」です。陸上で展開される怒涛の民族大移動を尻目にフェリーの個室で優雅に移動してみましょう。仙台→名古屋は所要21時間40分の長旅。船内で3食を食べて、好きな時間に飲んで風呂入って昼寝もしちゃいます。混雑知らずで名古屋まで向かいます。vol.1では太平洋フェリーに乗船し、船内探索。そして出航の模様をお送りします。
それでは参りましょう。
※表紙:仙台港に停泊中の太平洋フェリー「いしかり」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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おはようございます。
今日は、暮れも押し迫った12月29日。
仙台は旅立ちにふさわしい快晴のお天気。仙台駅 (JR) 駅
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仙台駅は帰省客で混雑している。
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みどりの窓口も
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指定席券売機も長蛇の列。
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今日の下りの新幹線は軒並み満席。
東京方面の上りは空席があるけど、東京からの東海道新幹線の下りは自由席120%とかニュースでやってた。 -
おそらく東京駅はこんな感じでカオス状態だろう。
指定席を買っても隣席来るのは確実。グリーン車も同様だろう。
東海道新幹線の帰省ラッシュは半端じゃない。できれば避けたいのだ。
※画像は読売オンラインニュースより引用しています。 -
こ「特に用もない、おまえみたいなのが居るから混むのだ」
こけし氏に今年最後のダメ出しをいただく 笑 -
そんな光景を横目に私は、仙石線のりばへ。
いまから仙台港へ向かう。
仙台駅前からフェリーターミナルゆきの宮城交通の路線バスもあるのだが、このバスが途中、仙台港への最寄り駅である仙石線の中野栄駅にも寄るので中野栄までは仙石線で行くことにした。
※仙台駅からバスだと約50分。仙石線だと中野栄まで20分、そこからバスで港まで10分。まあ、乗り換え時間考慮すると移動時間は同じなんだけど・・・ -
10時59分発の多賀城ゆきに乗る。
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がらがら。
今回のテーマは「混雑回避」
いかに快適に移動できるか。である。 -
20分で中野栄へ。
中野栄駅 駅
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駅前のバス停にはフェリーに乗る同志が居た。
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バスは10分遅れて到着。
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車内満員。
これは想定外。仙台から乗って来た人が意外と多かった。座れたけど、混雑回避されてない 笑 -
10分ほどで仙台港フェリーターミナル到着。
仙台港フェリー埠頭 名所・史跡
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ターミナルに入るとまず検温。
検温が終わったら乗船手続きへ。 -
バスから降りた人がいっせいに並んだのでそこそこ並んでる。
列が解消されたら並ぼう。ターミナルをぶらぶら。 -
外へ出て、表紙用の写真を撮影。
今日の配船は「いしかり」
全長199m、総トン数15,762トン。近くで見るとデカい。
カラーはいつ見ても東海道新幹線だけど 笑
そうか、海の東海道新幹線だ(意味不明) -
ターミナル内には「いしかり」の模型が展示されている。
こちらは2011年まで活躍した2代目いしかり。今日これから乗るのは3代目いしかり。 -
無事、乗船手続き完了。
今日は1等洋室。インサイドで窓がないけど、リーズナブルに個室が利用出来る。 -
乗船開始は12時から。
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2階へ上がって来た。
そこそこ人が居る。でも、今日は年末にも関わらず満席じゃないようだ。スイートを除く各等級に空きがあるとのこと。 -
ちょっとした売店もあって仙台土産も買える。
以前は軽食コーナーもあったが、閉店してしまった。苫小牧西港の立派なターミナルに比べると仙台港はショボい。 -
さあ、乗船開始時間です。
意気揚々と乗り込みませう。 -
ボーディングブリッジを少し進むとY字路になっている。太平洋フェリーは左手へ折れる。右手にも同じようなブリッジがあるのだが、これは、2000年まで苫小牧~仙台航路に就航していた東日本フェリーが使っていたもの。
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特に取り壊されることもなく、そのまま残っている。
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このボーディングブリッジを歩いている時の高揚感がたまらない。
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ちらっと見える「いしかり」
こういうのもワクワクする。
皆さんにはお伝え出来ませんが、私、浮かれ過ぎて地に足がついてないです 笑 -
さあ、乗船。
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入ると目に飛び込んでくるのがこのエントランスの吹き抜け。
5、6、7デッキ3層吹き抜け。中央はエレベーター。
素晴らしい。 -
感動を抑えつつ、インフォメーションへ。
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等級変更した。
アウトサイド(窓がある部屋)にしたくて1等和洋室をリクエストしたら、この時期は繁忙期で個室の貸切料金がかかるとのことで、3名定員の1等和洋室より2名定員の特等洋室のほうが安いですよと言われ、清水の舞台から飛び降りる覚悟で9,900円投じて変更。今年1年頑張ったご褒美だ(都合の良い理由付け 笑)
※フォローさせていただいている、船旅のスペシャリスト、オーヤシクタンさまにも「アウトサイドのほうがいいよ」と助言をいただきましたし、HAPPINさまとお会いした際にも船旅の話をしたら「絶対、窓があったほういい」とアウトサイドをおススメされました。多少の出費はありましたが変更して正解でした。 -
特等は7デッキだそうです。
わくわく。 -
船首に向かって右側(海側)が特等、左側が1等(インサイド)。
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名古屋までの私の城、723号室。
では入りましょう。ドキドキ。 -
じゃ~ん。
これが特等洋室。この部屋が明日まで22時間、私の城になるのだ。
なんという贅沢。 -
窓側にはソファ。その脇には机と鏡。
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小さいながらも冷蔵庫完備。中身はからっぽ。
スイートならサービス飲料入ってるかも(調べてません) -
湯沸かしポット。
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の脇には、お茶セットとグラス、湯飲み。
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水回りを見てみましょう。
トイレ(シャワー機能付き)、洗面台、ドライヤー、バスルーム、シャワー。
1等の場合は、バスルームがなく、シャワーブースのみ。 -
湯船も下手なビジホより広い。
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723は、船体中央の部屋。写真右がエントランスへの階段&エレベーター。左の扉は外デッキへのドア。何するにも近い部屋だ。
それでは、船内散策へ出かけよう。 -
まずは、7デッキ後方に2等室があるので見てみる。
昔は、フェリーといえば2等雑魚寝スタイルが定番だったが、このいしかりでは7デッキに4部屋(68名定員)を残すのみ。船旅のスタイルも変わったんだね。 -
こちらが2等。
値段的には最安。相部屋だが、きちんとカーテンで仕切られている。この日は、ほとんど利用がなかった。一区画に3人くらい。 -
吹き抜けを7デッキから見下ろした所。エレベーターを中心に円形に広がる開放的な空間だ。素晴らしい。
では、下へ参ろう。 -
せっかくなのでエレベーターで行く。
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6デッキ。
船首部分へ向かって歩いてみる。
構造は7デッキと同じ。アウトサイドが特等、インサイドが1等。 -
船首部分はスイート、セミスイート、ロイヤルスイートの4部屋。
太平洋フェリーは揺れやすい船首部分に上級客室があるんだ。これはどうなのかな。 -
さてさて、6デッキ後方へ。
まずは「レストラン サントリーニ」
私がここで3食お世話になるレストランだ。
今回は食べ物も飲み物も一切、持ち込んでいない。すべて船内で賄うのだ。金だけ持ってきた(←いやなヤツ)
※入口の券売機で食券を買うシステム。アルコールメニューもあり。
夕食2,100円、朝、昼食1,100円。すべてバイキング形式。 -
レストランの反対側は、主に軽食を扱うオーダー式の「ヨットクラブ」
朝食に、おにぎりや卵かけご飯などもあり、レストランよりリーズナブル。 -
最後に5デッキ。
ここは乗船口やエントランスホールがあるフロア。 -
ショップコーナー。
北海道、仙台、名古屋のお土産やお菓子類、アルコール、おつまみ系まである。時間帯で閉まるので注意。ここで明日までのアルコールを買って部屋の冷蔵庫に入れた。 -
自販機コーナーと奥に見えるのは喫煙コーナー。(部屋は全室禁煙)
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大浴場。
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ゲームコーナー。
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船首部分は他のデッキと同じく居住区画。
アウトサイドは、特等和室、1等和洋室、1等和室。 -
インサイドには「S寝台」
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1段ベッド。カーテンもあって個室気分が味わえる。
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一方、後方区画には「B寝台」
上下セパレートの2段ベッドになっている。 -
船内散策おわり。
デカい船なので結構歩いた。船内紹介は、ここらへんでお許しください(誰も頼んでない)
腹減ったので早速、「1食目」を食べに、レストランサントリーニへ。 -
入口で、手指消毒して、ビニール手袋をする。
感染症対策はしっかりしている。 -
店内中央にバイキングコーナー。
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席数はかなりある。
お昼は持参組が多いのか空いていた。 -
いただきま~す。
カレーにハマってしまった。なんかうまいんだよね。 -
あと、ペペロンチーノ。
これがうまかった。おかわりした。
カロリー?しらん 笑 -
のんびりご飯食ってたら出航時間!!
しまった。12時50分出航を13時だと勘違いしてた。
出航の儀がああああ。
急いでデッキへ。ファンネルかっこいいな。 -
あ~、既に時遅し。
ホーサーがビットから外されてもう動いてた~
これは失敗。 -
でも、ゴゴゴゴゴォー、出航!!
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太平洋フェリーは、狭い仙台港内で回頭する。
タグボートにぐいぐい引っ張ってもらってる。 -
やがて陸地と垂直になった。
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みんな外へ出て来て、思い思いに出航の儀をしている。
(ただ、出航を眺めているだけだと思います 笑) -
回頭完了。いざ、大海原へ!
ぼおおおお~! 汽笛鳴った。感動した。 -
浮足立っているのがおわかり頂けただろうか。ウキウキである 笑
私は明日の10時半まで期間限定の富裕層。 -
南防波堤に沿って進んでいる。
昔、この防波堤で釣りをしたっけな。海に人が落ちて進入禁止になった。
仙台民は「なんぼう」と呼ぶ。 -
防波堤を越えた。
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自動車運搬船と反航。めちゃくちゃ近くですれ違った。
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仙台湾へ出ると南下するために右へ曲がっていく。
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貨物船と反航。
仙台港ってメジャーなんだな。 -
遠くに松島の島々。
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いざ、太平洋へ。
次回、名古屋までの航海編をお届けします。
つづく。
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この旅行記へのコメント (21)
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- まるきゅーさん 2023/01/28 08:20:21
- 意外と高コスパ
- Akr様、こんにちは。(あけましておめでとうございますかもしれません)
船旅は比較的安く済むので高コスパですね。
てか送迎バス、エアロスターにしないと大変かもしれません。エアロミディは生産終了してるし。
そしてここって日和山分割併合(とは違いますかね)の時に出てきたのだけは覚えていました。
次回は名古屋からどう出られるのか… まるきゅー
- Akrさん からの返信 2023/01/28 23:06:20
- RE: 時間さえ気にしなければ有能な移動手段
- まるきゅーさま
こんばんは。
あ、今年、ご挨拶してませんでしたか。失礼しました。
改めて本年もよろしくお願い致します。
フェリーは時間はかかりますが、2等やB寝台などのカテゴリーならばかなり安く移動することが出来ますのでおすすめです。まあ、正直、仙台〜名古屋は22時間近くかかるので単なる移動手段で考えれば非現実的かもしれませんが。
仙台港フェリーターミナルは、オーヤシクタンさまの分割併合で何度か旅行記に登場していますね。
名古屋までの航海編は本日アップしました。
その先もまだまだ続きますのでまたご覧いただければと思います。
Akr
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- つららさん 2023/01/28 01:03:17
- 動く竜宮城
- Akrさま
こんばんは。
読み応えがあって、ふんふんと読み進めていって、仙台湾を出たところまでだったのですね。すごい充実ぶり。
全長が199mで5~7フロアに客室やレストラン、ショップからお風呂までがあるとすると、全然違う10両の列車3編成分端から端までを単に歩くだけではなく綿密に取材したと同じくらいになるのではないでしょうか。大変な労力だったことでしょう。
そんな中でAkrさまのフワフワ感が伝わってくるのは、そうか、大きくて長距離のフェリーは、乗りもの好きの方にとっての竜宮城なんですね。乗りものにお泊まりできる楽しさにプラスして、海に出てしまえば世間から隔絶される開放感と非日常感が大きいこともあるのでしょうね。
地上の宿泊施設なら、1泊3万円のお部屋とカプセルホテル風や相部屋ドミトリーの部分が同じホテルにあることはなさそうですが、船ではそんなこと気にしない。動く竜宮城ですから。
今回の何も持ち込まないというポリシーが潔く、また、新しいですね。そして、ここでも茶色は正義ですね。(笑)あのバイキングレストランで若い女性受けを狙ったカフェ風のお料理は合わない気がします。
次は外海に出て航海編になるのでしょう。楽しみにしています。
つらら
- Akrさん からの返信 2023/01/28 23:01:03
- RE: 竜宮城とはなかなか良い表現ですね
- つららさま
こんばんは。
写真80枚オーバーでさんざん引っ張っておいてラストは仙台港を出たばかり 笑
どんだけ時間割いてんだよってクレーム来そうです。
本当は太平洋フェリー編は1話にまとめようと思っていたのですが、船内紹介を入れたら写真がとんでもない枚数になったので急遽、分けました。
太平洋フェリー、とにかく大きな船です。
端から端まで歩くの一苦労で、それを×3ですから相当な運動量です。デッキもやたら広くて船尾まで行って航跡の写真撮るだけで疲れます 笑
なんなんでしょう、船旅の高揚感。
浮足立つってまさにこのこと。ウキウキなんですよ。特に船は陸地を離れますので誰にも邪魔されない空間というのがまたいいのです。
おまけに長距離なので飲んで食って寝て、まさに竜宮城なのかもしれませんね。
太平洋フェリーは供食設備が整っているし、売店、自販機も豊富なので今回は、太平洋フェリーの実力を試す意味もあって、飲食物は一切持ち込まずに船内だけで済ませてみました。まあ、毎食バイキングはカロリー的にもどうなの?って感じもしましたので今後は持ち込み&レストランの組み合わせもいいかなと思いました。
航海編は本日アップさせていただきました。
またご覧いただければと思います。
Akr
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- 毛利慎太朗さん 2023/01/23 15:57:15
- 立て続けに船の旅行記ですと!
- Akrさま、こんにちは。
津軽海峡フェリーに続いて、今度は「いしかり」ですか!
すっかり船旅のとりこになってますね、安さには代えられませんがね。
サンライズなんかより倍率が低くて、空いててよさそうですし、三食昼寝付き(死語?)、これなんかサンライズにない要素だから、サイコーじゃないスカ。
また、ここら辺の旅行会社の新聞広告で「いしかり」と、伊勢神宮を絡めてツアーにした商品をよく見ますので、利用したことはないですが、勝手に親しみを感じてます。
しかしながら、工程をよく見ますと、外宮が抜けてたりして「なんじゃこりゃ」と思う節もあったり…神社好きの細かい戯言と思ってください。
毛利慎太朗
- Akrさん からの返信 2023/01/23 18:18:20
- RE: 表紙写真が2話連続で船でしたね 笑
- 毛利慎太朗さま
こんばんは。
確かに前回の函館も後編は津軽海峡フェリーが表紙でしたので2話連続で船の写真になってしまい、いったい誰の旅行記かと思っちゃいますよね 笑 実は次回も船が表紙なのでご容赦願います。
数年前に四国に行く際に乗った、オレンジフェリーで船旅に味をしめました。
航路によっては夜行列車代わりに使えるのもあったりして、今後はどんどん乗っていきたいです。もちろん「本業」も平常運転ですよ。
あ〜、太平洋フェリーの企画で伊勢神宮を絡めたツアーやってますね。さすが名鉄グループだなと思います。たしかにお伊勢参りで下宮に行かないのは邪道だと思いますが。おそらく船の停泊時間を使っての移動なので時間の制約があるのでしょうね。
船酔いだけ克服できれば船旅は本当に楽しいです。
次回は名古屋までの航海編をお届けしますのでもうすこしお付き合いください。
Akr
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- アルカロイド ダリルさん 2023/01/22 00:51:18
- 船で出かけたんですね
こんにちわAkrさま
仙台ではお世話になりました!メガネ忘れてお手数をおかけしました
正月にサンライズ待ちで大阪ってのは知ってましたが、混んでいる大移動時期にどうやって密を避けたのかな?って、思ってたらフェリーでワープですか?
船は時間を独り占めする感じが、すんごく非日常的で好きです! 大浴場もあるし、マッタリゆったり昼寝は最高! 夜明けや夕暮れ、星空のデッキもステキだし、船の揺れも好きだし~もし台風とかで酔ったら、内関というツボに鍼ブッ刺せば吐き気は止まるし
あーー行きたくなっちゃった! へけけ先輩もきっとハマると思うのですが? 船舶組合もできちゃったりして(ずーーっと飲み会してそう?)
ご飯が美味しいクルーズに行きたいダリル
- Akrさん からの返信 2023/01/23 17:57:52
- RE: 最高の船旅です
- ダリルさま
こんばんは。
先日はこちらこそお世話様でした。
眼鏡は取りに戻って正解でしたね。そんなに遠くないし。歩いたからビールが美味かったです 笑
年末にあの東海道新幹線の大混雑に混ざりたくなかったのでそれを回避するために考え付いたのがフェリーでした。これが大正解。
船旅ってどうしてあんなに優雅な気持ちになれるのでしょう。出航すれば「俗世界」から解放された気持ちになります。別な意味で時間をお金で買うと感じました。結局、1等料金に貸切料金プラス等級変更となんだかんだで仙台から名古屋の移動に3万も投じた結果になりましたが、最高でした。22時間がぜんぶ自分の好きなように使えるって幸せ。乗り換えのために時刻表めくることもないし、好きな時間に飲んで、食べて、あっという間でした。
これだから船旅はやめられないんだよねという名言も頷けます。
また乗りたくなって来ました。
次回は航海編をじっくりとお届けします。
Akr
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- とのっちさん 2023/01/21 23:15:43
- ふわふわアルキメデスの原理
- Akrさま
こんばんは。ついに令和4年の総決算が始まりましたね。
旅の高揚感がひしひしと伝わってきます。画面越しに強大な浮力を感じるようです。仙台港を出るまでなのに、十分1作として読み応えのある内容でした。ふわふわ浮足立った行動制限のない年末、私もこの日はふわふわしすぎて地に足がついておらず島伝いに海の上を渡ったりしておりました。そんな中、シャバの様子をレポートした後で颯爽と仙石線の電車に乗りフェリーに向かわれる姿はさすが旅慣れていらっしゃるなと思います。私だとこういう機会があまりないので「補給」も考慮して半額総菜と酒を4食分買い込んで乗り込んだのですが、お昼時なら半額にならないから余計な荷物を増やさず全部船内で…が絶妙な判断なのでしょう。カロリーとか何だとか難しいことは抜きにして、船旅ライフを楽しまている様子がすばらしい。船の取材やバイキングの全種類制覇などO師匠のバイタリティーにはホント頭が下がり、アレをマネしようと思うと私ならオーバーワークになってしまいます。
私も清水の舞台から飛び降りる覚悟で小樽からバス乗り継ぎ神戸まで11700円のきっぷをポチってしまったのが夏、(まさか舞鶴で本当に飛び降りるような宿代5850円が課されるとは…)“フォートラ”の諸先輩方が船旅はいいぞとおすすめなさる理由がよくわかりました。食って寝て風呂入っての繰り返し、天国でしたね。椅子取りゲームに明け暮れロングシートに揺られ同じタイムを出そうとすると挙句の果てにワープ代がかさみ…船デビューをしてホントによかったと思える年でした。私はその1回で終わってしまったのですが、Akrさまは矢継ぎ早にご乗船なされて、O師匠の影響が垣間見えます。
私の場合は雑魚寝がなく最安値の相部屋寝台でしたが、特等のお客様はまさに雲の上の存在です。私は大部屋の中の窓がある区画を狙い撃ちしました。自分専用の窓があるのはホントよかったです。家から持って来た紙コップにビールついで窓枠に置いて…気分だけは最下級船室から抜け出そうと意気込んでいました。今年1年、特等に乗って然るべきお仕事をなさってこられたと思いますので、おおふな、いや大船に乗ったつもりで。あっ、すみません、これ大きな船に乗られた旅行記でしたね(笑)。
見上げるファンネルが船旅の魅力をさらに引き立てます。またこの後はすばらしい行程が待っているのでしょう。
とのっち
- Akrさん からの返信 2023/01/23 17:49:33
- RE: 浮きまくりですね 笑
- とのっちさま
こんばんは。
先日の函館はAkr57の総決算。今回は自分の旅の総決算です。
船旅の高揚感は、夜行列車に乗る時と同じ感覚が味わえます。浮かれ過ぎてしまい、1話終わってもまだ仙台港を出ただけ。回りくどくてスミマセン 笑
今回は、いかに俗界から離れられるかをテーマとしておりますので朝の仙台駅のカオス振りも取材しました。
今回のような一旦、乗ったら降りられない船旅ですと、補給が勝負の分かれ目(なんの?)になるのでイオンなどでしこたま仕入れるのがセオリーなのですが、今回の旅はいかに優雅に帰省ラッシュをスルーするかにかかっていますので敢えて何も買わずにすべて船内で賄おうという魂胆でした。
オーヤシクタンさまの影響はかなりあるのですが、それを差し引いても船旅は最高です。鉄分不足を塩分で補うには十分過ぎる内容です。乗り換えもないし、航行時間が長いということはそれだけ自由にできる時間があるということです。22時間もあるので飲んで、食って、好きな時に寝てというダメ人間を作り出すには最高の舞台がフェリーですね 笑 西鹿児島ゆきのはやぶさや富士でもオロネ25の個室でこんな時間を過ごしてみたかったですね。
等級変更もするつもりなかったんですが、旅の高揚感でつい、先走ってしまいました。でも、1年頑張ったご褒美ということでと勝手に理由付けして1万円札を寄付してしまいました。
次回はその特等室での模様をじっくりとお送りします。
次回も塩分過多で参ります。
Akr
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- Tagucyanさん 2023/01/21 19:47:23
- 地に足が付いてない様子がわかります
- Akrさま
こんばんは
年末はどこ行っても混んでる。帰省ラッシュとか、テレビで見ていて皆さん大変だなあと思います。あ、私も帰省しましたよ。自宅から車で10分くらいの実家に。家族で夕食を食べに行っただけですが(笑)
そこでフェリーですか。乗ってしまえば、少なくとも航行中は世間から切り離されますからね。乗るときの浮き足立ち感、よく分かります。所要時間40分の東京湾フェリーですら感じますからね。それが22時間の個室ともなれば余計。
乗ったあとの船内探訪、あれ意外と体力要るでしょうね。階段の上り下りとかも多そうで。こうやって見るとオーヤシクタンさんはいつもすごいなあと思います。
ただ乗っているだけの航海編も、そうは言いつついろいろとありそうですね。
---
Tagucyan
- Akrさん からの返信 2023/01/23 17:30:09
- RE: 富裕層いえ、浮遊層ですので 笑
- Tagucyanさま
こんばんは。
Tagucyanさま、実家めちゃくちゃ近いんですね。ラッシュ知らずですね。帰省より通勤のほうが大変そう。
まず、この時期は民族大移動ですので東京から西は混雑から逃れられません。
北陸新幹線使っても下りだから同じだし、あずさ&しなのでも、あずさが下りだから混雑必至は目に見えていますので東京から西への移動が難しいんです。そこで目を付けたのが船です。個室さえ取ってしまえば、名古屋までは快適空間が約束されます(海況の良し悪しは別問題として)
船内探訪は大変でした。
太平洋フェリーは3層構造ですので3階建ての旅館をくまなく取材するようなものです。かなり端折ってもあの内容ですから、船内紹介で1話書けるオーヤシクタンさまは凄いなといつも思います。
次は名古屋までで1話です。航海編をじっくりお送りします。
Akr
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- へけけさん 2023/01/21 16:00:17
- 豪華フェリーの旅、憧れますね。
- Akrさん こんにちは。
仙台から名古屋のフェリーの旅 いいですね。自分もやってみたいです。なにせ時間だけは死ぬほどあるので。
どうしてもシクタンさんと比べてしまうんですが出航の儀とか寝てるシーンとかが欲しい。笑 それと食事の皿の盛り付けがシクタンさんと比べると雑。笑 でもそれが個性だから面白い。
とりあえず春になったら八丈島でも行ってみようかな。 へけけ
- Akrさん からの返信 2023/01/21 17:26:07
- RE: 大先輩のようにはいきません 笑
- へけけさま
こんばんは。
フェリー旅、いいですよ。時間と暇(あ、同じだ)があれば最高です。あえてお金かけてのんびり行く。こだまるに通ずるものがありますね。
オーヤシクタンさまのようにはいきません。
あの方は凄いです。私、あれだけの写真でも30分近く船内うろうろしてましたから。疲れました 笑
出航の儀は、あまりにも人が多くて恥ずかしくてできませんでした 笑
バイキングの盛り付けは、写真撮影前提で取って来てませんね。気持ちに余裕がない 笑
関東からなら横須賀〜新門司とか、大洗〜苫小牧とか、東京〜徳島〜新門司とか、ありますね。ぜひ、乗ってみてください。楽しいです。
Akr
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- マプトさん 2023/01/21 11:31:21
- 大海原へ
- 仙台から名古屋にフェリーで行く人、結構いるのですね。意外だなあと思いました。
大海原へ。心ときめきますね。
-
- マプトさん 2023/01/21 11:31:17
- 大海原へ
- 仙台から名古屋にフェリーで行く人、結構いるのですね。意外だなあと思いました。
大海原へ。心ときめきますね。
- Akrさん からの返信 2023/01/21 14:30:06
- RE: 意外と利用があります
- マプトさま
こんにちは。
早速、ご覧いただきましてありがとうございます。
太平洋フェリーは、仙台からだと苫小牧航路が人気です。ただ、苫小牧ゆきは11時着なので欲張りプランだとちょっともったいないんですよね。八戸まで新幹線でシルバーエイトのほうが苫小牧に6時に着くのでどこへ行くにも便利で1日を有効に使えます。
仙台から名古屋は意外に利用が多いんです。
22時間もかかるのでビジネスユースには不向きですが、リーズナブルに移動したいなら等級にもよりますが、新幹線よりも安いです。移動自体が旅みたいなフェリーなので乗るだけ目的の人も一定数居ると思います。
Akr
-
- HAPPINさん 2023/01/21 10:29:13
- 出航 SASURAI ♪
- おはようございます。Akrさん。
フェリー旅いいですねえ♪
東京をスルーして仙台から名古屋まで、年末の混雑回避。さすが、旅慣れていらっしゃる!
しかも今回は特等!
「窓があった方が絶対」とおススメして、散在させてしまいましたね。ゴメンナサイ
でも、
>今回は食べ物も飲み物も一切、持ち込んでいない。すべて船内で賄うのだ。金だけ持ってきた
→せっかくだから優雅な気分で船旅、時にはそれもアリですよね。日頃の頑張りへのご褒美、しないといけません!
フェリーって、かつての寝台列車の旅の代りにとってもいいな、と思います。定期寝台列車がサンライズしかなくなってしまった今だからこそ。
首都圏ってあんまり長距離フェリーがないから羨ましいです。需要はあるはずなんですけど。
船内紹介、楽しませてもらいました。やっぱり気分がウキウキしちゃいます。
で、なんと言っても船旅の楽しみは食べること。さっそく満喫なさっていますね。
★スゴイ偶然!?★
実はわたしも今夜のフェリーで旅立ちます。
なのでAkrさんの旅行記がとっても素敵な前奏曲になって旅立ち気分を高めてくれました。最強寒波が来るという予報に少し沈みがちになっていた気持ちから一転して!
寺尾聰さん(←いい名前ですw)のあの名曲「出航 SASURAI」をBGMに港を出たいななんて♪
素敵な旅行記、ありがとうございました。
Happin
- Akrさん からの返信 2023/01/21 14:24:43
- RE: 寺尾聡とはまた懐かしい
- HAPPINさま
こんにちは。
早速、ご覧いただきましてありがとうございます。
今回は、西日本へ行く用事があって(←本当はこっちがメインだったりする 笑)、東京から先の移動で悩んでました。10時打ちならのぞみの指定席も取れるでしょうが、絶対に満席でトナラー問題も出てきます。そこだけは避けたかったので色々思案した結果が太平洋フェリーでした。個室ならば誰にも邪魔されずに快適に移動できます。
窓の件は、やはりあって正解。特に名古屋航路は昼間の航行が長いので窓必須です。
散財というか1年間のご褒美でした。
仰る通り、フェリーは夜行列車に代わる宿代わりの交通機関として最適ですね。
八戸〜苫小牧のシルバーフェリーや大阪から四国、九州への航路も絶妙な時間帯を運航しており、まさに夜行列車代わりです。
え?HAPPINさま、今夜、フェリーで出発なのですか?
どこだろ。楽しみですねえ。
寺尾聡さん、懐かしいです。カセット持ってました。
楽しい旅をお祈りしております。
Akr
-
- fuzzさん 2023/01/21 10:22:18
- 私は仙台~苫小牧ルートです。
- おはようございます!
Akrさんが太平洋フェリーに!?
私も2/3から仙台港発の太平洋フェリー・きたかみでAkrさんとは逆のルート、北へ向かいます。
仙台からバスに乗ってフェリーターミナルへいく予定です。
いしかりと、きたかみは違いますが、フェリーの内部とかブッフェとか想像出来ました。今からワクワクです。
私は1等ツインクロスって個室を予約してます。船酔い大丈夫でしたか?
fuzz
- Akrさん からの返信 2023/01/21 14:10:10
- RE: 私も船に乗るんです 笑
- fuzzさま
こんにちは。
旅行記をご覧いただき、ありがとうございます。
「私が東大に?」みたいな振りで笑えました。
私も船にだって乗るんです 笑
来月、太平洋フェリーに乗られるんですね。苫小牧ゆきなら夜、出航ですね。
ターミナルの売店はあまり大きくないのでお買い物は仙台でされたほうが良いです。
きたかみは3隻ある船の中で一番新しい船です。いしかりやきそのようなバブリーさはないですがカジュアルな雰囲気で良いと思います。
1等、クロスツインは私も気になっているので旅行記楽しみにしています。
船酔いですが、私が乗った時は房総沖までは穏やかで、伊豆半島付近で3mの波で時化模様でした。上下動の揺れが大きかったですが1〜2時間くらいであとは穏やかな航海でした。海況が気になるならyahoo天気で海況が見られますので当日の波の高さなどを確認するのもよろしいかと。2m以下ならなにも問題ないです。
おまじないですが、エスエス製薬の「アネロンニスキャップ」という酔い止めがめっちゃ効きます。
楽しい船旅になるといいですね。
Akr
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