2022/11/24 - 2022/11/27
45位(同エリア1076件中)
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へびおさん
今回で奈良旅は17回目。
「古代史好きなら1度は行っておかないとね」と前々から思っていた談山神社にようやく行ってきました。
紅葉の名所と謳われるに相応しく、そのスケールは圧巻。
写真で見るよりもずっとずっと美しかったです。
そして談山神社から石舞台古墳までの道途中の風景もまた美しく、歩いて向かった甲斐がありました。
本編は近畿旅の5日目、奈良旅の3日目前半の旅行記です。
【旅程】
1日目:大阪 能勢町 長谷の棚田 ⇒ 妙見山 ⇒ 交野 星田妙見宮
2日目:兵庫 五色塚古墳 ⇒ 甲子園球場 ⇒ 西郷~魚崎郷の酒蔵巡り ⇒ 中華街
3日目:京都 八瀬もみじの小径 ⇒ 圓光寺 ⇒ 三宅八幡宮 ⇒ 錦市場
4日目:奈良 矢田周辺散策 ⇒ 若草山夜景ツアー
5日目:奈良 談山神社 ⇒ 明日香古墳巡り ⇒ 長屋王邸跡
6日目:奈良 早朝の東大寺散策
【往路】
11/21(月)21:50 バスターミナル東京八重洲 → 11/22(火)6:00 プラザモータープール大阪梅田 深夜バスユタカ交通(女性専用車4500円)
【復路】
11/27(日)12:51 新大阪 → 15:21 東京 新幹線のぞみ(EX早特21ワイド12370円)
【宿泊】
(楽天トラベルより予約。大阪は全国旅行支援割+クーポン、奈良はいまなら2022プラス利用)
大阪:ハートンホテル北梅田 素泊まり2泊 12000円 → 6480円
奈良:CANDEO HOTELS奈良橿原 素泊まり1泊 10450円 → 5450円
SLOW HOUSE NARA 素泊まり2泊 11520円 → 5760円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
11/26(土)
今日は談山神社から明日香まで歩き、明日香の古墳をいくつかと平城宮跡地周辺を散策します。
今日も出発が早いので5時半には起きていました。
昨日『堀内果実園』で買ったAサンドを朝食に。 -
7時前に出発。
まずはゲストハウスに近い率川神社に立ち寄ってみます。
境内のイチョウの黄葉が見頃になっていました。 -
談山神社へは桜井駅からバスになります。
近鉄奈良駅からももちろん桜井まで行けますが、バスの乗換え時間を考慮した結果、JR奈良駅から向かうことにしました。
今日の天気は・・・
変な雲だ。
雨が降らなければ良いが。 -
ちょっと早く駅に着きそうだったので観光案内所を覗いてみます。
実はここに伺うのは初めて。
そうそう、スタバが併設されているんですよね。
この観光案内所は近代化産業遺産に認定されているJR奈良駅の旧駅舎(昭和9年建築)を利用しています。 -
各言語のパンフレットも凄いけど、日本人向けのこのパンフレットの数も凄くないですか!?
こんなに種類豊富に揃えている案内所見たことない。
センス良いな~ -
ポスターの展示販売もしていました。
右下のカッコイイ像は如意輪寺の金剛蔵王権現立像です。 -
ではJR奈良駅へ。
JR奈良駅は外国の方が喜びそうな寺社様式で建てられています。
立派だけど、近鉄奈良駅のほうが使い勝手は良いんですよね・・・。
ところで同僚に「奈良に行く」と言うと一様に驚かれます。
特に関西出身の人が驚きます。
(海なら和歌山、温泉なら兵庫、観光なら京都、グルメ&買物は大阪らしい)
奈良は国宝の数が3番目に多く古代史好きの関東人からすると、なんでみんなそんなに驚くのかな~と思ってしまいますが、旅行支援で早い時期から奈良県だけ全国の方を割安で受け入れてくれるせいか、4トラの旅行記も奈良の投稿が多くなったなと感じます。
この機会に奈良好きがもっと増えれば良いのに! -
JR桜井線に乗ります。
土曜日の7時半だっていうのに、結構人が乗っていました。 -
桜井までの外の眺めは古代ロマンに浸れます。
コンモリは古墳。
箸墓古墳だと思います。
鳥居は大神神社のものです。 -
JR奈良 7:31 → 桜井 7:59
桜井駅に着いたらもう談山神社行きのバスは止まっていた!
列整理の方と思われるバス会社の方が案内をしていました。
駅前には高齢の方のウォーキング集団がいらっしゃって、談山神社行きのバスに乗る方が「あぶねー。間違ってあっちの列で待つところだったよ」と言っていましたww
紅葉シーズンですから皆さん歩きたくなりますよね。 -
桜井駅南口 8:12 → 談山神社 8:36
バス乗車時間は25分ほどでしたが、凄い曲がりくねった山道をグングン上がって行きました。
当初、電動自転車で向かえないかなーなんて思っていたけど、絶対ムリ!!
バスは混雑を予想して2台出ていたよう。
私が乗ったバスが着いた後すぐにもう1台到着していました。
山道が危ないので全員座れるように配慮されているみたいです。
今回の旅では昨日の夜景ツアーも含めて奈良交通さんのイメージ爆上がり。
(地元の方からは運賃が高いとの声もあるそうですが・・・) -
談山神社参拝口は・・・
ん?右なの?左なの?
分からなかったので皆さんの後を付いていく。 -
参道に入るとすぐに露店が建ち並んでいました。
因みに談山神社の1つ前の停留所・多武峰バス停で降りると とても立派な東門から上がってくることになります。
車内から見ても雰囲気のある門だったので行ってみたかったのですが、その後の道のりがバスで上がっても ものすごい勾配で。
チャレンジしていたらどうなっていたかな・・・
重要文化財であり非常に珍しいと言われている摩尼輪塔も東門方面にあります。
関心のある方は帰りに下って行くのが楽かもしれないですね。
(その代わりバスは立ち席になる可能性が高いかも) -
やはり掻き入れ時だからか、9時前なのに参道のお店も既に開店。
-
そして参道右手を見ると・・・
うわー
なんじゃこの美しい色合いは!
もうここで大興奮。
『灯籠ヶ辻』というそう。
あとから知りましたが、この並びに重要文化財の石灯籠があるようでした。 -
談山神社正面入山入口です。
入口から凄いことになっている。
想像以上です。
拝観料600円。 -
紅葉のスポットと聞いてはいましたが、これほどとは。
因みにこの石段は140段あるらしい。 -
この日は生憎の曇り空でしたが、それはそれで紅葉が濃く見えた気がします。
-
あっちを見てもこっちを見ても凄い枝振りのカエデばかり。
-
拝観料を払ったときに頂いた藤の紋入りの藤色のビニル袋。
さすが藤原氏の神社だ。
この藤の紋、談山神社の紋も春日大社と同じ『下り藤(さがりふじ)』かと思っていたら、談山神社は『上り藤(のぼりふじ)』と言うんだそうです。
どうりで向きが逆だと思ったわ。
同じ藤原氏に関係する神社なのに紋を上下逆にしている理由は何かあるのでしょうか?気になりますね。
この袋に靴を入れて御拝殿に上がります。 -
ここが皆さんの旅行記で拝見していたところか~
-
下がり灯籠がいっぱい。
-
センスが無い写真ばかりで、素晴らしさが伝わっているかどうか心配・・・
-
中にも入れました。
-
ご本殿。
創建は大宝元年(701年)ですが、今あるのは江戸時代の1850年に建て替えられたものということです。
日光東照宮造営のお手本になったのだとか! -
同じ建物の周囲にあっても、陽の当たり方で黄色だったりオレンジだったりするんですね。
-
しばらくすると他の観光客は移動していました。
-
御拝殿の1番端っこから見たカエデ。
枝振りと色づきが美しい! -
「談山神社と言ったらこの塔」と言っても過言ではない十三重塔。
モミジの枝振りが凄すぎて・・・ -
うぅーん。
どう撮っても塔とモミジが上手く入らないなぁ。 -
見てください、このモミヂ!
ちょうど見頃の時季に来られたみたい。
昨年の吉野の桜もそうでしたが、意図しないでスケジュールを組むと意外に見頃になっているケースってありますよね。
逆に「絶対見たい!」って思って予定を立てても駄目な時も多い。
今年の吉野の桜がまさにそれで、せっかく母を連れて行ったのにあんまり咲いていなくて残念な結果でした。 -
ところで境内には何ヵ所か「自撮りスタンド」が設置されています。
粋ですねぇ。
SNSに挙げる若者が増えているからかな。
ここで自撮りしたらこんな感じになりました。
ちょっと恥ずかしかった(*´ェ`*)テレッ -
権殿。
屋根に降り積もっているのはイチョウでした。 -
権殿前のモミジ。
-
比叡(ひえ)神社。
「一間社流造、千鳥破風および軒唐破風(からはふ)付、檜皮葺(ひわだぶき)の小社ながら豪華な様式をもつ。もと飛鳥の大原にあった大原宮で、ここに移築し明治維新までは山王宮と呼ばれた」との説明書。
東京赤坂にある山王日枝神社の「日枝」は「比叡」を意味しているそうで、且つ両神社とも山神様と関係があることから類似性が考えられているみたいです。 -
さてさて、せっかく談山神社に来たからには談山(かたらいやま)を見に行ってやろうじゃないの。
9:05
今日の旅の本当のスタートはここからです! -
と息巻いて進んだのは良いけれど・・・
え、こんな山道 想像していなかったんだけど(゚Д゚)
上がって来た皆さんほとんどマスクを外して歩いていました。
マスクしたままなんてムリー! -
無心に登り続けること8分。
やっと看板がありました。
あと30m。 -
あと30m・・・・・・
-
階段を上がった場所に祠が見えました!
-
9:15
案内板の通り、ぴったり10分で談山に到着! -
この小高い所を『談山』というのですね。
実際 中臣鎌足と中大兄皇子が談合したのは『談所の森』というようです。 -
ここまで来たんだから鎌足の墓(御破裂山)まで行ってみよう!
途中で後悔しました・・・ -
やっと建物らしきものが見えてきた!
-
談山から10分、御破裂山に着きました。
この山頂に鎌足のお墓があるみたいです。
御破裂山(ごはれつざん)の由来は、「古来より天下に異変が生じる時に御破裂山が鳴動し、談山神社のご神像が破裂するから」だそうです。 -
鳥居の背後にあるコンモリが古墳っぽく感じますが、天智天皇のブレーンとして(もしくは天皇を傀儡として)動いていたほどの人物のお墓が、こんな山奥にあるでしょうか。
一説には大阪の高槻市と茨木市にまたがる阿武山古墳の被葬者が鎌足ではないかと言われています。
そちらでは貴人のミイラ化した遺体が見つかっているそうですが、色々あって研究はされていません。 -
平安時代に『多武峯略記』に、「鎌足は最初は摂津国安威(現在の大阪府茨木市)に葬られたが、後に大和国の多武峯に改葬された」との説が紹介されていたらしいので、それを真実としてここを鎌足のお墓としているのですね。
-
『鎌足の墓』の脇に展望台への案内板があったので行ってみましたが・・・
何を展望するというのだ??
ただ、ここからまだ新しい藤原家の墓石が見えました。
子孫の方々がお墓参りに来られているんですね。 -
では戻ることにします。
ここから明日香方面に行けるんだー。
この後の予定がまさしく明日香に向かうことだったので、この道を進もうか迷ったのですが、寄り道をしながら向かう予定だったので談山神社まで戻ることにしました。 -
くだってくだって膝がガクガク。
談山神社の観光を済ませた方が結構登っていらしゃっていましたが、はっきり言って眺望も紅葉も無い場所なので、「中大兄皇子と中臣鎌足の談合場所を見たい!」って人以外にはお薦めしないかなー。 -
権殿前まで戻ってきました。
その手前にある龍神社。
この瀧と磐座は古代神道の信仰の姿を今に残した霊地であるということ。
「ここを流れる瀧は大和川の源流の1つで、神聖な神の水が神山より千古の時代を経て湧き続けている」と説明書がありました。
このお社の前で熱心に手を合わせている方もいらっしゃいました。 -
忘れ物。
吉野の金峯山寺に行った方のものですね。 -
『蹴鞠の庭』。
中大兄皇子と鎌足が飛鳥の法興寺の蹴鞠会(けまりえ)で初めて出会ったことに因んでいます。 -
神廟拝所前の道がモミヂの落ち葉で色づいていました。
-
十三重塔。
鎌足のために、長男・定慧と次男・不比等によって678年に建立。
現存の塔は江戸時代1532年の再建ですが、木造の十三重塔としては世界唯一だそうです。 -
西入山入口受付方面から正面入口に戻ることにします。
談山神社は神仏分離以前は「多武峯妙楽寺」と称するお寺でした。
昔は女人禁制だったらしい。 -
西入山入口のほうは池があって紅葉がよく映えていました。
ただ、1つ気になることが。
受付の人に談笑しながら挨拶して入ってきたので神社の方と顔なじみと思われる4人組の女性。
エプロンをして食材が入っていそうな箱を持っていたのでおそらく近くのお店の方か何かと思うのですが、ここのモミジの枝を「この辺いいね」と言いながら結構な幅をブっちぎっているのを目撃してしまったんです。
しばらく凝視していたのですが、私の視線に気づかなかったのかそのまま談笑しながらその4人組は行ってしまいました。
神社の方がご存じで認めているのかが気になりますし、認めていたとしてもあんな乱暴に枝を折るのはどうかと。
ちょうど旅行から帰ってきたら、京都の建仁寺で無断伐採の事件が報道されていたので、ここのはどうなのかなと心配になりました。 -
正面入山口に戻ってきました。
談山や御破裂山まで行っていたので1時間ちょっとの観光となりました。 -
石灯籠と紅葉も絵になります。
旅の予定を立てているときに「談山神社は行けたら行きたいけどスケジュールに組み込めないなぁ」と悩んでいました。
なぜなら春日大社内にある春日荷茶屋で季節の万葉粥(11月)を食べる予定だったから。
ところが11月のお粥は奈良旅を始めた2年目、3回目の訪問時にもういただいていたことを思い出し、その時間を談山神社に回すことができました。
結果、来て大正解!
こんなに紅葉の凄い神社だとは思いませんでした。
行くか悩んでおられる方はぜひ行ってみてください。 -
最後の最後で御由緒拝見。
御祭神はもちろん藤原(中臣)鎌足ですが、幼名を鎌子と言ったのですね。
中臣家は茨城の鹿島神宮の神官をしていたということ。
(つまり宗教でも崇仏派の蘇我氏とは対立の間柄?)
一族の氏神である鹿島神宮の御祭神と併せて千葉の香取神宮の御祭神を勧招し、春日大社の御祭神としました。 -
10:00
ではここから歩いて明日香に向かいます。
案内はこの道をまっすぐ進むようになっていますが、私は寄り道をしながら向かうのでGoogleマップの指示に従って歩きます。
多武峰駐車場への急坂を上がって。 -
えええ(゚Д゚)
思いっきり車道に出ました。
そしてなんか凄い道の予感・・・?
でも一応この道は歴史街道なんですね。
さっきの案内板の道を進むと明日香までのハイキングコースになるのか。 -
ビックリしたのはあの一瞬だけ。
登り道だったのはほんの少しであとはずっと下り坂を歩くことになりました。
談山神社が1番の高所ということですね。
そして道路からの眺めが素晴らしかった! -
お地蔵さんを見ながら下って行き、時には橋を渡ります。
橋は春井橋。 -
そしてその春井橋の手前を横切って行くルートがハイキングコースのようでした。
談山神社から進むとここに出たのかな? -
いやしかし。
なかなか険しそうな道です。
夏場はかなり厳しいであろう色々と・・・ -
ここから見る景色も凄くて。
曇りなぶん山の青さが際立っている。 -
イチオシ
青く見える山々に紅葉した木々。
まさに「青丹」。
こういう風景から奈良の枕詞「あをによし」が生まれたのかなぁ。
大和し うるわし。 -
また道路を横断するハイキングコースとぶつかりました。
先ほどの道を下ってここに出るのかな?
多武峰に向かう道は一見しただけでも大変そうなのが分かります(゚Д゚)ウワー
歩くなら談山神社から下って行くコースのほうが絶対ラク!
でも獣道みたいなんだよなぁ・・・ -
連なる山々を間近に見ながら歩いて桜井市と明日香村の境に着きました。
-
おそらくこの橋が境界。
白虎が描かれた『茂古(もうこ)橋』。
猛虎じゃないのねww
『茂古』には実はちゃんと謂れがあります。
それについてはまた後で・・・ -
ハイキングコースは右手の階段を降りて来るようです。
そしてこの先から目的地が石舞台と明確になっていました。
道も先ほどまでのよりは整備されているっぽい。
ハイキングコースとぶつかるのはここまででした。
車道で大きく迂回しながら行くよりもハイキングコースを行ったほうが距離的には短いし趣もありそうですが、虫とかヘビとか色々危険がいっぱありそうなルートなので選択に悩みますね(^_^; -
茂古橋を渡りきって少し行ったところに明日香村の表示がありました!
-
うわ~
ここからの眺めも素敵。 -
霞がかって街が朧に見えて幻想的です。
(でも心の中では昭和歌謡曲「青い山脈」がずっと流れていた) -
気都和既(きつわき)橋。
この橋には朱鳥(あけみとり)が描かれています。
デザイン的に朱鳥と朱雀って同じなのかな?鳳凰は??
橋の説明書によると「日本書紀によると飛鳥時代にたびたび朱い鳥が現れて当時の都(飛鳥浄御原宮)に飛んできたと報告されています。それらの鳥はここ多武峰のあたりから飛んでいったとの伝説がこの地方に残っています」とのこと。 -
そして何故わたしがハイキングコースを歩かなかったというと・・・
その理由の1つが棚田を見るためです!
『上地区の棚田』。 -
そばには古墳までありました!
上2号墳。
6世紀末頃の築造と考えられている円墳。
これは移築されたもののようです。
ここを見学するために雑草を踏み分けて行ったのですが、気づいたら足が大変なことに!!!
両足ともタイツからレッグアーマーからスニーカーの中までエライことなっていて、取るのに四苦八苦しました。。 -
イチオシ
橋の上からの眺めが素晴らしかったです。
まるで絵のよう。 -
ちょっと下からのアングル。
水を張ったばかりの時期、夕陽に照らされた棚田を見てみたいものです。 -
棚田の下方に目的地の2つ目が見えました!
-
そこに行く前に位置確認。
「上」って「うえ」ではなく「かむら」と読むんですね。 -
橋の下を通り抜けます。
くらげ?と思った絵はよく見ると中央に石舞台古墳が描かれていました。
石舞台に桜。
なるほど確かに石舞台古墳は桜の名所ですよね。 -
来たかった2つ目がこちらの神社。
『気都倭既神社』。
気都和既とも書くようで、読み方も「きつわき」なのか「けつわき」なのかはっきりしません。(現地の案内に書かれた表記もそれぞれ違う) -
この神社の境内を『茂古(もうこ)の森』と呼びます。
何故そう言うかというと、乙巳の変後、蘇我入鹿の首に追われた中臣鎌足がここまで逃げてきて、「もう来ぬだろう」と言ったことに由来するそうです。 -
そう呟いた鎌足が腰掛けたとされる腰掛石。
「逃げた」と言うことはつまり、罪も無かった入鹿を殺害したことへの後ろめたさがあり、呪いなどを恐れたということ。
本当に入鹿が悪行をしていたのなら追ってきた首に立ち向かうと思うのです、正しいことをしたという精神の元の行動だったのであれば。
鎌足にはそれが無かった。
入鹿殺害を誰かに唆されて起こしたものだったとしたら・・・
私は乙巳の変の黒幕は皇極天皇の弟・孝徳天皇だと推測しています。(孝徳天皇は聖徳太子の息子・山背大兄王の殺害にも加担) -
境内。
畏怖を感じてなかなか正面に行けません。 -
御祭神は気津別命と天児屋根命の2神。
天児屋根命(あめの こやねの みこと)は中臣氏の祖とされています。
だからここに逃げ込んだのか、もしくはここで入鹿の首から逃げ切れたから祖神を祀ったのか。
気津別命(けつわけの みこと)は明日香村に流れる冬野川の守護神であり地域の豊作の守護神。
気都(けつ)は食物のことで、天照大神や天皇の食事を司る御饌津神(みけつ)に通じるということです。 -
どうにか意を決して正面へ。
これが気持ち的に近づけたギリギリでした。
奈良旅初日の入鹿神社と今日の談山神社の鎌足つながりでここまで来てみました。
なんか色々納得。 -
行きにくぐった橋の逆側には談山神社と紅葉が描かれていました。
因みにハイキングルートはここに繋がっていて、神社脇のこの道をずっとくだって石舞台に行くようでした。
5年前の情報になりますが、YAMAPでハイキングコースの詳細を載せている方がいたので拝見したらトンデモナイ道でした。
歩かないで良かった(^_^;
関心のある方は「多武峰ハイキングルートYAMAP」で検索して2017年7月9日に行かれた方のブログを見てみてください! -
県道155号線をひたすら下ります。
周辺は棚田だらけ。 -
石舞台のミニチュア!?と思わせる、積み重ねられた石が置いてありました。
なんだったんだろう。。 -
こちらの集落からお子さんの声が響いてきて、なんだか幸せを感じてしまいました。
ずっと1人で歩いていたから感傷的になったのかも!?
歩く道路はずっと下りでしたが、逆から来る方にとってはずっと上り坂。
この道をロードバイクで上がってくる方たちが多くて。
皆さんとても辛そうでした。
ここから多武峰まで相当あるぞ。
私も何年か前、明日香をレンタサイクリングで回っていた際に看板に釣られてこの付近まで来ましたが、電動自転車でもあまりのキツさに断念しましたもん。 -
談山神社から3つめの目的、『明日香村の棚田』。
-
ここからは二上山がよく見えました。
-
見晴らしは上地区の棚田の方が素晴らしかったですが、二上山と棚田が一緒に見られるこちらも絶景スポットです☆
-
2018年2月に飛鳥を旅したときの写真。
時間は16時頃でした。
明日香村の棚田からの風景は全く同じ場所で撮影していたようでした。
こやって見ると全然変わっていないですね。
この先あまりの坂の勾配に電動自転車で行くのを諦めています。
白い橋が今日通ってきた気都和既橋ですね。
その下にあるのが上地区の棚田だったのか。 -
ではここからはひたすら石舞台古墳を目指して進みます。
ここから見る棚田も素敵。
稲渕棚田じゃないよね?
(稲渕棚田は位置が全然違いました)
名も無き棚田でさえも美しい風景になる、それが明日香(`・ω・´)キリッ -
案内板キターっ!
談山神社から4km近く歩いてきたんですね。
石舞台まではあと500m!
蘇我稲目のお墓とされる都塚古墳にも寄ってみたかったのだけど、ちょっと体力的に厳しいな。 -
さきほど見た棚田の景色の中、遠くに古墳かな~?と思うコンモリがあったのだけど、あれが都塚古墳だったのかな?
まぁ都塚古墳は一度行っているからいいか! -
ゲストハウスを出てから4時間半。
トイレにも行きたくなってきました。
青看板に石舞台のイラスト! -
凄いですね、ずっと棚田が続いています。
柿の木畑もありました。
まだたくさん実が生っている。 -
現在地確認。
あともうちょっと! -
11:35
談山神社から寄り道しながら歩いて約1時間半で石舞台古墳に到着しました~!
ト・イ・レ!!
ト・イ・レ!!
・・・⑧につづく・・・
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この旅行記へのコメント (6)
-
- mom Kさん 2023/03/06 11:20:50
- あああ、やはり奈良・・
- へびおさん、お写真最高!とりわけ灯籠一連と「あをによし」。次のキャプションを読ませていただく前に、「それで、”青によし”かあ。合点」と思いましたもの。
奈良は、私は同じところばかりで、全く「大化の改新相談場所」を知りませんでした。この秋決定。秋こそ奈良。ご紹介感謝します。
ナイロン袋は持参して、これは持ち帰りたい。
- へびおさん からの返信 2023/03/06 20:42:18
- RE: あああ、やはり奈良・・
mom Kさん
こんばんわ。
旅行記を読んでくださりありがとうございます。
「あおに(青丹)よし」は実は私が書いたのと本当の意味は違っていて、「丹」は建物や瓦屋根の丹色(朱色)のことを言います。「青」もどうやらお寺の窓のことであるらしい。
つまりそれだけ寺院が多く栄えていた奈良のを称えた枕詞なんですよね。
私はどちらかというと青い山々に囲まれた自然豊かなのイメージなのですが・・・
談山神社は紅葉の時季に行って大正解でした!
ただバス便があまり本数が多くないので車で行く方が良いと思います。
藤色のビニル袋は靴入れにするのは勿体なかったですね。
奈良旅は興味のある場所は行き尽くしてしまって、あと行きたい場所は2〜3ヵ所くらいになりました。
次は8月か9月の暑い時期に高原に行ってみたいと思っています!
- mom Kさん からの返信 2023/03/07 12:33:08
- 有難うございます
- へびおさん、教えてくださって有難うございます。枕言葉のゆかしいこと。丹の読み方と意味を学べました。奈良が近くなります。嬉しいです。それにしてもあのお写真の色は、奈良そのものと思います。私はまだ出会えていません。いつかきっと。へびおさんの奈良紀行、益々楽しみ。宜しくお願いします。
- へびおさん からの返信 2023/03/07 21:09:12
- RE: 有難うございます
- mom Kさん
ご返信ありがとうございます。
奈良は飛鳥も素晴らしいですが、神武天皇が大嘗祭の起源となる催しをしたと言われる場所が宇陀方面にあって、そこからの眺めも素晴らしいんです。
「古代ロマン」というスパイスが更にそう思わせているのかもしれませんが(笑)
是非是非mom Kさんも奈良に行かれてみてください!
私は次回行こうととしている場所は古代史関係ない場所になる予定です。
-
- まひなさん 2022/12/13 02:05:43
- 談山神社から歩くとは。。。
- へびおさん、こんばんは。
日中の談山神社の紅葉はほんと素晴らしいですね。人が多いので、ひっそりとした紅葉ライトアップは何度か鑑賞しに行きました。で、石舞台まであの車道を下ってきたのですね。。
下りとはいえ4kmも歩きましたか。。
お疲れ様です。
- へびおさん からの返信 2022/12/13 07:23:20
- RE: 談山神社から歩くとは。。。
まひなさん
コメントをありがとうございます。
談山神社、本当に素晴らしかったです。
曇り空でもあんなに印象的だったので、晴れていたらまたどんな感じだったのかなぁとは思いますが、あのあと明日香も歩いたのであの日はあの天気で正解でした。
石舞台までの道のりは長かったけどずーっと下り道だったのでそこまで辛くはなかったのと、ひたすら石舞台を目指さずポイント何ヵ所かに立ち寄ったので気持ちもリセットできたのと、あとは眺めが良かったのがポイントですね!
あんな立派な道路なのに車もあまり通らず歩きやすかったです。
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