2022/11/03 - 2022/11/03
32位(同エリア167件中)
Decoさん
この旅行記のスケジュール
2022/11/03
この旅行記スケジュールを元に
2022年11月3日、文化の日。大牟田市の宮原坑にて耐震工事の特別公開が催されました。
明治日本の近代化産業革命遺産の構成施設の一つである宮原坑、普段見られない場所や位置での見学、市役所の方の説明も併せて大変貴重な経験をすることができました。
この日は宮原坑にてフェスタも催され、秋晴れの下、賑やかな一日でした。
(2022/11/5)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
本日は「宮原坑耐震工事特別公開」へ。
三池炭鉱・宮原坑跡の駐車場です。世界遺産の構成施設ではありますが、そういつも多くの人が訪れるというわけでもありません。
ところが駐車場に入るとほぼ満車状態。
訪れる直前にチェックしたところ、宮原フェスタというイベントも催されていているようです。 -
イチオシ
駐車場側から見ると、櫓と耐震工事中の巻揚げ機室が見えます。
宮原坑は、明治31年に開坑。昭和6年(1931)に採炭が終了、採炭終了以降、第一竪坑櫓など多くの建造物が失われました。しかし坑内排水のために1997年の閉山まで稼働していたので、第二竪坑櫓とそれに付随する巻揚機室が残っています。これが世界遺産認定につながったのですね。
宮原坑は開抗当初より、他の古い坑(大浦、七浦、宮浦など)の排水をサポートする役割もあったようです。
尚、開坑当時より近くにあった三池集治監(現在の県立三池工業高校の場所にあった)からの囚人労働が昭和5年まで行われ、その過酷さから囚人たちからは修羅坑と恐れられ、命を落とす人も非常に多かったそうです。
もう一つの世界遺産・万田坑(荒尾市)が近代化を志向していたのに対し、宮原坑は明治初めの国営化以来の囚人労働など古い制度などが残っていた最後の坑です。 -
その左手にはテントがずらりと…。
公民館や小学校からフェスタのために借りてきたようです。
公民館名や学校名を見ると、宮原坑の近所。かつて炭鉱や三井系の企業の社宅が多かった地区名も見えます。 -
駐車場から三池炭鉱専用鉄道敷跡にかかる橋を渡り宮原坑入口へ。
三池炭鉱専用鉄道敷跡 名所・史跡
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このとき、午前9時50分頃。フェスタや見学の開始は10時からですが、既に多くの人が訪れています。
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2022宮原坑フェスタ案内マップ。
10時から16時までプログラムが組まれています。
2022とタイトルにあるので、毎年催されているのではないかと思います。 -
宮原坑は今年1月以来の訪問ですが、説明板が新しくなっているようでした。
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フェスタで賑わっていますが、まず耐震工事特別公開の受付へ。11番の整理券をいただき、すぐに10時出発の見学へ。所要時間30分とのことで、時間を区切って行われます。
宮原坑(世界遺産) 名所・史跡
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見学エリアに入ります。
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第二竪坑巻揚機室の前でヘルメットが配られます。Decoとしては、遠巻きに現場を見学するのだろうと勝手に想像していましたが、本格的に間近で見学するようです。
今回の工事、主に二つの面から工事を行っているようでした。
一つは耐震工事。外壁の補強、基礎の補強。
もう一つは補修工事。屋根の葺き替えや破損や傷みが酷い外壁部分などの補修。 -
説明にあたり大牟田市役所の文化財専門職員の方二人。
足場からの見学と、巻揚機室内外の見学と、二班に分かれて見学開始。
Decoは手前の黒いシャツの方が説明する足場の見学へ。
このときから何度も、写真は歩きながら撮らないで、立ち止まって撮影してくださいと言われましたが、この後その注意の意味を実感することに…。 -
このような工事現場の階段を上り、足場二階部分へ。
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イチオシ
巻揚げ機室の外に組まれた足場の階段を上り、足場の二階部分へ。巻揚げ機室の屋根の部分です。屋根が取り外されて補強作業が行われています。
こんな現場を間近で見られるなんて、本当に貴重な機会です。 -
イチオシ
このように屋根の梁が外されて補修されています。梁も傷んでおり、一部白アリの被害もあったとのこと。
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二階部分で職員の方から説明を受けます。
耐震工事は煉瓦壁内に補強材を入れて強度を増すそうです。
背後に屋根の端の部分が見えますが、建てられた当初は瓦葺で傾斜も急だったそうです。後にスレート屋根になり、傾斜もゆるやかになりました。
補強耐震工事は、閉山時(1997年)の状態を維持するということで、スレートで葺き替えるそうです。また世界遺産の補修の考え方としては、認定当時(近代化産業化遺産認定に2015年)の状態を保つということでした。
職員の方が持っている写真の木材には文字の目印がつけてあります。昭和50年の屋根の補修の際の大工さんがつけた目印ということです。
背後の屋根が至近距離! 通常の見学ではこんな間近では見られません。 -
頭上注意です。
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採炭された頃の宮原坑の写真。背後の屋根の端部分の煉瓦が至近距離なのがおわりいただけると思います。
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このように屋根のすぐ脇を通ります。
見学グループの中に詳しい方がいらして、熊本地震で小さなダメージを受けたなど教えていただきました。 -
屋根の外側には第二竪坑櫓が見えます。宮原坑と訪れたことがある方はどの程度の高さかおわかりいただけると思います。
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外壁屋根側を間近に見ます。
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足元も注意。立ち止まって撮影しないと…確かに危険。
同行した皆さん、7~8人だったと思いますが、この写真に写っている方は本格的ないで立ち。靴からバッグから現場見学仕様でスマホを駆使して撮影。見学も熱心で感心しました。 -
イチオシ
さて、屋根の補修現場の写真ですが、先ほどとは角度が違うのがおわかりいただけるでしょうか。
そう、さらに足場の三階部分へ上がったのです。二階まではDecoを含めて皆さん「足元気を付けなないとね~」と明るい声で話していたのですが、今度は声に余裕がなくなりました。建築現場の足場そのもので、階段もこころなしか細く見えて、「私は上がるのやめようかな…」という声もきこえました(多分上がられたとは思いますが)。
高い所が苦手なDecoも、がに股で踏ん張るように進みます。手に汗をかいてしまいました。 -
屋根の端の写真ですが…怖い…でも貴重な経験だから恐怖心に耐えながら見学します。
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三階部分でも文化財職員の方の説明が…外の櫓や風景で高さがおわかりいただけると思います。このとき立っているのも怖く、しゃがんで説明を聞きたかったけど、さすがに我慢しました。
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補修現場を見おろします。
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屋根の外壁部分へ。アーチ形の窓が特徴です。
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こちらでも説明があります。
職員の方が手に持たれているのは補修前の煉瓦。煉瓦の欠落や目地の劣化もあったそうですが、できるだけそのままの状態で修復。それ以外は特注の煉瓦を使用するそうです。 -
外壁部分で基礎の補強などについて説明。
掘り下げて基礎部分を確認したところ、隣接して別の建物のもおと思われる基礎が出てきたとのこと。 -
基礎には木材の当て木の跡があったとのこと。木材は腐食して空洞になっていたそうですが、一部防腐剤などを使った部分は残っていたそうです。
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基礎は場所によって違っていたそうです。
巻揚機室、傾斜地に建っており、実は二階建てです(見学などで入る巻揚機がある部屋は二階)。そのためかも知れません。 -
煉瓦の外壁。前述のように基本的には現状の建材を再利用するようにしているそうですが、不可能な場合は特注の新しい煉瓦で補修しています。よく見るとごく一部分、新しい煉瓦(明るい色)が見られます。
同じグループで見学していた方が「同じ煉瓦でも場所によって汚れ方が違う」と言われていて、確かにこのあたりは汚れが目立ちます。120年の歴史の風雪の中で形状や方向によって汚れ方、傷み方が違っているのかも知れません。 -
アーチ形の窓を見ながら下へ戻ります。
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続いて室内補修現場の見学。説明の方が替わります。
足場が組まれています。 -
外側にテントが張られているためか、アーチ窓の光も普段と違って幻想的。
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宮原坑を見学された方は覚えていらっしゃると思いますが、昇降機のロープなど。
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市役所の方が、実際に昇降機のレバーを操作して説明されます。
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昇降機のメーター部分をズームで撮影。
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かつて使用されていた電話。
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外に出て竪坑櫓の説明。地下160メートルまで降りていたそうです。
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櫓を見上げます。
現存している第二竪坑櫓は、主に人の昇降と機械類などの昇降に用いられていたそうです。
揚炭は、今は失われている第一竪坑櫓から行われ、囚人労働者の昇降も第一から行われていました。 -
昇降用のケージ。こちらは予備のもののようですが、同じものが竪坑の中を上下していたのですね。
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これにて見学を終了。見学者の皆さん、名残惜しそうに建物を眺めています。
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特別公開のポスター。
滅多に見られないと書いてありますが、本当にその通り。多分、私にとっては一生に一度の機会だったと思います。 -
帰り際には、近隣の駛馬小学校の生徒さんによるボランティアガイドが行われていました。通りながら聞いていたら、通常のガイドでも通用するようなしっかりした説明でした。
尚、その前で動画を撮影する大人が多数…多分、保護者の方々でしょうね。
世界遺産でのガイド…生徒の皆さんにも保護者の方にも貴重な思い出になると思います。 -
続いて2022宮原坑フェスタの様子です。
こちらは竪坑櫓左手、煙突跡の広場。 -
連なるテントは食のコーナー、お好み焼きや唐揚、ハイボールや生ビール綿菓子やスイーツなどが連ねいます。
このとき、お好み焼きはまだお客さんも少なかったのですが、すぐに昼時になり、一廻りしている間に列ができて…購入を断念。 -
こちらのマドレーヌを購入。美味しかったです!
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テントの奥の方には映画「向田理髪店」のコーナーも。
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一番奥にはステージ、10時のオープニングから16時のエンディングまでプログラムが組まれていました。
今回は午前中~昼にかけて訪れましたが、午後いは映画「向田理髪店」のPRやドラム教室の演奏、太鼓に炭鉱節総踊りに大蛇山ばやしもあって、こちらも見て参加してみたかった…。 -
イチオシ
世界遺産・宮原坑。悲しい歴史のある坑ですが…この日は暑いほどの明るい陽ざし中、多くの人が集い楽しんでいました。これは「近代化産業革命遺産の光」ですね。
宮原坑の敷地を使ったイベント、もっと企画しても良いのではと思います。
竪坑櫓に煉瓦の建物。絵になる場所です。 -
竪坑櫓の右側、炭鉱鉄道跡の側では体験コーナー。
時間がなくて参加しませんでしたが、石炭スタンプ作成、やってみたかった…。 -
竪坑櫓の前では紙芝居。語りのおじいさん、とても上手で…昔実際に営業されていたのでしょうか?
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竪坑櫓の前では、三池工業高校によるミニ電気機関車のデモンストレーション。楽しそうです!(^^)!
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ボランティアの方と少しおお話ししました。
映画「向田理髪店」撮影で、エキストラで参加された方も多いようです。宮原坑でもロケがありましたからね。
Deco一家、先日映画も見たのですが、ちょっと可笑しくて、微笑ましくて、地方都市というより現代日本が抱える切実な問題もさりげなく取り上げてあって…でも暖かい気持ちになって…良い映画でした。
映画のエンディングロールの最後でエキストラの皆さんの名前も全員出てきます。ボランティアの方は映画はまだ見ていないそうでしたが、名前が出てくるのを楽しみにされているようでした。 -
最後に第二竪坑櫓と巻揚機室の周囲を歩いてみます。
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L字型の部分。ここも歩いたのかな…?
見学しているときは説明を聞いて、用心して歩いて、撮影して…で自分がどこにいるかまで頭が廻りませんでした。 -
このあたりでは確か、基礎の補強の説明を受けたような気がします。
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ここからの姿も絵になります。
宮原坑耐震工事特別公開…世界遺産の工事や補修の現場を間近で説明付きで見学する機会なんて滅多にありません。また、屋根の位置なんて、普段は絶対に近寄れません。参加できて本当に良かったです。
説明をしてくださった方々、公開を準備運営してくださった方々、発案し企画してくださった方々、関わられたすべての方への感謝の気持ちでいっぱいです。
また、フェスタでは多くの人々が宮原坑の敷地で楽しむ姿がを見て、こちらも楽しく幸せな気持ちになれました。こちらの運営の方々にも感謝ですね。 -
これにて宮原坑を後にします。
多くの人で賑わい、楽しそうな声と笑顔に包まれていました。
★最後まで御覧いただき、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (9)
-
- ちちぼーさん 2022/11/20 22:18:45
- 貴重な体験をされましたね
- Decoさん、こんにちは。
出遅れてしまいましたがコメントを失礼します。
宮原坑の耐震工事の公開があったのですね。
私が行ったときは、見学者は私1人でボランティアの方の方が多かったのですが
こうして沢山の方に宮原坑を見てもらえるチャンスがあるといいですね。
って、地元の方が多いでしょうから私より宮原坑についてお詳しい方ばかりでしょうが。
よそ者ですが、この辺りの思い入れはちょっとあるので参加したかったなあと思
苦手という高いところの写真を残して下さりありがとうございます。
ちちぼー
- Decoさん からの返信 2022/11/21 14:17:14
- Re: 貴重な体験をされましたね
- ちちぼーさん、こんにちは。
宮原坑、世界遺産ではありますが、静かな施設で普段は人が多いとは言えない場所…でも、フェスタのときは大賑わいで、こんな宮原坑も良いな~と思いました。石炭に因んだ体験コーナーとか、ミニ電気機関車とか、炭鉱に関連した催事もあって、それとなく世界遺産を知る機会にもなっていたと思います。
耐震工事見学も、とても貴重な機会でした。こんな機会滅多にないから、高所もがに股で踏ん張りました(^^ゞ
この旅行記、宮原坑を訪れたことがある方には興味を持っていただけるかも知れないと思って作成しました。ちちぼーさんにも感想をいただけて、本当に嬉しいです。
コメントは早くても、そうでなくても、すべて嬉しくありがたいです(#^^#)
Deco
-
- 甘党男子さん 2022/11/12 19:07:17
- とても良い旅行記ですね!
- Decoさま
こんばんは。
耐震工事の特別公開があったのですね。
フェスタも皆さん、楽しそうですね。
私も有給取って愛知から行きたかったな~と思いました。
高校卒業までの18年間を近くの社宅で過ごしていましたので、
本当に懐かしく拝見させていただきました。
自分が帰省したような気分になり、ほっこりしました。
- Decoさん からの返信 2022/11/12 20:33:54
- Re: とても良い旅行記ですね!
- 甘党男子さま
拙旅行記を楽しんで見ていただいたようで、ありがとうございます。
フェスタはとても賑わっていて、皆さん楽しそうで、とても良い雰囲気でした。特別公開は、足場三階は怖かったけど、本当に貴重な経験でした。
私も親戚がこの近くの社宅に住んでいて、良く遊びに行きました。ただ、その社宅は宮原坑よりも北側(末広町寄り)にあったので、子供の頃の私は宮原坑の存在を知らなかったのです…。
また別の親戚がこの近くに住んでいて、こちらもよく訪れて近所の子たちと遊んでいました。こちらも近くに別の小規模な社宅があって、一緒に遊んだ子たちの中には社宅の子も多かったと思います。
石炭産業科学館や三池公民館で社宅の資料展があって、子供の頃のことを懐かしく思い出しました。
私の別の旅行記でも取り上げていますが、炭鉱の社宅で少年時代を過ごされた農中茂徳さんの「三池炭鉱宮原社宅の少年」(石風社)という本がありまして、その時代を少しだけ知っている私も懐かしく感じる本でした。
Deco
- Decoさん からの返信 2024/03/16 06:02:27
- Re: とても良い旅行記ですね!
- 甘党男子さま
ご無沙汰しております。お元気でお過ごしでしょうか。
さて本日、2023年の宮原坑フェスタと周辺をちょっと歩いた旅行記を公開致しました。
https://4travel.jp/travelogue/11862218
また、先日は宮原坑から万田坑まで歩いた旅行記も公開済です。
https://4travel.jp/travelogue/11866676
甘党男子さまには、もしかしたら懐かしい風景の写真があるかも知れません。
お時間に余裕のあるときにでも御覧いただければ幸いです。
Deco
-
- チーママ散歩さん 2022/11/07 07:00:03
- 4トラ精神ですね
- おはようございます。
高所恐怖症のDecoさん。
頑張りましたね。
やはりこれも4トラ精神でしょうか。笑
今までレポートされて来た近代化産業革命遺産。
だからなおさら感動もありますね。
立ち入り禁止区域に潜入されたのですから。
屋根、アーチ部分など。
かなり怖かったでしょうね。
場所によって劣化の状態も異なり修復も大変ですね。
竪坑櫓の地下160メートルまで降りれたら
見てみたいですね。
紙芝居 懐かしいですね。
お天気に恵まれて気持ちいい、そして感動的な
お休みをお過ごしでしたね。
私も「高さ」共通の旅行記を書こうと思っております。
ちゃっかり(o^^o)
- Decoさん からの返信 2022/11/07 14:29:06
- Re: 4トラ精神ですね
- チーママ散歩さん、こんにちは。
足場三階はちょっと、いやかなり怖かったけど、出古乃進のことを考えれば弱音は吐けません(^^ゞ
ただ、見学グループの中で全然平気そうな方たちもいて、怖いといっても個人差はあったようです。
特別公開は、安全性など市でも相当検討されたのではないかと思いますが、よくぞこういう機会を作っていただいたと感謝しています。
地下の坑道、今では水没していると思います。三池炭鉱は湧水が多くて苦労しましたから。それに恐らく殆どの坑はコンクリートの蓋がしてあると思います。一部分でも坑道の中を見学できたら臨場感が高まると思いますが、それこど危険性を考えなければならないでしょうね。長崎の池島炭鉱跡では坑道の見学もできるそうですが。
紙芝居のおじいさん、語りがプロのものでした。紙芝居屋さんが一般的だったのは多分1960年頃までかと思います。今から60年前ですね。もし紙芝居屋さんの経験があるとしたら、もう90歳に近いかも知れません。こちらも貴重な経験でした。
高さの旅行記、怖いもの見たさでお待ちしております。
Deco
-
- マジェッドさん 2022/11/05 22:22:27
- 貴重な体験をされましたね
- Deco様
マジェッドです。
宮原坑耐震工事特別公開とは、貴重な体験をされましたね。
通常は、安全管理上の問題から、こういったイベントはなかなか打てないのですが、大牟田市さんは、すごいですね。
お写真を拝見して、煉瓦でアーチを組んでいるのも、いい仕事してます。
私の住んでいる広島県呉市の水道施設にも、同様に煉瓦でアーチを組んでいる明治・大正期の配水池が残っています。
それから食べられなかった「お好み焼き」は広島のオタフクソース使ってる本格的なもののようですね。
機会がありましたら、ご賞味ください。
マジェッド
- Decoさん からの返信 2022/11/06 08:08:15
- Re: 貴重な体験をされましたね
- マジェッドさん、おはようございます。
今回は本当に貴重な体験ができました。世界遺産の補修現場の見学ができるなんて、そう滅多にありません。屋根の高さから見たり、屋根を取り外した状態の建物を見たり。説明も充実、資料付で素晴らしかったです。
呉市にも煉瓦の水道施設があるのですね。日本各地、明治や大正の頃の歴史のある建造物が残っていて、時の流れの中で失わつつありますが、やっぱり大切に残していってもらいたいですね。地域の財産だし、観光にもなるし、それがあることで地域が盛り上げられることもあると思います。
お好み焼き、豚バラで美味しそうだったのですが、ちょうど列が長くなって時間がかかりそうで断念。そうそう、オタフクソースの幟も立っていました。大牟田市もお好み焼きが人気があるんですよ。この幟が立っていれば広島風本格派ですね(*^^)v いつか見つけて食べに行きます。
耐震工事は来春くらいで終わり、また巻揚機室内の見学も再開されると思います。市内の別の場所では露頭炭が見られる所もありますので、機会があったらお立ち寄りくださいね。
Deco
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