2022/08/17 - 2022/08/17
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さんちゃんさん
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この旅行記のスケジュール
2022/08/17
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7:50 ホテルユニサイトむつをチェックアウト
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8:06 下北交通 本町バス停発 下北駅行乗車
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「恐山に行くなら、曇った日が良いですよ・・。」、夫が八戸出身の友人に言われた言葉。
でも、恐山に行く日は、きれいな青い空が広がっていました。まあ、それはそれでよいとしましょう。
恐山行のバスは、ホテルの前を通るのですが、荷物をどうするかという問題がありました。そこで、朝、ホテルから下北駅までバスに乗り、駅前の観光案内所にあるコインロッカーに荷物を預けます。その後、下北駅から一日数本のバスに乗って、さあ霊場恐山へ。
イタコさんは、夏と秋の大祭の時期だけとは聞いていたので、雰囲気だけでも味わえればと思い出発します。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 レンタカー JALグループ 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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おはようございます。
「ホテルユニサイトむつ」での朝です。
バスの時間が早いので、今朝は自室で昨夕用意した朝食を済ませました。
このホテルの朝食、評判よかったのでちょっと残念。 -
ホテル前にあるバス停本町を、8時7分に出る下北駅行のバスに乗ります。
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ホテルそばの田名部川、連日の雨で水位が上がっていました。
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ホテルユニサイトむつ全景。
ホテルユニサイトむつ 宿・ホテル
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ほぼ時間通りに来た下北駅行のバスに乗ります。
下北駅まで240円。路線バス (下北交通) 乗り物
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8時15分、下北駅着。
恐山行のバスまで1時間近くありますが、公共交通機関の旅ではこのくらいのロスは仕方ありません。下北駅 駅
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むつ市は、下北半島のまさかりの細いところ。
それから、内陸部の恐山に行きます。 -
下北駅前の観光案内所・横にあるコインロッカー。
荷物は、観光案内所が開く9時より前にロッカーに預けることが出来ました。 -
恐山行のバスは、この1番ホームから。
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恐山まで、片道810円。
恐山記念乗車券発売中ですって! -
9時にオープンした観光案内所。
ここで、恐山記念乗車券が購入できます。
事前にロッカーのことなどいろいろ問合せしましたが、とても親切な対応でした。 -
ピンぼけですが、恐山記念乗車券。
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同じく、記念乗車券。
810円を釣り銭なく2人分用意するのは大変なので、ありがたい。
往復分を買いました。 -
これは、むつ市内を循環する市内ループバス。
昨日泊まったホテルに荷物を預かってもらい、ホテル前から9時過ぎの恐山行のバスに乗る。帰りは、ホテル前でバスを降り、荷物を受け取って・・・。それならロスタイムが少ないかなと初めは思いました。
その後、午後駅に行くのにちょうどよいバスの時刻が見当たらず、結局、朝、一旦下北駅のロッカーに荷物を預けということになりました。 -
下北駅前は、こんな感じ。
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待ち時間の1時間、結構長いです。
退屈しのぎに、駅舎見学。
大湊線の時刻表。 -
駅にぶら下がっていた金魚ねぶた。
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9時過ぎに恐山行のバスが来ました。
9時3分着の列車で来た人達も載せて、9時10分発。 -
「ここは、冷水・・。下りて写真を撮る人はどうぞ・。」と運転手さん。
バスから降りて、写真タイム。冷水 名所・史跡
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同じく、冷水にて。
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午前10時前、恐山に到着です。
恐山 自然・景勝地
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バスはこの恐山休憩所の前に停まりました。
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では、お参りしましょう。
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霊場恐山
曹洞宗圓通寺円通寺 (斗南藩庁跡) 寺・神社・教会
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恐山 来仰の像。
開祖 慈覚大師円仁。
開基は862年。
像の裏側に刻まれているのは「私は、祈ります。 私は、願います。そして、私は誓います。」 -
入山料 1人500円。
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奥の院にも、後程行ってみましょう。
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山門。
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風車と、積まれた石。
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本堂
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本堂正面の彫り物に注目
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イタコの口寄せの看板があります。
お祭りの時だけでないのかな。 -
本尊安置の地蔵殿に続く参道。
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左手に見えてきたのは温泉。
古滝の湯(女湯)と薬師の湯(男湯)。 -
誰も入っていないので・・・。
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写真を1枚撮らせていただきました。
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地蔵殿
本尊 「地蔵大士」
(背)奥に「慈覚大師円仁像」 -
お地蔵様。
風車と積まれた石が恐山ならでは。 -
納骨塔。
地蔵堂を出て、中参道を進んだところにありました。 -
奥の院は山道を上がっていきます。
振り返ると参道や宇曽利湖が見えます。 -
奥の院の不動明王。
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また下におりて、順路を歩いていきます。
この石、いかにも恐山。 -
たどり着いたのは無間地獄。
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慈覚大師堂。
たくさんのわらじ、手ぬぐいが、お供えされていました。 -
極楽浜が見えてきました。
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千手観音。
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ここにもお地蔵様。
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沢山手拭いがぶら下がっていました。
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血の池地獄。
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水面に映る山が、雲が美しい。
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2013年の建立。東日本大震災慰霊塔。
華の中に地蔵尊と泣く男の子、なぐさめる女の子 -
無縁仏。
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宇曾利湖の水を見てみますと、透き通っているのだけれど、硫黄?で緑色になっているところも。
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重罪地獄。
この後、金堀地獄、修羅王地獄・・と続きました。 -
五智山へは、あちら。
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五智如来さま。
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小高いところから宇曾利湖を眺めます。
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どうや地獄。
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本堂の前に出てきました。
この新しい建物は寺務所。 -
ご供養をお願いする時は、こちらへ来ればよいようです。
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寺務所の奥にあった新しい建物。
宿坊でした。恐山に泊まる…ちょっとおもしろそう。 -
これは、先ほどちらりと覗いた寺務所の回廊。
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稲荷大明神にも行ってみましょうか。
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稲荷大明神。
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小高い丘の上にあるので見晴らし良好。
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本堂などが良く見えます。
恐山圓通寺を一通り参りましたので、帰りのバスを待つことにしましょう。
10時少し前にここについて、だいたい2時間半ほどで回りました。 -
そういえば、太鼓橋をまだ見ていません。来るときに終点の一つ手前のバス停、太鼓橋の所にあったと思いだします。そこまで歩いてからバスに乗ることにします。
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この世からあの世への架橋、三途の川にかかるという太鼓橋。
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橋の手前にいるのは奪衣婆と懸衣翁。
三途の川にやってきた死者から、衣類をはぎ取るのが奪衣婆。
はぎ取った衣類を受け取り、木の枝にかけるのが、懸衣翁。
掛けられた衣類の垂れ下がり具合で、生前の罪の軽重を測ったとか。 -
恐山より、下北駅寄りの太鼓橋バス停。ここでバスを待つことにしましょう。
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13:01 太鼓橋発のバスが来ましたよ。
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13:40、バスは時間通りに下北駅に到着しました。
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列車の時間まで、少しあるので、駅の向かい側にあるお土産屋さんを見に行きます。
ご当地カレー。 -
大きなゆでだこ。
まだ旅の途中なのでお土産は買えません。 -
はまなすベイラインという素敵な名前の付いた大湊線。
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下北駅は本州最北端だそうです。
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そして、窓口の開く時間はご覧の通り。
列車の発着時間にあわせて・・・。 -
列車の来る少し前になると改札が始まって、ホームに入れます。
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列車が来ました。
14時17分下北駅発 野辺地行き。JR大湊線 (はまなすベイライン大湊線) 乗り物
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一度行ってみたいと思った恐山、そしてまさかりの形の下北半島。
フェリーも欠航せず、無事かなえることが出来ました。
心残りといえば、せっかく大間を通ったのに、マグロが食べられなかったことかな。
今夜は青森泊まりです。
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