京の週末　岡崎エリアで過ごす午後　Da Yuki～無鄰菴～茶房チェカ～三味洪庵

2022/05/21 - 2022/05/21

岡崎エリアでピザ食べて～、お庭見て～、おやつ食べて～、お蕎麦食べて帰りましたという、とある週末の午後のお話です。

Pizzeria Napoletana　Da Yuki
https://www.da-yuki.com/

無鄰菴
https://murin-an.jp/

菓子・茶房チェカ
https://ja-jp.facebook.com/kashicheka

三味洪庵
https://sanmikouan.jp/

エリア 下鴨・宝ヶ池・平安神宮(京都)

13時、友人Mと待ち合わせてやってきたのは、人気のピッツェリア Da Yukiです。９年ぶりかも（！）

関連旅行記：『京の週末　ピザ食べついでに動物園』
https://4travel.jp/travelogue/10753619

ダ ユウキ グルメ・レストラン

ナポリピッツァ協会公認ビール、ビッラ アントニアーナ マレキャーロをいただきます♪

友人Mはモレッティのノンアルを。

ピッツア以外に沢山のメニューがあって迷います。前菜から2品チョイス。

根室の生ウニのブルスケッタ（1,100円）
パンではなくて、薄いピザ生地のようなものにウニがのっかってました。うまーい♪

アユのコンフィ包み揚げ サルサヴェルデ（880円）

こちらも美味しかったです。夜にがっつり色々なお料理を食べてみたいけど、店内は割と狭くて、もうちょっとゆったりしていた方がお食事を楽しめるのになぁ～と思います。

日替わりピッツアから、ブッラータチーズと生ハムのピッツアをチョイス。
なんじゃこれ～めちゃウマなんですけどー！クリーミーだけど、そんなにしつこくないブッラータチーズと生ハムの相性が抜群♪ピザ生地も美味しくてペロりと食べちゃいました(*'ω'*)

満足なランチの後、トコトコ歩いてやってきたのは無鄰菴です。無鄰菴は、明治29年(1896）に造営された、明治・大正時代の政治家 山縣有朋の別荘です。

無鄰菴庭園 名所・史跡

見学人数が限られているので予約した方が確実ですが、予約していなくても空きがあれば入れてもらえます。

15時から見学可能とのことで、20分程待ちました。座るところがあったので、おしゃべりしていたらあっと言う間。

新緑がきれいです。

紅葉の季節も良さそうですね。

見学の時間になりました。靴はビニール袋に入れて持ち歩きます。

30分後にお庭の説明をしてくれるそうなので、先にあちらの洋館を見学しちゃいましょう。

洋館の2階からの眺め。

こちらは山縣有朋、伊藤博文らが日露外交について話し合った「無鄰菴会議」に使われたお部屋です。

保存のために雨戸が閉じられていて、とても薄暗いのですが・・・

雨戸を開けたら金碧障壁画がさぞ豪華に見えることでしょう。

天井も豪華です。

今から約120年前の1903年4月21日、伊藤博文、小村寿太郎、桂太郎、山縣有朋がここで、日露戦争前の外交方針を話し合ったのですねー。伊藤博文と山縣有朋って、長楽館でも名前が登場したよねー。

関連旅行記：『京の週末 年明けは長楽館で優雅にアフタヌーンティーを、そして名もなきラーメン屋でつけ麺を♪』
https://4travel.jp/travelogue/11587950

そういえば、すぐ隣にできたホテル「ふふ 京都」に反対するマンションの黄色い横断幕が見えて微妙でした。もうホテルは開業してるのに、いつまで掲げておくのだろう？

お庭を管理されている植彌加藤造園の女性スタッフから庭園の説明をしてもらいました。庭園は施主山縣有朋の指示に基づいて、七代目小川治兵衛により作庭されました。このお庭のメインは向こうに見える東山なんだそうです。山縣有朋は東山を借景ではなく、「主山」としてお庭を作るように指示したんだそうです。

このお庭を一目見た時、何か他の京都のお庭と違う感じがするなぁと思ったのですが、それは芝生のせいでした。山縣有朋は「苔はつまんないから芝生を植えよ」と言ったそうで・・・だけど、時が経つとともに湿気で苔が増えてきて、「苔も良いかもね」ってなったそうです。( *´艸｀)

もう一つ、山縣有朋が出した指示は川の流れを作ること。せせらぎの音に趣があるということで、琵琶湖疏水から水を引いてきたんだそうです。縦長の敷地で向こうから川が流れてくるという、動きのあるお庭になっているんですね。

さて、わかりやすい説明を聞いた後にお庭を散策してみましょう。

ツツジももう終わりですね。

木が割と自然というか、自由な感じで育っているような。。。

それもそのはず。枯山水のように大海や島々を象徴的に表現するのではなく、小川や里山の景色を表現する自然主義的なお庭なのです。

シダを植えるのも山縣有朋の指示だったとか。

！！！ちょこっとだけ赤く色づいてるの、見えますか？？？

良く見ないとわからない「滝」( *´艸｀)

山縣有朋がこだわった「川のせせらぎ」、20秒ほどどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=v56CvPRwKIs

この緑の実は何だろう？

庭のところどろこにあって気になる！

ということで、無鄰菴のスタッフ（造園屋の人だったかな？）に聞いてみました。
→　草木瓜だそうです。これも山縣有朋が好んだそう。ちなみにネットによると、果実は酸っぱくてそのままでは食べられないけど、果実酒にすると美味しいようです。

お茶室をのぞき見。

茶室と母屋の二階の見学は予約制で別料金とのこと。

山縣有朋の拘りが感じられる素敵なお庭でした。新緑の季節も良いし、紅葉の季節にも良さそうです♪

無鄰菴の母屋は割と簡素な造りです。山縣有朋は、別荘のメインは庭園で、座敷から庭を鑑賞することに重きを置いていたそうです。

「無鄰菴」と名付けられた山縣邸は三つあり、最初の無鄰菴は山縣の郷里である長州・下関の草庵なんだそうです。名前の由来はこの草菴に隣家がないことによるそうな。

喫茶付き入場券にすれば、こちらでお庭を眺めながらお茶やお菓子をいただくことができます。メニューにそそられなかったので、今回はパスで。

お茶していた人が退場した瞬間にパシャリ。

無鄰菴はリーフレットやHPも3か国語表記だし、イベントなんかも頑張ってる感じでした。

ゆったりした時間を過ごせるので、季節を変えてまた来てもいいかも。

さてと、お茶しに行くよー('ω')ノ

この建物は何だ？　→　白河院並びに法勝寺跡だって。

白河院並びに法勝寺跡 名所・史跡

白河院跡のすぐそばにある、ここでお茶します。

人気のお菓子屋＆カフェで、ショーケースのお菓子はほとんど売り切れていました。けど、まだ1組待ってる・・・。

お店の外の丸椅子に座って30分程待ちました。

菓子・茶房 チェカ グルメ・レストラン

待ってる間に友人Mが午前中に行ってきた兵馬俑展のグッズを見せてもらいました。ポンペイ展も見て来たらしい。

ちなみにpacorinは2020年2月に兵馬俑に行こうとしていて、コロナでキャンセルしたのが悔しくて！！美術館で見る兵馬俑には興味がなくて、やっぱりあの体育館みたいなところでスケールの大きさを感じてみたいんですよねー。いつ行けるんだろう？

ポンペイは学生の頃に行ったことがあり、めちゃくちゃ良かった思い出。フィルムカメラの時代だから全然写真がないのが残念。

関連旅行記：『【暇人的アーカイブス】　チャオ　イタリア　＜1996＞』
https://4travel.jp/travelogue/10975794

閉店1時間前にようやく入店。1階のお店のおにいさんは感じが良かったけど、2階のカフェの店員は融通も気も利かない女子で、嫌いなタイプだったわー。（根に持っているからって、こんなところでディスる人）

ショートケーキはめちゃ美味しかった♪

友人Mのチーズケーキもふわトロで美味しかったです。

チェカの閉店時間が18時、何か軽く食べて帰ろうかと付近をウロウロ。元々ここにお寺があって、坂本龍馬とお龍が内祝言をしたそうな。

坂本龍馬お龍「結婚式場」跡 名所・史跡

お蕎麦にしましょうかね。ここ、昼間は若い人が店の外をずらりと行列してました。蕎麦屋を名乗る前から何度か来ているお店です。

三味洪庵 本店 グルメ・レストラン

鴨汁せいろ蕎麦をいただきました。十割蕎麦ってぼそぼそしたイメージなのですが、するっと食べやすく、京鴨もたっぷりで美味しくいただきました(*^-^*)

岡崎エリアだけをうろちょろした半日でした。前にもそんなことがあったような・・・。

関連旅行記：『芸術＆食欲の秋を満喫☆　京都市美術館～白川あかり茶会～岡崎ときあかり～京 静華～』
https://4travel.jp/travelogue/11058709

＜おまけ＞
チェカの焼き菓子を買って帰って色々お味見♪ガレットだけは「あれ？」って感じだったけど、チョコのケーキと抹茶のパウンドが好みでした。今度はもっと早い時間にケーキをチェックしに行こうっと。変わった形のティラミスが気になるし、夏場はプリンかき氷が人気みたいですよ(^_-)-☆