2022/04/28 - 2022/04/28
102位(同エリア1109件中)
キートンさん
この旅行記スケジュールを元に
サクラの花が咲く頃、サイクリングに適した季節の東北から関東へ。
旅の7日目は茨城県を通って栃木県まで移動します。
国営ひたち海浜公園でネモフィラの絶景を堪能した後ですが、本日はもう一つ花の名所を訪れます。
「春の花旅」のクライマックスともいえる7日目の後編で訪れるのは、春季のライトアップ「ふじのはな物語」が日本夜景遺産に選定されているあしかがフラワーパーク。
さらに、アメリカCNNの「世界の夢の旅行先10カ所」(2014年)に日本で唯一選出されたという。
ネモフィラの絶景を見た後だけに、少々のことでは驚かないが・・・
国内だけでなく世界が認めた旅行先は、ネモフィラの丘をこえるのだろうか。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
勝田15:24発の普通列車から友部乗換えで小山へと向かう。
左の車窓には茨城県を代表する名峰筑波山が見える。 -
小山で両毛線に乗換え。
去年も思ったが、重い荷物を持っての小山駅の両毛線乗換えは疲れる。
結構歩くから。小山駅 駅
-
18時ちょうどにあしかがフラワーパーク駅に到着し、わずか500mほどのサイクリングで正面ゲートまで移動。
入園料は、「ふじのはな物語」の期間中の夜の部で1800円とかなりの高額。
はたしてその価値はあるのか? -
正面ゲートから入園すると、まずはフラワーステージ。
咲いているのは南米原産のペチュニアで、日本で生まれた「さくらさくら」(ピンク)、「おゆきちゃん」(白)、「桃色吐息」(マゼンタ)という品種らしい。 -
半円形の池の外側には「うす紅の棚」。
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「うす紅の棚」は、最初に見頃を迎える藤で、さくら色をしている。
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クリーク(小川)沿いの園路を進んでいくと小さなショップがある。
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紫の藤と赤いツツジの共演。
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ライトに照らされた白藤。
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戦後の1920年代に庭の片隅に大藤を植樹したことにはじまり、1968年(昭和43年)に庭を改修してあしかがフラワーパークの前身となる早川農園が設立された。
田園地帯であった周辺が都市化すると、収益性の求めて1996年2月に大藤4本を移植した。その移植は日本で初めての成功例になったという。 -
イチオシ
紫と白のコラボレーション。
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ライトアップされた八重桜。
ソメイヨシノなどのサクラより開花が遅いので、なんとか間に合った。 -
ちょうど日没の時間、緑のドームのような先に橋が見えた。
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藤棚の屋根をもつ「うす紅橋」が、池の水面にも映る。
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イチオシ
いよいよマジックアワーの始まり、ライトアップも本格化してきた。
ライトに照らされたむらさき藤は、より一層美しさを増してきたように見える。 -
むらさき藤の花と年季の入った太い幹。
-
ひときわ美しく浮かび上がった白藤。
藤という植物はどうしてこんなにもライトアップが似合う花なんだろう。
周りに咲く花は、もはや脇役に過ぎない。 -
あしかがフラワーパークは、春季の藤のライトアップと冬季イルミネーションが日本夜景遺産に選定されている。
同一施設における複数の日本夜景遺産の認定は全国初であるという。 -
下から見上げると、むらさき藤のシャワーを浴びているようだ。
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藤は古来より日本に自生するマメ科フジ属のつる性落葉木本で、古くから観賞用として庭園などにも植栽され、和歌や短歌などにもよく詠まれたという。
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イチオシ
水辺に来てみると、まさにライトアップの絶景が待っていた。
日本夜景遺産に選定されただけのことはある。 -
元々この辺りは湿地帯だった場所であり、園内は池やクリークなどの水辺が多いという。
ライトアップはその水鏡をうまく利用して花の絶景を演出している。 -
今日は4月最後の平日。
明日からは大型連休が始まる。
多少混んでるとはいえ、写真を撮るのにそれほど苦労しないのは幸いだ。 -
正方形の水上花壇は、ペチュニアのピラミッド。
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白い花がこんなに鮮やかに見えたことは、今までになかった。
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イチオシ
圧巻なのは、水辺から見た「大長藤」。
園内屈指の撮影ポイントとあって、かなりの混み具合である。 -
色とりどりで派手めな花の夜景も、藤が入ればいかにも和風に映る。
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そういえば、母校の高校のプールの横に藤棚があって、秋になると豆のような種がぶら下がっていた記憶がある。
その藤棚も春にはきっとこんな花を咲かせていたのだろうが、なぜか藤の花に関してはほとんど記憶に残っていない。 -
平日とはいえ水辺のボードウォークはかなりの混雑で渋滞気味。
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スクリーンのように立ちあかった「白藤の滝」。
独特の藤の見せ方をしている。 -
まだ緑の葉が目立つ部分もあり、これからが見頃となるのだろうか。
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紅白花の共演。
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白い花はオオデマリらしい。
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花びらをイメージした四季彩のステージはマーガレットで植栽されている。
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「白藤の滝」の紫バージョンのような「むらさき藤のスクリーン」。
こちらは、やや円弧状にカーブしている。 -
イチオシ
夜に映し出されたむらさき藤。
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古木が絡み合ってできたという、全長80mにもおよぶ「白藤のトンネル」。
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ひとつの藤の木から白と紫の花が咲いているように見えるのだが・・・
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たまにはポピーとかも。
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再び「うす紅の棚」。
評判は高かっただけにある程度期待していたのだが、「ふじのはな物語」のライトアップがこれほど見ごたえのあるものだとは思っていなかった。
「世界の夢の旅行先10カ所」に選出されたというのは出来過ぎのようにも思えるが、間違いなく世界に誇っていいものだろう。 -
「うす紅の棚」の足元にはルピナス。
またの名を「昇り藤」というらしい。 -
あしかがフラワーパークを十分に堪能したつもりだったが、実は園内の中央部にある「大藤」「八重藤」「きばな藤」といった名だたる見どころをスルーしていた。
どうやら外周をぐるりと歩いたに過ぎなかったようだ。
それでも、期待以上に凄いと思ったのだから、あしかがフラワーパークの「ふじのはな物語」の凄さは尋常ではない。 -
19:30頃にあしかがフラワーパークの見学を終え、駅で列車を待つ。
混んではいるが、幸い輪行するのに困るほどの混み具合にはならなかった。
本日の走行距離は約29km。 -
本日の宿は、小山駅前にあるホテルニューカシワ。
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1泊4000円とリーズナブルだが、施設はかなり古い。
口コミでそういう評価は確認済だったので、想定内ではあるのだが。 -
客室は十分すぎるほど広い。
ビジネスホテルニューカシワ 宿・ホテル
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備品などほとんど昭和チックで、良くいえばノスタルジックな室内。
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バス・トイレは意外と普通なユニットバス。
とはいえ、シャワーの手元からの水漏れがひどく、メンテナンス不足が否めなかった。
建物・施設が非常に古いということを許容すれば、駅前の立地、客室の広さ、リーズナブルさは抜群な宿である。 -
夕食は、宇都宮に近いということもあり、ホテルの向かいにあるオリオン餃子にした。
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旅行中は野菜不足になりがちなので、野菜炒めと餃子にビールを付けて、計1280円だった。
本日は午後から晴天に恵まれ、関東を代表する花の名所といえる国営ひたち海浜公園とあしかがフラワーパークを堪能することができた。
しかし明日は午後から本格的な雨予報。
ここまで何とか観光やサイクリングに支障になるような天候は回避できたが、さすがに明日は避けられそうにない・・・オリオン餃子 小山駅前店 グルメ・レストラン
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