2022/04/27 - 2022/04/27
49位(同エリア274件中)
キートンさん
この旅行記スケジュールを元に
サクラの花が咲く頃、サイクリングに適した季節の東北へ。
旅は後半に突入し、6日目は東北地方最後の観光の日となります。
郡山から日帰りで、福島県中部の会津と裏磐梯の観光を予定。
このエリアを観光するのに便利なのが「会津ぐるっとカード」。
裏磐梯や会津鉄道を含むエリアをカバーし、2日間有効のフリー切符を1日で元を取ろうという強硬プラン。
午前中に裏磐梯、午後に会津を観光する方がスケジュールに余裕があるのだが、天気は回復に向かうという予報から、晴れ間を期待したい裏磐梯を午後にまわし、会津地方を先に観光することにした。
その変更、吉と出るか凶と出るか・・・
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今日も早起きして、郡山6:52発の普通列車に乗車。
幸い今は雨が降っていない。郡山駅 駅
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会津若松に8:08着で、みどりの窓口で会津ぐるっとカード2720円を購入。
次に乗車する会津鉄道は9:37発で1時間半近く待ち時間があるので、市内で1箇所だけ観光することにした。会津若松駅 駅
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会津若松駅から東へ走り、10分ちょっとで飯盛山の嚴島神社に着いた。
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雨上がりのせいか用水路の流れに勢いがある。
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用水路の水は戸ノ口堰洞穴から流れてくる。
猪苗代湖北西岸の戸ノ口から、会津盆地へ水を引く用水堰で全長31kmに及ぶ。
1832年(天保3年)、55000人の人夫を動員し堰の大改修を行うとともに、弁天洞穴(約150m)を堀り1835年(天保6年)に完成した。
1868年(慶応4年)戊辰戦争時、戸ノ口原で敗れた白虎士中二番隊20名が潜った洞穴である。 -
嚴島神社の南側の石段を上るとさざえ堂がある。
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さざえ堂の入場料は400円。
さざえ堂は江戸時代後期の東北から関東地方にかけて見られた特異な建築様式の仏堂で、全国で8箇所が現存する。
その中でもこの会津のさざえ堂は、平面六角形で二重らせん構造の斜路をもつ特異な建物として、最も有名である。 -
正面入口を入ると時計回りにらせん状の斜路を上って行く。
正宗寺の仏堂として、江戸時代後期の1796年(寛政8年)に当時の住職であった郁堂(いくどう)が建立したとされる。さざえ堂 寺・神社・教会
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さざえ堂の最上部。
通路の最上部は太鼓橋のようになっていて、それを越えると下りの斜路となる。 -
下りの斜路は反時計回りのらせん状に下って行く。
一方通行で上下する二重らせん構造の堂は他に知られず、稀有な例として1995年(平成7年)に国の重要文化財に指定された。
二重らせん構造を有する近代以前の建築物としては、フランスの世界遺産であるシャンボール城内部の、レオナルド・ダ・ヴィンチの設計とも伝えられる二重螺旋階段が知られている。 -
平面は一辺3.4mの六角形で、堂内中央部に6本の通し柱を立てている。
途中で上り斜路と下り斜路とが見通せる部分があるが、人が通るにはかなり狭い。 -
イチオシ
横から見たさざえ堂。
高さは16mある。 -
さざえ堂の近くにある飯盛山宇賀神堂。
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戊辰戦争で飯盛山で自刃した白虎隊19士の霊像が安置されている。
上部には「白虎隊士自刃之図」が掲げられている。 -
さざえ堂近くの休憩所のテラスから西方向の眺め。
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これから向かおうとする南西方向は、まだ雲が多い。
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会津若松駅に戻り、会津鉄道9:37発のJR快速リレー130号に乗車する。
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会津鉄道は阿賀川沿いにさかのぼって行く。
なかなか風光明媚な景勝路線である。 -
沿線にはまだ花が残っているサクラがあるようだ。
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芦ノ牧温泉南を過ぎ、大川ダムのダム湖である若郷湖の右岸を進む。
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塔のへつりに着く前に阿賀川を渡る時、上流側に見えた塔の岪橋(とうのへつりばし)。
橋の右岸側に阿賀川へ落ちる滝が見える。 -
塔のへつりに10:17に到着。
周りには何もない無人駅。
あいにく小雨がぱらついている。 -
駅から坂道を下って行くと、すぐに塔のへつりに到着。
スロープを下りていくと藤見橋というつり橋が架かっている。 -
阿賀川の右岸は河食地形の奇岩が並び、国の天然記念物に指定されている。
第三系凝灰岩、凝灰角礫岩、頁岩などが互い違いになっており、その軟岩部が長年の歳月による侵食と風化の作用によって形成された柱状の断崖である。
岩を巡るように通路が彫られているが、経年による崩落等のため、吊橋を渡している舞台岩周辺以外は立ち入り禁止となっている。 -
洞窟のように深くえぐれているところもある。
あのあたりまでは行けそうだ。
なお、「へつり」とは会津方言で、川に迫った険しい断崖のことである。 -
藤見橋から阿賀川の下流側。
まだ、雲が低く垂れこめている。 -
会津鉄道から見えた塔の岪橋も見えている。
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藤見橋の右岸側から見た上流側。
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藤見橋を渡り終えて、回り込んで橋に下を通って行くと、先ほど見えていた洞窟のようなところに出た。
石が積まれたりしているが、やや荒れた感じ。 -
振り返ると上に上る石段があった。
あの岩が舞台岩らしい。 -
石段を上ると、格子で塞がれた岩の洞窟があった。
格子の奥に何かありそう。 -
格子の一部が扉になっていて開いていた。
入口上部には「虚空蔵菩薩」と掲げてあり、内部に祠があった。 -
洞窟内には祠の他に、賽銭箱や地蔵様、仏壇のようなものが置かれている。
「塔のへつりの圧倒的な景観は古くから自然崇拝的な信仰があったと思われ、形成された洞窟の奥には平安時代初期の807年(大同2年)に坂上田村麻呂が創建したと伝えられる虚空蔵菩薩が祀られ、内部には江戸時代中期の1753年(宝暦3年)に再建されたものとされる本堂が建立されている。」という情報がある。 -
虚空蔵菩薩の前にある舞台岩の上から阿賀川の上流側の眺め。
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駐車場近くの土産屋にお客様専用の展望台があった。
個人所有の展望台で公共のものではないが、何か買わないと入れないというわけではないということだった。
主な岩には名前が付いていて、左から「屏風岩」「烏帽子塔岩」「護摩塔岩」「舞台岩」「象塔岩」「土俵岩」「尾形塔岩」と並んでいる。 -
イチオシ
さらに上流には「九輪塔岩」「櫓塔岩」「屋形塔岩」「獅子塔岩」「鷹塔岩」「鷲塔岩」と並んでいる。
なかなかの渓谷美だが、紅葉の季節はまさに絶景となろう。 -
11:50頃塔のへつりを出発し、塔の岪橋を渡る。
橋の上から阿賀川の上流側を望む。 -
塔のへつり、藤見橋、展望台が見える。
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下流側には会津鉄道の鉄橋。
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橋の下には、会津鉄道から見えていた滝。
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阿賀川の右岸側の道を下って行く。
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部分的に会津鉄道と並行して走る区間がある。
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国道121号線から県道329号線に入り、大内宿を目指す。
ここから5kmちょっとで標高差250m近くを上って行く。
8.7%の急勾配があるという。
休み休み行きましょか。 -
なかなか手ごわい上り坂だが、並行して流れる渓流に癒される。
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雨上がりで渓流の流れが速い。
途中、小野岳スノーシェルターを通過する。 -
福島県ではサクラはすでに散っているかと思っていたが、意外と残っているものだ。
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12時過ぎ、大内宿に到着。
江戸時代の会津西街道(下野街道)の宿場町で、旧街道沿いに茅葺き民家が並び今もその雰囲気をよく残している。 -
残念ながら大きな鯉のぼりはまだ上がってなかった。
代わりに、茅葺き民家の前に咲く花と小さな鯉のぼりが色を添えている。 -
明治期の鉄道開通に伴って宿場としての地位を失ったが、茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並ぶ集落は観光地として現在も受け継がれている。
1981年(昭和56年)に重要伝統的建造物群保存地区として選定され、福島県を代表する観光地の1つとなっている。 -
大内宿にも花の季節が訪れている。
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合掌造りの白川郷が養蚕や塩硝作りの家内工業が盛んで比較的広いエリアに民家が点在していたのに比べ、大内宿は半農半宿の宿場町で、旧街道沿い400m程度のエリアに整然と茅葺き民家が並んでいるのが特徴となっている。
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茅葺き民家が並ぶ中に目立つ蔵造りの民宿。
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大内宿の中心部に、高倉神社一の鳥居(左)と火見櫓(右)。
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セピア色の大内宿。
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モノクロの大内宿。
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かつての宿場町とはいえ、現在は宿として営業している民家は少なく、多くが土産屋や食事処となっている。
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小さくてもサクラの木?
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突き当りから左に折れてスロープ付きの階段を上った先に正法寺がある。
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正法寺と満開のサクラ。
正法寺 寺・神社・教会
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正法寺でくの字に折り返し、さらに上って行くと、民家を見下ろす場所に出た。
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そこは、大内宿を紹介する画像でよく見る風景が眺めれるポイントだった。
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視界が開けた展望地だと思っていたが、木々で視界は意外と限られていた。
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イチオシ
緩やかに弧を描く街道沿いに茅葺きの寄棟屋根が並ぶ。
屋根の上に乗っている小さい屋根が何なのか気になる・・・大内宿見晴台 名所・史跡
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定番の撮影ポイントから写真を撮る人々。
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アスファルトや石畳の舗装をせず、車の侵入も規制して、昔ながらの街並みを色濃く残している。
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イチオシ
土産屋には色とりどりの品物が並ぶ。
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大内宿本陣跡に復元された宿駅時代の本陣で、当時の風習を伝える写真や生活用具が展示されている大内宿町並み展示館。
予定では見学するつもりだったのだが、乗ろうとしている会津鉄道の列車の発車まであと約50分だ。
15分くらい見学しても間に合うだろうが、安全策をとってここはパスした。 -
大内宿には約30分と短めの滞在で後にし、上って来た道を引き返す。
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時間にやや余裕があったので、途中で写真を撮りながら下って行く。
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大内宿からはほぼ下るばかりだったので、約20分で湯野上温泉駅近くまで来た。
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13時過ぎ、湯野上温泉駅に到着。
大内宿行きのバス「猿游号(さるゆうごう)」のバス停付近は、サクラの絨毯状態だ。 -
湯野上温泉駅の駅舎は、国内でも珍しい茅葺き屋根。
駅舎内には囲炉裏もある。 -
そして駅舎の隣には「親子地蔵の足湯」という無料の足湯がある。
列車の時間まで余裕があったのでのんびり浸かることができた。
銀山温泉の足湯はぬるかったが、この足湯の湯加減はちょうど良い感じ。
水曜日の午前中は掃除で利用できないという情報があり、それが間違いじゃないなら掃除直後に利用したということになる。
なかなかグッドなタイミング。親子地蔵の湯 温泉
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イチオシ
茅葺き屋根の駅舎に囲炉裏、無料の足湯、サクラとそろって、かなり好感度高し。
目の前に海が広がる下灘駅や驫木駅も良かったが、今までである意味NO.1の駅かもしれない。理想的なローカル線の田舎駅 by キートンさん湯野上温泉駅 駅
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相対式ホームなのだが、上りホームと下りホームは構内踏切を挟んで千鳥の配置になっている。
ここから13:29発の列車に乗って、会津若松経由で裏磐梯へと向かう。
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