2022.05 「旅の日」に「トクたびマイル」で小樽弾丸旅

2022/05/16 - 2022/05/17

ＡＮＡのマイレージプログラムで行われている「トクたびマイル」。週ごとに特定路線を通常のマイル数より少ないマイルで国内線の特典航空券が提供されている。2022年5月12日（木）～5月18日（水）では仙台～新千歳が片道4,500マイル（通常・レギュラーシーズンで6,000マイル必要）で発券ができるということで、いつのも同行者から許可をいただき単身分で発券。

本来ならば前週の金～土曜で善光寺・御開帳に合わせてお参りに行こうとしていたが土壇場でキャンセルに。なので仙台・青葉まつりを土曜日に堪能したのだが....それだけでは旅欲求は満たされることはなく、いつもの小樽へ逃亡を図ったｗ。

仙台・青葉まつりの模様はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11755115

エリア 小樽(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

ほー！？今日、５月１６日は「旅の日」なんだ。と、エレベーターに教えてもらう。

うん、幸先の良い旅のスタートではないかな？。

車で仙台空港へ向かう。いつもは早朝便を利用することが多いのだが、今回は珍しく午後便に搭乗するのでスタートは昼前だった。

仙台空港 空港

お昼頃の仙台空港ターミナル内。以前に比べれば人が多くなってきた感じだが....それでもコロナ禍前の平常時に比べるとまだまだ圧倒的に少ない。

仙台空港 空港

仙台空港ターミナルビル内３階に展示してある富士重工製 AERO SUBARU FA200-160 。

こちらの機体は用途廃止後、空港近隣にある東日本航空専門学校の教材として活用されていたが、仙台空港へ移設展示となった。この時、復元設置のために参考にされていたのが当時仙台空港で現役でフライトしていた FA200-160 なのだ。

その当時現役で飛行していた FA200-160 のフライトを含んだ旅行記はこちらに....。
https://4travel.jp/travelogue/11753433

仙台空港 空港

昼過ぎの出発の為、空港で昼食をとろうとしてた。で、前から気になっていた制限区域内にあるラーメン店へ。

だし廊 -GoLD- グルメ・レストラン

こちらのお店では用意されている数種類の「麺」「スープ」を自分で選んで調理してもらうというシステムになっていて、なかなか面白そうだ。でも、旅客数の減少のせいなのか麺は１種類しか用意されておらず、ちょっぴり残念だったかな。でも、美味しかったので大満足です。

だし廊 -GoLD- グルメ・レストラン

食後はデザートに生ビールを。でも、この１杯でガマン。というのも、これから搭乗する便は気流の影響によりベルトサインが消灯している時間が短くなりそうだとのこと。場合によってはベルトサインが点きっぱなしの可能性もあるのでアルコールはこれだけにした。

仙台空港 ANA LOUNGE 空港ラウンジ

時間になったので搭乗ゲート近くへ移動。先日（3月16日）に発生した地震で割れてしまった窓ガラスもまだ復旧できていないようだ。

仙台空港 空港

これから搭乗するのはこちらの DHC-8-Q400 。中部空港から到着したところ。乗客が降機し、機内清掃、そして新千歳行便としての準備と僅かな時間で整える。

さて、準備が整ったようなので、放送で促されゲートを通過して搭乗。

仙台空港 空港

定刻で仙台空港から出発。

上昇し仙台空港から離れていく。

順調なフライトで北上。眼下には胆沢ダムが見えてきた。

まもなく津軽海峡を越える。手前は下北半島、奥に津軽半島が見える。

新千歳空港へのアプローチは北側から滑走路へ向かう。そのため空港の東側を北上してからだ。高度を下げているのでパッチワークのような大地の様子を手に取る感覚で楽しめる。

自機の影が大地を耕すトラクターと正面衝突？。

定刻に新千歳空港に到着。PBB（搭乗橋）のあるスポットに駐機したので降機はスムースだった。

結局、搭乗前に気流が悪くベルトサインの消灯時間が短くなる可能性があるとアナウンスがあったが、ほとんど揺れることもなくベルトサインはいつもと同じ時間消灯していた。おかげでドリンクサービスも受けることができ大満足。この便の乗務員の上質なサービスには感謝です。

新千歳空港 空港

新千歳空港からはJRの快速エアポートで小樽を目指す。以前は小樽までだと指定（ｕシート）を利用することが多かったが、この春から更に値上げで840円になってしまったのでそちらはガマン。

新千歳空港駅 駅

昨年10月以来、久々の小樽に到着。

JR小樽駅 駅

今宵の宿はいつもの駅前、ドーミーイン。もう17時を回っていたのでチェックインして荷物を置いて移動の疲れなど関係なく行動開始！。

....できればひとっ風呂浴びてからが良かったんだけどな。

天然温泉 灯の湯 ドーミーインPREMIUM小樽 宿・ホテル

ホテルを出て一目散でやってきたのはコチラのお店。予約していないとなかなか入ることができない小樽の名店「ふじりん」。予約をしていなかったので営業開始の17:00ごろを目指せばなんとかは入れるのではないか....。

と浅はかな考えで撃沈....今宵も満席とのこと。でも１人でお邪魔したのでなんとか席を用意していただいた。

酒処 ふじりん グルメ・レストラン

カウンターに通していただいて、まずは「赤星」をオーダー。

酒処 ふじりん グルメ・レストラン

お通しに、いきなりあん肝入っていて嬉しい♪。

酒処 ふじりん グルメ・レストラン

かわいい箸置き。さすが「酒処」ですね。

酒処 ふじりん グルメ・レストラン

刺身盛り合わせ。大きな蝦蛄と私の大好きな甘海老がある！。そして大きな帆立貝柱が美味しかった。

酒処 ふじりん グルメ・レストラン

ビールから日本酒へ。而今をいただきます。

酒処 ふじりん グルメ・レストラン

鮭のハラス焼き。

酒処 ふじりん グルメ・レストラン

帆立が美味しい！と言ったらサービスで。

酒処 ふじりん グルメ・レストラン

次の日本酒は山形・鶴岡の「くどき上手」を。

酒処 ふじりん グルメ・レストラン

ふじりんといえば「おでん」。練り物は小樽を代表する蒲鉾屋「大八栗原」と「かま栄」のものを。そして定番の大根。

酒処 ふじりん グルメ・レストラン

ふじりんを後にして一旦ホテルに戻る。今日はゆっくりスタートだったにもかかわらず睡魔に襲われダウン。気が付けば22時前になっていたので、慌てて再始動っ。とにかく〆ないとね。

つぎは花園・嵐山新地にある Parfait bar Pole pole へ。

店内はいろいろなキャラクターたちが出迎えてくれる。私の旅友（ブラックももりん）の分身も！。

ポレポレ グルメ・レストラン

こちらのオオカミさんと乾杯。

ポレポレ グルメ・レストラン

そして〆は「けんたろうパフェ」を。北海道産で希少な品種「けんたろう」をふんだんに使った贅沢パフェだ。

Pole pole で〆たのでホテルに戻りましょう。

ポレポレ グルメ・レストラン

いつものドーミーインだが、今回は急遽の１人旅なのでスノーキャンプルーム（カプセル）を利用した。１人で１泊ならばこれで充分。大浴場も普通に利用できるので経済的にもありがたい。

天然温泉 灯の湯 ドーミーインPREMIUM小樽 宿・ホテル

翌朝、朝風呂をしたあとは湯上りサービスで乳酸菌飲料をいただく。ちなみに夜は氷菓のサービス（こちらも数量限定）もある。

天然温泉 灯の湯 ドーミーインPREMIUM小樽 宿・ホテル

朝の５時から３回も温泉に浸かり10時前にチェックアウト。天気も良く小樽町歩きに最適だ。

旧手宮線跡 名所・史跡

旧手宮線を歩く。先ほどは「天気も良く小樽町歩きに最適だ」と発言したが、前言撤回！。陽射しが強く、気温が上がっている。さっそく汗ダラダラ。

旧色内駅 名所・史跡

小樽観光での人気スポット堺町通り。昨年に比べれば観光客は戻ってきていたが、全盛期にくらべたらまだまだ。

小樽堺町通り商店街 市場・商店街

閑散とした堺町通りと反比例に賑やかだったのが小樽を代表するの蒲鉾店の１つ「かま栄」。賑やかだといっても、こちらも最盛期とは比べ物にならない状況のようだ。

かま栄 工場直売店 グルメ・レストラン

店舗奥へ行くと工場の作業の様子を見学できるスペースがある。

かま栄 工場直売店 グルメ・レストラン

イートインスペースもあるので和ドッグとアイスコーヒーでクールダウン。

かま栄 工場直売店 グルメ・レストラン

ここに来たらお約束の記念写真を撮らないと。

かま栄 工場直売店 グルメ・レストラン

かま栄の次は小樽運河。運河沿いを歩くなんて何年振りなんだろう？。

小樽運河 名所・史跡

ちょっと時間調整で運河プラザに立ち寄り。

小樽市観光物産プラザ(運河プラザ) 名所・史跡

時間調整して開店時間に合わせてお気に入りのラーメン屋に行ってみた....ら！？。

らー麺 京や グルメ・レストラン

がびーん！。なんと定休日！。定休日は毎週水曜日じゃなかったっけ？（この日は火曜日）。と、第３火曜日定休をすっかり忘れていた！。

らー麺 京や グルメ・レストラン

すぐにリカバリーして、近くにある母ちゃん家で昼食をとることに。

居酒屋 母ちゃん家 グルメ・レストラン

母ちゃん家の父ちゃんランチ。メイン３種類から「煮込みハンバーグ」をセレクトし、好きな小鉢２品（煮玉子ときんぴら）を選んでランチ完成！。どれも美味しかったけど、ハンバーグの付け合せの人参がめちゃくちゃ美味しかったなぁ。

居酒屋 母ちゃん家 グルメ・レストラン

小樽滞在約20時間。帰るのがもったいない。

JR小樽駅 駅

快速エアポートで一気に新千歳空港へ。

快速エアポート 乗り物

新千歳空港に到着してラーメン道場へ。当初は小樽で遅い朝食と早い昼食をとろうと計画していたけれど、こちらでいただくことに。

北海道ラーメン道場 名所・史跡

たくさんあるお店の中で弟子屈をチョイス。昼過ぎの時間帯だったのですんなりと着席できた。こちらでは魚介しぼり醤油ラーメンをオーダー。相変わらず美味しかったな。

弟子屈ラーメン 新千歳空港店 グルメ・レストラン

食事した後は手荷物検査を受けて制限エリアへ。まだ搭乗まで時間があったのでコーヒーをいただく。

新千歳空港ANAラウンジ 空港ラウンジ

さてそろそろ仙台へ帰りましょう。これから搭乗するのは 737-800 。新千歳～仙台便は一部欠航便がまだ残っているけど、搭乗率は高めになっていて機内は賑やかな感じだ。

新千歳空港 空港

機内アナウンスでは向かい風が厳しく、ところどころで大きく揺れるとのこと。天気は良いんだけど気流に関しては仕方がないよね。

新千歳空港を飛び立ち津軽海峡を渡ったあたりか。機窓には津軽半島の尖端である竜飛岬が見えた。いつもなら眼下に寒立馬で有名な尻屋埼が見えることが多いんだけど....今日はいつものルートの西側を飛ぶのかな？。

龍飛崎 自然・景勝地

水を湛えた田んぼが広がる津軽平野。

津軽平野からの岩木山。そういえばコロナ禍以降なかなか津軽車中泊の旅に出かけていないよなぁ。

岩木山(津軽富士) 自然・景勝地

やはり向かい風と前線の関係でいつもなら太平洋岸に沿って南下するところ、内陸上空へ迂回するルートで仙台を目指しているようだ。田沢湖上空を通過し大仙市（大曲）の雄物川の流れも確認することができた。

こちらの写真は遠くに鳥海山を望むところ。

迂回をしながらも仙台空港にはほぼ定刻で到着。揺れもほとんどなくてスムースなフライトだった。

いつもの小樽弾丸旅（←１泊２日）では暗くなった仙台空港に戻ってくることが多いが、今回は明るいうちに帰還となった。

さてお家に帰ろう。空港ターミナルから徒歩でちょっと移動して格安駐車場で愛車に乗り仙台拠点へ。

仙台空港 空港

仙台拠点に戻り、お土産のかま栄の蒲鉾をさっそく広げて乾杯。５月の限定蒲鉾「アスパラ揚」と工場直売所限定「ウィンナーロール」でこの小樽弾丸旅を〆た。