2010/02/24 - 2010/02/24
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YS-11さん
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2010年の2月のとある休日。青空に誘われて朝から行動開始。午後から仙台空港へ行くスケジュールでいたが、石巻工業港内にあるヤマニシにシルバーフェリーの「べが」が定期検査でドッグ入りしていたので、まずはその様子を見に出かけるとするか。
あの大震災以前の世界の話。ここに登場する Pitts S-2B も AERO SUBARU / FA200-160 も大津波に呑み込まれ、大切な翼は思い出の世界へ旅立ってしまった。そんな思い出をこちらの 4travel にも残す。
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石巻工業港に到着していたらヤマニシの岸壁からすでに動きだしていた。
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イチオシ
タグボートにサポートされながら出航する。
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東日本フェリーで活躍していた時代、八戸から苫小牧まで乗船した経験がある「べが」。ドッグアウトした美しい姿を目の前に現れてくれた。
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石巻工業港でシルバーフェリー「べが」を見送ってから、航空自衛隊 松島基地へ移動。
ちょうどブルーインパルスが訓練の為にテイクオフするところだ。まずは1号機がテイクオフ。 -
こちらは3番機。
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ダーティーターンから、ギアダウン(ダーティー)での上空パス。
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ソロ機としての役割がある5番機が遅れてテイクオフ。
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スモークを出しながら上昇。
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イチオシ
やはり6機揃っての演目は美しい。
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ちなみにアクロ科目の中で「ハンマーヘッドターン」が好きなんだけど、ジェット機では無理だよね。
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地元で活躍するブルーインパルスの訓練飛行を最初から最後まで堪能。普段の生活では朝8時過ぎに自宅上空をパスしていくので、前日遅くまで勤務があると朝はゆっくりしたいがたたき起こされていたんだよね。
さて、それではそろそろ松島基地を後にして、約束している仙台空港へ向かいましょう。 -
イチオシ
仙台空港のA滑走路沿いにあるグリーンハンガーに到着。チームキャプテンと合流してハンガーから Pitts S-2B をエプロンへ移動させる。
この Pitts S-2B は複葉機で一見クラシカルなデザインだが、実は曲技飛行ができる高性能小型機なのだ。
いろいろ準備をしつつキャプテンとブリーフィングしたのち、私がフライトプランを入れる。今日は仙台空港で Touch and go の訓練をしてから角田へ移動して曲技の訓練をする予定。 -
仙台空港のA滑走路「12」をテイクオフ。リフトオフしてからの急上昇によるGが快感だ。
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あっという間に高度 800ft に到達。空港の周回路に入り再び滑走路「12」へ。
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滑走路にいったん着陸したのち、エンジンの回転数を上げてリフトオフ。再び空へと向かう。
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天気も良く、更に視程も充分あるので訓練日和だ。
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そういえば、旅客ターミナル側のエプロンには An-124 の巨大な機体が見えていて気になる。
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何度も Touch and go を繰り返して経験値を上げていく。
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この日の TGL は エアボーン後は左旋回を指示してきた。おかげでメインのB滑走路や旅客ターミナルを眼下に捉えながらの旋回だ。
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5度目のTGLを終えてからは右旋回をリクエストしてトラフィックパターンから離脱する。進路は南南西。仙台TCAにレーダーでの補助を受けながら角田上空を目指した。
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レポーティングポイントである槻木を過ぎて角田上空へ。
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イチオシ
ちょうど阿武隈川の河川敷にある角田滑空場上空に91条の基づく申請で曲技飛行の許可を得ている。ここではループを描き、頭上に地上がある不思議な空間を堪能。
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ループの頂点辺り....ループではGがかかるのだが、頂点辺りはGが抜けて気持ち良くなる瞬間でもある。
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角田上空での曲技飛行の訓練を終えて、槻木経由で仙台空港へ戻る。もちろんA滑走路「12」へ、今日6度目の着陸だ。地上移動をしてグリーンハンガーヘ戻ってきた。
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この日は天気が良かったので飛行機を乗り換えて空中散歩へ出かけることに。
再びフライトプランを入れる....目的地は「ふくしまスカイパーク」。
※こちらの写真は別日に撮影 -
出発準備を終えて出発!。
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Pitts S-2B と同じくA滑走路「12」でテイクオフ!。
で、相変わらず旅客ターミナル側にいる An-124 が気になりますな。 -
An-124 はノーズ部分を上げて荷役作業をしているようだ。何を積んでいたんだろう?
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現在3,300ft。レポーティングポイントの槻木を目指して航行中。
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友人と2人での優雅な遊覧飛行。
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いま搭乗している小型機は富士重工製の AERO SUBARU / FA200-160 という国産飛行機なのだ。国産飛行機と言えば YS-11 が頭に浮かぶ人はいると思うが、こちらの AERO SUBARU が浮かぶ人は少ないだろう。実はこの AERO SUBARU / FA200 は耐空類別 Aであり、先ほど飛んでいた Pitts S-2B と同じく曲技飛行することができるのだ。
※継続する背面飛行など一部の機体を除いて、出来ない科目もある -
空中散歩の目的地である「ふくしまスカイパーク」が見えてきた。
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イチオシ
「ふくしまスカイパーク」は福島市内にあるのだが、小高い山の上にあり標高もあることから雪が多いようだ。
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年末から翌3月末頃まで閉場している「ふくしまスカイパーク」だが、管理はされていて滑走路の除雪もされていた。
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ここは場外離着陸場で航空法79条での申請も通している。また閉場期間中でもこの機体の利用も申請しているので着陸は可能なのだが、無線での呼びかけにフライトサービスが反応しなかったのでローパスすることに。
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この「ふくしまスカイパーク」は、エアレースで2017年のワールドチャンピオンにもなった室屋 義秀 選手のベースエアポートになる。このころはまだ HANGAR 1 は建っていない。
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ふくしまスカイパークをローパスしたので、仙台空港へ戻ることに。帰りはちょっとだけ蔵王寄りを飛ぶことに。仙台TCAもレーダーコンタクトしているので、他航空機の状況を貰いながらアドバイスを受けてフライトを続ける。眼下には七ヶ宿ダムのダム湖が見えた。
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冬の陽の沈みは早い。夕暮れ近付く空の向こうに蔵王の山並み。
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七ヶ宿から槻木を経由して仙台空港へ。A滑走路「12」へ向けてベースレグを飛ぶと仙台空港のメインとなる3,000mのB滑走路の全体を捉えることができる。
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いよいよ着陸に向けて最後のターンを切る。
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仙台空港A滑走路「12」へ進入。
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その直前に3,000mのB滑走路を横切る。
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A滑走路の延長は1,200m。メインのB滑走路の3,000mに比べると半分以下の長さだが、AERO SUBARU / FA200-160 には充分すぎる。
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無事にランディング(着陸)。
この後、South-1 エプロンまで移動し駐機してフライト終了。外に駐機するのでロープを使い係留をする。その間に燃料補給の手配をしたりとフライトが終わった後も忙しくなる。
デブリーフィングを終えて解散。お疲れさまでした。 -
グリーンハンガーを後にして、ちょっと寄り道。B滑走路の東端にある貞山堀の土手から An-124 を眺めてみる。
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と、ANA の Boeing 737-500 Super Dolphin が出発準備を整えプッシュバック。
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ランディングライトを点灯してタキシーアウト。An-124 との大きさが際立つ。
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だからこそ、737-500 / Super Dolphin かわゆすね♪。
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こちらは JAL の Boeing 737-800 。New Generation ....最新型の 737 だ。
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仙台空港B滑走路「27」へ進入する ANA Boeing 737-500 / Super Dolphin 。この機体のテイクオフを見送って....撤収っ!。
ということで、なんだか濃密な1日になってしまった。
朝一のシルバーフェリー「ベガ」から始まり、航空自衛隊の ブルーインパルス の展示飛行訓練、そして Pitts S-2B と AERO SUBARU FA200-160 のフライト、最後には 貨物機 An-124 と、大好きな Super Dolphin こと、ANK(ANA)の Boeing 737-500 と幕の内弁当の多彩なオカズ的な楽しみができた一日だった。
こんな思い出だが、この翌年には地震による大津波により仙台空港は大きな被害を受ける。もちろんこの時の2機....Pitts S-2B も FA200-160 も大津波の犠牲になってしまった。だからこそ、ここに記してその活躍を残したい。
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