長崎４日間（対馬編）

2023/12/21 - 2023/12/24

子育てもほぼ終了したので、時間を見つけては夫婦自由気ままな旅を楽しんでいます。9月末から10月にかけての奄美群島と小浜島はいむるぶしの旅を終えすぐに年末の旅行を計画。その第一弾はクリスマスイブにかけての国境の島への旅、対馬に行ってきました。4日間となっていますが木曜日夜の出発でしたので実質は2泊3日の旅程で遊びつくしてきました。羽田から福岡へ飛び、博多港から深夜便のフェリーで対馬へ。日本海は大寒波で波も高めだったようですが、貸し切り状態の2等指定席室で爆睡でした（笑
コロナ禍も落ち着きインバウンドも活気を取り戻しつつある中、対馬への旅はまるで韓国に来たかのような錯覚も味わえる楽しい島でした。ちなみに対馬を英語では Tsushima Island でいいんですかね？ 対馬島と呼ぶ人はあまりいないですよね。「馬」なので島名としては対馬島なのかしら。

エリア 対馬(長崎)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 船 レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

12月21日（木）の夜、クリスマスも迫るこの日は日本海側に大寒波が押し寄せ、平野部でも記録的な大雪に見舞われた場所も。福岡も雪予報だったんだけど大丈夫かな？

羽田空港(東京国際空港) 空港

19:30 近くの出発便なので、売店で購入してきたお弁当を久しぶりのANAラウンジでいただきます

羽田空港(東京国際空港) 空港

羽田は定刻出発予定ですが、福岡空港上空は遅延した飛行機が着陸待ちでかなり待機しているみたいですね。軒並み30分から1時間ほど到着が遅れているみたい（汗

羽田空港(東京国際空港) 空港

なんとか40分ほどの遅れで福岡空港に着陸。船の時間まで余裕がなくなってきたのでタクシーで博多港を目指します。平日ということもあり回転も早く、10人以上の行列でもあまり待たずに乗れたので助かりました。

福岡空港 空港

福岡空港から博多ふ頭第２ターミナルまでタクシーで30分少々。夜間割増しでも3,000円弱で到着しました。ポートタワーの赤が鮮やかですね！

夜の博多ふ頭を動画でもどうぞ
https://www.youtube.com/watch?v=63GcdJoUZAg

博多ポートタワー 名所・史跡

深夜 0:05 発のフェリーちくしに乗り込みます。壱岐を経由して対馬の厳原港へは 4:50 頃の到着予定です。

フェリーちくし 乗り物

チケットは九州郵船のサイトにある電話予約に従って、乗船の 20日くらい前に予約しました。2等指定で 2等よりも 1,000円ほどお高いですが、平日は貸し切りになることもあるとの情報からこちらにしてみましたが、たしかに我々二人で貸し切りでした。おかげで揺れに合わせた向きで眠ることができました。

フェリーちくし 乗り物

船内には飲み物の自販機（ビールもあった）やカップ麺の自販機がありました。夜食にカップヌードを購入しましたが、割りばしは取り出し口の中の右手に、お湯は階段を下りた階下にありました。

フェリーちくし 乗り物

船内にはゲームコーナーもあります。誰か遊ぶ人いるのかな？
ちなみに消灯は0:30です。寒波の影響で波は高かったようですが、対馬までは爆眠できました（笑

フェリーちくし 乗り物

早朝の 5:00 前に対馬厳原港に到着です。
希望すれば 7:00 まで船内で休むことができますが、この場合は 7:00 まで船外に出られません。レンタカーを 7:00 下船に合わせて予約したので、もちろん 7:00 までもうひと眠り。

早朝、厳原港でのフェリーちくしです
https://www.youtube.com/watch?v=0XRqhNG9kWk

フェリーちくし 乗り物

船を降りてフェリーターミナル内でレンタカー屋さんのお迎えを待ちます。
今回は「対馬でレンタカー」さんにお願いしました。船の到着時間に合わせて朝 5:00 からの貸出にも対応してるんですね。ショップの方もとても丁寧でした。

厳原港フェリーターミナル 乗り物

お借りしたのは小さく映っている青いハスラーです。
まずは軽自動車でも離合が難しい細い道を 1.2km ほど通らないといけない姫神山砲台跡へ。朝早い時間の方が良さそうだということで真っ先にやって来ました。
ハラハラしながらも無事に到着。ここから 500m ほど歩きます。

姫神山砲台跡 名所・史跡

国防の最前線を感じさせますね。
万関を開削し浅茅湾が海軍の拠点となった際、明治30年代半ばに敵艦の侵入を防ぐために設置されたんだそうです。

動画でもご覧ください
https://www.youtube.com/watch?v=KT3dju8XVVk

姫神山砲台跡 名所・史跡

28cm の榴弾砲と案内板。
明治20年代から昭和30年代まで、島内には 30箇所を超える砲台が設置されたんですね。まさに要塞だ！

姫神山砲台跡 名所・史跡

ここは観測所があった場所のようです。
こちらは壱岐や沖ノ島方面を向いています。この下に砲座があるっぽい。

姫神山砲台跡 名所・史跡

天気がよければ壱岐が良く見えるそうです。
ここからの景色も最高ですね。対馬の高台は絶景ばかりだったように思います。

姫神山砲台跡 名所・史跡

今日は島南部を中心に周ろうと思っていましたが少し北上して空港までやって来ました。帰りはこちらから飛行機で福岡へ戻ります。

対馬空港 (対馬やまねこ空港) 空港

ヒオウギ貝、大分が有名ですが対馬でも水揚げされるのですね。
カラフルで小粒なホタテ貝のような印象で、甘味が強いのだそうです。
食べてみたかったなぁ。

対馬空港 (対馬やまねこ空港) 空港

もう少し北上して万関橋へ。
この手前にも小さめな赤い鉄橋があったのですがこちらが本物です（笑

万関橋 名所・史跡

人工的に開削し島を分断して浅茅湾への海路を開くなんて凄いですね。
大型バスも立ち寄るほどの観光スポットのようです。

万関橋 名所・史跡

万関橋から少し北上して万関橋展望台に。
こちらにも15, 6台は停められそうな駐車場があります。
残念ながら老朽化により立入禁止で、展望台には昇れません。

万関展望台 名所・史跡

島北部は大きいので今日のうちにもう少し北部の観光スポットを訪れておきます。
対馬の観光スポットとしては有名な和多都美神社までやって来ました。

和多都美神社 寺・神社・教会

手水舎から溢れた水が氷柱になってました（寒
吹く風も冷たく、写真を撮る指先も凍りつきそうです。
途中スーパーで手袋を調達しました。

和多都美神社 寺・神社・教会

この景色は観光案内でも紹介されていますね。
駐車場は無く境内手前に3, 4台は停められそうですが、長時間の駐車は遠慮した方が良さそうに思いました。

和多都美神社 寺・神社・教会

五基の鳥居が連なっており内2基は海中にあるのですが、この時は潮が引いていました。一番奥の一の鳥居は2020年の台風10号で倒壊してしまいましたが、クラウドファンディングによる支援等により翌年に再建されたそうです。

和多都美神社 寺・神社・教会

台風10号で倒壊した一の鳥居が身代わりとなって台風による被害を最小限に抑えてくれたとされ、身代わり鳥居として境内に再建立されていました。

和多都美神社 寺・神社・教会

豊玉総合運動公園沿いで和多都美神社入口にある神話の里の大鳥居です。大きくて鮮やかな朱色は、近隣の展望所からの景色からも簡単に見つけることができます。
ちょっと箱根神社の一の鳥居の雰囲気に似ている感じがしました。

さて、お昼ご飯はお目当ての穴子をということで、開店時間の少し前に人気店の「あなご亭」へやって来ましたがなにやら「閉店」の看板が。12月も22日なのでまさかとは思いましたがやはり「年内は営業を終了いたしました」とのこと。
残念！

あなご亭 グルメ・レストラン

気を取り直して島の南部方面へ戻ります。
ちょっと面白い像があるらしいので、北部からは万関橋手前にある「あそうベイパーク」に寄り道。希望の丘モニュメントです。

あそうベイパーク 公園・植物園

国道沿いに看板があるので迷わず来ることができました。
桜のシーズンに訪れるのが良いそうです。
天馬、天女、童が積みあがっている感じです。

あそうベイパーク 公園・植物園

浅茅湾の奥深い玉調エリアには弥生から古墳時代の数多くの遺跡があるらしいです。
真珠の養殖が盛んなエリアでもあって、入り江の中央には「浅茅湾の真珠(しらたま)の乙女像」が。ちょっと離れているので携帯のカメラでは厳しかった（汗

あそうベイパーク 公園・植物園

厳原港付近まで戻ってきました。
流石にお腹ぺこぺこですが、ここは妥協せず穴子が食べられるランチを探します。

観光案内所内に穴子カツのランチプレートを発見、迷わずこちら「ふれあい処つしま」へ。
お塩でいただきましたがとても美味しかったです。
写真だと少々わかりにくいのですが、ご飯はツシマヤマネコっぽい猫型になっていましたよ。

ふれあい処 つしま 名所・史跡

お腹も満たされたので、食後のお散歩がてらに観光案内所からも徒歩でも5, 6分で行ける万松院に来ました。

万松院 寺・神社・教会

万松院は鎌倉時代から明治初期まで対馬を支配してきた豪族「宗氏」の菩提寺なのだそうです。入院料は大人 300円です。我々は中には入りませんでした（汗

万松院 寺・神社・教会

拝観料を納めて入院すると墓地がある「御霊屋（おたまや）」まで続くこちらの「百雁木」を上まで登ることができます。下からのこちらの景色がよく紹介されていますね。

万松院 寺・神社・教会

車に戻って島南部の観光を続けます。
今度は厳原漁協のある湾南部のお船江跡にやって来ました。

対馬藩お船江跡 名所・史跡

江戸時代の対馬藩は多くの公用船を所有していて、この船江で船体の手入れをしていたらしい。かつては陸上に造船場もあって、船大工や水夫たちの納屋もあったといわれています。

対馬藩お船江跡 名所・史跡

民家の前の狭い路地を入ると車でもお船江の前まで付けられるようですが、近くにあるスーパーのSAIKIバリュー久田店に車を停めさせていただき歩きました。もちろん戻って来てお買い物もさせていただきましたよ。

更に島を南下しながら24号から192号に入って鮎もどし自然公園にやって来ました。なんと国定公園だったんですね。こちらにはキャンプ場も併設されています。駐車場もそれなりにありますので車中泊にもいいかもしれません。

鮎もどし自然公園 公園・植物園

キャンプ場へはこの吊り橋を渡ります。
二人で渡っても結構揺れるんですね。

鮎もどし自然公園 公園・植物園

橋の上からの景色も清涼感があって、夏場には格好の避暑地ですね。
一枚の花崗岩で覆われた珍しい河川なのだそうです。

鮎もどし自然公園 公園・植物園

橋の下へ降りてみて川べりまで来ました。
さすがに12月の水は冷たいですね。

鮎もどし自然公園 公園・植物園

鮎もどし公園から更に南下して豆酘埼へ。
こちらは沖合いの海上に灯台があるらしいのでちょっとその景色を楽しみにしていました。

豆酘崎 自然・景勝地

駐車スペースは 4, 5台くらいでしょうか。
ここに来るまで数百メートルほど離合が難しい狭い道が続きます。

豆酘崎 自然・景勝地

車を停めた場所からさらにこちらを歩いて登ります。
強者はここも車で上がっていましたが、大丈夫だったのかな？
因みに海保やWikipediaでは「崎」ではなく「埼」が使われています。

豆酘崎 自然・景勝地

こちらは1987年に設置された二代目？の豆酘崎灯台。
ここから沖合いにある先代の灯台を照らしています。

豆酘崎 自然・景勝地

で、こちらが 1.2km ほど沖合いにある初代豆酘崎灯台。
2020年に上部が破損してしまったので高さが変わってしまいました。

豆酘崎 自然・景勝地

かなり陽も傾いてきたのでホテルのある厳原中心部に戻ってきました。
この日お世話になったのは東横INN厳原です。
対面でなくてもチェックイン機でルームキーを受け取れるのですが流石対馬、ほぼ韓国からの旅行客で、ここはソウルか？と思うほど。
この後もアウェー感を感じることしばしば。
お部屋は安心のビジネスホテルです。

汗を流して晩御飯に出かけます。
ホテル裏手の川端通り沿いには飲食店やコンビニもあります。

今夜は対馬でも串カツで人気の千金丹にやってきました。
一か月近く前に電話で予約を入れておきました。

串揚げ 千金丹 グルメ・レストラン

刺身と串揚げ 8本のおすすめセットをオーダー。
穴子の刺身を期待していたのですが残念ながらありませんでした。
でも一つ一つのネタは丁寧に処理されているように感じ、とても美味しかったです。

串揚げ 千金丹 グルメ・レストラン

串カツは8本セット、お肉も野菜も充実していて二人で分けても大満足でした。
あとはもずく酢と茶碗蒸しもいただきましたよ。
ごちそうさまでした。

串揚げ 千金丹 グルメ・レストラン

対馬2日目、朝から絶景を観に烏帽子岳展望所へ。
ここも離合が難しい狭い道を登ってきます。
展望所手前に6,7台ほどの駐車場があります。

烏帽子岳展望所 公園・植物園

駐車場から見えるこちらの展望所入口から120m、ひたすら階段を上っていきます。
日頃の運動不足を痛感します（汗

烏帽子岳展望所 公園・植物園

展望台が見えてきました。
ここは対馬に来たことのある方が皆さんお勧めする絶景スポットらしいです。

烏帽子岳展望所 公園・植物園

おおっ、360度大パノラマが広がってますねぇ。
朝鮮海峡や対馬海峡も見渡せます。

烏帽子岳展望所 公園・植物園

無数の島や複雑な入り江が典型的なリアス式海岸です。
早朝とかに霧が立ち込めたりすると幻想的なんだろうなぁ。

烏帽子岳展望所 公園・植物園

ここで出会ったご夫婦は日本人でした（苦笑
そのぐらい韓国からの観光客が戻ってきているんですね。

烏帽子岳展望所 公園・植物園

和多都美神社方面に目をやると赤い神話の里の大鳥居がはっきりとわかります。

烏帽子岳展望所 公園・植物園

さて2日目は島の北部を勢力的に周ります。
対馬は南北に80km以上あって、北海道・本州・四国・九州も島と捉え、択捉・国後を加えると日本で10番目に大きい島です。（wikipedia）
国道沿いにはヤマネコ注意の看板が。

こちらもヤマネコ注意の看板です。
なんかホッコリする絵です。
島内は至る所にハングルでの記述があるのですが、ちなみにこれにはハングルはないんですね。

島のかなり北部にある対馬野生生物保護センターに来ました。
こちらのお目当てはツシマヤマネコです。事前に開館スケジュールを確認しておくと良いですね。

対馬野生生物保護センター 動物園・水族館

センター前には 5台ほどが停められる駐車場があります。

対馬野生生物保護センター 動物園・水族館

こちらではツシマヤマネコをはじめ、絶滅が危惧される野生生物の生態や現状について学ぶことができます。
なんとツシマヤマネコは横浜の動物園でも見られるんですね。

対馬野生生物保護センター 動物園・水族館

この日は1匹のツシマヤマネコが公開されていました。
陽射しもあったのでのんびり日向ぼっこですね。

ちょっと遠いですが動画でもどうぞ
https://www.youtube.com/watch?v=iBTlCbxvjWs

対馬野生生物保護センター 動物園・水族館

野生生物保護センター脇に日本最北西端の看板が。
路地を進んで棹崎公園に入っていくとこちら、日本最北西端の碑。
ちなみに最北東端も調べてみたら知床岬らしいです。

棹崎公園 公園・植物園

こちらが岬の突端にある対馬棹尾埼燈台。
この後異国の見える丘展望台にも行くのですが、この日はここからも釜山が見えました。むしろここからの方が良く見えたかも（苦笑

棹崎公園 公園・植物園

で、対馬棹尾埼燈台前から観えた韓国がこちら。
アップロードした写真のままのサイズでみるとビル群まではっきり判ります。

iPhone15 Pro Max で 5倍で撮影してみました
https://www.youtube.com/watch?v=1HbXVBFAd3s

棹崎公園 公園・植物園

それはそうですよね、対馬のこの位置にきているので九州より圧倒的に韓国の方が近いです。

棹崎公園 公園・植物園

宣言どおり次は異国の見える丘公園にやってきました。
展望台の突き出した感じを写真に収めてこなかったのは少し後悔が残っています（苦笑

異国の見える丘展望台 名所・史跡

ここからも韓国が見えますね。
でもやっぱり棹崎公園の方が良かったかなぁ（笑

異国の見える丘展望台 名所・史跡

お昼はこちらでお蕎麦と決めていました。
お蕎麦って中国から対馬に伝わったのが最初なんですかね？

あがたの里 グルメ・レストラン

あなご天蕎麦にミニとんちゃん丼を追加しました。
お蕎麦はつなぎを一切使わない対州そば。とんちゃんは対馬のソウルフードで、甘辛い味噌だれで豚肉を焼いたもの。
どちらも美味しくいただきました。

あがたの里 グルメ・レストラン

あがたの先の道向かいにこんな公衆トイレがありました。
可愛いですね、観光客が写真を撮っていきました。

続いてやって来たのは韓国展望所。
年内は工事中というのは事前に調べていたのですが、外観だけでも見れないかなぁと思って来てしまいました。

韓国展望所 名所・史跡

案の定規制線が張られていて、ここまでしか近づくことが出来ませんでした。
なんとなく雰囲気だけ感じてきました（苦笑

韓国展望所 名所・史跡

韓国展望所からも歩けたみたいですが、近くにある豊砲台跡へ。
500mほど離れた場所に車を停めて坂道を歩いてきました。
ほぼ島の最北端ですかね。

豊砲台跡 名所・史跡

入口にあるこのボックスのボタンを押すと壕内の照明が 30分間点灯するので、中に入る前に必ず押してから入りましょう！

豊砲台跡 名所・史跡

壕はあまり広くないですし、照明が点いているので安心です（笑
砲具庫・巻揚機室などを見て廻ります。

豊砲台跡 名所・史跡

第2次大戦時に日本海側の都市に艦砲射撃による被害がなかったのは、対馬要塞の強力な火砲による威圧の効果が大きかったためらしいです。

豊砲台跡 名所・史跡

丸くえぐられた砲台跡につきました。
軍艦「赤城」の主砲（「長門」「土佐」という説もある）がこの砲台に据えられたらしいという説も。

豊砲台跡 名所・史跡

上を見上げるとこんな感じ。
豊砲台は、実践では一度も発射されることがなかったそうです。

動画でもご覧ください
https://www.youtube.com/watch?v=n6umb-U5f4U

豊砲台跡 名所・史跡

入口の場所から右手の土手の狭い道を回り込むように進むと砲台跡の上に出てきました。上から覗き込むとこんな感じ。

豊砲台跡 名所・史跡

さて2日目も陽が傾いてきたので比田勝にあるホテル方面に向かいます。
こちらはホテルのすぐ隣にある対馬ではメジャーな海水浴場です。
天気がいいと12月でもエメラルドグリーンの海を見ることができます。

三宇田海水浴場 ビーチ

2泊目のお宿も東横INN、今回は比田勝です。
離島に東横インが 2棟って凄いですね。もちろん宿泊客のほとんどは韓国からの観光客でした。

ホテル近隣のスポットを廻ってみます。
殿崎公園、日露友好の丘です。この辺りはトレッキングも楽しめるお散歩コースですね。

殿崎公園 公園・植物園

日露戦争時に対馬沖で交えた日本海海戦の記念碑になります。
個人的には早く友好的な関係を取り戻して欲しいと願っています。

日本海海戦記念碑 名所・史跡

比田勝港国際フェリーターミナル、韓国からの船が停泊していました。ターミナル内や周辺のお土産店は大混雑ですね。意外？にも羊羹や最中などの日本の和菓子が人気のようでした。

今夜のご飯は昨日レンタカー屋さんでお勧めしてもらった三楽寿司さんでいただきます。前日の予約でなんとか席を確保できました。車は比田勝駐車場が無料で利用出来ました。丁寧な下処理がしてあってめっちゃ美味しかったです。

三楽寿司 グルメ・レストラン

こちらでもとんちゃんをいただきました。
お肉が厚くて柔らかい。

三楽寿司 グルメ・レストラン

さて宿に戻って隣にある上対馬温泉「渚の湯」でお風呂に入ります。
写真は翌朝に撮ったので閉まっていますが、とてもいいお湯でした。

上対馬温泉「渚の湯」 温泉

対馬最終日の朝、対馬に残る在来馬の一種である対州馬がいるホテル前の厩舎を拝見させていただきました。

与那国馬よりもさらにひとまわり小振りですかね。
目がやさしく可愛いですね。

最終日のお昼ご飯は何としてもお目当ての穴子の刺身にありつくため、開店前から比田勝港近くの「すし処慎一」さんに並びました。さすが人気店...並んでいるのは我々以外は全員韓国からの観光客です（苦笑

すし処 慎一 グルメ・レストラン

なんとか最初のロットで入店できました。
こちらがランチメニュー。

すし処 慎一 グルメ・レストラン

迷わずお刺身定食。
オーダー前に穴子が含まれているか伺いました（汗
独特の甘みと歯ごたえがとても美味しかったですね。

すし処 慎一 グルメ・レストラン

レンタカーを返却する前に島南部のスーパーで買い物をして、空港まで送っていただきました。
早朝に船で対馬入りで2泊してからの夕方出発、丸々2日半遊び尽くしましたが、あまりに大きな島だったのでこのくらい時間が必要でした。

対馬空港 (対馬やまねこ空港) 空港

帰りはANAのプロペラ機で福岡に戻ります。
ボンバルディアはJGC修行でJALグループの機材には何度も乗りましたがANAは初です。

対馬空港 (対馬やまねこ空港) 空港

小雨が残る福岡空港まで帰ってきました。
バスでターミナルビルへの移動中！

福岡空港 空港

晩御飯は福岡空港内でラーメンと明太ご飯！
福岡に来たなぁ...っていうメニューで旅を締め括りました。

福岡空港 空港

この旅行記へのコメント （2）

• 外さん 2023/12/31 09:35:12

  しっかり指定・しっかり予約

  okamisさん、おはようございます。
  対馬、夜行フェリーの船旅、
  いいですね～、そして、
  ２等指定で貸し切りゲット！
  お店もしっかり予約して、
  「島」の過ごし方、サスガです。
  
  本年はお世話になりました。
  ４トラ友になれて感謝してます。
  来年もよろしくお願いします。

  okamisさん からの返信 2023/12/31 10:28:50

  Re: しっかり指定・しっかり予約

  外さん
  早速にご覧いただきありがとうございました。
  対馬は今年の8月に企画していたのですが台風の影響ですべてキャンセルし、何が何でも夏休みにどこかへ行くぞ！と出掛けたのが初島日帰り旅でした（汗
  今回はリベンジを果たすことができ、夜行で島に入ったので時間もたっぷり使うことができました。
  
  こちらこそ本年はたいへんお世話になりました。
  今後ともよろしくお願いいたします。
  外さんのように早く海外旅行も復活させたいです...