東京から雪の秋田へ 12時間超の鈍行旅。。(前編)

2022/03/04 - 2022/03/06

青春18きっぷを使って行く日本海の車窓が見たくて。。しかし現実、東京から秋田は遠かった...！

東京に前泊し高崎線の始発に乗り一路日本海へ。高崎線、上越線、信越本線で新潟へ。さらに白新線、羽越本線で一泊目の由利本荘界隈に。

今旅は鉄印帳授受も兼ね、由利高原鉄道と秋田内陸縦貫鉄道、IGRへも乗車。道中おいしいもんをいただきながら周遊してきました。


【一日目】
上野ー高崎ー水上ー長岡ー新潟ー村上☆昼食
村上ー酒田ー羽後岩谷☆宿泊

(高崎線、上越線、信越本線、白新線、羽越本線)

【二日目】
羽後岩谷ー羽後本荘ー矢島☆朝食、鉄印授受
矢島ー羽後本荘ー秋田☆昼食
秋田ー角館ー阿仁合☆鉄印授受
阿仁合ー鷹巣ー大館☆夕食、宿泊

(羽越本線、由利高原鉄道、秋田新幹線、秋田内陸縦貫鉄道、奥羽本線)


【三日目】
大館ー青山☆鉄印授受
青山ー盛岡☆昼食
盛岡ー一ノ関ー小牛田ー仙台ー福島☆夕食
福島ー新白河ー黒磯ー宇都宮ー上野ー東京ー

(IGR、東北本線、山手線)

エリア 秋田

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

行きは上越線・羽越線経由を通る日本海ルートで！

しかしながら我が故郷、千葉県からだと高崎線の始発には間に合いません。。
したがって東京に前泊し今旅に挑みます。

というわけで、朝５時の上野から。
そして早速グリーン車に課金してしまいました笑
長い旅路に備えるために...

上野駅 駅

車窓は平野から徐々に山に近づいてきます。

埼玉県内は当然ながら積雪はなし。

高崎からは上越線水上行に乗り換え。
４両ロングシートで新前橋から通学者で混んできました。

高崎駅 駅

上越線は水上の手前、上牧から銀世界へ変貌し水上では結構な積雪量に。

ここから上越の国境を超えます。

水上駅 駅

国境の長いトンネルを抜けると、そこは吹雪の世界だった。

やはり次元が違います笑

レンガ造りの毛渡沢橋梁を渡ります。

わぁー

わぁー
やっぱり積雪のレベルが違う！

越後中里駅 駅

雪のすごさに見とれてるうちに長岡へ。

次に乗る電車は115系が充当されてました！

長岡駅 駅

115系の快速新潟行！

爆走する音がたまりませんでした！

新潟に到着したのが11時半。
そこから白新線・羽越線の村上行に乗車します。
車窓の冠雪した山々がきれいでした。


本当は新潟駅で買い出しをする予定でしたが、駅工事の影響で軽く迷子になってしまいました笑　
なので列車に乗ることを優先に(←重要)

村上には12：57到着。
次の列車まで約1時間あるのでこの料理屋で昼休憩とします。
雰囲気がいいですね。

味作 グルメ・レストラン

メニューはおまかせ定食しか出してないとのことでそれを注文。

味作 グルメ・レストラン

出てきた料理は大当たりだった。
米も最高、そして名前はわからないが鮭の小皿は絶品だった。
白米が足りないぐらいのおかずばかりでした。

味作 グルメ・レストラン

そして入店からずっと気になっていた、至る所にある平野歩夢選手のグッツに写真…

会計の際に大将から教えていただきましたが、平野選手のお父様と大将は同級生同士で、平野選手もこのお店にもよくお越しになるとのこと。


すごいお店でした。金メダル！

味作 グルメ・レストラン

と、いう平野歩夢選手の故郷村上でした。
そして私は村上を後に羽越線の旅を続けます。

新潟で買い出しをできなかった分、駅のnewdaysで買い込み次の列車に挑みます。

村上駅 駅

この先からはより海岸線に近い場所を走る区間になります。

特急では何度か通ったことのある区間ですが、普通列車で通るのはこれが初めて。

ゆっくりこの車窓を堪能するのが一番の楽しみにしてました。

村上のnewdaysではご覧のものを調達しました♪

ちなみに列車は２両、青春１８きっぷのシーズンといえどもそこまで人は乗っていません。

早速いい景色。

ワンカップと日本海。
絵になりますね～

海に近い越後寒川。

越後寒川駅 駅

どこを見ても日本海。

府屋で少し停車時間があったので。

府屋駅 駅

新潟を抜け山形県は酒田に到着。
一日目の行程もラストスパート。

酒田駅 駅

夕暮れになってきました。

庄内平野は少し内陸側を通りますが、平野からの夕日がまた美しい。

あぁ、この車窓はいつ見てもきれい。。

701のロングシートから映る車窓も、この景色ばかりは最高に映えます。

17：41　羽後本荘の次駅、羽後岩谷の到着をもって一日目の移動は終了。

この日の宿泊地は駅直結の「ぽぽろっこ」という所で。


ちなみに由利本荘の宿泊地選定はかなり難しかったです。。
羽後本荘駅周辺にこれといった良い宿泊地がなく、一駅隣の地で泊まる運びと致しました。
温泉施設も併設されているリーズナブルな宿泊施設といったところでしょうか。

羽後岩谷駅 駅

夕食は併設されているレストランで頂きました。
由利牛のハンバーグ。なかなかジューシーでした。

これにて一日目は終了！

はーとぽーと大内　ぽぽろっこ 宿・ホテル

二日目。

泊まった部屋はトレインビューでした。

はーとぽーと大内　ぽぽろっこ 宿・ホテル

二日目は青春１８きっぷを使いません。

まずは羽後岩谷7：32発酒田行で羽後本荘まで戻ります。

羽後岩谷駅 駅

羽後本荘からは初乗車となる由利高原鉄道を乗り鉄します！

由利高原鉄道 乗り物

土曜朝ということもありガラガラです。

車内は机つきのボックスシート。
乗り鉄の民としてはうれしい造りです。

由利高原鉄道 乗り物

銀世界を望める丘を走行中。

鳥海山も見渡せました！

由利高原鉄道 乗り物

吉沢駅。

旅情を誘う駅ですね。

吉沢駅 駅

終点の矢島に到着～。

矢島駅 駅

折り返し列車まで時間があるので駅前の食堂で朝食をとります。
朝早くから営業している模様で私としてはありがたかったです。

多賀部食堂 グルメ・レストラン

朝9時前なのに、、かつ丼！笑
味が染みてて美味しかったです。

多賀部食堂 グルメ・レストラン

駅へ戻り、帰りのきっぷの購入と共に鉄印を授かりました。


この鉄印は授かった中で一番美しい分類に入りるかと。。
というのも矢島駅売店のまつ子さん、という方の直筆で、実に気さくなお方でした。
どこから来たのか～とか、よくここまで来たね～とか、冗談を言ったりなど、いろんなお話をさせていただきました。
桜のお茶も頂きました。美味しいのはもちろん、本当に温まりました。。

矢島駅 駅

そうこうしているうちに出発時間ギリギリになってしまいました。

乗ったのは「おひなっ子列車」。
期間限定の運行ですが普通運賃のみで乗車が可能です。

車内。装飾がされています。アテンダントも乗車しています。

由利高原鉄道 乗り物

すると、ホームで先ほどのまつ子さんがわざわざお見送りに！

わざわざ「船橋からありがとう」と書いたプラカードを。。
来て良かったわ。。間違いなく。

矢島駅を後に。名残惜しい。

ちなみに矢島駅の掲示板に、
「線路の向こうにおもいでがある」と。

確かに。

ちなみに今の私は、
「線路を振り返ると思い出がいっぱい」でしょうかね。


後編へつづく。

矢島駅 駅