木彫りの熊と灯台を見にきたのか？！それとも仕事か？！(せたな出張2022)

2022/02/14 - 2022/02/14

最近、木彫りの熊が気になって仕方がない。某雑誌であれを知ってからだ。
従来のお土産などでよく見る毛並みのある熊の木彫り「毛彫り」に対し、抽象的で研ぎ澄ました少ないラインで熊を表現する「面彫り」。
これがとてつもなくカッコいい。
こんなの40数年北海道で暮らしていて全然知らなかった。
仕事はせたな町で一泊ですが、行きも帰りも八雲町で熊を。


じゃあ、

ゴー！

エリア 八雲・乙部(北海道)

昼過ぎに札幌を出発し、高速で約3時間。
まずは八雲駅の真前、軽食&喫茶ホーラクさんにお邪魔します。

ホーラク グルメ・レストラン

あずきパフェを頂きます。フルーツもたっぷり。
懐かしい感じもしてうまい！
ところでここに来た理由は？

なんと！店内は熊の木彫りでいっぱい！

有名作家さんの、ここでしか見られない作品たちがズラリ！

これかっこいいなー！と眺めていると、
マスターが引間二郎さんという作家の作品だと教えてくれました。
マスターは、有名作家柴崎重行さんの息子さん、作家の小林秀雄さんと3人で、八雲町の熊の木彫りを広める活動をされているそうで、いろいろ気さくに教えて頂きました。

その柴崎さんの作品が並びます。、

小熊さんという作家さん(うってつけのお名前ですね。)が彫ったとっても小さい熊の木彫りを購入しました。
かわいい！

ホーラクさんを後に、八雲神社を参拝します。

北海道では唯一の、熱田神宮の分社です。

歴史を感じる、立派な拝殿でした。
これで八雲を後にし、宿のあるせたな町大成区に向かいます。

ちょっとだけ寄り道して、小歌岬灯台を。

そして本日の宿、国民宿舎あわび山荘へ到着。

国民宿舎　あわび山荘 宿・ホテル

ロビーに亀の池が。
そういえば本日の宿泊客は私一人。

古いなー。レトロではなく、古いなー。

お部屋。古いです。

秘湯と言われるお風呂へ。

大浴場も古いですが、露天風呂はなかなか。

楽しみにしていた夕食です。
部屋食ですが、片付けの関係からか向かいの部屋に用意されています。

その名を冠する、あわびの刺身。

鍋はきのこと鶏肉の汁でした。
そしておやすみなさい。

すごく早く出発し、仕事の前にポンモシリ岬灯台へ。
どうしても近づく道がわかりません。
車も停められないし。

裏側へ廻ってみましたがやっぱりダメ。
雪が積もる季節は近づけないのかもしれません。

この地区で有名な奇岩、親子熊岩。本当に親子の熊に見えます。

親子熊岩 名所・史跡

そうだったのか。
しかし今回の旅はすっかり熊づいています。

道の駅で休憩。トイレ以外開いていません。

道の駅 てっくいランド大成 道の駅

そして灯台。久遠港島防波堤西灯台。
このあと瀬棚区まで移動して無事に仕事を終わらせました。

すぐさままた八雲まで移動。
木彫り熊資料館にやってきました。
そうです。昨日は月曜で休館日の為、2日連続で八雲による羽目になったのです。

八雲町木彫り熊資料館 美術館・博物館

木彫り熊資料館は、八雲町博物館の一画を仕切って作られています。

うわー、夢の！

すごい点数。年代ごと、作家ごとにわかりやすく展示され、とても見応えがあります。

こちらがお馴染みの「毛彫り」。

こちらがいま私を魅了する、「面彫り」。

柴崎重行さんの作品。はつり彫りという技法の創設者です。

うーん。かっこいい。

毛彫りと面彫りのマスク。

これもかわいいなー。
うーん、満足。
また来たいです。
これから札幌に帰りまーす。

と思ったけど、最後の仕上げに八雲港東防波堤灯台を。

高速の途中で休みつつ。
木彫り熊、面白かった。
興味のある方は是非。

ではでは。

道央自動車道有珠山サービスエリア展望台 道の駅