2021/10/25 - 2021/10/26
32位(同エリア489件中)
万歩計さん
2021年10月25日~26日 曇り、雨
「ガツンとくる温泉」「クセになるお湯、クセになる宿」「ルーブル級」、温泉マニアはいろんな表現でこの宿を賞賛している。4種類の源泉を使った5つ(男女合わせて7つ)の風呂があり、特に看板の「黒湯」は熱めで暗緑色、タイヤを燃やしたようなコールタール臭が鼻腔を刺激する。
これらの個性あるお湯を際立たせているのが器である木造の建物。「古い」というより「ボロ」と言ったが近いかもしれない。あちこちの壁は剥がれたり染みが浮いたり、浴室とそこへの通路はあくまで長くて薄暗い。夜に一人で風呂に行ったら薄気味悪さを感じる人がいるかもしれない。しかしこの雰囲気が個性ある温泉を引き立てているのは事実。
東鳴子温泉は湯治向けの小さな宿が多く、町並みは昔ながらの雰囲気が漂っている。その中でも高友旅館の建物と温泉はどことも異なり、一頭抜きんでていた。しかし湯治宿として賑わった旅館も、今は少数の温泉マニアに支えられているといった感じ。こんな宿なので好みは分かれるだろうが、万歩計は鳴子温泉に来たら迷わずこの宿に泊まる。何時までも今のスタイルを守って頑張ってください。
【旅程】
10/21 神戸空港→花街空港→大沢温泉・湯治屋(泊)
10/22 大沢温泉・湯治屋→山の駅「昭和の学校」→鉛温泉藤三旅館(立寄り湯)→夏油温泉・湯元夏油(泊)
10/23 夏油温泉・湯元夏油→猊鼻渓→平泉(中尊寺、毛越寺、達谷窟毘沙門堂、厳美渓)→温湯温泉・佐藤旅館(泊)
10/24 温湯温泉・佐藤旅館→大湯温泉・安部旅館(立寄り湯)→小安峡→泥湯温泉(湯巡り)→河原毛地獄→瀬見温泉・喜至楼(泊)
★10/25 瀬見温泉→中山平温泉(湯巡り)→鳴子峡、尿前の関→東鳴子温泉(湯巡り)→東鳴子温泉・高友旅館(泊)
★10/26 東鳴子温泉・高友旅館→重伝建「金ヶ崎町城内諏訪小路」→花巻空港→伊丹空港
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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14:50 東鳴子温泉高友旅館に到着。温泉マニアには知られた宿です。
東鳴子温泉 黒湯の高友旅館 宿・ホテル
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しかし遠くから玄関の貼紙を見た時は、「あれ、廃業か?」と思ったほど(翌朝の撮影)。
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鳴子温泉郷唯一の天然ラジウム泉「黒湯」を始め、4本の個性的な源泉が自慢。
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玄関の引き戸をガラガラ。「こんにちわー、予約している万歩計でーす。」
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豪華や格式とは真逆ですが、懐かしさが溢れています。
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下駄箱に靴を入れ、
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磨き上げられた床に上がり、
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帳場でチェックイン。旅館部は満室だったので、自炊部を予約しています。
東鳴子温泉 黒湯の高友旅館 宿・ホテル
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案内されたのは自炊棟は鉄筋3階建の「52年館」。昭和52年に増築した建物です。
「あちこち不便かもしれませんが、昔の雰囲気をそのまま残すため、手直しは必要最小限にしています」、とも言われてました。 -
部屋は6畳和室。壁の古いシミに歴史を感じます。
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小さな卓袱台にテレビと暖房機、押し入れに布団が一組。
東鳴子温泉 黒湯の高友旅館 宿・ホテル
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しかし奥の板の間には、自炊用の小さなキッチンが付いてます。
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ガス台は長く使った形跡がなく錆びだらけ。
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流しの下には博物館級の「羽釜」。これで炊いたご飯を食べた経験のある人は、よほどの年配者。
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食器は一通りそろっています。
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反対側には洗面台と冷蔵庫、ここなら2~3日間ゆるりと湯治したいな。
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15:00 立寄り湯の時間を考えて、タオルとカメラを持って東鳴子温泉の湯巡りへ。
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途中で館内をチェック。狭いスペースに自炊客用の洗濯機と乾燥機。
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緑のドアの奥が自炊棟、手前が旅籠棟です。
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旅籠棟の湯上り処
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名湯「黒湯」へはここから。
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以前はかなり大きな湯治宿だったようですが、
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現在は部屋に布団が積まれるなど、部屋の多くは使われていないようです。
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イチオシ
迷路じみた入り組んだ館内を回るのは大好き。
東鳴子温泉 黒湯の高友旅館 宿・ホテル
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このレトロ感溢れる意匠から想像すると、建物は大正か昭和初期の建築か?
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ぐるっと回ると、
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舞台付きの大広間。古い旅館には必ずあったが、最近は社員旅行などが敬遠される時代。
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廊下には剥製や彫物などが並んでいました。
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玄関から外へ。
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イチオシ
水平線を強調した外観は、古さも相まって風格があります。
これから東鳴子温泉街の湯巡りに行ってきます。
湯巡り旅行記はここ→ https://4travel.jp/travelogue/11734955東鳴子温泉 黒湯の高友旅館 宿・ホテル
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3時間余りの湯巡りから戻ると周囲は真っ暗闇。物音ひとつしません。
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部屋の明かりを点けると足元で何やらゴソゴソ(ゴキブリでなくコウロギです)。これも湯治の風情です。
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現在18:50。19時から21時は黒湯は女性専用になり、代わりに女性用温泉「ラムネ風呂」を使えます。
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ということで「ラムネ風呂」へ。
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女性専用なので、他の浴室に比べ小綺麗。
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ナトリウム-炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉。源泉温度49.3℃、湧出量29.1㍑/分。
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今日10湯目は、「高友旅館 ラムネ風呂」。
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お湯はやや茶色かかった透明で油臭。ラムネという割には炭酸の気泡は付かなかった。
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次は暗い通路の先にある「ひょうたん風呂」へ。
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ここも先客なし。
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源泉はラムネ風呂と同じ。
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名前の通りひょうたん型の湯船。
東鳴子温泉 黒湯の高友旅館 宿・ホテル
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イチオシ
このような鄙びた温泉は、昼間よりも夜の暗さのほうがいい。
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緑色の付着物は温泉成分の結晶だろう。
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今日11湯目は、「高友旅館 ひょうたん風呂」。
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黒湯が使えるまで時間があるので、のんびり独り風呂を満喫しました。
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次は家族風呂の「もみじ風呂」。熱いので入る前にうめるように言われています。
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ドアを開けると、おぉ!
「昔の雰囲気を残すため、手入れは最小不可欠にしてる」、とはこの事か。 -
「昔からボロだったのか!」とツッコミが入りそうですが、何でも現代風に変えるより、このほうが好きです。
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ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉。源泉温度74.6℃、湧出量は222.8㍑/分と湯量豊富。
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イチオシ
石造りの湯船。浴室の狭さ、薄暗さ、脱衣場を含めた寂れ方は、この後の黒湯の次に雰囲気がありました。
東鳴子温泉 黒湯の高友旅館 宿・ホテル
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しかし熱い。水でうめる間脱衣場で待機していると、このボロさが何だか愛おしく。
なお宿の名誉のために一言付け加えますが、トイレは綺麗にリニューアルされウォシュレットが置かれていました。 -
今日12湯目は、「高友旅館 もみじ風呂」。
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そろりと入ると足元から湯の花。
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湧出量が多いためかすぐ熱くなり、長湯は出来ません。
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12湯を巡ってさすがに上気気味。
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缶チューハイを飲みながら暫し休憩。
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21時を過ぎたので、最後に宿の看板「黒湯」へ。
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建物は古いが、
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細かいところにさりげない気配りがあります。
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階段を下りていくと、
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「お湯は黒色でごみのように見えますが、決して不潔ではありません。薬湯です。」
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黒湯に入って効いた人のお礼の手紙。
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イチオシ
入口も「もみじ風呂」ほどではないがインパクトがあります。
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黒湯は混浴ですが女性が入るのはほぼ無理。横に女性専用風呂もありますがとても狭いので、夜の2時間は女性に開放されます。
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人気の湯なので昼間は日帰り入浴客が多いが、この時間帯は誰もいません。
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含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉
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湯気が充満した浴室内に不思議な形をした石の湯船。ここに暗緑色の源泉が掛け流されています。
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イチオシ
ここは他の浴槽で感じたコールタール臭に加えて硫黄臭も。これが鼻腔を強く刺激します。
東鳴子温泉 黒湯の高友旅館 宿・ホテル
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薄暗い灯りの中、黒い板張りに石の浴槽が秘湯ムード。
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いいね!
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いいね!いいね!
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今日13湯目は、「高友旅館 黒湯」。近くで見ると透明感あり。
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この色、この臭い。「ガツン」とくる力強さ。
宿のHPにも「温泉の威力を感じてください」と書いてあります。 -
何時までも入っていたいが、脱衣場の注意書きを思い出して、
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向こうに見える「プール風呂」へ移動。
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3段ほど石段を上った場所に。
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イチオシ
5人くらい入れそうな石の湯船。ま、プールと呼べないこともないか。
東鳴子温泉 黒湯の高友旅館 宿・ホテル
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こちらのお湯は透明だが、温泉成分の結晶付着は凄い
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今日14湯目は、「高友旅館 プール風呂」。
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プール風呂から黒湯を見下ろすと、お湯の色の違いが分かります。温泉三昧の一日が終わりました。
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翌朝、窓を開けると外は雨。
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イチオシ
早速黒湯に行くと週に一度の掃除の準備中。
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湯気が抜けて写真撮影には好条件だが、独特の雰囲気は出ていない。
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黒湯
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黒湯
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お湯が抜かれたプール風呂
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プール風呂
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結局朝風呂はひょうたん風呂で。
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朝食は昨夜買ったパンと、持参のインスタトコーヒー&みそ汁で。
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今日は遅めのチェックアウト。
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ルーブル級の建物に泊り、個性的な温泉5つをはしごして、料金は田舎町のビジネスホテル並み。
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最後に建物を外からもう一度眺めます。
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イチオシ
玄関に面したこの建物だけが旅館部に使われている様子。
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HPによればペット同宿も可能だとか。
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広い敷地に使われてない建物が幾つも。湯治が盛んだった時代が偲ばれます。
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イチオシ
ここに泊った温泉好きは、皆さん「クセになるなる湯、クセになるなる宿」と感想を述べられています。
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万歩計も次に鳴子温泉に来たら、迷わずこの宿に泊まります。何時までも今のスタイルで頑張ってください。
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この旅行記へのコメント (5)
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- ちーちゃんさん 2022/10/17 21:37:23
- いよいよ!高友旅館(*゚▽゚*)
- こんばんは(*^▽^*)
旅も終盤になって来たのでしょうか。
温泉を堪能出来ていて、羨ましいです。
高友旅館での1泊、興味津々で見させて頂きました。
外は古びていて、その姿は玄人向き。
でも玄関を開けると、凄く綺麗にお掃除されてますよね。
必要最低限のお直しが、今回の旅行記で納得です。
ただ、私達の入ったもみじ風呂が1番凄かったんですね!
ラムネから入っておけば、免疫ができたかも(^_^;)
温泉マニア垂涎の高友旅館。
本当に、温泉を愛する人の温泉ですね!
- 万歩計さん からの返信 2022/10/18 22:41:28
- Re: いよいよ!高友旅館(*゚▽゚*)
- ちーちゃんさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
レトロ趣味が昂じて廃墟趣味がかってきている万歩計にとっても、高友旅館はかなりのインパクトでした。ここは個性的なお湯と廃墟がかった建物がお互いの価値を高めています。
しかし上には上がいる。先日栃木の秘湯を回ってきましたが、那須湯元温泉にある雲海閣はほぼ廃墟に近い現役旅館でした。
こんな秘湯、珍宿を紹介してくれるのが4トラベラーのタブラオさん。私の秘湯行も多くはタブラオさんの後追いです。
タブラオさんの旅行記 →https://4travel.jp/travelogue/11592026
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- チャムンパスさん 2022/10/17 08:04:30
- 『ボロさ』も付加価値の一つ
- 万歩計さん、こんにちは。
高友旅館さんの旅行記、拝見させていただきました。
若い女性の方には敬遠されそうですが、万歩計さんをはじめこの雰囲気と良質の温泉を目当てに訪れる宿泊客の方がおられるのも頷けますね。
湯治文化が根付いた東北圏には湯治宿があちこちにありますが、高友旅館さんの客室の多くが物置化しているのは、湯治目的の宿泊客が一昔前よりも減っているのかもしれません(必ずしもコロナ禍の影響だけではないようです)
古き良き湯治文化を継承するため、これからも末永く続けていただきたいものです。
チャムンパス
- 万歩計さん からの返信 2022/10/17 09:37:40
- Re: 『ボロさ』も付加価値の一つ
- チャムンパスさん、おはようございます。何時もコメントを頂き有難うございます。
私が泊った自炊棟は鉄筋3階建の「52年館」。昭和52年に増築した建物でした。かなりの部屋数があり、当時は旺盛な需要があったと思われます。
2年ほど前からNHKで「新日本紀行」という番組が50年ぶりに復刻放送されています。その中で「こけしの詩」というタイトルで昭和40年代末の鳴子温泉の様子が紹介されました。そこで「農民の家」という一大湯治旅館が出てきました。まさに湯治の本質を突いたネーミングで、農繁期を終えた農家の方々が家財道具一式を携えて集い、骨を休め、賑やかに語らい、来年の英気を養う様子が出てきました。当時は何時もおじいちゃんおばあちゃん達がバスで連なってやってきて、集客には問題がなかったようです。
この農民の家も随分昔に倒産したようですが、最近復活の動きがあることをネットで知りました。
古き良き湯治文化の継承や復活。温泉ファンとして願わずにはいられません。
万歩計
- チャムンパスさん からの返信 2022/10/17 12:02:48
- Re: 『ボロさ』も付加価値の一つ
- 万歩計さん、こんにちは。
早々にお返事いただきありがとうございます。
過去数十年の間に世代交代による価値観の変動で、農村部の生活スタイルも大きく様変わりしたのですね。
時代の移り変わりを感じました。
大変参考になりました。ありがとうございました。
チャムンパス
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