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 Fisterra_Muxia5 最後の地ムシア Muxia<br /><br /> 8/1 Fisterraの公営アルベルゲ。5月13日に自宅を出発してとうとう8月になった。巡礼もいよいよ大詰め。今日は巡礼最期の地Muxiaまで29キロを歩く。多くの人はサンチャゴに到着してから地の果てと噂のフィステラにやって来て巡礼を完結するが、私はやっぱりムシアの方が巡礼最後の地に相応しいと思っているので毎回ムシアまで歩いて完結としている。フィステラは観光地すぎて巡礼最後の地としては余りに賑やか。それに対してムシアは人が少なく町も落ち着いていて静か。それに、スペイン宣教に悩んでいたヤコブ(サンチャゴ)を励ましにマリア様が石の船でやって来たと言う伝説のある聖地でもあるので、巡礼最後の地と呼ぶに相応しい気がする。

歩く歩く歩く 2019 フィステラ・ムシアの道2

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2019/05/13 - 2019/08/10

56位(同エリア443件中)

旅行記グループ 歩く歩く歩く 2019

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おく

おくさん

Fisterra_Muxia5 最後の地ムシア Muxia

8/1 Fisterraの公営アルベルゲ。5月13日に自宅を出発してとうとう8月になった。巡礼もいよいよ大詰め。今日は巡礼最期の地Muxiaまで29キロを歩く。多くの人はサンチャゴに到着してから地の果てと噂のフィステラにやって来て巡礼を完結するが、私はやっぱりムシアの方が巡礼最後の地に相応しいと思っているので毎回ムシアまで歩いて完結としている。フィステラは観光地すぎて巡礼最後の地としては余りに賑やか。それに対してムシアは人が少なく町も落ち着いていて静か。それに、スペイン宣教に悩んでいたヤコブ(サンチャゴ)を励ましにマリア様が石の船でやって来たと言う伝説のある聖地でもあるので、巡礼最後の地と呼ぶに相応しい気がする。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
徒歩
航空会社
カタール航空
旅行の手配内容
個別手配

PR

  •  ベッドルームの何人かはムシアに行くような気がするけど、みんなぐっすり寝ていてそんな気配は感じられない。ベッドルームからバックパックを抱えて少し明るい部屋の外でパッキングをすることに。そこには床にべったり座り込んで出発準備を始めている婆ちゃんが居たのでちょっと嬉しい。婆ちゃんに見えるがきっと私とどっこいか年下な気がする。欧米人は往々にして早く大人の顔になるが比例してふけるのが早い。逆に日本人はこっちではみんな10歳以上若く見える。欧米の人と比べてどっちがいいんだろう?小さな声でムシアかと聞いたらそのようだ。見た感じスペイン人かな?6時45、真っ暗な中をでっぱつ。

     ベッドルームの何人かはムシアに行くような気がするけど、みんなぐっすり寝ていてそんな気配は感じられない。ベッドルームからバックパックを抱えて少し明るい部屋の外でパッキングをすることに。そこには床にべったり座り込んで出発準備を始めている婆ちゃんが居たのでちょっと嬉しい。婆ちゃんに見えるがきっと私とどっこいか年下な気がする。欧米人は往々にして早く大人の顔になるが比例してふけるのが早い。逆に日本人はこっちではみんな10歳以上若く見える。欧米の人と比べてどっちがいいんだろう?小さな声でムシアかと聞いたらそのようだ。見た感じスペイン人かな?6時45、真っ暗な中をでっぱつ。

  •  フィステラの町外れでムシアへの三叉路を越えて歩いていくと暗闇の向こうからさっきの婆ちゃんが戻って来た。この先には何もなさそうなのでカフェしに戻ってきたそうだ。しゃれたことするんだな。でもこんな夜明け前で開いてるバルがあるのかな?婆ちゃんを後に暗闇の中を歩くこと暫し、何とも見覚えのない町はずれに出る。うーん、これどっちに行けばいいんだろうな感じだ。それでもここは半島には違いないのでもし間違って変な方向に行ったとしても着き当たった先は海なのでとんでもない方向に行ってしまわないだろう。それを頼りに見覚えのない道を突き進む。

     フィステラの町外れでムシアへの三叉路を越えて歩いていくと暗闇の向こうからさっきの婆ちゃんが戻って来た。この先には何もなさそうなのでカフェしに戻ってきたそうだ。しゃれたことするんだな。でもこんな夜明け前で開いてるバルがあるのかな?婆ちゃんを後に暗闇の中を歩くこと暫し、何とも見覚えのない町はずれに出る。うーん、これどっちに行けばいいんだろうな感じだ。それでもここは半島には違いないのでもし間違って変な方向に行ったとしても着き当たった先は海なのでとんでもない方向に行ってしまわないだろう。それを頼りに見覚えのない道を突き進む。

  •  でもやっぱこの道は違うようで知らない村落に入ってきた。タブレットを出して位置を確認すると、数百メートル向こうに見えている真っ直ぐな道がどうやら巡礼路らしいので次の角で右に曲がる。やっぱりそうだった、こっちの道に矢印を発見する。迷ったと言っても今回は15分くらいだろう、想定内ってところだ。ちょうどそこへムシアへ向かう巡礼者が歩いてきた。

     でもやっぱこの道は違うようで知らない村落に入ってきた。タブレットを出して位置を確認すると、数百メートル向こうに見えている真っ直ぐな道がどうやら巡礼路らしいので次の角で右に曲がる。やっぱりそうだった、こっちの道に矢印を発見する。迷ったと言っても今回は15分くらいだろう、想定内ってところだ。ちょうどそこへムシアへ向かう巡礼者が歩いてきた。

  •  前方に煙が上がっているのが見えてきた。あれ、こんなところで山火事かな?近づいていくと地元の消防団みたいな人たちがシャベルで土を掛けて消火中だった。消防車じゃなくてプロテクション何とかと書かれたガリシア州で見かける車でやって来ているので本物の消防士とは違うようだ。まだボヤ程度の状態だけど、なんとものんびりした火消し風景だ。そんなので大丈夫かよ、風でも吹いたら一気に燃え広がるんじゃないの?少し行くと消火済みで炭化した場所があったり煙が立っていたりするところが複数あった。

     前方に煙が上がっているのが見えてきた。あれ、こんなところで山火事かな?近づいていくと地元の消防団みたいな人たちがシャベルで土を掛けて消火中だった。消防車じゃなくてプロテクション何とかと書かれたガリシア州で見かける車でやって来ているので本物の消防士とは違うようだ。まだボヤ程度の状態だけど、なんとものんびりした火消し風景だ。そんなので大丈夫かよ、風でも吹いたら一気に燃え広がるんじゃないの?少し行くと消火済みで炭化した場所があったり煙が立っていたりするところが複数あった。

  •  次は煙が立ちこめ火がチョロチョロと燃えていた。え、なんで!?また少し行くと炎が燃え盛って火勢が強い。火はゆっくりと森の奥の方まで伸びている、大丈夫かなー、シャベルの人たちはこっちまで燃えているのを知ってるのかな。この道沿いだけ数箇所も火事になっているのは原因がある筈だろけど火事に詳しくないので(当たり前)想像もできない。農家のトラクターがやって来たので「これ!」と指差すも、いつもの事なのか「それが?」な感じで大して驚きもせずに通り過ぎてしまった。

     次は煙が立ちこめ火がチョロチョロと燃えていた。え、なんで!?また少し行くと炎が燃え盛って火勢が強い。火はゆっくりと森の奥の方まで伸びている、大丈夫かなー、シャベルの人たちはこっちまで燃えているのを知ってるのかな。この道沿いだけ数箇所も火事になっているのは原因がある筈だろけど火事に詳しくないので(当たり前)想像もできない。農家のトラクターがやって来たので「これ!」と指差すも、いつもの事なのか「それが?」な感じで大して驚きもせずに通り過ぎてしまった。

  •  山肌に開けられた穴に十字架があって、写真も供えてあった。何度も同じ道を歩いている筈だが、これは初めて見た。昨年か今年にでもここで亡くなった人がいたんだろうか。こういうのは心が痛む。立ち止まって写真を撮り、会ったこともない人に思いを少しだけ馳せる。それが少しばかり供養になる気がするので、いつもそうしている。

     山肌に開けられた穴に十字架があって、写真も供えてあった。何度も同じ道を歩いている筈だが、これは初めて見た。昨年か今年にでもここで亡くなった人がいたんだろうか。こういうのは心が痛む。立ち止まって写真を撮り、会ったこともない人に思いを少しだけ馳せる。それが少しばかり供養になる気がするので、いつもそうしている。

  •  先には製材所があって、毎回そこのバカ犬が憎らしく吠え掛かっていた。鎖に繋がれているからいいが、大きなジャーマンシャパードなので鎖が切れたらと思うと怖い。あれ?いるにはいるが今日は大人しいな。犬も年寄りになったってことか。と思って安心していたら若いシェパードが別の方から吠え出した。ちゃんと跡継ぎが用意されてたようだ。残念。<br /><br /> しばらく歩いた三叉路には朝会ったばっちゃんが地べたに座り込んで休んでいた。夜明け前に初めて会った時もそうだったし、地べたに座り込むのが好きなんかな。朝からもう3回目の顔合わせなのでニコニコと手を振ってくれている。こっちも手を振ってサッサと追い越して次へ向かう。立ち話くらいすれば良かったかな。<br /><br /> As Eirasの村に入ると巡礼路沿いに新しいバルが出来ていた。フィステラ・ムシア間でスタンプが貰えるのはこの村しかない。と言うことで、この村ではスタンプが貰いたかったので寄っていくことにする。コラカオと小腹が空いていたのでガラスケースの中のカステラを指差しで注文。隣のテーブルには男性巡礼が女の子と一生懸命なにやら話しているが私には見向きもしない。その感じが北の道で会った女に目がないイタリア兄ちゃんと良く似ていたので、この男も差し詰めイタリア男か。この村には昨年までは一軒だけバル兼アルベルゲがあり、そこは巡礼路から100mほど外れなので、ここにバルが出来たらあそこの店は客がぐっと減るだろなーと思った。私も過去には泊まったことがあるし、バルだけにも寄ったことがある。巡礼路沿いにこの商売がたきが出来たらあそこは潰れるんじゃなかろうか。

     先には製材所があって、毎回そこのバカ犬が憎らしく吠え掛かっていた。鎖に繋がれているからいいが、大きなジャーマンシャパードなので鎖が切れたらと思うと怖い。あれ?いるにはいるが今日は大人しいな。犬も年寄りになったってことか。と思って安心していたら若いシェパードが別の方から吠え出した。ちゃんと跡継ぎが用意されてたようだ。残念。

     しばらく歩いた三叉路には朝会ったばっちゃんが地べたに座り込んで休んでいた。夜明け前に初めて会った時もそうだったし、地べたに座り込むのが好きなんかな。朝からもう3回目の顔合わせなのでニコニコと手を振ってくれている。こっちも手を振ってサッサと追い越して次へ向かう。立ち話くらいすれば良かったかな。

     As Eirasの村に入ると巡礼路沿いに新しいバルが出来ていた。フィステラ・ムシア間でスタンプが貰えるのはこの村しかない。と言うことで、この村ではスタンプが貰いたかったので寄っていくことにする。コラカオと小腹が空いていたのでガラスケースの中のカステラを指差しで注文。隣のテーブルには男性巡礼が女の子と一生懸命なにやら話しているが私には見向きもしない。その感じが北の道で会った女に目がないイタリア兄ちゃんと良く似ていたので、この男も差し詰めイタリア男か。この村には昨年までは一軒だけバル兼アルベルゲがあり、そこは巡礼路から100mほど外れなので、ここにバルが出来たらあそこの店は客がぐっと減るだろなーと思った。私も過去には泊まったことがあるし、バルだけにも寄ったことがある。巡礼路沿いにこの商売がたきが出来たらあそこは潰れるんじゃなかろうか。

  •  歩き出すと先ほどの男もすぐ後ろを付いてきたが特に話しかけるでも挨拶するでもないようだ。やっぱりイタリア男か(偏見の塊)。そこへ向こうから二人の婦人がやって来た。あれ?この人はもしやと思っていると向こうから「ひゃーっ」と言いながら喜びを爆発させているので、やっぱり3日前のオルベイロアのアルベルゲで隣のベッドだった人で、「クロスするかもね」と言い合っていた婦人二人組だった。私も同じように歓声を上げながら近づいていく様子を追い越していく男がポカンと眺めているのが分かった。長身の女性はカップ麺を食べている所を写真に撮っていたので良く覚えている。良く分からない英語で再会を喜び合って互いのカメラで記念写真を撮り合う。「Good memory」とか言いながらバイバイ。一期一会の毎日だけど、こういうのは本当に心が潤う。<br />

     歩き出すと先ほどの男もすぐ後ろを付いてきたが特に話しかけるでも挨拶するでもないようだ。やっぱりイタリア男か(偏見の塊)。そこへ向こうから二人の婦人がやって来た。あれ?この人はもしやと思っていると向こうから「ひゃーっ」と言いながら喜びを爆発させているので、やっぱり3日前のオルベイロアのアルベルゲで隣のベッドだった人で、「クロスするかもね」と言い合っていた婦人二人組だった。私も同じように歓声を上げながら近づいていく様子を追い越していく男がポカンと眺めているのが分かった。長身の女性はカップ麺を食べている所を写真に撮っていたので良く覚えている。良く分からない英語で再会を喜び合って互いのカメラで記念写真を撮り合う。「Good memory」とか言いながらバイバイ。一期一会の毎日だけど、こういうのは本当に心が潤う。

  •  あまり特徴のない山道ばかりだけど、やっと知っている交差点が現れた。昨年はこの辺りは工事中だったので、完成したばかりでキラキラと光った道路がまぶしい。ここからムシアの町中へはあと2キロだ。足の指がチリチリし出しているがもう少しなので構わず歩き続ける。まだ何百キロも歩くのならマメが大きくならないようにすぐ傷バンを貼るのだが、もう長距離を歩くのは今日で最後なので少しくらい悪くなってもへっちゃらだ。<br /><br />  あれ?公営アルベルゲへはここを曲がるんじゃなかったかなと思われる角が現れるが、前はここにアルベルゲを示す「A」が矢印と共に黄色いペンキで描かれていたのに今回はないので違ったかなと通り越す。でもやっぱりあそこだった。公営アルベルゲが私営アルベルゲを圧迫しないように気遣いしてるのかな?少々回り道をしながら本日のアルベルゲに1時45に到着~。予定していた2時より少しだけ早かった。29キロを7時間で歩いたから休みを入れれば時速5キロってところか。上出来だが昨年よりずっと疲れたのは何でだろう?トシ?<br /><br /> アルベルゲは既にオープンしていたので早速チェックイン。クレデンシャルを見せてムシアの巡礼証明書を書いて貰える。証明書はどこでも無料で書いてくれるのでありがたい。たまには寄付した方がいいのかな。宿賃はガリシア州なので安定の6ユーロ。毎年、1泊目は公営に泊まり残り2泊は仲良しのアルベルゲdelfinにお世話になっている。理由は簡単、公営は安いから。それと仲良くなった多くが公営に泊まろうとするから再会率がアップする。

     あまり特徴のない山道ばかりだけど、やっと知っている交差点が現れた。昨年はこの辺りは工事中だったので、完成したばかりでキラキラと光った道路がまぶしい。ここからムシアの町中へはあと2キロだ。足の指がチリチリし出しているがもう少しなので構わず歩き続ける。まだ何百キロも歩くのならマメが大きくならないようにすぐ傷バンを貼るのだが、もう長距離を歩くのは今日で最後なので少しくらい悪くなってもへっちゃらだ。

     あれ?公営アルベルゲへはここを曲がるんじゃなかったかなと思われる角が現れるが、前はここにアルベルゲを示す「A」が矢印と共に黄色いペンキで描かれていたのに今回はないので違ったかなと通り越す。でもやっぱりあそこだった。公営アルベルゲが私営アルベルゲを圧迫しないように気遣いしてるのかな?少々回り道をしながら本日のアルベルゲに1時45に到着~。予定していた2時より少しだけ早かった。29キロを7時間で歩いたから休みを入れれば時速5キロってところか。上出来だが昨年よりずっと疲れたのは何でだろう?トシ?

     アルベルゲは既にオープンしていたので早速チェックイン。クレデンシャルを見せてムシアの巡礼証明書を書いて貰える。証明書はどこでも無料で書いてくれるのでありがたい。たまには寄付した方がいいのかな。宿賃はガリシア州なので安定の6ユーロ。毎年、1泊目は公営に泊まり残り2泊は仲良しのアルベルゲdelfinにお世話になっている。理由は簡単、公営は安いから。それと仲良くなった多くが公営に泊まろうとするから再会率がアップする。

  •  2階のベッドルームへ行くと既に4人の先客がいて、あのばっちゃんも先に到着していたので再会を喜び合う。ばっちゃんは明日もムシア泊だそうだが私とは違う私営アルベルゲのベラムシアだそうだ。親しくなれた所だったのでちょっと残念かな。公営アルベルゲは基本的に一泊のみで数泊する場合は私営に泊まらなくてはならない。しかもムシアとフィステラの公営アルベルゲはサンチャゴから歩き通した巡礼のみ泊まれる厳しい決まりがある。今日もバスでやって来た数人が「一昨日来やがれ」と門前払いを喰らっていた。一昨日来ても泊まれませんけど。<br /><br /> シャワー、洗濯して広い物干しにぶら下げたらスーパーへ買出し。冷えた缶ビール500mlと時々買っている安い白ワインボトル、1リットル牛乳パックにパン1袋。つまみ用のスナック1袋と冷凍ピザ。色んなフルーツが入った缶詰1つで合計9ユーロと少し。今日は巡礼完結祝いの日なので豪勢に買い物して宴会だ。でも定食なら1回分の値段なのでいかにスーパーで買い物して食べるのが安いかが分かる。2食分だし。<br /><br /> このアルベルゲには広いキッチンがあって食器類もちゃんと置いてある。サンチャゴ到達前のガリシア州のアルベルゲは基本的にキッチンには鍋釜も皿もスプーンフォークも何も置いてない。これは想像するに、サンチャゴまで100キロ手前のサリアから歩き始める巡礼の行儀の悪さが関係していると思われる。主にスペインの若者グループだろう。100キロ以前のモホンには殆ど落書きというものは見当たらないが、サリア以降のモホンなんか惨憺たる落書きでいっぱいだ。100キロを歩くだけの人は更に100キロを歩いてフィステラ・ムシアまで来る筈がないので、サンチャゴからこっちに来る巡礼はマナーを守っている人たちと言うのが前提にあるのだろう。だからサンチャゴ以降の公営アルベルゲにはキッチンにみんな揃っていると言う訳だ(想像です)。もしかしてフィステラ・ムシアの公営が歩いて来た人だけ泊めるのも実はそこに根拠があるのかも知れない。<br /><br /> もうひとつ駄目押し、多くの人は知らないかも知れないが、フランス人の道以外で100キロ手前のガリシア州のアルベルゲにはキッチン用品があることの方が多い。北の道・ポルトガル人の道・銀の道からの続きのサナブレスの道・プリミティボの道にイギリス人の道などには結構キッチン用品が揃っている。そう、フランス人の道だけが特別なんですよこれが。フランス人の道の終盤は何本ものカミーノが接続してくるのに不便たらない。これ何とかならんのかな。<br />

     2階のベッドルームへ行くと既に4人の先客がいて、あのばっちゃんも先に到着していたので再会を喜び合う。ばっちゃんは明日もムシア泊だそうだが私とは違う私営アルベルゲのベラムシアだそうだ。親しくなれた所だったのでちょっと残念かな。公営アルベルゲは基本的に一泊のみで数泊する場合は私営に泊まらなくてはならない。しかもムシアとフィステラの公営アルベルゲはサンチャゴから歩き通した巡礼のみ泊まれる厳しい決まりがある。今日もバスでやって来た数人が「一昨日来やがれ」と門前払いを喰らっていた。一昨日来ても泊まれませんけど。

     シャワー、洗濯して広い物干しにぶら下げたらスーパーへ買出し。冷えた缶ビール500mlと時々買っている安い白ワインボトル、1リットル牛乳パックにパン1袋。つまみ用のスナック1袋と冷凍ピザ。色んなフルーツが入った缶詰1つで合計9ユーロと少し。今日は巡礼完結祝いの日なので豪勢に買い物して宴会だ。でも定食なら1回分の値段なのでいかにスーパーで買い物して食べるのが安いかが分かる。2食分だし。

     このアルベルゲには広いキッチンがあって食器類もちゃんと置いてある。サンチャゴ到達前のガリシア州のアルベルゲは基本的にキッチンには鍋釜も皿もスプーンフォークも何も置いてない。これは想像するに、サンチャゴまで100キロ手前のサリアから歩き始める巡礼の行儀の悪さが関係していると思われる。主にスペインの若者グループだろう。100キロ以前のモホンには殆ど落書きというものは見当たらないが、サリア以降のモホンなんか惨憺たる落書きでいっぱいだ。100キロを歩くだけの人は更に100キロを歩いてフィステラ・ムシアまで来る筈がないので、サンチャゴからこっちに来る巡礼はマナーを守っている人たちと言うのが前提にあるのだろう。だからサンチャゴ以降の公営アルベルゲにはキッチンにみんな揃っていると言う訳だ(想像です)。もしかしてフィステラ・ムシアの公営が歩いて来た人だけ泊めるのも実はそこに根拠があるのかも知れない。

     もうひとつ駄目押し、多くの人は知らないかも知れないが、フランス人の道以外で100キロ手前のガリシア州のアルベルゲにはキッチン用品があることの方が多い。北の道・ポルトガル人の道・銀の道からの続きのサナブレスの道・プリミティボの道にイギリス人の道などには結構キッチン用品が揃っている。そう、フランス人の道だけが特別なんですよこれが。フランス人の道の終盤は何本ものカミーノが接続してくるのに不便たらない。これ何とかならんのかな。

  •  キッチンでは数人が既に何やら料理を作っているようだ。ピザを暖めるための電子レンジも使用中だったので少し待つことになった。キッチンにはばっちゃんもいたのでスペイン語で書かれた説明書を読んで貰い、冷凍ピザを何分チンすればいいのか教えてもらう。8分だった。前に食べた冷凍ピザはイマイチだったけど、このピザは旨かったので8分正解。

     キッチンでは数人が既に何やら料理を作っているようだ。ピザを暖めるための電子レンジも使用中だったので少し待つことになった。キッチンにはばっちゃんもいたのでスペイン語で書かれた説明書を読んで貰い、冷凍ピザを何分チンすればいいのか教えてもらう。8分だった。前に食べた冷凍ピザはイマイチだったけど、このピザは旨かったので8分正解。

  •  飲み食いが一段落したので明日から2晩泊まるアルベルゲdelfinへ顔を出すことにする。delfinは歩いて10分も掛からない。玄関前まで行ったら中に懐かしいクリスのママの顔が見えた。ママも私に気づいたら「ミチオが来たよー」とクリスに言ってるのが聞こえた。二人して賑やかに出迎えてくれる。1万キロ以上も離れた外国で、行けば親しく出迎えてくれる友人がいる幸せを感じる。クリスは来月から東北大に留学が決まっているそうだ。日本語ほぼペラペラ。クリスの影響でママも少し日本語を喋っているのには驚いた。ママはハンガリー人で英語など6ヶ国語を話すそうだ。「日本語は?」と聞いたら「日本語は少しだけ」と照れくさそうに答えてる。<br /><br /> クリスは先にこのアルベルゲにやって来た日本人のTさんからのメモとプレゼントを預かってくれていた。Tさんは私の後から北の道を歩き出したご婦人で、先行した私が時々メールで巡礼路情報を送っていた人だが会ったことはない。私がファティマなんかへ行っている間にムシアにやって来たらしい。スペインで懇意になった人たちに折鶴をプレゼントしようと千代紙を持ってきたが、そのチャンスもないままここまでやって来てしまったようで、私にその千代紙をプレゼントしてくれていた。私は鶴は折れないし日本に持ち帰ったら意味がないからそれはクリスにプレゼントさせて貰おう。クリスは何故か鶴ともうひとつ折り紙ができるそうだ。さすが日本語専科。クリスは最近日本語を喋っていないそうで、すこし下手になっているようだった。前の方がスラスラ出ていたような気がするんだがな。でもこれだけ喋れるんだから、日本に留学して日本語漬けになったらすぐペラペラになるだろう。<br />

     飲み食いが一段落したので明日から2晩泊まるアルベルゲdelfinへ顔を出すことにする。delfinは歩いて10分も掛からない。玄関前まで行ったら中に懐かしいクリスのママの顔が見えた。ママも私に気づいたら「ミチオが来たよー」とクリスに言ってるのが聞こえた。二人して賑やかに出迎えてくれる。1万キロ以上も離れた外国で、行けば親しく出迎えてくれる友人がいる幸せを感じる。クリスは来月から東北大に留学が決まっているそうだ。日本語ほぼペラペラ。クリスの影響でママも少し日本語を喋っているのには驚いた。ママはハンガリー人で英語など6ヶ国語を話すそうだ。「日本語は?」と聞いたら「日本語は少しだけ」と照れくさそうに答えてる。

     クリスは先にこのアルベルゲにやって来た日本人のTさんからのメモとプレゼントを預かってくれていた。Tさんは私の後から北の道を歩き出したご婦人で、先行した私が時々メールで巡礼路情報を送っていた人だが会ったことはない。私がファティマなんかへ行っている間にムシアにやって来たらしい。スペインで懇意になった人たちに折鶴をプレゼントしようと千代紙を持ってきたが、そのチャンスもないままここまでやって来てしまったようで、私にその千代紙をプレゼントしてくれていた。私は鶴は折れないし日本に持ち帰ったら意味がないからそれはクリスにプレゼントさせて貰おう。クリスは何故か鶴ともうひとつ折り紙ができるそうだ。さすが日本語専科。クリスは最近日本語を喋っていないそうで、すこし下手になっているようだった。前の方がスラスラ出ていたような気がするんだがな。でもこれだけ喋れるんだから、日本に留学して日本語漬けになったらすぐペラペラになるだろう。

  •  公営アルベルゲに戻って広い談話スペースのソファに座ってスナック菓子をつまみにワインと牛乳を飲みながら日記を書いて過ごす。これもゆったりと時間が流れて良いひと時だ。<br /><br /><br /><br /> Fisterra_Muxia6 ムシアの休日 Muxia

     公営アルベルゲに戻って広い談話スペースのソファに座ってスナック菓子をつまみにワインと牛乳を飲みながら日記を書いて過ごす。これもゆったりと時間が流れて良いひと時だ。



    Fisterra_Muxia6 ムシアの休日 Muxia

  •  8/2 ムシアの公営アルベルゲ、この部屋で寝ていたほとんどの人たちは早朝に出発してしまった。と言うことはフィステラに行くのかな?あ、でも確かサンチャゴ行きのバスって早かったかなと思いだす。ばっちゃんはキッチンに居たようだが2階のベッドルームまで上がってきてイギリス人の道の様子を尋ねてきた。これからイギリス人の道を歩くらしいが、まったく下調べをしてなかったようで何日で歩けるかも知らなかった。自分はフェロールから歩いたが、ばっちゃんはコルーニャからスタートするそうだ。理由は4日間しか日にちがないからだそうだ。イギリス人の道を歩き切ったらバスでリスボンへ移動するらしい。ここムシアからコルーニャ行きのバスがあるのかな?良く分からないがコルーニャ移動だけは決めているようだ。まぁ忙しいこったね。<br /><br /> このアルベルゲ、昨年は呑気に8時までいたらオスピタレロに急かされたので今回は7時過ぎにアルベルゲを後にする。ばっちゃんはカフェでコーヒーを飲んでから予約しておいたベラムシアへ行くそうなので一旦バイバイする。今日はずっと同じムシアに居るのでまた会えるだろう。<br /><br /> さて自分はどうするか。今日明日泊まることが決まっているアルベルゲ・デルフィンだがチェックインは12時と決まっているのでバックパックだけ置かせて貰って身軽になるのもいいのだが、中には朝飯用の食料が入っているのでこのまま舟の教会まで行って景色のいいところで朝飯を食べることにする。ムシアは小さい町だし舟の教会と岩場くらいしか見るところがなく、3日のあいだ毎日そこへ遊びに行くしか他にすることがない。まぁ何度行っても良いところなのでそれも悪くはないだろう。すぐ近くに海水浴場もあるから、そこへ遊びに行く手もあるし。<br />

    8/2 ムシアの公営アルベルゲ、この部屋で寝ていたほとんどの人たちは早朝に出発してしまった。と言うことはフィステラに行くのかな?あ、でも確かサンチャゴ行きのバスって早かったかなと思いだす。ばっちゃんはキッチンに居たようだが2階のベッドルームまで上がってきてイギリス人の道の様子を尋ねてきた。これからイギリス人の道を歩くらしいが、まったく下調べをしてなかったようで何日で歩けるかも知らなかった。自分はフェロールから歩いたが、ばっちゃんはコルーニャからスタートするそうだ。理由は4日間しか日にちがないからだそうだ。イギリス人の道を歩き切ったらバスでリスボンへ移動するらしい。ここムシアからコルーニャ行きのバスがあるのかな?良く分からないがコルーニャ移動だけは決めているようだ。まぁ忙しいこったね。

     このアルベルゲ、昨年は呑気に8時までいたらオスピタレロに急かされたので今回は7時過ぎにアルベルゲを後にする。ばっちゃんはカフェでコーヒーを飲んでから予約しておいたベラムシアへ行くそうなので一旦バイバイする。今日はずっと同じムシアに居るのでまた会えるだろう。

     さて自分はどうするか。今日明日泊まることが決まっているアルベルゲ・デルフィンだがチェックインは12時と決まっているのでバックパックだけ置かせて貰って身軽になるのもいいのだが、中には朝飯用の食料が入っているのでこのまま舟の教会まで行って景色のいいところで朝飯を食べることにする。ムシアは小さい町だし舟の教会と岩場くらいしか見るところがなく、3日のあいだ毎日そこへ遊びに行くしか他にすることがない。まぁ何度行っても良いところなのでそれも悪くはないだろう。すぐ近くに海水浴場もあるから、そこへ遊びに行く手もあるし。

  •  舟の教会が見下ろせる高台には数百トンはありそうな巨大な石のモニュメントがある。その足元にはモホンがあって、距離表示は「0.000」なので、ここからフィステラへ行くスタート地点と言うことなのか?それとも逆にフィステラから来るとここが0キロ地点なのか。まぁ悩むことでもないのでどっちでもいい。

     舟の教会が見下ろせる高台には数百トンはありそうな巨大な石のモニュメントがある。その足元にはモホンがあって、距離表示は「0.000」なので、ここからフィステラへ行くスタート地点と言うことなのか?それとも逆にフィステラから来るとここが0キロ地点なのか。まぁ悩むことでもないのでどっちでもいい。

  •  昨年もここのベンチで朝飯を食べて今年も同じことをしている。早朝なので人は殆どいないし気楽に石のベンチに食料を広げるが、パンにカステラと牛乳。至ってシンプル。時間つぶしが目的なので随分ゆっくり食べた積もりでも12時までにはまだまだある。今度は町へ戻って海岸沿いのバルでカフェコンレチェを頼む。歩いている時は栄養補給を考えていつもコラカオだが、もう歩かないのでコーヒーを飲んでも構わない。スペインのバルには間違いなく Wi-Fi 電波が飛んでいるのでパスワードを教えてもらう。こっちは朝だが日本は夕方かな、メッセンジャーを開いたら妹がログインしていたのでビデオチャットを入れてみた。向こうのパソコンにはカメラが無いのは知ってるけど、こっちの映像だけ送ってやると喜んでいる。あとは日記を書いて時間つぶしをする。<br />

     昨年もここのベンチで朝飯を食べて今年も同じことをしている。早朝なので人は殆どいないし気楽に石のベンチに食料を広げるが、パンにカステラと牛乳。至ってシンプル。時間つぶしが目的なので随分ゆっくり食べた積もりでも12時までにはまだまだある。今度は町へ戻って海岸沿いのバルでカフェコンレチェを頼む。歩いている時は栄養補給を考えていつもコラカオだが、もう歩かないのでコーヒーを飲んでも構わない。スペインのバルには間違いなく Wi-Fi 電波が飛んでいるのでパスワードを教えてもらう。こっちは朝だが日本は夕方かな、メッセンジャーを開いたら妹がログインしていたのでビデオチャットを入れてみた。向こうのパソコンにはカメラが無いのは知ってるけど、こっちの映像だけ送ってやると喜んでいる。あとは日記を書いて時間つぶしをする。

  •  明後日はバスでサンチャゴへ戻るので、そのバスの時間をチェックしてみる。今まではムシアにまともなバス停なんかなくて、地面にペンキで「BUS」と書かれていただけだったし、出発時間はバルのガラス窓にA4用紙に書かれてたのがペタリと貼られてただけだった。でも今年は立派なバス停の看板が新設されていた。ちゃんと時間まで書かれているので親切になったもんだ。日本じゃ当たり前だけど、スペインのバス停には行き先は書かれていても時間が一切記されてない脅威のバス停があるので日本じゃ考えられない。<br /><br />※お役立ち情報<br />・サンチャゴ行きのバス時間、すべてムシア発。<br />  平日 6:45  土曜・祝日 7:30  日曜 7:30<br />     14:30         14:30     18:45<br />・ムシア発コルーニャ行き(コルーニャ行きがあった)<br />  平日 6;00  日曜・祝日 18:10 の2本のみ<br /> ・ムシア発ーCee-フィステラ行き(平日のみらしい)<br />  平日 7:25<br />     11:25<br />     15:00<br />     16:00<br />  ちなみに、乗り切れなかった場合は追加のバスを出してくれるそうです。クリスから聞いた話では、一人だけ乗れなかったら追加のバスを出してもらい、大型バスに一人だけ乗ってサンチャゴへ行ったそうです。見上げたもんだねスペインのバス会社。

     明後日はバスでサンチャゴへ戻るので、そのバスの時間をチェックしてみる。今まではムシアにまともなバス停なんかなくて、地面にペンキで「BUS」と書かれていただけだったし、出発時間はバルのガラス窓にA4用紙に書かれてたのがペタリと貼られてただけだった。でも今年は立派なバス停の看板が新設されていた。ちゃんと時間まで書かれているので親切になったもんだ。日本じゃ当たり前だけど、スペインのバス停には行き先は書かれていても時間が一切記されてない脅威のバス停があるので日本じゃ考えられない。

    ※お役立ち情報
    ・サンチャゴ行きのバス時間、すべてムシア発。
     平日 6:45  土曜・祝日 7:30  日曜 7:30
        14:30         14:30     18:45
    ・ムシア発コルーニャ行き(コルーニャ行きがあった)
     平日 6;00  日曜・祝日 18:10 の2本のみ
    ・ムシア発ーCee-フィステラ行き(平日のみらしい)
     平日 7:25
        11:25
        15:00
        16:00
     ちなみに、乗り切れなかった場合は追加のバスを出してくれるそうです。クリスから聞いた話では、一人だけ乗れなかったら追加のバスを出してもらい、大型バスに一人だけ乗ってサンチャゴへ行ったそうです。見上げたもんだねスペインのバス会社。

  •  海岸のベンチに座って残りの牛乳パックに1袋だけ持っているコラカオを入れてカシャカシャ。バルではホットミルクと共にこの小袋が一緒に出てきて、客は自分で牛乳に入れて飲む。バルなのにとっても手抜き。この小袋はスーパーで買うこともできるので、タイミングが合ったら土産にしてもいいかな。ちなみにこっちの牛乳は常温で売られているので数日間は持ち歩いても腐らない気がする。日本の牛乳もひょっとすると同じなんかな?<br /><br /> 12時過ぎたのでデルフィンへ行ってチェックイン。クリスが受付してくれる。2泊で22ユーロ。他の私営より1泊1ユーロ安くて、元々ここを選んだのがこの安さだったが、最初に泊まったのが縁でこうして3年続けて泊まりに来ている。家庭的なアルベルゲで、今ではまるで親戚の家にいるような気安さがある。<br />

     海岸のベンチに座って残りの牛乳パックに1袋だけ持っているコラカオを入れてカシャカシャ。バルではホットミルクと共にこの小袋が一緒に出てきて、客は自分で牛乳に入れて飲む。バルなのにとっても手抜き。この小袋はスーパーで買うこともできるので、タイミングが合ったら土産にしてもいいかな。ちなみにこっちの牛乳は常温で売られているので数日間は持ち歩いても腐らない気がする。日本の牛乳もひょっとすると同じなんかな?

     12時過ぎたのでデルフィンへ行ってチェックイン。クリスが受付してくれる。2泊で22ユーロ。他の私営より1泊1ユーロ安くて、元々ここを選んだのがこの安さだったが、最初に泊まったのが縁でこうして3年続けて泊まりに来ている。家庭的なアルベルゲで、今ではまるで親戚の家にいるような気安さがある。

  •  ベッドルームへ案内されると、昨夜は酔っ払いがベッドでゲボしてしまい今日はその後始末で朝から大変だったらしい。ママの話では、酔っ払いは何も告げないままチェックアウトしてしまったと嘆いていた。やってしまったのは仕方ないとしても、せめて自分で掃除ぐらいしろよと思うのは日本人だからか。今日は既に5台のベッドが塞がっていたが、きっとこれは昨日から泊まっている人たちだろう。手頃な平ベッドが空いていたのでそこに陣地を構える。クリスの話では来週の3日間は予約で全て埋まっているそうだ。前にメールで教えてくれたグループがそれらしい。もう8月なので繁盛してるようだ。<br />

     ベッドルームへ案内されると、昨夜は酔っ払いがベッドでゲボしてしまい今日はその後始末で朝から大変だったらしい。ママの話では、酔っ払いは何も告げないままチェックアウトしてしまったと嘆いていた。やってしまったのは仕方ないとしても、せめて自分で掃除ぐらいしろよと思うのは日本人だからか。今日は既に5台のベッドが塞がっていたが、きっとこれは昨日から泊まっている人たちだろう。手頃な平ベッドが空いていたのでそこに陣地を構える。クリスの話では来週の3日間は予約で全て埋まっているそうだ。前にメールで教えてくれたグループがそれらしい。もう8月なので繁盛してるようだ。

  •  2時に昼夜兼用の食事は近くのレストランで9ユーロの定食をいただく。昨年もこのレストランで2回食べたし、ここんちも他より少しだけ安い。デルフィンもそうだけど、町の中心から少しだけ外れているからかな。1皿目ロシアンサラダ(日本のポテトサラダと同じ)、2皿目ミートボール。飲み物は白ワインだけどやっぱり悲しい小ぶりのデカンタ。カフェコンレチェも飲んで腹いっぱいになった。アルベルゲに戻るとクリスにお昼を一緒に食べないかと誘われたが、とても食べられないので残念ながらノーサンキュー。1時間前に聞いてくれれば良かったよ。<br /><br />  来月、東北大に留学するクリスに乗り換え案内のサイトを2つ教えたる。成田に降り立ったら自力で東京へ出て仙台まで行かなくてはならないから、日本語が分かると言っても慣れない日本の鉄道なので大変だ。私がいつも利用させて貰っているジョルダンとJR系のサイト。どちらも日本語だがクリスなら大丈夫だろう。使い方も教えて便利だよーと強調する。クリスが使っているのを見たら英語モードにもなるので外国人にも便利に使えそうなのが分かった。<br /><br /> クリスが夕方ビールを飲もうと誘ってくれる。アルベルゲで飲むことしか考えなかったが、バルに行こうと言うので「バルは高い」とスーパーへ酒を買いに出かける。1リットルビール2本とつまみ用にニンニク味とトマト味のラスクみたいの1袋ずつ。それに明日朝用にオレンジジュースの小瓶で4ユーロ弱と安上がり。アルベルゲのボランティアでクリス達と同じハンガリー人のダニエルも買い物にやってきて酒を買っていたので、一緒に誘われてるのかも知れない。

     2時に昼夜兼用の食事は近くのレストランで9ユーロの定食をいただく。昨年もこのレストランで2回食べたし、ここんちも他より少しだけ安い。デルフィンもそうだけど、町の中心から少しだけ外れているからかな。1皿目ロシアンサラダ(日本のポテトサラダと同じ)、2皿目ミートボール。飲み物は白ワインだけどやっぱり悲しい小ぶりのデカンタ。カフェコンレチェも飲んで腹いっぱいになった。アルベルゲに戻るとクリスにお昼を一緒に食べないかと誘われたが、とても食べられないので残念ながらノーサンキュー。1時間前に聞いてくれれば良かったよ。

     来月、東北大に留学するクリスに乗り換え案内のサイトを2つ教えたる。成田に降り立ったら自力で東京へ出て仙台まで行かなくてはならないから、日本語が分かると言っても慣れない日本の鉄道なので大変だ。私がいつも利用させて貰っているジョルダンとJR系のサイト。どちらも日本語だがクリスなら大丈夫だろう。使い方も教えて便利だよーと強調する。クリスが使っているのを見たら英語モードにもなるので外国人にも便利に使えそうなのが分かった。

     クリスが夕方ビールを飲もうと誘ってくれる。アルベルゲで飲むことしか考えなかったが、バルに行こうと言うので「バルは高い」とスーパーへ酒を買いに出かける。1リットルビール2本とつまみ用にニンニク味とトマト味のラスクみたいの1袋ずつ。それに明日朝用にオレンジジュースの小瓶で4ユーロ弱と安上がり。アルベルゲのボランティアでクリス達と同じハンガリー人のダニエルも買い物にやってきて酒を買っていたので、一緒に誘われてるのかも知れない。

  •  結局、夕方になったらクリスとママの三人で地元の人しか行かないような路地裏のバルへ行ってビールを奢られてしまった。サンドイッチも食べるかと言うけどまだ腹はいっぱいのままなので遠慮しておく。手巻きサンドイッチみたいのを1本頼んでクリスとママは半分こして食べていた。半分に割るんじゃなくて、先にママが半分食べて残りをクリスに食べさせている。とても仲のいい親子。日本に留学するクリスに色んな情報を伝えてあげる。少しでも役に立てるなら嬉しい。買い込んだビール2本は明日用になった。

     結局、夕方になったらクリスとママの三人で地元の人しか行かないような路地裏のバルへ行ってビールを奢られてしまった。サンドイッチも食べるかと言うけどまだ腹はいっぱいのままなので遠慮しておく。手巻きサンドイッチみたいのを1本頼んでクリスとママは半分こして食べていた。半分に割るんじゃなくて、先にママが半分食べて残りをクリスに食べさせている。とても仲のいい親子。日本に留学するクリスに色んな情報を伝えてあげる。少しでも役に立てるなら嬉しい。買い込んだビール2本は明日用になった。

  •  とても綺麗だから夕日を見に行けとママが言うので、折角なので行ってみる。アルベルゲの他の客もやってきていたので、この人たちもママに勧められたのかな。近くではBBQをやっている地元の人たちがいて、焼けた肉を周りの関係ない人たちにも配りだした。骨だらけで肉が幾らも付いてないけど美味しく頂く。海鳥が下の岩場にやってきているので、おこぼれ目当てらしい。食べ終わった骨を投げ与えると数羽が飛び回って取りっこしている。やがて素晴らしい夕焼けが始まった。良かった見に来て。教えてくれたママに感謝だ。<br /><br /><br /> Fisterra_Muxia7 ムシアの休日2 Muxia

     とても綺麗だから夕日を見に行けとママが言うので、折角なので行ってみる。アルベルゲの他の客もやってきていたので、この人たちもママに勧められたのかな。近くではBBQをやっている地元の人たちがいて、焼けた肉を周りの関係ない人たちにも配りだした。骨だらけで肉が幾らも付いてないけど美味しく頂く。海鳥が下の岩場にやってきているので、おこぼれ目当てらしい。食べ終わった骨を投げ与えると数羽が飛び回って取りっこしている。やがて素晴らしい夕焼けが始まった。良かった見に来て。教えてくれたママに感謝だ。


    Fisterra_Muxia7 ムシアの休日2 Muxia

  • 8/3 MUXIA3日目、昨晩は綺麗な夕日を見られて今朝は朝日が見られた。このアルベルゲは東側の大きなガラス窓が海に面しているので朝日を見るには絶好のロケーション。ママは今朝も早くから出勤して来ていていつもの受付用のテーブルでパソコンをいじっている。自宅は歩いて10分ほどの町の反対側にあるそうだ。インスタントのスープとコーヒーを作って買い置きしてあるパンをもぐもぐ。<br /><br />  日本に留学が決まっているクリスのために安いロシアとポーランド航空の飛行機が成田のどこに到着するのか調べてみる。両方とも第一ターミナルだがウィングは別だった。それと第一ターミナル到着後の入国の流れと空港内のマップが見られるアドレスをメッセンジャーで送ったる。まぁクリスは日本語が堪能なので到着すれば自然と分かることだが前もって知っていて損はないだろう。昨日クリスが円の両替はどこでするのが一番良いのか尋ねていた。自分は日本円を4万円以上持っていることを思い出したので、クリスが希望するならここにいる間にできるよとも付け加えてみる。それならレートは同じでも手数料が掛からないから少しはお得だ。ママも両替はハンガリーと日本のどちらでやった方が率がいいのか知りたがっていたので、希望なら自分が両替できることを伝える。<br /><br />  フェイスブックを開いたらネット仲間のぷりちゃんがログインしていたのでメッセンジャーで電話を掛けてみる。こっちの朝8時は日本では7時間遅れの夜中1時ころかな?電話すると今日はとても鮮明に聞こえてまるで同じ市内にいるようだ。そう伝えるとこないだスマホを換えたかららしいとの返事。マイクの性能が向上したのかな。

    8/3 MUXIA3日目、昨晩は綺麗な夕日を見られて今朝は朝日が見られた。このアルベルゲは東側の大きなガラス窓が海に面しているので朝日を見るには絶好のロケーション。ママは今朝も早くから出勤して来ていていつもの受付用のテーブルでパソコンをいじっている。自宅は歩いて10分ほどの町の反対側にあるそうだ。インスタントのスープとコーヒーを作って買い置きしてあるパンをもぐもぐ。

     日本に留学が決まっているクリスのために安いロシアとポーランド航空の飛行機が成田のどこに到着するのか調べてみる。両方とも第一ターミナルだがウィングは別だった。それと第一ターミナル到着後の入国の流れと空港内のマップが見られるアドレスをメッセンジャーで送ったる。まぁクリスは日本語が堪能なので到着すれば自然と分かることだが前もって知っていて損はないだろう。昨日クリスが円の両替はどこでするのが一番良いのか尋ねていた。自分は日本円を4万円以上持っていることを思い出したので、クリスが希望するならここにいる間にできるよとも付け加えてみる。それならレートは同じでも手数料が掛からないから少しはお得だ。ママも両替はハンガリーと日本のどちらでやった方が率がいいのか知りたがっていたので、希望なら自分が両替できることを伝える。

     フェイスブックを開いたらネット仲間のぷりちゃんがログインしていたのでメッセンジャーで電話を掛けてみる。こっちの朝8時は日本では7時間遅れの夜中1時ころかな?電話すると今日はとても鮮明に聞こえてまるで同じ市内にいるようだ。そう伝えるとこないだスマホを換えたかららしいとの返事。マイクの性能が向上したのかな。

  •  9時になったので必要なものだけナップザックに移し変えてアルベルゲを後にする。今日はMUXIAの象徴とも言える山に登るのだ。MUXIA名物、半島の先端にひょっこり突き出ている特徴のある山だが簡単に上ることが出来る割に頂上からの景色は抜群。まだこれでも朝が早いのか、ここに来る人は誰もいないのでダイナミックな景色を独り占めできる。360度の眺めをグルッとデジカメのビデオに撮ってみる。下におりて昨日朝飯を食べたベンチでジュースとニンニク味のラスクをポリポリ食べる。10時のお知らせなのか、舟の教会から鐘の音がガンガン鳴り出した。<br /><br /> 普段は閉まっていて入ることができない舟の教会だが、行ってみたら扉が開いていたので入ってみる。ミサじゃなくてどっかの団体のために開けたようで教会の説明をしている。ちょっと見まわしただけでさっさと出てくる。

     9時になったので必要なものだけナップザックに移し変えてアルベルゲを後にする。今日はMUXIAの象徴とも言える山に登るのだ。MUXIA名物、半島の先端にひょっこり突き出ている特徴のある山だが簡単に上ることが出来る割に頂上からの景色は抜群。まだこれでも朝が早いのか、ここに来る人は誰もいないのでダイナミックな景色を独り占めできる。360度の眺めをグルッとデジカメのビデオに撮ってみる。下におりて昨日朝飯を食べたベンチでジュースとニンニク味のラスクをポリポリ食べる。10時のお知らせなのか、舟の教会から鐘の音がガンガン鳴り出した。

     普段は閉まっていて入ることができない舟の教会だが、行ってみたら扉が開いていたので入ってみる。ミサじゃなくてどっかの団体のために開けたようで教会の説明をしている。ちょっと見まわしただけでさっさと出てくる。

  •  時間が経って来るとゾロゾロと団体がやって来て幾分賑やかになって来た。お揃いのシャツを着た子供たちのグループも来たので、きっと学校行事でサンチャゴ巡礼をした子達かな。大きな岩が所狭しと重なりあっている海岸には一風変わった平たい大石があって、マリア様が乗ってきた石の舟の残骸だという突拍子もない噂がある。この岩の隙間を7回くぐると願いが叶うとか何とか。今日も一生懸命にやってる親子がいるな。子供はいいけどメタボの親父は腰痛になってしまいそうだ。この岩場はアメリカ映画「星の旅人たち(原題 The Way)」にも登場した場所なので映画を見た人なら有名なことを知っているだろう。<br /><br /> 12時になったのでアルベルゲに帰る。クリスが出勤していたので、両替のことを言ってみるとまだ日程が決まっていないので、どうするかはもう少し先になってから考えるそうだ。今のところはユーロが安くなっているから、両替は1ヶ月先の方がいいかもね。それに日本のビザが下りるのがまだ2週間先だし航空券だってビザが下りてから買う話なので、ホントにどう転ぶか分からないのだろう。<br /><br /> クリスは留学したら東北大の学生寮に入りたいそうで、ネットで寮の動画を見せてくれる。ホントに凄く立派な学生寮なのでびっくりした。一昔前の木造2階建ての学生寮とは雲泥の差だった。ここに入れるといいねーと言うと深く頷いている。家賃は27000円だったかな?食事はどうだったか忘れたが、部屋代だけでも格安だ。ハンガリーは物価が安いので、アルベルゲの12ユーロでも高く感じると正直なところを話してくれる。日本はビールも高いよーと余計な情報を伝える。クリスは敬語を完璧に覚えたいそうだ。それは仕事に必要だからと留学目的もとても具体的。

     時間が経って来るとゾロゾロと団体がやって来て幾分賑やかになって来た。お揃いのシャツを着た子供たちのグループも来たので、きっと学校行事でサンチャゴ巡礼をした子達かな。大きな岩が所狭しと重なりあっている海岸には一風変わった平たい大石があって、マリア様が乗ってきた石の舟の残骸だという突拍子もない噂がある。この岩の隙間を7回くぐると願いが叶うとか何とか。今日も一生懸命にやってる親子がいるな。子供はいいけどメタボの親父は腰痛になってしまいそうだ。この岩場はアメリカ映画「星の旅人たち(原題 The Way)」にも登場した場所なので映画を見た人なら有名なことを知っているだろう。

     12時になったのでアルベルゲに帰る。クリスが出勤していたので、両替のことを言ってみるとまだ日程が決まっていないので、どうするかはもう少し先になってから考えるそうだ。今のところはユーロが安くなっているから、両替は1ヶ月先の方がいいかもね。それに日本のビザが下りるのがまだ2週間先だし航空券だってビザが下りてから買う話なので、ホントにどう転ぶか分からないのだろう。

     クリスは留学したら東北大の学生寮に入りたいそうで、ネットで寮の動画を見せてくれる。ホントに凄く立派な学生寮なのでびっくりした。一昔前の木造2階建ての学生寮とは雲泥の差だった。ここに入れるといいねーと言うと深く頷いている。家賃は27000円だったかな?食事はどうだったか忘れたが、部屋代だけでも格安だ。ハンガリーは物価が安いので、アルベルゲの12ユーロでも高く感じると正直なところを話してくれる。日本はビールも高いよーと余計な情報を伝える。クリスは敬語を完璧に覚えたいそうだ。それは仕事に必要だからと留学目的もとても具体的。

  •  今日は巡礼が続々とチェックインしてきて大賑わいになる。ベッドルームに置かれているベッドだけじゃ足りなくて、ベッドとベッドの隙間にマットレスまで敷きだした。フルになってもまだやって来るので、やっぱり8月は混むんだなーと再認識した。これからは8月に入る前に巡礼完結した方が良さそうだな。私が8月にずれ込むのはこれが初めてかも知れない。昨日はゲボ逃げされたベッドを洗濯中だったので、昨日こんなに泊り客がやって来たらベッドがそれだけ足りなくて損しちゃった所だろう。昨日が空いてる日で良かった。ママとクリスに日本語のまま「ママがっぽがっぽ」と懐にお金が入る仕草と共に伝えたら、ママは「クリスの飛行機代が高い」とこぼしている。物価が高い日本に留学させるのは大変なんだろなー。クリスが留学の経験を生かせていっぱい稼げるようになるといいね。

     今日は巡礼が続々とチェックインしてきて大賑わいになる。ベッドルームに置かれているベッドだけじゃ足りなくて、ベッドとベッドの隙間にマットレスまで敷きだした。フルになってもまだやって来るので、やっぱり8月は混むんだなーと再認識した。これからは8月に入る前に巡礼完結した方が良さそうだな。私が8月にずれ込むのはこれが初めてかも知れない。昨日はゲボ逃げされたベッドを洗濯中だったので、昨日こんなに泊り客がやって来たらベッドがそれだけ足りなくて損しちゃった所だろう。昨日が空いてる日で良かった。ママとクリスに日本語のまま「ママがっぽがっぽ」と懐にお金が入る仕草と共に伝えたら、ママは「クリスの飛行機代が高い」とこぼしている。物価が高い日本に留学させるのは大変なんだろなー。クリスが留学の経験を生かせていっぱい稼げるようになるといいね。

  •  お昼を一緒に食べようと提案される。ママのハンガリー料理を食べさせてくれるんかなと期待する。ボランティアのデイビットの他にハンガリーの男女二人も同席して6人の昼食会。それは見たこともない料理だった。パンのようでもありケーキのようにも見える。これにホウレン草から作ったホワイトソースをたっぷり掛けて食べるそうだ。見た目も良かったが食べるととても美味しい。ハンガリー料理かと聞いたら、そうでもないらしい。ママの創作なのかな。昨日、ここで飲もうと思っていた1リットルビールが2本あるので、みんなに飲ませたる。良かったいい使い道があって。<br />

     お昼を一緒に食べようと提案される。ママのハンガリー料理を食べさせてくれるんかなと期待する。ボランティアのデイビットの他にハンガリーの男女二人も同席して6人の昼食会。それは見たこともない料理だった。パンのようでもありケーキのようにも見える。これにホウレン草から作ったホワイトソースをたっぷり掛けて食べるそうだ。見た目も良かったが食べるととても美味しい。ハンガリー料理かと聞いたら、そうでもないらしい。ママの創作なのかな。昨日、ここで飲もうと思っていた1リットルビールが2本あるので、みんなに飲ませたる。良かったいい使い道があって。

  •  午後、ママが近くのビーチにクリスが行ってるから泳ぎに行ってくれば?と言ってくれたので行ってみよう。きっと水は冷たいだろから足だけ漬けてみようか。海パンに着替えて歩いて数分のビーチに行くと結構にぎわっているが満ち潮なのか水位が高い。昨年は岩場で隔てられた隣のビーチまで歩いていけたけど、今日は腰の辺りまで入らないと隣までいけないし、水も冷たいので手前のビーチをうろついて帰ることにする。無料のビーチだが(まぁ当たり前)上がる所にはちゃんとシャワーの設備が整っている。足の砂を洗い流していたらクリスも上がってきたので一緒にアルベルゲに戻ることにする。ビールはもう1本あるので、クリスとハンガリーのボランティアさんにも飲ませたる。<br /><br /> 明日の食料を求めにスーパーへ。今日はビールを二度飲んでいるので、ピンクのワインと1リットルの飲むヨーグルトを買う。ワインはみんなに飲ませてやろう。アルベルゲに戻るとコリアの母娘と台湾からの男女3人組がチェックインして来た。今の時間にチェックインできると言うのは予約してあったようだ。韓国と日本はいま微妙だけどそんなことを言い出す韓国人は誰もいない。台湾の人と会うと「台湾、日本はフレンドリー」といつも言っている。これは意図が必ず通じて結構受ける。<br />

     午後、ママが近くのビーチにクリスが行ってるから泳ぎに行ってくれば?と言ってくれたので行ってみよう。きっと水は冷たいだろから足だけ漬けてみようか。海パンに着替えて歩いて数分のビーチに行くと結構にぎわっているが満ち潮なのか水位が高い。昨年は岩場で隔てられた隣のビーチまで歩いていけたけど、今日は腰の辺りまで入らないと隣までいけないし、水も冷たいので手前のビーチをうろついて帰ることにする。無料のビーチだが(まぁ当たり前)上がる所にはちゃんとシャワーの設備が整っている。足の砂を洗い流していたらクリスも上がってきたので一緒にアルベルゲに戻ることにする。ビールはもう1本あるので、クリスとハンガリーのボランティアさんにも飲ませたる。

     明日の食料を求めにスーパーへ。今日はビールを二度飲んでいるので、ピンクのワインと1リットルの飲むヨーグルトを買う。ワインはみんなに飲ませてやろう。アルベルゲに戻るとコリアの母娘と台湾からの男女3人組がチェックインして来た。今の時間にチェックインできると言うのは予約してあったようだ。韓国と日本はいま微妙だけどそんなことを言い出す韓国人は誰もいない。台湾の人と会うと「台湾、日本はフレンドリー」といつも言っている。これは意図が必ず通じて結構受ける。

  •  コリアの女の子はタレントの剛力あやめに良く似ていたので、ネットの写真を見つけて「似てる」と言ったら満更でもないようでポーズを取っている。でも撮った写真で見たらそれほどでもなかったな。台湾の子は二人が女の子。年上なのか、一人がキッチンでスパゲッティを作って二人に食べさせるようだ。その子はダニに噛まれた後が体中に残っていて気の毒のよう。どうしたのか聞いたところベッドバグにやられたそうだ。こんなになるのか!恐ろしいな。私は幸いにもこれまで南京虫の被害にあったことはなくて、せいぜい普通のダニ程度で済んでいる。南京虫にやられると痛くて痒くて酷いらしいのでこれからも幸運が続いてもらいたい。<br /><br />  自宅に戻ったクリスからメッセンジャーが入って、いま目の前の湾にイルカが入っているそうだ。えっ、野生のイルカが見られるのかとすぐ行ってみたが姿は見えなかった。もう戻ってしまったのかな?残念~。<br /><br /><br /><br /> Fisterra_Muxia8 サンチャゴへ Santiago de Compostela

     コリアの女の子はタレントの剛力あやめに良く似ていたので、ネットの写真を見つけて「似てる」と言ったら満更でもないようでポーズを取っている。でも撮った写真で見たらそれほどでもなかったな。台湾の子は二人が女の子。年上なのか、一人がキッチンでスパゲッティを作って二人に食べさせるようだ。その子はダニに噛まれた後が体中に残っていて気の毒のよう。どうしたのか聞いたところベッドバグにやられたそうだ。こんなになるのか!恐ろしいな。私は幸いにもこれまで南京虫の被害にあったことはなくて、せいぜい普通のダニ程度で済んでいる。南京虫にやられると痛くて痒くて酷いらしいのでこれからも幸運が続いてもらいたい。

     自宅に戻ったクリスからメッセンジャーが入って、いま目の前の湾にイルカが入っているそうだ。えっ、野生のイルカが見られるのかとすぐ行ってみたが姿は見えなかった。もう戻ってしまったのかな?残念~。



    Fisterra_Muxia8 サンチャゴへ Santiago de Compostela

  • 8/4 サンチャゴへ戻るバスは7時なので、6時になった所でバックパックを抱えて少し明るいレセプションに行く。今朝もママは早朝出勤していた。いったい何時に出てくるんだろう、働き者だねママは。ゆっくりとパッキングして飲むヨーグルトとパンで朝飯。ママがカステラを薦めてくれるが今日はノーサンキュー。日記にこう書かれているが何でノーサンキューだったのか覚えがない。昨日一緒にお昼を食べたハンガリー人とコリアの母子、台湾の3人も同じバスでサンチャゴへ戻るようでレセプションにやって来た。台湾の子は今頃になってママにバス停の場所を聞いている。正気かっ、今から乗るバス停を調べてないなんて!!なんて豪胆な子達なんだろう、小心者の私には考えられない。<br /><br /> 30分前になったので出ようとすると、ママが「ミチオまだいい、2分で着くよ」と言うので、また座って待つことにする。クリスに電話を入れているので私を見送らせる積もりなのかも知れないな。昨日、イルカが湾にやって来たスマホのムービーを見せてくれて、3頭もやってきて湾には2時間もいたそうだ。クリスが教えてくれた時にすぐ見に出て見たが姿がまったく見えなかったので、もう外洋に帰ったと諦めたが、それからずっと居たのが分かったので見られなかったのは惜しいことをした。このアルベルゲの名前がDelfinなので、なんでデルフィンなのか意味が分かなかったが、目の前の湾にイルカが本当にやって来るときがあるのだった。

    8/4 サンチャゴへ戻るバスは7時なので、6時になった所でバックパックを抱えて少し明るいレセプションに行く。今朝もママは早朝出勤していた。いったい何時に出てくるんだろう、働き者だねママは。ゆっくりとパッキングして飲むヨーグルトとパンで朝飯。ママがカステラを薦めてくれるが今日はノーサンキュー。日記にこう書かれているが何でノーサンキューだったのか覚えがない。昨日一緒にお昼を食べたハンガリー人とコリアの母子、台湾の3人も同じバスでサンチャゴへ戻るようでレセプションにやって来た。台湾の子は今頃になってママにバス停の場所を聞いている。正気かっ、今から乗るバス停を調べてないなんて!!なんて豪胆な子達なんだろう、小心者の私には考えられない。

     30分前になったので出ようとすると、ママが「ミチオまだいい、2分で着くよ」と言うので、また座って待つことにする。クリスに電話を入れているので私を見送らせる積もりなのかも知れないな。昨日、イルカが湾にやって来たスマホのムービーを見せてくれて、3頭もやってきて湾には2時間もいたそうだ。クリスが教えてくれた時にすぐ見に出て見たが姿がまったく見えなかったので、もう外洋に帰ったと諦めたが、それからずっと居たのが分かったので見られなかったのは惜しいことをした。このアルベルゲの名前がDelfinなので、なんでデルフィンなのか意味が分かなかったが、目の前の湾にイルカが本当にやって来るときがあるのだった。

  •  10分前になったので、ママとハグして出発。7人でぞろぞろとバス停まで歩いていく。クリスが見送りに来てくれて、細いベルト状のお守りをプレゼントしてくれる。手に巻くのかなと身振りで言うと、そうじゃないらしいのでバックパックに結わいつけてみる。バス代はサンチャゴまで8ユーロで7時半の出発になった。デルフィンの前を通るので車窓から見ているとママとクリスが玄関の前に立って手を振ってくれているのが見えた。良かった、こっち側の窓際に座っていて。ありがとう、来年また来られるといいな。<br />

     10分前になったので、ママとハグして出発。7人でぞろぞろとバス停まで歩いていく。クリスが見送りに来てくれて、細いベルト状のお守りをプレゼントしてくれる。手に巻くのかなと身振りで言うと、そうじゃないらしいのでバックパックに結わいつけてみる。バス代はサンチャゴまで8ユーロで7時半の出発になった。デルフィンの前を通るので車窓から見ているとママとクリスが玄関の前に立って手を振ってくれているのが見えた。良かった、こっち側の窓際に座っていて。ありがとう、来年また来られるといいな。

  •  アチコチ停まりながら10:40、サンチャゴのバスターミナルに到着。5日掛けて歩いた行程がたった2時間ちょっと。いつものことながらギャフンだ。車体横のトランクルームからバックパックを引っ張り出したら市内に向けてゾロゾロと歩き出す。台湾組は私が1週間前に泊まってスティックを貰ったアルベルゲ隣の私営アルベルゲに入って行った。昨晩この子達はサンチャゴで泊まるアルベルゲを探していたが、希望してたメノールが一杯だったのでこっちの私営を予約したらしい。メノールは当日分がいっぱいあるよと翻訳を使って言ってみたけど、やっぱり予約しないと不安だったようだ。そのときハンガリー人ボランティアのデイビットが気を利かせて空いているアルベルゲを教えてやったらしい。<br />

     アチコチ停まりながら10:40、サンチャゴのバスターミナルに到着。5日掛けて歩いた行程がたった2時間ちょっと。いつものことながらギャフンだ。車体横のトランクルームからバックパックを引っ張り出したら市内に向けてゾロゾロと歩き出す。台湾組は私が1週間前に泊まってスティックを貰ったアルベルゲ隣の私営アルベルゲに入って行った。昨晩この子達はサンチャゴで泊まるアルベルゲを探していたが、希望してたメノールが一杯だったのでこっちの私営を予約したらしい。メノールは当日分がいっぱいあるよと翻訳を使って言ってみたけど、やっぱり予約しないと不安だったようだ。そのときハンガリー人ボランティアのデイビットが気を利かせて空いているアルベルゲを教えてやったらしい。

  •  さて私が泊まるメノールは1時半にならないとベッドルームに入れないので取り合えずオブラドイロ広場に行ってみよう。サンチャゴでする暇つぶしはここばっか。何もすることがない時間つぶしなので、ずっと石畳の上にお座りして人間ウォッチングをしている。到着してテンションが上がった巡礼を見るのは楽しい。台湾の子達も身軽になったスタイルで広場にやってきたのが遠くに見えた。今まで入ったことのない坂下の教会を訪問してみる。出てきた所でまた台湾の子達とバッタリ。彼らもあちこち探索してるようだ。カテドラルの内部は修復中なのでミサは近くのフランシスコ教会で巡礼者のミサが行われている。バックパックを担いでいるのでどうせ入れないだろけど駄目元で行ってみると案の定入り口で止められる。やっぱり「ペケーニョ モチーラ(小さいバッグ)だけ」と言っているようだ。じゃぁミサはいいやと戻る道筋にまた台湾の子達が昼飯を食べるレストランを物色していたので写真をパチリ。あちこちで会っていたが、これが最後になった。<br /><br /> 今日は日曜日なので、どうせ閉まってるんだろなーと諦め半分でスーパーのフロイスに行ってみたが予想どおりお休みしていた。ここって必ず日曜は閉まってるな。ガツガツ仕事しないのは羨ましいが旅行者にはとても不便。仕方ないから近くのフルテリア(果物屋)でジャガイモ1、トマト1、大きなマッシュルーム2、人参1、玉ねぎ1にサーモンの缶詰などを細々と買い揃えて合計2ユーロと少し。こんな面倒な買い物なのに店のセニョーラは嫌な顔をすることなくいちいち秤で計って笑顔で売ってくれた。またここんちに来てもいいな。パンも置いてあるのに何故か売ってくれなかったので、予約でもされてたんだろうか。それとも昨日のパンで古くなったからかな?少し戻ってパナデリア(パン屋)で前から気になっていた木の実が入った黒パンを買ってみる。ガラスケースのパンを取り出して切ろうとしたが、何か思い浮かんだようで店の奥から同じ種類のパンを持ってきた「こっちの方がカリエンテ(温かい)だから」と言っているようだ。このセニョーラも親切だな。パンが欲しくなったらスーパーじゃなくてここんちに買いに来よう。ずっしりと重くて木の実入りなので普通のパンよりお高くてここも2ユーロと少しだった。

     さて私が泊まるメノールは1時半にならないとベッドルームに入れないので取り合えずオブラドイロ広場に行ってみよう。サンチャゴでする暇つぶしはここばっか。何もすることがない時間つぶしなので、ずっと石畳の上にお座りして人間ウォッチングをしている。到着してテンションが上がった巡礼を見るのは楽しい。台湾の子達も身軽になったスタイルで広場にやってきたのが遠くに見えた。今まで入ったことのない坂下の教会を訪問してみる。出てきた所でまた台湾の子達とバッタリ。彼らもあちこち探索してるようだ。カテドラルの内部は修復中なのでミサは近くのフランシスコ教会で巡礼者のミサが行われている。バックパックを担いでいるのでどうせ入れないだろけど駄目元で行ってみると案の定入り口で止められる。やっぱり「ペケーニョ モチーラ(小さいバッグ)だけ」と言っているようだ。じゃぁミサはいいやと戻る道筋にまた台湾の子達が昼飯を食べるレストランを物色していたので写真をパチリ。あちこちで会っていたが、これが最後になった。

     今日は日曜日なので、どうせ閉まってるんだろなーと諦め半分でスーパーのフロイスに行ってみたが予想どおりお休みしていた。ここって必ず日曜は閉まってるな。ガツガツ仕事しないのは羨ましいが旅行者にはとても不便。仕方ないから近くのフルテリア(果物屋)でジャガイモ1、トマト1、大きなマッシュルーム2、人参1、玉ねぎ1にサーモンの缶詰などを細々と買い揃えて合計2ユーロと少し。こんな面倒な買い物なのに店のセニョーラは嫌な顔をすることなくいちいち秤で計って笑顔で売ってくれた。またここんちに来てもいいな。パンも置いてあるのに何故か売ってくれなかったので、予約でもされてたんだろうか。それとも昨日のパンで古くなったからかな?少し戻ってパナデリア(パン屋)で前から気になっていた木の実が入った黒パンを買ってみる。ガラスケースのパンを取り出して切ろうとしたが、何か思い浮かんだようで店の奥から同じ種類のパンを持ってきた「こっちの方がカリエンテ(温かい)だから」と言っているようだ。このセニョーラも親切だな。パンが欲しくなったらスーパーじゃなくてここんちに買いに来よう。ずっしりと重くて木の実入りなので普通のパンよりお高くてここも2ユーロと少しだった。

  •  40日振りに定宿メノールにチェックイン。2泊で30ユーロ、公営としたら高額だけどサンチャゴなので仕方ないだろう。カードでお支払い。まだ1時前なのでベッドルームには入れないから地下のキッチンへ移動して買ってきた野菜でスープを作ろう。味付けは持ち歩いているセボージャ(玉ねぎ)スープの素と塩少々。色んなスープの素が売られているが、この玉ねぎスープの素が一番使い勝手がいいので見つけるとバックパックの中に常備しておく。ここのキッチンには昨年までは前の巡礼が残していった調味料がいっぱいあったのだが、今回はみんな片付けられていたので残念。<br /><br /> 日本でも生のマッシュルームって使ったことなかったけど、このマッシュルームの軸を取ったら傘の裏側が真っ黒だったのでびっくりする。え、腐ってるのこれ?でも勿体ないしなー、黒くなってる部分を爪で引っかいてこそげ落としてみる。だ、大丈夫かなこれ食べて。タンパク質にはサーモン缶詰をオイルごと入れてみる。この組み合わせも初挑戦なので、スペインに来るようになってから色んなことが出来るようになった。最初に巡礼に来たときには自炊と言えばスパゲッティを茹でることしか頭になかったけど、徐々に野菜も食べるようになって、今は野菜が中心だ。色んな野菜を片手鍋にぶち込んだので山盛りになった。味も野菜の旨みが出たようで上々の仕上がり。フェイスブックに書いたらマッシュルームには白いのと黒いのがあるけどどちらも食べて大丈夫と教えてくれる友達がいた。次からは安心して使えそうだ。<br /><br /> ベッドルームに行ってみると、初のABCのDルームでやたらと奥まった先の先でトイレに行くのが面倒そう。ベッド8台の小さな部屋でフランスおばちゃんが二人先着していた。年配者は愛想がいいので知ってるフランス語で挨拶。フランス語は10個程度しか単語を知らないのですぐ品切れ。この人たちは英語は話さないようだ。フランス人あるある。

     40日振りに定宿メノールにチェックイン。2泊で30ユーロ、公営としたら高額だけどサンチャゴなので仕方ないだろう。カードでお支払い。まだ1時前なのでベッドルームには入れないから地下のキッチンへ移動して買ってきた野菜でスープを作ろう。味付けは持ち歩いているセボージャ(玉ねぎ)スープの素と塩少々。色んなスープの素が売られているが、この玉ねぎスープの素が一番使い勝手がいいので見つけるとバックパックの中に常備しておく。ここのキッチンには昨年までは前の巡礼が残していった調味料がいっぱいあったのだが、今回はみんな片付けられていたので残念。

     日本でも生のマッシュルームって使ったことなかったけど、このマッシュルームの軸を取ったら傘の裏側が真っ黒だったのでびっくりする。え、腐ってるのこれ?でも勿体ないしなー、黒くなってる部分を爪で引っかいてこそげ落としてみる。だ、大丈夫かなこれ食べて。タンパク質にはサーモン缶詰をオイルごと入れてみる。この組み合わせも初挑戦なので、スペインに来るようになってから色んなことが出来るようになった。最初に巡礼に来たときには自炊と言えばスパゲッティを茹でることしか頭になかったけど、徐々に野菜も食べるようになって、今は野菜が中心だ。色んな野菜を片手鍋にぶち込んだので山盛りになった。味も野菜の旨みが出たようで上々の仕上がり。フェイスブックに書いたらマッシュルームには白いのと黒いのがあるけどどちらも食べて大丈夫と教えてくれる友達がいた。次からは安心して使えそうだ。

     ベッドルームに行ってみると、初のABCのDルームでやたらと奥まった先の先でトイレに行くのが面倒そう。ベッド8台の小さな部屋でフランスおばちゃんが二人先着していた。年配者は愛想がいいので知ってるフランス語で挨拶。フランス語は10個程度しか単語を知らないのですぐ品切れ。この人たちは英語は話さないようだ。フランス人あるある。

  •  夕暮れ時に何もないのも寂しいので飲み残しのワインとつまみを持って巨大キッチンへ。なんとムシアへの道で仲良くなったばっちゃんが部屋の隅にポツンと一人でいた、3日振りの再会。互いに大喜びする。今更だが名前を教えて貰うとニーナと言うそうだ。見た目ワイルドなイメージと違って名前は可愛かった。ニーナはここには泊まらずに今晩10時の夜行バスでリスボンへ行くそうだ。夜発なので時間がたっぷりあり過ぎるので自由に出入りできるメノールに時間潰しに来たらしい。なので会えたのはまったくの偶然だった。ワインとつまみ持ってて良かった。「グラスグラス」と言って少し離れた食器棚からニーナ用のグラスを持ってこさせる。<br /><br /> スペイン人にしては英語が達者だなと思ってたらポーリッシュだった。出会ったポーランド人ってみんな英語を上手に喋るので感心する。日本は海に囲まれている国なので簡単に外国へ行くことは出来ないし外国からも気軽に来ることはできない。何年も英語の授業があるのに、殆どの日本人は外国人と話す必要がないまま一生を終わるのかも知れない。それが日本人が外国語が話せない大きな原因かも。ヨーロッパでは周り中が外国と陸続きなのでその辺りは日本とまったく事情が違うんだろな。特にEUなんかじゃ国境なんか無いのと同じだし通貨も同じ。しかし言葉はその国独自のものがあるのでヨーロッパの人は4カ国5ヶ国語を話す人はざらにいる。どの国の言葉も元がラテン語なので似ているから外国語の習得は容易だし仕事や生活する上でも必要なんだろう。日本とはまったく事情が違う。<br /><br /> ニーナはイギリス人の道を歩くようなことを言ってたけど、結局日数が足りなかったのか、ムシアで2泊してからフィステラで1泊して、フィステラからセーまで歩いてから今日サンチャゴへバスでやって来たので私と再会できたそうだ。そして今晩のバスでリスボンへ。ニーナのまだろっこしい行動は理解不能だ。

     夕暮れ時に何もないのも寂しいので飲み残しのワインとつまみを持って巨大キッチンへ。なんとムシアへの道で仲良くなったばっちゃんが部屋の隅にポツンと一人でいた、3日振りの再会。互いに大喜びする。今更だが名前を教えて貰うとニーナと言うそうだ。見た目ワイルドなイメージと違って名前は可愛かった。ニーナはここには泊まらずに今晩10時の夜行バスでリスボンへ行くそうだ。夜発なので時間がたっぷりあり過ぎるので自由に出入りできるメノールに時間潰しに来たらしい。なので会えたのはまったくの偶然だった。ワインとつまみ持ってて良かった。「グラスグラス」と言って少し離れた食器棚からニーナ用のグラスを持ってこさせる。

     スペイン人にしては英語が達者だなと思ってたらポーリッシュだった。出会ったポーランド人ってみんな英語を上手に喋るので感心する。日本は海に囲まれている国なので簡単に外国へ行くことは出来ないし外国からも気軽に来ることはできない。何年も英語の授業があるのに、殆どの日本人は外国人と話す必要がないまま一生を終わるのかも知れない。それが日本人が外国語が話せない大きな原因かも。ヨーロッパでは周り中が外国と陸続きなのでその辺りは日本とまったく事情が違うんだろな。特にEUなんかじゃ国境なんか無いのと同じだし通貨も同じ。しかし言葉はその国独自のものがあるのでヨーロッパの人は4カ国5ヶ国語を話す人はざらにいる。どの国の言葉も元がラテン語なので似ているから外国語の習得は容易だし仕事や生活する上でも必要なんだろう。日本とはまったく事情が違う。

     ニーナはイギリス人の道を歩くようなことを言ってたけど、結局日数が足りなかったのか、ムシアで2泊してからフィステラで1泊して、フィステラからセーまで歩いてから今日サンチャゴへバスでやって来たので私と再会できたそうだ。そして今晩のバスでリスボンへ。ニーナのまだろっこしい行動は理解不能だ。

  • (これまでと違ってニーナの良い顔が撮れたのでこちらも紹介)ポーランド人だが今はドイツのWroclawと言う町に住んでいるとスマホの地図で教えてくれる。私の日記帳に「1939-1945 O&#39;swiecim(アウシュビッツ)」と書いて説明をしてくる。ポーランドには人類史上最悪の出来事、アウシュビッツがあったんだ。髪の毛や靴がどうのこうのと見てきたことを一生懸命説明してくれる。恐ろしい歴史があるアウシュビッツには行きたくないけど、もしポーランドに行ったら必ず行くべき所だろな。ワインを飲みながら色んなことをお喋りしたけど半分も分からなかったが互いに楽しかったからオッケー。時間が迫ったので2度ハグしてバイバイ。凄くパワフルで楽しいばっちゃんだった。どれもこれも人との出会いは後で思い返すと全てが掛け替えのない素晴らしい思い出になる。なんちゃってガラにもない事書いちゃったけど本当です。<br /><br /><br /> Fisterra_Muxia9 サンチャゴの休日2 Santiago de Compostela<br />

    (これまでと違ってニーナの良い顔が撮れたのでこちらも紹介)ポーランド人だが今はドイツのWroclawと言う町に住んでいるとスマホの地図で教えてくれる。私の日記帳に「1939-1945 O'swiecim(アウシュビッツ)」と書いて説明をしてくる。ポーランドには人類史上最悪の出来事、アウシュビッツがあったんだ。髪の毛や靴がどうのこうのと見てきたことを一生懸命説明してくれる。恐ろしい歴史があるアウシュビッツには行きたくないけど、もしポーランドに行ったら必ず行くべき所だろな。ワインを飲みながら色んなことをお喋りしたけど半分も分からなかったが互いに楽しかったからオッケー。時間が迫ったので2度ハグしてバイバイ。凄くパワフルで楽しいばっちゃんだった。どれもこれも人との出会いは後で思い返すと全てが掛け替えのない素晴らしい思い出になる。なんちゃってガラにもない事書いちゃったけど本当です。


    Fisterra_Muxia9 サンチャゴの休日2 Santiago de Compostela

  • 8/5 サンチャゴ・メノールのアルベルゲ2日目の朝。連泊でも9時になったら掃除の時間なので午後になるまで外に出てなくてはならない。必要な物をナップザックに移してメノールを後にする。取りあえず行く所はカテドラルしかないな。カテドラルは内部の修復に移っているので工事現場のようだ。ようだじゃなくて丸ごと本物の工事現場。当然、ミサはないけど中に入ることは出来る。早朝でガラガラだからのんびり内部を見て廻る。大きな宝石がちりばめてあるサンチャゴの像も早朝なら見張りはいない。ここぞとばかり色とりどりの大きな宝石を撫で回してみる。<br />

    8/5 サンチャゴ・メノールのアルベルゲ2日目の朝。連泊でも9時になったら掃除の時間なので午後になるまで外に出てなくてはならない。必要な物をナップザックに移してメノールを後にする。取りあえず行く所はカテドラルしかないな。カテドラルは内部の修復に移っているので工事現場のようだ。ようだじゃなくて丸ごと本物の工事現場。当然、ミサはないけど中に入ることは出来る。早朝でガラガラだからのんびり内部を見て廻る。大きな宝石がちりばめてあるサンチャゴの像も早朝なら見張りはいない。ここぞとばかり色とりどりの大きな宝石を撫で回してみる。

  •  靴の中敷がへたって来てるし帽子もおんぼろになっているのでデカトロンに行ってみる。帽子は希望の山用タイプは高かったのでキャップタイプだけど首筋を守る布付きなので見ためより実力がありそう。中敷きはひとつだけあったけど薄いジェルタイプで役不足ぽい。日本の百均で売っていそう。これだけじゃ長距離歩きには持たないだろうと思って古くなった中敷も捨てないで取っておくことにする。取りあえずは両方とも必要なのでイマイチと思いながらも買ってみる。どちらも10ユーロがちょっぴり欠ける値段だった。<br />

     靴の中敷がへたって来てるし帽子もおんぼろになっているのでデカトロンに行ってみる。帽子は希望の山用タイプは高かったのでキャップタイプだけど首筋を守る布付きなので見ためより実力がありそう。中敷きはひとつだけあったけど薄いジェルタイプで役不足ぽい。日本の百均で売っていそう。これだけじゃ長距離歩きには持たないだろうと思って古くなった中敷も捨てないで取っておくことにする。取りあえずは両方とも必要なのでイマイチと思いながらも買ってみる。どちらも10ユーロがちょっぴり欠ける値段だった。

  •  広場に出たら台湾青年と再会する。お嬢さん二人がいないのでどうしたのかな?3人は巡礼中に知り合いになって、同じ台湾人と言う事で暫く行動を共にしていただけだったようだ。女の子二人は既にマドリッドへ向かったそうだ。青年に名前を書いてもらうと読めない漢字を書いたので隣にカタカナでルビを振っておく。ウ・ユーシャンと読むそうだ。カッコして「台湾」と書いたら、台湾の漢字で同じ事を書いてくれる。湾は何となく読めるけど台はまったく別の漢字だった。ユーシャンは明日ポルトへ移動して観光とのこと。やっぱり巡礼後にポルトガルへ行く人って多いんだな。私も4年前は巡礼後に日数が余ったので2日間のポルト観光に行ったことがあったので、近いし有名な観光地なので時間潰しにはもってこいという所だ。

     広場に出たら台湾青年と再会する。お嬢さん二人がいないのでどうしたのかな?3人は巡礼中に知り合いになって、同じ台湾人と言う事で暫く行動を共にしていただけだったようだ。女の子二人は既にマドリッドへ向かったそうだ。青年に名前を書いてもらうと読めない漢字を書いたので隣にカタカナでルビを振っておく。ウ・ユーシャンと読むそうだ。カッコして「台湾」と書いたら、台湾の漢字で同じ事を書いてくれる。湾は何となく読めるけど台はまったく別の漢字だった。ユーシャンは明日ポルトへ移動して観光とのこと。やっぱり巡礼後にポルトガルへ行く人って多いんだな。私も4年前は巡礼後に日数が余ったので2日間のポルト観光に行ったことがあったので、近いし有名な観光地なので時間潰しにはもってこいという所だ。

  •  今度はムシアのアルベルゲでボランティアしてたハンガリー男性ディビットと再会。ディビットはムシアのデルフィンで11日間ボランティアをしていたそうだ。ちなみにデルフィンは毎年数人のハンガリー男女がボランティアしている。もしかしてハンガリーでは有名なんかな?今日はユーシャンと同じくバスでポルトに行くそうだ。じゃぁきっと同じバスかも知れない。ポルト大人気。今度もまた互いのカメラでツーショットしてバイバイ。私が被っている帽子がさっきデカトロンで買ったやつです。

     今度はムシアのアルベルゲでボランティアしてたハンガリー男性ディビットと再会。ディビットはムシアのデルフィンで11日間ボランティアをしていたそうだ。ちなみにデルフィンは毎年数人のハンガリー男女がボランティアしている。もしかしてハンガリーでは有名なんかな?今日はユーシャンと同じくバスでポルトに行くそうだ。じゃぁきっと同じバスかも知れない。ポルト大人気。今度もまた互いのカメラでツーショットしてバイバイ。私が被っている帽子がさっきデカトロンで買ったやつです。

  •  11時を過ぎたので巡礼者のミサが行われるサンフランシスコ教会へ。聖堂の隅に人だかりがするので行ってみる。スタンプでも貰えるんかな。あ、思い出した。ここでも巡礼証明書(なのかな?)を発行するんだった。良かったクレデンシャル持ってたよ。寄付には1ユーロコインを入れさせて貰って証明書をゲットだぜ。でもここって巡礼オフィスみたいにスタンプのチェックもないし質問も何もされなくてさっさと証明書を発行してくれるので有りがた味がイマイチだった。もらって置いて勝手なこと言ってるけど、証明書にスタンプを押してくれるだけで自分で日付と名前を記入するんだもんな。<br />

     11時を過ぎたので巡礼者のミサが行われるサンフランシスコ教会へ。聖堂の隅に人だかりがするので行ってみる。スタンプでも貰えるんかな。あ、思い出した。ここでも巡礼証明書(なのかな?)を発行するんだった。良かったクレデンシャル持ってたよ。寄付には1ユーロコインを入れさせて貰って証明書をゲットだぜ。でもここって巡礼オフィスみたいにスタンプのチェックもないし質問も何もされなくてさっさと証明書を発行してくれるので有りがた味がイマイチだった。もらって置いて勝手なこと言ってるけど、証明書にスタンプを押してくれるだけで自分で日付と名前を記入するんだもんな。

  •  来たときはガラガラだった聖堂内もミサ15分前になったら人が沢山入ってきて12時には立ち見の人(こら)まで出るようになった。よくこんだけ多くの人が毎日サンチャゴにやってくるもんだと呆れるやら感心するやら。サンチャゴでは多くの人が帰国までの日程調整するだろうから、そのせいでここには巡礼の通過地より何倍も巡礼がいるようだ。<br /><br /> ミサ後は土産物屋を徘徊してTシャツの価格調査。4年前のように5ユーロなんてTシャツはひとつもなくて最低でも6ユーロだった。カテドラルのお土産コーナーのTシャツが4ユーロだった気がして行ってみる。でも思い違いで値段を聞いたら16ユーロもしていた。一番安いシャツでも土産に5枚も買ったら一日の目標生活費を軽くオーバーしてしまうので、土産にTシャツは諦める。

     来たときはガラガラだった聖堂内もミサ15分前になったら人が沢山入ってきて12時には立ち見の人(こら)まで出るようになった。よくこんだけ多くの人が毎日サンチャゴにやってくるもんだと呆れるやら感心するやら。サンチャゴでは多くの人が帰国までの日程調整するだろうから、そのせいでここには巡礼の通過地より何倍も巡礼がいるようだ。

     ミサ後は土産物屋を徘徊してTシャツの価格調査。4年前のように5ユーロなんてTシャツはひとつもなくて最低でも6ユーロだった。カテドラルのお土産コーナーのTシャツが4ユーロだった気がして行ってみる。でも思い違いで値段を聞いたら16ユーロもしていた。一番安いシャツでも土産に5枚も買ったら一日の目標生活費を軽くオーバーしてしまうので、土産にTシャツは諦める。

  •  今日はスーパーのフロイスがやってる日なので買出しに向かう。カット野菜、サイコロチーズ1袋、ワイン、ニンニク味のラスク(マイブーム)、トマト、桃、オレンジジュース1リットルで5.45ユーロのお買い上げ。ワインは1.3ユーロなので円なら160円くらいかな?この位の値段でも十分美味しい。元々ワインの良し悪し分からないし何飲んでも同じ。メノールの巨大キッチンで買ってきた物をテーブルに広げて一人だけど2時間くらい掛けてのんびり戴く。昨日の木の実入り黒パンは少し硬くなっていた。ワインは4分の1ほど残す。飽きたら無理して飲みきらない方が良い。後で飲む楽しみが生まれるし。<br /><br /> 夕方、詰まらないのでキッチンへ降りていって残したワインをパンを肴に飲むことにする。まだ飲み足りないので売店の高い缶ビール1.2ユーロと小さなヨーグルトを買う。どちらもスーパーの倍の値段だ。セミナリオの名が泣くぞ。暇つぶしなので明日のタイムスケジュールを逆順にして書き出してみる。<br /> 9:45 バス発車<br /> 9:25 バスターミナル到着<br /> 9:00 メノール出発<br /> 7:30 起床<br /> 随分ゆっくりでいいんだな。例年、マドリッドへは電車で移動だったが、チケットが買いづらい関係で今年は初のバス移動となった。マドリッドへ10時間の旅。今からうんざり。<br /><br /> マドリッドのバスターミナルは幾らか土地勘があるモンクロワと思っていたが違って、Estacion Surと言う南バスターミナルらしい。午後7時にバスターミナルに着いたとしても、ここだとアトーチャ駅迄そこそこの距離があるし、予約した宿まではその倍の距離がありそうだ。オスタル到着はスムーズに行ったとしても8時半にはなりそうだな。知らない土地で余りスムーズに行ったことないし。でもスペインは日没が10時なのが救い。暗くなる前にオスタルに着ければ御の字だ。今の内にできるだけのパッキングを済ませて早寝。<br /><br />Fisterra_Muxiaの旅これにておしまい<br />明日はサンチャゴからマドリッドへ移動し日本へ帰るまでのお話<br />歩く歩く歩く 2019の19 おまけ1 が始まります

     今日はスーパーのフロイスがやってる日なので買出しに向かう。カット野菜、サイコロチーズ1袋、ワイン、ニンニク味のラスク(マイブーム)、トマト、桃、オレンジジュース1リットルで5.45ユーロのお買い上げ。ワインは1.3ユーロなので円なら160円くらいかな?この位の値段でも十分美味しい。元々ワインの良し悪し分からないし何飲んでも同じ。メノールの巨大キッチンで買ってきた物をテーブルに広げて一人だけど2時間くらい掛けてのんびり戴く。昨日の木の実入り黒パンは少し硬くなっていた。ワインは4分の1ほど残す。飽きたら無理して飲みきらない方が良い。後で飲む楽しみが生まれるし。

     夕方、詰まらないのでキッチンへ降りていって残したワインをパンを肴に飲むことにする。まだ飲み足りないので売店の高い缶ビール1.2ユーロと小さなヨーグルトを買う。どちらもスーパーの倍の値段だ。セミナリオの名が泣くぞ。暇つぶしなので明日のタイムスケジュールを逆順にして書き出してみる。
    9:45 バス発車
    9:25 バスターミナル到着
    9:00 メノール出発
    7:30 起床
    随分ゆっくりでいいんだな。例年、マドリッドへは電車で移動だったが、チケットが買いづらい関係で今年は初のバス移動となった。マドリッドへ10時間の旅。今からうんざり。

     マドリッドのバスターミナルは幾らか土地勘があるモンクロワと思っていたが違って、Estacion Surと言う南バスターミナルらしい。午後7時にバスターミナルに着いたとしても、ここだとアトーチャ駅迄そこそこの距離があるし、予約した宿まではその倍の距離がありそうだ。オスタル到着はスムーズに行ったとしても8時半にはなりそうだな。知らない土地で余りスムーズに行ったことないし。でもスペインは日没が10時なのが救い。暗くなる前にオスタルに着ければ御の字だ。今の内にできるだけのパッキングを済ませて早寝。

    Fisterra_Muxiaの旅これにておしまい
    明日はサンチャゴからマドリッドへ移動し日本へ帰るまでのお話
    歩く歩く歩く 2019の19 おまけ1 が始まります

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