2021/06/03 - 2021/06/05
160位(同エリア1989件中)
へびおさん
和歌山の旅、後編です。
高野山に行った後は温泉に入りたいなと思い、最初は加太温泉を考えていました。
でも加太は大阪に隣接していたので「もっと和歌山を感じたい!」と考え直し、色々調べたら南紀白浜に飛鳥時代の天皇たちが行幸した古い温泉があるということを知り俄然行きたくなる。
費用の面はクリアしたので、あまり深く考えず高野山 → 白浜を決めてしまったのですが、とにかく移動の時間が長すぎて・・・
今回は観光よりもほぼ移動に時間を費やした旅となってしまいました。
<往路・新幹線>(EXのぞみファミリー早特)
東京 6:00 → 新大阪 8:22 12200円
<復路・飛行機>(JAL公式HPより予約)
JAL214便(先得割引タイプB)
南紀白浜空港 13:45 → 羽田空港 14:55 13790円
<宿泊>
楽天トラベルより予約
高野山;宿坊・恵光院 1泊2食付 税込13300円
白浜;白良荘グランドホテル 1泊2食付き 税込12733円(プラチナ会員特典と割引クーポンで2393円引)
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
6/4(金)
旅2日目、高野山から白浜に向かっています。
紀ノ川を越えて。 -
外は土砂降りになっていました。
ホームから電車に乗り込むだけでもびしょ濡れになっちゃいます。 -
高野山 9:07 → 極楽橋 → 橋本 → 和歌山 11:44
和歌山駅では奈良行の電車を見つけた!
私を奈良まで連れて行って~
(でもこの旅の2週間後に奈良に行く計画を立てています) -
和歌山から白浜までの乗換は色々あったのですが、どこも30分以上時間が空いちゃうようでした。
(紀伊田辺乗換だと160分待ち!!!)
なので和歌山駅ならお土産も買えるしお昼にも丁度良いかと考え、思い切ってここで90分待ちを選択。
スーツケースをロッカーに預け、駅ビルに入ります。 -
JR和歌山駅併設のショッピングセンターMIOの地下1階にある食堂街へ。
和歌山ラーメンで有名な『丸美商店』はお客さんが並んで待っていました。
店内は空いている席もあったけど、コロナのことを考えて満席にしないのかも。 -
待ってまで食べようとは思わなかったので、丸美商店の隣のお店『香来』で食べることにしました。
台湾料理のお店っぽかったです。 -
店内。
テーブル席にはアクリル板があってコロナ対策バッチリ。 -
金山寺味噌ラーメンにしようか迷ったのだけど、注文したのは黒醤油ラーメン(830円)。
想像以上に濃い色のスープ。
そして見た目通りの味の濃さでした。 -
母が頼んだのは白醤油ラーメン(830円)。
塩味に近いけど普通の塩ラーメンではなく、タンメンとも違う・・・
出汁醤油のような??
↑私は食べていないので母から聞いた感想です。
白醤油ラーメンも味が濃かったそう。 -
焼き餃子(280円)
小ぶり。 -
お腹がいっぱいになったら、1階の『黒潮市場』でお土産を買います。
今回の旅のスケジュールではここでしか買う時間が取れませんでした。 -
20分ほどウロウロして買ったお土産がコチラ。
① みかんのだんだん畑 980円
② みかんの塩 230円
③ ほたて紀州煮 1100円
④ 角濱ごまどうふ 760円
⑤ 高菜漬 めはり 530円
①はみかんのラングドシャ。
15個入なので会社のバラマキ土産に丁度良いです。
②は和歌山県産の梅を使った梅酢塩にみかんの皮が入った塩でした。
家に帰って袋を開けてみたら、今までに嗅いだことのない匂いでしたww
③は販売者が和歌山なだけで、製造は三重の会社でした。
その土地の物にこだわって買う場合は、裏に書いてある原材料とか要チェックですね! -
左から
① 和歌山のみかんの実ジュレ 290円
②じゃばらまる 150円
③キノネンリン有田みかんバームクーヘン 260円
④ダイヤモンド梅 330円×3
⑤観音山ストレートジュース 500円
⑥吟醸酒熊野三山 890円
⑦わかやまポンチ 650円
⑧梅酒ミニ 240円
①と⑤は和歌山県産温州ミカン、⑧ももちろん和歌山県産の梅を使っています。
梅酒の水は熊野の名水・冨田の水で仕込んでいるそう。
⑦には梅甘露煮・みかんシラップ漬け・はっさくシラップ漬け・若桃と全て和歌山県産の原材料を使っています。
和歌山は桃も美味しいらしいですよ。
②の『じゃばら』が最初「蛇腹??」って思ったのですが、ユズに似た味の和歌山原産の柑橘だそうです。 -
そして1粒300円するダイヤモンド梅~!
金箔が乗っています。
どんな味なのかな
楽しみ♪ -
和歌山と言えば、ダントツで有名なのが梅干し!
南高梅が有名で、梅の生産量65%を和歌山が占めているそう。
因みに生産量は1位が和歌山で約7万トン、2位が意外にも関東の群馬で約5000トン、3位が三重で約2000トン。
と言うことで、和歌山に来たら絶対本場の南高梅の梅干しを買おうと思っていたのです。
MIO内にある『梅のこさき』という専門店でお話しを聞きながら買ったのが、『華梅』という塩分8%はちみつ漬けの梅干し(3240円)。
他のに比べて粒が大きいそう。
小さい箱のやつだと1600円くらいだったと思います。
好みの甘酸っぱさで美味しかった~
人気なのは塩分5%のはちみつ漬け梅干しらしい。
それも買っておけば良かったな・・・ -
駅の前では農芸高校の生徒さんたちが野菜などを売っていました。
母が興味を持って覗いてみる。 -
ジャムを見ていたら、先生らしき方が説明をしてくれました。
-
ハッサクマーマレードやイチゴのジャムも売っていましたが、この柿生姜ジャムが珍しくてお薦めとのことでした。
最後の1個ゲット!
400円くらいだったかな?
手作りのラベルシールも良いですね。
角切りした柿がたくさん入っていました。
柿の自然な甘さと生姜の辛さが合っていて美味しかった。
少しレモンなどの酸味があったら爽やかな味になるのかもです。
柿も和歌山が収穫量1位。(2位は奈良)
和歌山はフルーツ王国なんですね。 -
もうちょっとフラフラしていたかったのですが、お土産にあまり興味のない母の集中力が切れてきたので改札に入ることにします。
和歌山駅の駅名表示板はみかんを思わせる色。 -
13:18発のくろしお11号に乗って移動します。
ホームにはパンダのイラスト。
南紀白浜と言えば、パンダの大家族が居るアドベンチャーワールドが有名ですもんね。 -
電車が入線してきました。
パンダの顔してる!
パンダくろしお『Smileアドベンチャートレイン』です。 -
車体にシロクマ、ライオンなど動物の写真がラッピングされていました。
-
パンダがこっち向いてる~ww
念のため指定席を取りましたが、ガラガラでした。
観光列車もお客さんが少なくて大変ですね。
どうにか乗り切っていただきたい。 -
和歌山 13:18 → 白浜 14:41
乗車券1980円+特急券1950円でした。 -
観光スポットでは車掌さんからの観光アナウンスが入ります。
天気が良ければな・・・
大荒れの和歌浦湾。 -
この日は全国的に大雨の予報でした。
一番動ける旅の中日を移動に費やすのは勿体なかったですが、予定を入れていたとしてもこんな天気ではどこにも行けなかったので結果オーライ的な。 -
動物推しww
電車に何か遭った場合のパンダが一生懸命脱出しようとしているイラストが面白い。
荷物掛けがペンギンの顔に見えるのは私だけでしょうか?? -
高野山の宿坊を出てから6時間かけて白浜に到着~!!
反対ホームにはパンダくろしお『サステナブルSmileトレイン』が停まっていました。
Smileアドベンチャートレインと違うのはパンダくろしおが親子になっているところです。
車内のヘッドカバーや車体のラッピングも違うよう。 -
白浜駅はパンダだらけでした。
なんか偽物っぽいのもいるケド・・・ -
駅に着いたら土砂降り"(-""-)"
温泉街の無料シャトルバスが運行を再開したということで、15時発のバスに乗って宿泊ホテルまで向かいます。
可愛い車体ですが、中はよくある送迎バスなので、大きいスーツケースだとちょっと厳しいかもです。
午後便↓
http://www.shirahama-ryokan.jp/access/bus1.html -
15:30
やっとホテルに到着です。
白浜でお世話になる白良荘グランドホテル。
部屋番号が429って「死」と「苦」が重なって不吉だわ・・・
↓利用したプラン
【夕食時間17:30開始】でお得★お一人1670円割引&ラウンジ券の特典付/彩り会席
スタンダード和室10畳/禁煙
青い海が広がるオーシャンビュー和室10畳 -
全室オーシャンビューが自慢のホテルです。
部屋の大きな窓からは白良浜のビーチがよく見えました。 -
このまま何も観光しないとただ食べるだけの1日になってしまうので、ホテル裏にある神社に行ってみました。
熊野三所神社。
浜にも繋がっています。 -
お社。
創建は不明ですが、熊野三山の神を観請しているそうです。 -
斉明天皇行幸の碑。
天智・天武の母である斉明天皇が、甥の有間皇子の勧めで現在の白浜温泉である『牟婁温泉』に行幸されます。
その際、天皇がこの地にあった石に腰を掛けたことから、斉明天皇腰掛石を磐座(ご神体)として祀ったのが始まりということです。 -
けっこう大きな神社です。
そしてまたも裏参道から入ってしまっていたよう・・・ -
この神社にお参りに来たかったのは飛鳥時代の天皇に関係している場所だったからというのもあるのですが、古墳があるというのを聞いていたからなんです。
表参道に面した場所に古墳の入口、見っけ!! -
火雨塚(ひさめつか)古墳。
珍しい名前ですね。
古墳時代後期の円墳と考えられているそう。
白浜半島に唯一現存している古墳です。 -
奥に見えるのは石棺かな。
-
表参道の鳥居。
紫陽花が咲いていました。
近くに他に見どころを見つけられなかったので、旅2日目の観光はこれにて終了。 -
16:00
ホテルに戻って来ました。
夕飯が17時半からスタートする安いプランにしていたので、夕飯の前に温泉に入ろう。 -
と思っていたのですが、このホテル、浴衣の上に羽織る丹前とかが無いんです。
フロントに訊いてみようかと思ったのですが、「置いてないってことは無いのよ」と母が言うので諦める。
羽織るものがないまま浴衣で夕飯処に行くのは心もとないので、温泉は後にすることに。
口コミの高いホテルだったので選んだのですが、部屋の電気が切れかかっていたり(←さすがに交換をお願いする)、お客より従業員さんのほうが多く配置されていて圧迫感を感じたり、そこに人員必要?って感じたり、色々「???」なホテルでした。 -
夕飯会場へ。
エレベーター前から席まで、4人の従業員さんに引き継がれて案内される。
今回予約したプランは夕飯が17時半からスタートするプランでしたが、通常は17:30、18:30、19:30から選べるみたいです。
ラウンジ1回利用券付で、ビールやカクテル、コーヒー・紅茶、ソフトドリンクなどが無料でいただけます。
窓際の席を案内されましたが、眺望はイマイチ。 -
■ お食事 ■
基本会席「彩り」で、紀州の味覚クエをはじめ、地元の食材と季節を採り入れた山海の幸を愉しむお料理
ということで楽しみにしていました。
食前酒はもちろん紀州梅酒。
夕飯の飲み物で、私は紀州梅酒ソーダ(650円)、母はゆず梅酒ロック(650円)を注文。 -
前菜 旬彩盛り合わせ。
ゴマ豆腐、イカの塩辛、鴨肉など。 -
台の物 紀州のお魚しゃぶしゃぶ鍋
・紀州鯛、近大クエ、梅柚子仕立て -
お鍋に梅干しが!
和歌山ならではで良いですね~
楽しみにしていたクエですが、たった2切。
しかも説明がなくて、どっちが鯛でクエか、よくよく見ないと分からなかった。
って言うかショボいし、なぜ鯛を1切足したのかな。
潔くクエ2切だけにしておけばいいんじゃないの?って思いました。 -
お造里 旬鮮魚介四種盛り
・鮪平造り ・間八重ね造り ・烏賊波造り
・帆立博多造り ・妻一式 ・地元産醤油
焼物 国産牛と野菜の鉄板焼き
・玉葱 ヤングコーン ブロッコリー エリンギ パプリカ
・バター 炭塩 檸檬 割り酢
食事 季節のご飯
留椀 清水汁仕立て
香の物 合盛り
写真撮り忘れましたが茶わん蒸しもありました。 -
水菓子 時季の物
わらび餅とパンナコッタだったかな。
普通のお食事と言う感じで可もなく不可もなくでしたが、お腹いっぱいになりました。
母は食べ過ぎてこの後お腹を下していた。 -
19:00
温泉に入りに行きます。
大浴場は1階と2階に分かれており、男女入替制。
夜は2階にある『潮風』が女湯でした。 -
ちょうど他の方は夕飯時間なのか貸切状態でした。
(写っているのは母です)
脱衣所は広い!
洗い場もたくさんありました。 -
内湯。
なんかスパみたい。 -
露天風呂。
-
宿泊前の口コミで、「外から見えそうなので女性は気をつけたほうが良い」とあったので腰をかがめながら慎重に入ります。
なるほど白良浜がよく見える。
向こうからも見えてしまいそうですね。 -
でももうそんなの気にする年齢でもないし~
このホテルの温泉は海水に近い塩化物強塩温泉なんだそう。
硫黄の臭いとか全然無いので、温泉に入っている感覚が無かったわ。 -
夕飯から戻ったら部屋にお布団が敷いてありました。
入湯後、お布団にダイブ=3 -
腹下し中の母を無理やり連れてラウンジでワンドリンクサービスを受けます。
せっかくもらったんだから使わないとね! -
巨大パンダのぬいぐるみ On a フェイスマスク。
エレベーターからフロントまでの廊下にはアドベンチャーワールドのパンダ一家に関する掲示もありました。
昨年生まれた赤ちゃんパンダ『楓浜』。
秋に生まれたから「楓」がつくんですね。 -
ラウンジ。
外はイルミネーションされていました。
雨じゃなかったらプールサイドに出たかったな。 -
ラウンジ券ではカクテルなどの飲み物類の他にジェラートも頼めます。
和歌山の農家さんがお届けするジェラートも気になるなぁ。
しかも種類がいっぱい! -
カクテルのヴァイオレットフィズにしようか悩んだのですが、せっかくなので地元の味を楽しもうとジェラートを注文。
ラウンジ券では2種盛りが頼めるので、まりひめミルクと山椒チョコレート味をチョイス。
『まりひめ』は和歌山オリジナル苺の品種名です。
いつか本当の「まりひめ」も食べてみたい。
因みに腹痛の母はそれでも角ハイボールを頼んでいました。
ジェラートを食べたら寒くなってしまったので、このあと温泉に入り就寝。 -
6/5(土)
4:30
雨は止んでるけど、今日の天気はどうかな~??
陽に当たって青く澄んだ海を見てみたいんだけど・・・
雲が厚くて朝焼けは見られそうにない感じ。 -
6:00
朝風呂に入りに行きます。
1階の『松風』。 -
こちらの脱衣所、洗い場も広々。
-
内湯。
昨日の『潮風』とは違い、大きい窓があるぶん温泉っぽい雰囲気と開放感があります。 -
半露天風呂は2つありました。
入口近くのほうが大きく、内湯奥にある方は5人くらい入ったらいっぱいの大きさでした。 -
小さい方の半露天から見る空。
少し青空が広がってきたかな? -
お約束(?)の母のセクシーショット(/ω\)
-
6:20
部屋の窓から見た鉛山湾。
あおぞらー!
ハワイの景色に似ていると思ったら、ワイキキビーチと友好姉妹浜なんですね。 -
7:30
朝食です。
前日夕飯時に、翌日の朝食時間の希望を伝えるのですが、7時半が一番早い時間でした。 -
小鉢。
朝のお鍋にも和歌山ならではのミカンが浮いていました。 -
ミカンの風味は感じなかったけど、こういう変わり種のお料理って楽しい。
-
希望者には梅粥も。
どうせなら「梅干し食べ比べ」みたいのがあってもいいのにな。 -
ラウンジにフリードリンクがあったので梅ジュースをいただく。
酸っぱかった! -
8:40にチェックアウト。
チェックアウト時に夕飯時に頼んだドリンクの清算と入湯税(1人150円)を支払います。
荷物を預かってもらい、半日ですが周辺の観光に繰り出します。 -
バスで三段壁まで行きます。
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明光バスはICカードが使えないので、あらかじめ小銭を用意しておくか、1日フリー切符を買うことをお勧めします。
-
白浜バスセンター 8:49 → 三段壁 8:58 (240円)
三段壁の案内板の向かいにあるSPA、どう見てもラブホテルにしか見えないんですけど・・・ -
案内板がすごい。
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アロエ「公園」とは名ばかり、雑草生える空き地にアロエが生えているだけという風景でした。
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三大壁洞窟を見に行きます。
開館は9時からで、ちょうど始まる時間に行ったのですが、この時間でも結構観光客が多かったです。 -
青い空と南紀の紺碧の海。
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この時間が一番良い天気でした。
この後はちょっと曇って来ちゃいました。 -
では洞窟見学スタート。
-
エレベーターで洞窟まで。
熊野水軍軍船の模型が飾られています。
鎧の上に顔を乗っけて写真撮影ができるので母をモデルにしようと思ったけど拒否られる。 -
足元は濡れているので滑らないように注意が必要。
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順路に沿って歩きます。
まずは洞内展望台へ。 -
熊野水軍はここを拠点として活動していたんですね。
凄すぎる。 -
海水で削られた岩肌。
今も浸食されているから、もっともっと深くなっていくんだろうな。 -
展望台からの眺め。
十像岩はよく分からなかったけど、サドンロックは凄い。
2018年の台風で、観測史上最大となる風速を記録し三段壁では最大50mの波が断崖を洗ったそう。
その台風が通過した後に突然現れた岩がサドンロックです。
突然=suddenly(サドンリー)ですね。 -
湧泉洞。
-
洞窟の中にはちゃんとお手水まであります。
しかも温泉だって! -
湯気が出ていましたが、温めのお湯でした。
-
中央の大きい像が日本一大きい牟婁大辯才天(むろだいべんざいてん)。
水の神様です。
牟婁大辯才天の右に大黒天、左に毘沙門天、周囲には牟婁大辯才天にお仕えする十六童子がいます。 -
緩やかに下っています。
-
復元された熊野水軍番所小屋。
撮影スポットになっていますが、心霊写真のようになってちょっと怖い。
熊野水軍は熊野海賊とも言われており、瀬戸内海の制海権を握り平安時代末期の内乱、治承・寿永の乱(源平合戦)で活躍した事で知られています。 -
洞内の一番奥にある『砕ける波』まで来ました。
ここの迫力は本当に凄かった! -
従業員の方に伺ったら、この日は少し波が荒れていたそうで、ここに居ても波を被りそうになるほど激しく波が打ち寄せてきました。
私は怖くてそばに寄れなかった。(なので写真もブレブレです)
自然の脅威を感じる場所です。 -
洞窟内にハトが棲みついていた。
-
見学時間はゆっくり回って30分ほどでした。
エレベーターで地上に戻ります。
表示が「洞窟 ⇔ 地上」って・・・ww
洞窟は地底36mの場所にあります。 -
入場料1300円はちょっと高いかなって思っていたのですが、あの施設を維持するにはこれくらい必要ですね。
面白かったです。 -
展望台にやってきました。
国の名勝に指定されている三段壁。
南壁先端の柱状節理 がよく見えます。
三段壁の名前の由来ですが、魚を見つけるための監視場『見段(みだん)』が転じて見段壁(みだんぺき)→三段壁(さんだんべき)と呼ばれる様になったという説が有力だそうです。 -
北壁方面にも行ってみる。
-
あれがサドンロックでしょうか!?
確かに不思議な岩。
どこからやってきたんでしょうね。 -
ではそろそろ移動しましょう。
紫陽花が綺麗に咲いていました。 -
因みに三段壁に行く正規のルートはここだったみたい。
ちょっとしたお店もありました。
私たちが見た看板はアロエ公園に誘うためのルートだったのかな? -
三段壁 10:10 → 新湯崎 10:13 (150円)
新湯崎のバス停前には『KEY TERRACE ホテルシーモア』があります。
実は最初はホテルシーモアを予約したのですが、夕食の口コミが良くないものが多くて不安になり、白良荘グランドホテルに変更したのです。
口コミに対してホテルシーモアは返信していない点も印象が良くなかったな。
でも写真を見ると素敵なホテルっぽいので、いつかまた白浜に来ることがあったら次は泊まってみたいです。 -
ホテルシーモアから少し下った場所に『行幸芝』の碑があります。
白浜で行幸と言えば、もちろん斉明天皇ですね。
この一帯は、飛鳥時代に湯治のために訪れた斉明天皇が滞在した行宮跡があった場所だそうです。
この辺にお宮があったのかと想いを馳せながら白浜の海を見下ろす。
中大兄皇子(天智天皇)など斉明天皇一行は海路で行幸し、2カ月ほど滞在したそう。 -
ここ一帯は硫黄の臭いが漂っていました。
『行幸源泉』の表示あり。
道路を下って『崎の湯』を目指します。 -
いでゆ反対タマゴ。
何に反対しているんだろう・・・?? -
バス停から歩いて5分くらいのところにある露天風呂・崎の湯。
白浜温泉1350年の歴史、万葉の時代から『湯崎七湯』の中で唯一残っている歴史ある湯壷なんです。
道後・有馬と並んで日本最古の三湯の一つの温泉とされています。
有間皇子の勧めで斉明天皇が湯治に来た場所なんですよね。
その頃の崎の湯は『牟婁温湯』と呼ばれており、日本書紀や万葉集にも記されているそう。
悲しいかな、斉明天皇たちが滞在している間に有間皇子は謀反の疑いで処刑されてしまっています。
この崎の湯のオリジナルタオルには有間皇子の歌が書かれていました。 -
ここを撮影させていただいている時に一悶着ありまして。
① 駐車場を掃除していた従業員の中年女性に「入浴ですか?」と声を掛けられる
② まん防地域から来た観光客の入浴ができないことは事前に知っていたので「地元民じゃないんで」と言うと「うちは誰でも入れますよ」とのこと
③ 写真だけ撮らせてもらいたいと言うと「入口付近だったら良いですよ」と言われる
④ 受付の中年男性に石碑だけ撮らせていただきたい旨を再度確認して撮影
⑤ 先ほどの中年女性が「その人たち入浴しないから駄目よ!」と中年男性怒られる
結局何がOKで何がOKじゃなかったのか、人によって判断が違うんでしょうね。
一応、受付の男性のほうには許可いただいたので、「日本最古 崎の湯」の碑の撮影はさせていただきましたが。
あと、駐車場の掃除をしていた女性は「誰でも入れる」って言ってたけど、やっぱり受付には「まん延防止地域からお越しの方はお断り」と書いてあったので、何が正解かよく分からなかったです。 -
現在地確認。
ここからホテルまでは浜沿いを歩けば15分もかからない距離だったので、景色を見ながら歩いて戻ることに。 -
漁師直営海鮮市場フィッシャーマンズ・ワーフ白浜。
お土産や海鮮食堂、マリンスポーツなどができる複合施設です。
生け簀のお魚を選んで海鮮丼もいただけるようでした。
コロナ禍で『とれとれ市場』が営業を見合わせているので、海鮮を食べたい方はこちらに来られると良いかもです。
規模は小さめです。 -
道路を挟んでフィッシャーマンズ・ワーフ白浜の向かいにある町営公衆浴場『牟婁の湯』。
先ほどの崎の湯と並んで白浜温泉の代表的な外湯です。
砿湯(まぶゆ)と行幸源泉(みゆきげんせん)の2種類の源泉からお湯をひいており、一度に2種類のお湯を楽しむことができるそう。
この一帯の温泉は斉明天皇の他、天智・持統・文武天皇をはじめ多くの宮人たちが来泉されたということです。 -
現在はコロナ禍で白浜町民しか入れないようになっていましたが、以前はマリンスポーツを楽しんだ後に利用可能だったようですね。
湯崎七湯とは『崎の湯』、『屋形湯』、『阿波湯』、『疝気(せんき)湯』、『元の湯』、『浜の湯』、『礦(まぶ)湯』の七湯。
牟婁の湯前にはボウシュウボラ(ポンポロガイ)という貝のモニュメントが建っています。 -
白浜町のマンホール。
白浜のシンボルとして親しまれる円月島と海に浮かぶ帆船が描かれています。 -
牟婁の湯の源泉の1つである『礦湯源泉』がありました。
-
白良浜に戻って来ました。
雲が多くて、鮮やかな青の海を見ることはできなかった。
因みに正面に写っているのが宿泊した白良荘グランドホテルです。 -
皆さん靴を脱いで楽しんでいるようだったので、私も久しぶりに裸足で砂浜を歩いてみる!
サラッサラの砂。 -
海水は・・・
ヒャー!
冷たい!! -
綺麗に弧を描いた浜。
延長640mの遠浅の浜で、90%の珪酸を含む石英砂は文字通り真っ白でサラサラのですが、浜周辺の開発により背後地からの砂の供給が途絶えたため、昭和の後期より目立って砂浜が痩せるようになったそう。
浜を回復させるため、和歌山県は1989年よりオーストラリアの砂漠の砂を投入する養浜事業に着手し、2005年までに約7万4500m3が投入された結果、現在は非常にきれいな白い砂が保たれているんだそうです。
今も流出を防ぐ様々な工事も行われていますが、砂の流出自体は止まっていないということ。 -
綺麗な海ですね~
オーストラリアから砂を投入している理由は、本来の白良浜の砂ほどに白い砂が近くで見つからないから。
元々の白良浜の砂はどうやってここに堆積したのかについては今も分かっていないんだそうです。 -
母に写真を撮ってもらおうと思っていたら、砂に足を捕られる。
-
岩場にカメラを置いてセルフで撮影。
ピットブル3匹連れた家族が浜遊びしていたけど、動物は連れ込み禁止みたいで、注意の放送がされていました。 -
浜への入口付近には足湯があります。
トイレや砂を流す水道まであるので便利。
足の砂を洗い流したら足湯に浸かります。
白浜には他にも足湯場がたくさんあったのだけど、コロナ禍のせいかほとんどが湯を張っていない状態でした。 -
しかしここのお湯が熱くて!!
足が真っ赤になってしまいましたww
ちゃんと温泉分析表もあって、この『つくもと足湯』は泉温74℃。
泉質は硫黄を含む塩化物強塩温泉。 -
浜遊びを30分くらい楽しんだら、お昼をテイクアウトしに白浜を離れます。
-
浜の裏にも町営公衆浴場がありました。
『白良湯』。
もちろん今は地元の方しか入れません。 -
お昼をテイクアウトしに来たのは浜から10分ほど歩いたところにある『喜楽』。
天然クエがいただけるんですね。
最初はここで写真に写っている『熊野路丼』をいただこうかと思っていたのですが、このお店オリジナルのお寿司が美味しいと聞きテイクアウトの注文をしに来ました。 -
店内。
土曜のお昼時なのにお客さんは観光客っぽい家族連れ1組だけ。
お寿司を頼んだらお茶を出してくれました。
雰囲気が素敵なお店で、女将さんも従業員の方も良い方でした。
お寿司は注文をしてから10分くらい待ったので、事前に電話予約をしたほうが良いかもです。
予約した方が丁度商品を取りに来ていました。 -
お寿司を受け取ってホテルに荷物を取りに戻ったらバスで空港へ。
今は運行中止になっていますが、埼玉から高速バスで白浜まで来れるんですね。
白浜バスセンター 12:13 → 白浜空港 12:28 (390円) -
空港で時間を潰そうと思っていたのに、なーんにも無い空港で驚きました。
お寿司を食べちゃおう。
喜楽で買った『葵寿し』(1000円)。
水が出ちゃうので持ち運び注意が必要ですね。 -
鮮やかな葉ワサビで包んだお寿司。
刻み山葵が辛くて~(≧◇≦)
ツーン!
女将さんから「ワサビの辛さが無くなっちゃうので5時間以内に食べてくださいね」と言われていました。
この日のネタは酢で締めた鯛とのこと。
日によってネタが変わるんですかね。
母が今旅一番気に入った食事でした。
後で知ったのですが、あのグルメ漫画『美味しんぼ』にも出てくるほどの名店みたいですよ! -
空港から観覧車が見えます。
アドベンチャーワールドかな? -
乗る飛行機がやってきました。
旗の振り方で「進め」とか「停まれ」とか意味があるんでしょうね。 -
南紀白浜 13:45 → 羽田 14:55
南紀白浜空港はJALしか運航していません。
飛行機の予約をしたのが旅の2カ月を切っていたので14000円近くかかってしまいましたが、早めの予約なら9000円台で取れます。
因みに今回の旅費は交通費+宿泊費+食費などの諸費で1人約70000円でした。 -
土曜の東京行なのに、この空席の多さ・・・
私たちの後ろは1人しか乗っていませんでした。
JALに乗るのなんて10年ぶりくらい。
黒いシートにワイン色のベルトでお洒落だわ。
乗客が少ないせいもあって、搭乗も飛行機から降りる時もスムーズでした。 -
ふー、無事家に到着!
今回の旅も計画通りに行って良かったと思いながらスーツケースの汚れを落としていたら、なんと!ついに!キャスターが壊れた!!
シンガポールの旅で凹まされながらも10年、国内外の旅の大事な相棒でした。
家に着くまで頑張ってくれたんだね、ありがとう。。 -
今回の旅では母と一緒の写真をたくさん撮ることを心掛ていました。
1月に2度目の緊急事態宣言が出て色々旅行をキャンセルしたのを機に、今まで母と行った旅行先の写真集を作っていたのですが、「最近2人で撮った写真が少ないなぁ」と感じていたのです。
今回も途中、喧嘩をして口を利かなくなったりもしたけど、良い思い出になったかな!?
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旅行記グループ
母娘 旅行記③(2020年~2022年)
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埼玉から高野山は遠かった! 母娘 和歌山2泊3日の旅 ①
2021/06/03~
高野山周辺
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【埼玉の夏 2021】カロリー消費のために森林公園へ、カロリー摂取のために川越へ
2021/07/22~
所沢・川越・飯能
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毎年恒例の母娘旅行はキャンセルしました!
2020/04/14~
浦和
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母と歩く梅雨の秩父路 ① 霧立ちこめ神秘さ増す三峯神社へ
2020/07/17~
秩父
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母と歩く梅雨の秩父路 ② 埼玉にも名湯あり!秩父七湯『御代の湯』でお肌つるつる
2020/07/17~
秩父
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母と歩く梅雨の秩父路 ③ 雨に霞む美の山は花の山 紫陽花あざやかに色づく
2020/07/17~
小鹿野・皆野
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「たまには のんびり」・・・を目指した娘&母の徳島2泊3日旅 ① 寝台特急サンライズ瀬戸で四国入り 編
2020/12/03~
徳島市
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「たまには のんびり」・・・を目指した娘&母の徳島2泊3日旅 ② 徳島と言えばやっぱり鳴門のうず潮でしょ 編
2020/12/03~
鳴門
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「たまには のんびり」・・・を目指した娘&母の徳島2泊3日旅 ③ ” サムライブルー ” のルーツは藍だった...
2020/12/03~
鳴門
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「たまには のんびり」・・・を目指した娘&母の徳島2泊3日旅 ④ ちょっぴり 歩きお遍路 編
2020/12/03~
徳島・鳴門
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「たまには のんびり」・・・を目指した娘&母の徳島2泊3日旅 ⑤ 徳島に行ったら四国八十八カ所霊場 第1番札...
2020/12/03~
徳島市
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埼玉から高野山は遠かった! 母娘 和歌山2泊3日の旅 ①
2021/06/03~
高野山周辺
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高野山から白浜も遠かった! 母娘 和歌山2泊3日の旅 ②
2021/06/03~
南紀白浜
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【埼玉の夏 2021】カロリー消費のために森林公園へ、カロリー摂取のために川越へ
2021/07/22~
所沢・川越・飯能
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* 母と娘の2泊3日の春デヱト in奈良 * Day1-1. 吉野
2022/04/02~
吉野
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* 母と娘の2泊3日の春デヱト in奈良 * Day1-2. 今井町
2022/04/02~
橿原
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*母と娘の2泊3日の春デヱト in奈良* Day2-1. 長谷寺・安倍文殊院
2022/04/03~
室生・宇陀
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*母と娘の2泊3日の春デヱト in奈良* Day2-2. 信貴山 朝護孫子寺
2022/04/03~
信貴山
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* 母と娘の2泊3日の春デヱト in奈良 * Day3. 若草山
2022/04/04~
奈良市
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久しぶりに晴れた週末、母を誘って朝ごはんを食べに築地本願寺カフェへ
2022/10/01~
東京
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