2018/01/26 - 2018/02/01
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ミズ旅撮る人さん
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「マルタ共和国」という小さな島国が地中海のど真ん中にあります。
イタリアのブーツが蹴飛ばしたシチリア島の南、約100kmに位置する国で、
淡路島の半分、東京23区の半分の面積しかありません。
ツアー5日目。ゴゾ島から首都ヴァレッタに戻って来ました。
スリーマ地区にあるホテルに戻ってから、エアメール用の切手を買うために、
すっかりお馴染みになった路線バスに乗って、ヴァレッタへと向かいました。
まだ17時過ぎだったので、ちょうど夕暮れ時。
暗くなり行く最後のヴァレッタの夜を散策しました。
翌朝は、ホテル出発が9:45と遅かったので、
スリーマ地区の夜明けを楽しむべく、早朝散歩です。
6時でも薄暗いので、徐々に明けて行くスリーマの街が、
時々刻々と色を変えて行くのが、とても美しかったです。
そして、海から昇る朝日。ちょっと、居た場所が悪くて
決定的瞬間は逃してしまったのですが、素晴らしい日の出でした。
マルタ共和国での最後の一日が始まります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
ゴゾ島の観光を終え、ツアーは早めにホテルに戻って来ました。
まだ17時。明るい上に、満月が夜歩きに誘っています。
ゴゾ島では忙し過ぎてエアメール用の切手を買うことが出来なかった
ので、路線バスに乗ってヴァレッタに行くことにしました。 -
すっかり慣れた路線バス。1.5ユーロで、2時間乗り降り自由です。
(サマーシーズンは2ユーロのようです)
これは、ちょっとヴァレッタに遊びに行くのに持って来いです。
スリーマからは「ヴァレッタ」と書いたバスに乗ればいいから、
本当に簡単。
マルタ共和国は英連邦なので、車は日本と同じ左側通行。
バスの乗り場も日本と同じ感覚で使えます。
これが、マルタで見た最後の夕焼けでした。 -
ヴァレッタの「トリトンの噴水」付近から城壁の上の満月を見ています。
さて、シティゲートの前の橋を渡って、
ヴァレッタの街の中に入って行きましょう。 -
日が暮れて来たので帰って行く観光客や、仕事を終えた地元の人達が
シティゲートに向かって歩いて来ます。
右側の円柱が王立歌劇場(Royal Opera House)です。 -
切手を買いたいので、先ずは郵便局に行って見ます。
王立歌劇場の横の道を進んで、首相官邸前の広場に来ました。
美しくライトアップされているのは、証券取引所です。 -
郵便局は、勝利の聖母教会の横にくっついています。
しかし、もちろん営業時間はご覧の通り。
たまに切手の自動販売機のある国があるので見に来ましたが、
気配もなし。 -
当てにしてはいなかったので、この美しい夜景を楽しんで行きます。
こちらは首相官邸です。
EUの旗がなびいています。
マルタ共和国は、2004年にEUに加盟しました。
2008年にはユーロを導入しています。
マルタで発行しているユーロ硬貨は、数が少ないので、
他の国で見つけるのは難しいです。
硬貨のデザインは3種類で、ムイナイドラ神殿・マルタ国章・マルタ十字です。オーベルジュ ドゥ カスティーユ/首相官邸 建造物
-
首相官邸の脇のセント・ポール通りを歩いて行きます。
ヴァレッタの中はバスは走っていませんが、外周を回るバス路線があり、
ここにバス停があります。1時間に1本でした。 -
セント・ポール通りの一つ目の角を左に曲がって
メリタ(Melita)通りを歩きます。
北西方向になるので、少しまだ明るい感じです。 -
妙な日本語を見つけました。
「Superdry 極度乾燥(しなさい)」
空港でも見掛けたので、こういうロゴとして使っているのですね。
考えたのは絶対に日本人じゃないと思うけど。
日本語だとウケるのかしら? -
一つ目の角を右に曲がると、明るくて広いマーチャント通りです。
-
マーチャント通りは、大聖堂・騎士団長の邸宅・マルタ大学に至る
重要な通りなので、比較的遅くまで営業している店があります。
そのまま曲がらずに通過します。 -
次に交差した道の先に、とても魅惑的な物が見えました。
Zachary通りです。 -
突き当たってみたら、何やら見覚えがあります。
聖ヨハネ大聖堂でした。聖ヨハネ大聖堂 寺院・教会
-
正面玄関の上には、聖ヨハネの胸像がありました。ちょっと怖い・・・
-
回り込んで、グレート・シージ広場に来ました。
この通りが、メインストリートのリパブリック通りです。 -
半島の先に行っても仕方がないので、
リパブリック通りをシティゲート方向に戻って行きます。 -
あれ?シティゲート方向から歩いて来る人がいっぱい。
まだ開いている店は多いから、これから夕食かな?
今回の表紙はここです。 -
初めてヴァレッタを散策した時に見たビクターの犬の看板があります。
San Gwann通りです。 -
大聖堂を振り返って見ます。
-
ああ、この眺めもこれで最後。すっかり馴染んでしまったのに、
もうここに来ることはないんだなあ。
明日は観光に出たら、そのまま空港に向かうので、
ヴァレッタに来る時間はありません。
おもしろい街でした。3日間通って、それでもまだ全然足りてません。
また来るしかないなあ。 -
国立考古学博物館の前にいます。
とうとう、ここに入ることも出来なかった。
まあ、考古学より、お向かいのベランダの方に興味があるから
仕方ないけどね。 -
考古学博物館には行かなくても、ハジャーイム神殿や
ジュガンティーヤ神殿には行ったので、良しとしましょう。
この建物は、かつてのヨハネ騎士団の
プロヴァンス地方出身者の宿舎でした。
展示物よりも建物の方がおもしろいかもしれません。 -
なんだか随分と懐かしいものを見つけました。20セントだって。
日本にもいろいろあったけど、たぶんロバは無かったと思う。
スリーマでは象を見掛けました。50セントでした。
意外にヴァレッタの方が安かった。 -
アッシジの聖フランチェスコ教会(Church of Saint Francis of Assisi)マルタ支部かな?
赤いドームを持つ教会です。 -
この界隈の商店は、閉店時間が19時なので、まだしばらく開いてますね。
レストランは、深夜まで開いている店もあるようです。 -
リパブリック通りの入口にあって、緑一色の壁が目立つ
ウェンブレイストア(The Wembley Store )。
外から見ると酒屋のように見えますが、
パンやチーズ、お菓子なども売っています。
平日は朝7時からの営業です。官庁街でもあるので、勤め人御用達かな?The Wembley Store スーパー・コンビニ
-
王立歌劇場の階段は、昼も夜も若者たちが座って憩っています。
4~8月は、ほとんど雨が降らないので、
屋根が無い歌劇場でも公演できるのですね。 -
その王立歌劇場の真ん前にある土産物屋で、
切手を購入することが出来ました。
しかも店の前には赤いポストがあります。
有難く投函させていただきました。
はあ、やれやれ。これでホテルに戻れます。 -
夜の国会議事堂。右端にシティゲート。
こんな風景は古代ローマやエジプトのような雰囲気です。
マルタにはエジプトのピラミッドより古い遺跡があります。
古代の巨石遺跡やヨハネ騎士団による要塞都市建設、
イギリス軍による統治。
マルタ共和国は、東京23区の半分しかない島に、
様々な歴史を持つ、実に興味深い国でした。 -
シティゲートを通って堀を渡ります。
まるで映画のセットのようなヴァレッタの玄関口です。
床がとてもツルツルなので、驚きました。
観光地で一番大事な公衆トイレは、
ここからバスロータリーに向かう途中にあります。
有料ですので50セントコインの用意をしておいてください。 -
シティゲートを通って堀を渡り、トリトンの噴水に来ました。
ライトアップがとても綺麗です。
夏は涼みがてら、たくさんの人が語らっているのでしょうね。
今は1月末。昼間は上着が要らない程暖かくても、
夕暮れになって来ると一気に冷えて来ます。
だから、観光客は薄着で、地元の人達は割合、厚着だったりします。
この数日間は本当に暖かくて、さすがは地中海と思って過ごしましたが、本来は、冷たい風が吹いて、結構寒いのだとか。
地元在住の日本人ガイドが言っていましたが、実感湧かないなあ。
では、今夜はこれでバスに乗ってホテルに帰ります。 -
さて、まだ夜じゃないかとお思いかもしれませんが、翌朝6時半です。
夜明け前なので、早暁のお散歩に出て来たところです。
スリーマ地区にある私のホテルは残念ながら海に面してはおらず、
一本内陸側に建っています。
各部屋にはベランダが付いていますが、この通りに面しているので
眺めはいいとは言えません。
それでも、毎晩ベランダに出て、夜風に当たりながら、
じんわりとマルタを感じていました。 -
今日はツアーの出発が9:45と遅いので、
じっくり散策する時間があります。
ヨーロッパの冬は夜明けが遅いので、ものすごい早起きをしなくても、
夜明け前後の撮影が出来るので、とても気に入っています。
ドイツ以北だと、クリスマスマーケットの時期(12月)は、
8時にホテルを出る時には、まだ日が昇っていないこともあります。
雰囲気のある写真を撮るには持って来いの季節です。 -
イチオシ
どこからともなく、人が現れて、この坂道を歩いて行きました。
なんてすてきなシチュエーションでしょう。
心の中で拝みながら、撮らせてもらいました。 -
私の大好きな車の列に、オレンジ色の街灯の明かりが反射しています。
この色があってこその味わい深い町並みです。
LEDにはなって欲しくないと言うのは、
観光客の勝手な言い草なのでしょうが・・・ -
海岸通りに出てみると、既に空は白んで来ていました。
-
そろそろ、この色合いを撮るのは終わりになりそうです。
-
でも、移り変わって行く街は、どの時刻もやはり美しいです。
-
やっぱり、ここに来てしまいました。
ヴァレッタの見えるスリーマの南側です。
マルタに到着した日の夕刻、ここからクルーズ船に乗って
ヴァレッタやスリーシティーズを見に行ったものです。
あれは、本当に良かったです。 -
リゾートの街が、そろそろ目覚めようとしています。
-
スリーマとヴァレッタの間にあるマノエル島にある
マノエル・アイランド・ヨット・ヤード(Manoel Island Yacht Yard )
ヨットの修理をする大きな会社です。周りはびっしりヨットでいっぱい。
夏は湾内がヨットでいっぱいになるんでしょうね。 -
海の色は空を映しているのですが、この色は格別ですね。
-
カーマライト教会の大きな丸屋根は、ヴァレッタの景色の要です。
この景色に郷愁を覚えるようになりました。
そのくせ、カーマライト教会には入ってない。
ああ、やり残したことがいっぱいあるなあ。
マルタは奥が深くて見どころがあり過ぎて、
とても狭い国土とは思えない程、魅力が詰まった国でした。 -
イチオシ
スリーマの岸壁の街灯がオシャレで、
ヴァレッタの風景と合わせて撮ってみました。 -
この時間に出て来て良かったなあ。
今日もヴァレッタはいい天気のようですね。 -
だんだんヴァレッタの街が、朝焼けに包まれて来ました。
-
早起きのランナーと共に、朝がやって来ます。
あの街灯が消えました。撮っておいて良かったなあ。 -
シベラス半島の突端にある聖エルモ砦の向こうが赤くなって来ました。
どうやら、今日の日の出はあの辺りのようです。
ここからでは見えないので、スリーマの北側に移動します。 -
南側から移動している間に、太陽は海から出て来てしまいました。
スリーマの南と北の間は、ちょっと小高くなっているので、
それを上がっている間に日の出になってしまいました。
昇ったばかりの太陽を探して、滅茶苦茶に歩いて行き、
海が見える場所に出ました。
ちょっと高くなっている場所があったので、
上がってみたら先客がいました。
色の浅黒い若者でした。彼も日の出を見ていたようで、
「もう上がっちゃったよ。」と言われました。
ああ、間に合わなかったか。
一人で座っていた彼は、すっと場所を空けてくれました。
彼は、パキスタンから出稼ぎに来ているそうで、
もう2年帰っていないと言っていました。
ヴァレッタの周辺は、あちこちで建設ラッシュなので、
そこで働いているのかもしれません。 -
海岸まで降りて来ました。朝日が綺麗です。
こんな朝が毎日あったのに、最終日にしか見なかったなんて。 -
朝日を見ているカップルのお邪魔はしないように。
-
朝日が照らすマンション群。
海岸沿いにはアスレチック施設があって、おもしろそう。 -
海岸に沿った遊歩道は、ジョギングを楽しむランナーのいつものコース。
-
前方に見えるのがスリーマ岬です。
-
朝日色のビル群。こういう光景が見られる所は少ないんじゃないかな。
手前には岩で仕切った天然の海水プールがあります。 -
イチオシ
こちらの海岸の街灯も負けていません。
もう消えているのに、朝日が当たって点いているように見えます。 -
朝の犬の散歩。いつもここで会うのかな?
-
護岸工事ですっかり覆われてしまったスリーマで、
わずかに残っている島本来の地面。
これでは簡単に上陸できてしまうから、
要塞都市の建設はヴァレッタが最適だったのでしょう。 -
スリーマ岬にあるフォリッツァ(Fortizza)。
要塞という名のレストラン。 -
潮が引いている時間なのかな?これが本来のスリーマ。
-
毎回、登場していたマルタ猫ですが、この朝は犬ばかり。
猫はまだ寝ているのかな? -
さあ、マルタでの最後の朝が明けました。
ホテルの朝食にも間に合いそうだし、
荷造りをして、最終日の観光に出発です。
次回は、マルタ島中央部にあるモスタの大聖堂と
イムディーナに行きます。
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